
総合評価
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powered by ブクログ言ったもん勝ち!の世界になってしまったのは匿名性というネット社会の独特の文化なんだろうなぁとつくづく感じる。 家にいて自分の居場所で守られたところで、真意を己の目や耳、足で確かめもせずにあること無いこと書き連ねていい気になっている…なんとも共感性がないよね…ひいては寛容性がない。 だからといって諦めてばかりではダメで、ならどうするのか?本書に登場するサイバー犯罪対策課長峰くんの活躍は小気味よい。そしてそんな彼と相棒を組む田伏刑事と犯人との繋がりも、なかなかに深かった。
0投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログ良かった!よく勉強してる作者に脱帽!原発問題は当時より、もっと問題を醸し出しているようだ。脱炭素のもとにメルトダウン、風評被害は遠い昔になってしまった。辛い。
0投稿日: 2025.03.17
powered by ブクログ読み始めて、あれ?なんか見覚えのある気がする。検索してみたら2022年11月に読んでた。 ネットによる誹謗中傷受けて追い込まれた刑事田伏と周囲に馴染めない長峰がひまわりと呼ばれる連続殺人犯に迫る話。結構重めの話だ。
1投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログ最初からけっこうはまって読んだけど、最後の盛り上がりがあっさりな気が。 でも色々考えさせられる作品だった。 長峰さん頑張ってほしい。
10投稿日: 2023.12.25
powered by ブクログ116非常に重いテーマで、今も腹立たしいことが多い。匿名だとワーワー騒ぐが顔出しだと善人ヅラか。これも無党派というんだったっけ。もう少しテーマが整理できていればよかったかも。
0投稿日: 2021.09.21
powered by ブクログ出だしからの展開や全体のプロットは面白く、ネットやSNSの闇の部分を描く姿勢は流石社会派作家と思わせるが、どうしても犯行理由がそっちに行ってしまうのは少しワンパターンの気がするし、主題がどっちつかずの印象。
1投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
都内で起きた連続殺人事件。被害者同士につながりはない。そこで投入されたのはPTSDをおった刑事とコンピュータ専門だが捜査は初めての刑事。ネットの怖さを感じた。 一方で動機は福島に対する差別や苦しみ。無責任なデマで被災者を差別し、今でも苦しんでる現状も詳しく書かれている。 すぐネットに繋がり、それに頼っている現状を冷静に考え直し、直体験の大切さを忘れているような気がする。バーチャルの世界に生きているみたい。
0投稿日: 2021.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東京都内で連続殺人事件が発生。凶器は一致したものの被害者同士に接点がなく 捜査は難航する。やがて事件は、インターネットを使った劇場型犯罪へと発展していく――。 初読みの作家さんでした。 SNSの悪意が事件解決のカギを握る。 悲しい犯罪だけれど、どんな理由も人を殺していい理由にはならない。 一気に読まされた。 オタクでコミュ障の長峰君が実はイケメンって、 ありがちだけどよい設定! 人間らしく怒りを感じるところだって益々興味津々だ。 要するに長峰ファンということだけれど、 田伏氏の家族の絆がとってもつよいところも魅力的だった。 田伏氏もそろそろ、スマホに変えてもいいのかもね。 SNSも、「ほんまかいな!!」と思いながらみてるからなぁ ダメだねぇ、おばちゃんは。
0投稿日: 2019.08.02
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相場さんの本はいつも時事的な話題が核心にあるが、今回は東日本大震災後の福島の問題と、インターネットSNS問題。どちらも色々考えさせられた。 「復旧と復興は違う」は特に考えさせられた。 小説的にはもう少し長峰がホワイトハッカー的な働きをするのかと思ったら、ちょっと違った。 やはり題材が題材だけに勧善懲悪は難しい。 アマゾン→サバンナ ZOZOTOWN→YoYoCity ヤマト→タケルはちょっと安易?
0投稿日: 2019.07.20
powered by ブクログ4.0 ネットの中での誹謗中傷。原発の被害。色んなことが絡まりながら事件の解決へ。面白かった。一気読み。
1投稿日: 2019.06.27
powered by ブクログちょっと動機が… 流石にそれは子供っぽすぎると思った。 ただ、日々の報道で 死んだら良い人みたいになってるのも きっといろんな裏があるんだろうな…と思う。
0投稿日: 2019.06.13
powered by ブクログミステリー仕立てだったけど、テーマが分散してしまっているので、何をしたかったのかがわかりにくくなったような印象です。
1投稿日: 2019.06.13
powered by ブクログ「震える牛」でファンになった相場英雄さんの作品。 やっぱり好きだわ~。 ネット社会と言われる現在 匿名性を盾に垂れ流される愚痴と罵詈雑言 事件の始まりは全く共通点のなさそうな3人の殺人事件 事件を担当したのは中野署の田伏刑事 実は彼はある事件からネットにトラウマを抱えていた そしてバディとなるのは生安から移動となった長峰 ネットに詳しいが少々難あり… 真相を探る2人だが、犯人はネットを使った前代未聞の「公開処刑」を実施し… 犯人も被害者なのか? そして本当の被害者は誰だったのか? 読み終わったら、どうしようもないやるせなさがふつふつと沸き起こります。 世界を震撼させたあの災害と人災 無責任な政策とウワサ 今も苦しむ人たちがいる このことは決して忘れてはいけない。 この小説、ぜひドラマで見たい 長峰役はぜひ賀来賢人さんで!
1投稿日: 2019.06.10
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都内で発生した連続殺人事件。 凶器が一致したものの被害者同士に接点がなく、捜査は難航する。 警察への批判が高まる中、「ひまわり」と名乗る犯人がネットメディアに犯行声明を出したことにより、あらゆる人間を巻き込んで事件の熱狂は加速していく―。 世界同時配信の「殺人リポート」に隠された犯人の真の目的とは。 地道な捜査を続ける刑事たちの執念と、ネット社会に踏みにじられた人々の痛みが胸に迫る、傑作犯罪ミステリ。 (アマゾンより引用) 殺し方、こわっ
0投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログ説明 内容紹介 スマホをタップした瞬間、あなたもターゲットになる――。ネット社会の深層領域に迫る衝撃作。東京都内で連続殺人事件が発生。凶器は一致したものの被害者同士に接点がなく捜査は難航する。やがて事件は、インターネットを使った劇場型犯罪へと発展していく――。前代未聞の「殺人ショー」に隠された犯人の真の目的とは。地道な捜査を続ける刑事たちの執念と、ネット社会に踏みにじられた人々の痛みが胸に迫る社会派ミステリ。 犯人ひまわりの腹だたしさはわからなくもないけど だから殺人を犯すという気持ちは私にはわからない。 人を殺したいと思うまでの憎しみを感じたことがないからなのかもしれないけど... そこまでの気持ちになったら自分も殺人を犯すのだろうか? それで気持ちがおさまるのかも疑問だと思っているからなのか... 私自身、愚痴をネットで解消するって感覚があまりないかも...愚痴はいっぱいあるけど...たまに書くけど... ネットに書いて気持ちがおさまるならそれも方法だとは思っているけど 私はそうする事により自己嫌悪に陥る方なので滅多に書かない。書いてもしばらくしたら消してしまう。何バカみたいなことやってるんだろう?って思ってしまうんだよね。 自分が憎むのをやめない限り憎しみは消えないと思うんだよね。自分次第だと思っている。 ネット社会の現在、人それぞれが何か感じないと世の中良い方向へは進まない気がします。
1投稿日: 2019.04.29
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SNSで病んでしまいようやく復帰した刑事。 IT系SEで過労、警察に転職した部下。 監視カメラの移らない場所で同じ手口の殺人。 IT系捜査で連続殺人事件と断定。3人目の殺害はネットライブ。SNSの裏アカウントから、動機が福島原発被害者だと判明。復興大臣を誘拐。殺人をネット中継。 実際には自殺計画で自分自身をLIVE中継。 刑事に発見され死ねず。
0投稿日: 2019.04.27
powered by ブクログ3月-17。3.5点。 包丁でメッタ刺しにされた被害者。連続殺人へ。 被害者同士に共通点はあるのか。 過去にSNSで晒された刑事が、サイバー捜査出身の新米と捜査する。 イマドキの事件。サラッと読める。
0投稿日: 2019.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ネット犯罪のお話かと思っていたのですが、次第に震災被害のお話に変わっていった感があります。そういう意味ではそれぞれ深堀りされない、全体として中途半端になってしまったような印象があります。 また、ひまわりが連続殺人をする動機、なぜあの4人が惨殺されなければならなかったのか?という意味では、少し疑問も感じ、例えば卓越した知識のあるSEであれば、中傷した本人を突き止めたり、復讐や自分の気持ちを伝える術はあったのではないか?と思われました。 そして、物語の結末は掲示板のテーマの抜粋のみでしたが、最後はひまわりの意志が無残にももみ消されて、あっという間に風化してしまったことを示していて、相場さんの他作品同様悲しくやるせないものでした。。その後田伏や長峰が、そしてひまわりはどうなってしまったのか、とても気になります。長峰がもっと活躍できる別のお話は期待したいです。
0投稿日: 2019.03.08
powered by ブクログ裏アカを持ってる人ってどれくらいいるのだろうか?便利になればなるほど歪んだ世界になっていくような気がする。葛西が殺されなかったということは馬目が殺すべき対象と判断しなかったということなのだろうか?終わりはややスッキリしなかったな。
0投稿日: 2019.02.14
powered by ブクログ連続殺人事件の発生。共通するのはSNS。そのSNSに苦しめられた刑事、田伏とSNSに強いが癖のある相棒の刑事、長峰が殺人事件に挑む。SNSの裏側の世界、犯人の挑発と過激な殺人など劇場型の展開にぐいぐいと引き込まれた。そんな中でリアルな社会問題も見せているところは作者からのメッセージだろうか。とりわけ福島の風評被害とはこんなにひどいものだったのかとショックだった。そのせいか田伏の娘の言葉が心に染みた。怒濤の展開は面白かったが、相棒の長峰が最初はくせ者で面白かったのに後半は、あまり目立つことなく存在感が薄くなってしまったところは残念だった。
0投稿日: 2019.02.12
powered by ブクログネット社会といわれて久しいが、怖い世の中になったものです。犯人の目的がわかってくるにつれて切なく悲しくなった。
1投稿日: 2019.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハードカバーで約400頁。寝る時間、家事の時間、テレビの時間を削ってほぼ2日で一気読み。もう肩がゴリゴリだ。 思わずスーパー銭湯にほぐしに行く、肩凝らし必至の小説だ。犯人の動機が絞れず捜査が難航する。ひとつひとつのピースを検証していく作業は読んでいて疲れる。捜査員の疲労がリアルに伝わる作品だ。途中、捜査情報が洩れているのでは?誰かが捜査をミスリードしているのでは?などと推測してしまう。大御所推理作家の初期の名作を思い出したりしたものだ。社会的な風刺も盛り込んでいて読み応えのある作品だ。ぜひ映画化してほしい。
0投稿日: 2019.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で借りた本。 自称モデルの若い女性が刺殺体で見つかった。操作が始まるが、別の場所で殺された中年男性の傷が同一の凶器と思われ、連続殺人の疑いを持つ。犯人は、ネットを利用して犯行声明を出し、過去にネットでつるし上げられた経験のある田伏刑事は、ネットの拡散の恐怖と闘いながら、犯人を追う。
0投稿日: 2019.01.22
powered by ブクログ都内で発生した連続殺人事件。難航する捜査に警察への批判が高まる中、犯人がネットメディアに声明を出したことで、事件は劇場型犯罪へと発展し…。SNSの闇を抉る社会派ミステリ。 相場英雄はこれまでBSE問題、製造業の派遣問題やデータ偽造問題、大企業の粉飾決算など、日本社会が抱える問題を鋭く突いてきた。そして本作ではネット社会の闇に、ずっと追い続けている震災の復興を絡めた力作だった。ただ、これまでも感じたことだけれど、それがここまで殺人の動機になるかという疑問は今回も抱いた。 (B)
0投稿日: 2019.01.19
powered by ブクログSNS時代の劇場型犯罪を扱ったサスペンス小説。 いわゆる炎上とは何か、TORとは何かなど、ネット初心者でもわかりやすい説明が親切。 話の風呂敷を広げすぎていて、ちょっと回収しきれていない感じ。
0投稿日: 2019.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自称モデルの女性、タクシー運転手、定年後地域の防犯に取り組んでいる老人が同一と思われる凶器で殺された。共通点が見いだせないなか、警察の捜査は難航。生前3人の被害者が発信していたインスタグラム、ツイッター、フェイスブックが調べられるが解決の糸口はつかめない。 心の病での休職明けの刑事・田伏と、コミュニケーションに難があるがIT捜査に関する能力は抜群の新人刑事・長峰のコンビが事件の真相へと迫っていく。 匿名性の楯に守られながら、人を平気で傷つける多数の罪の意識のない人間達。「ひまわり」と名乗る犯人からの犯行声明と殺人の実況。 真相に近づくにつれて重苦しい気持ちに襲われる。「ひまわり」という名前に隠された意味を知るとき、犯人を連続殺人に駆り立てた思いに胸が締め付けられる。 自分も知らないうちに加害者になっていなかったか・・・。自分の目で本当のことを見ようとしていたか・・・。 「震える牛」「ガラパゴス」で心を震わせた筆者の新たな社会派ミステリーは、前2作ほどのボリュームではないものの、重く、深く問いかける作品になっている。 やっぱり、相場さんからは目が離せない。
1投稿日: 2019.01.13
powered by ブクログ一見被害者に繋がりのなさそうな連続殺人事件。それを追う、過去に傷を抱えた刑事。現代ならではのさまざまな問題をひしひしと感じさせられる恐ろしくも哀切なミステリ。殊に動機の芯になっているあの問題は、世間ではかなり解決したように思われていそうだけれど。まだまだ表に出ない面では問題が残っていそうだなあ、と。しかし無知よりもむしろ、誤った情報を考えもせずに鵜呑みにすることの愚かさと恐ろしさを思い知らされました。 ネットの普及で便利な情報社会になったのはいいけれど。どれが正しい情報なのかが分かりにくくなったのが、事実。そしてあやふやな情報をもとにやたらと自己主張を振りかざし他人を批判する人間が増えたのも、事実。おそらくやる側は軽い気持ちでやっているんだけれど、そりゃあ被害を受けた人からするとこれはたまらないなあ。もちろんだから殺してもいいってことにはならないけれど。被害者には同情できないし、最後に犯人が選んだ手段があまりに悲しすぎて仕方ありませんでした。
0投稿日: 2018.12.30
powered by ブクログ一見、脈絡のない連続殺人事件、意外な共通点は原発事故の被害に受けた福島県にあった。ネットの匿名性に隠れ、好き放題に人を傷つけるネット住人に鉄槌を下す「ひまわり」。心情j的には同調してしまう。薄っぺらい警察小説ではない骨太のストーリーはさすがの社会派小説の雄だ
0投稿日: 2018.12.22
powered by ブクログ著者らしい骨太な刑事物。時事問題も加わって読み応えのあるものに仕上がっている。トラウマを抱えた主人公や一癖ある脇役はシリーズ化の伏線か?と思わせるほど次への期待ができる内容だった。
1投稿日: 2018.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これはよかった!! ガッツリ一気に行きたいやーつ!! さすが相場さん!! 他のも読まなくちゃ!!!
2投稿日: 2018.11.25
powered by ブクログモデルの女性、タクシーの運転手、隠居老人が相次いで殺された。共通点は、Twitterの利用者であること。悪意のあるツイートがもたらす悲劇とは・・・ 「ガラパコス」などの社会派ミステリーと較べるとややスケールが小さめ。でも動機にはやや深いものがある。 作者の最高傑作とまではいかないような気がするけれど、ネット社会の怖さは伝わってきた。
1投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログ何もかもほっといて一日で読んでしまった、、。ネットの闇と社会問題を絡めた深いミステリーでした。重いです。ネットに明け暮れる我々はこういう話を読んで、自分の振る舞いを客観視する必要があるかもしれません。アレンジしてても、実在の企業と重なり過ぎです。ゲームオーバーって、SAWじゃないですか。
0投稿日: 2018.11.22
powered by ブクログ相場英雄 「血の雫」読了。最終章はほぼ泣きっぱなし。「ハメットやチャンドラー並み」と少し前に書いたけど土下座して訂正します。ハメットもチャンドラーもはるかに凌駕した小説家が日本に1人いるよ。
0投稿日: 2018.11.14
powered by ブクログうーん。なんとも複雑な気持ちで読み終えることになった。犯人を許すことはもちろんできないが、犯人がこうなった背景を考えると、必ずしも犯人だけを責めることはできないと感じてしまった。 連続して殺人事件が起こる。犯行の手口と凶器は一緒だが、被害者に共通するものがなく、また防犯カメラが設置されていない場所を狙って犯行を繰り返す用意周到な確信犯だ。 捜査一課でその事件を担当することになった田伏と長峰。田伏は以前、少女誘拐事件を追っているさ中、善意の高校生に事件内容と田伏の顔写真をネットに流され、結果、少女が殺されることになってしまい、「ダメ刑事」のレッテルを貼られ、心を病んでしまった過去を持つ。一方、長峰はネットの専門家で中途で刑事になった変わり者。最初は人と接することが苦手で態度も悪い長峰とのぎくしゃくしていた関係も事件を追うごとにどんどん絆が強まっていく。 なんの手掛かりも見つけられないまま、「ひまわり」と名乗る犯人によって第3、第4の事件が起こってしまう。 ひまわりに近づくには、被害者と、そしてひまわりの共通点を見つけることが必要だ。田伏と長峰のコンビはひまわりに辿り着くことができるのか。 私は、東日本大地震と関東・東北大豪雨共に被災した経験がある。被災者は本当に辛い毎日を過ごすことになる。被災者の中には確かに家に戻れる状態になっても、しばらく仮設住宅で暮らす人もいる。しかし、本当に戻れない状態の人も。 私は福島県民ではないので、直接誹謗中傷されることはなかった。でも、実際、福島県の食べ物は、しばらくは風評被害に遭っていたと思う。私の周りにも実際そういうことを口にする人もいた。それで生活を失った人もいるだろう。また、自分が福島県民だからというだけでイジメに遭ったり自殺した人もいたのだろう。もし、自分がそんな目に遭ったなら。家族がそんな目に遭ったなら。誹謗中傷する人間を恨まずにはいられなかっただろう。ただ、実行に移すことはないとは思うが。 ひまわりの気持ちが凄くよくわかった。気づけば被害者よりも、加害者であるひまわりに肩入れしている自分がいる。第2のひまわりを生まない世の中にしていきたいと、切に願う。
5投稿日: 2018.11.14
powered by ブクログ社会派ミステリーが得意な作者さんの今回のテーマは、SNSやネットを使った劇場型犯罪。 いかに現代の人たちがSNS依存症なのかに警鐘を鳴らし、それによる連続殺人、その連続殺人もネットの世界に晒されていく… そんな現代への反論的な作品化と思っていたら、途中で、話が福島の風評被害へと主軸が変わっていく。 あらすじでも、SNS犯罪を謳っているし、主人公となる刑事・田伏も誘拐事件の捜査の際に、ツイッターで顔写真を公開され、結局、警察に知らせたことを知った犯人が、誘拐した少女を殺してしまう。田伏は「間抜け刑事」のレッテルを貼られ、しばらく休職した後も、PTSDに悩まされていた。 そして、本来サイバー犯罪専門の長峰も、田伏に付いて、一緒に捜査を命じられるが、もともと外回りに興味のない、長峰にやる気はない。 そんな伏線がたくさん張られている割には、後半、まるで違う小説を読んでいるようで、何だか勿体ない気がした。 どちらか一つのテーマで、もっと深く書いてほしかった。 真犯人の動機もいまいち…
3投稿日: 2018.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
SNS問題と福島避難民問題を絡めた社会派サスペンスミステリー。 テーマとしては重いものを警察バディ風味にして読みやすく工夫されていました。 犯人の偽装行動はありがちだし、犯行動機は理解できるものの行動に一貫性がないようにも感じました。 また、若いバディが真犯人を特定するシーンが唐突で、その理由の説明もなかったのが不親切でした。 とはいえ、この社会問題に対する提議としては良いアプローチだと思います。 もう少し不条理感を打ち出した方が重厚になり、読み応えがあったかも
0投稿日: 2018.11.10
