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百鬼夜行とご縁組 ~あやかしホテルの契約夫婦~
百鬼夜行とご縁組 ~あやかしホテルの契約夫婦~
マサト真希/KADOKAWA
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総合評価

5件)
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    「仇も情けも我が身から」 こちらを知らぬ者。 勝手に行って話を聞いたから手伝うだけでなく、正式な取引もしていないのに仕事として受けるのはダメだろう。 「壁の穴は壁でふさげ」 報酬はお金よりも。 互いの利益が一致したからこそ出来ることではあるが、お金で交渉されるよりも確約された未来で喜ぶなんてな。 「蛙の面に水より涙」 忘れられない相手。 素直に話すには気恥ずかしかったのかもしれないが、それでも誠実に対応したいのであれば伝えるべきだったろ。 「ひともムジナもおなじ穴」 言い合いが耐えず。 人間なのだから老いてしまうのは仕方ないこととはいえ、大好きな人と過ごした時間の流れが違うのは寂しいな。 「知らぬ神より馴染みのあやかし」 連れ去られた先は。 これだけめちゃくちゃな話であったとしても、請け負っている限りは従わなければいけないのは疲労が凄いだろ。

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    投稿日: 2024.11.24
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    太白さんのキャラが意外だった。てっきり流行りの毒舌系かと。穏やかな二人の関係がこれからどうなるのか楽しみ

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    投稿日: 2021.05.24
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    鈍感だったり、怖がりだったり、ちょっと子供っぽいところがあるあやねと太白。でも2人ともかなり仕事はできる。そんな2人が「ビジネスとして結婚」をしたら...。という話。 相手がどんな人(?)でも、相手のために一生懸命になれる。そんな仕事への姿勢を見るのが気持ち良かった。敵も多いけれど、味方も増えていくだろうから、このまま頑張っていって欲しいと思う。どんな困難でもなんとかなりそう。と思わせてくれる2人だった。

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    投稿日: 2019.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    太白さんが、ただのイケメン御曹司ではなくて、虚弱体質で体力がなかったり(理由は終盤で判明)引きこもりもといインドア派だったりと、弱い部分も見えて好感が持てました。 正体には驚きましたが……あれはあれでも、あちらだったとは(精一杯ぼかした表現) 最初はただの契約結婚でしたが、仕事上のパートナーとしても、また恋愛のパートナーとしても強い絆で繋がれていく二人を応援したくなりました。 あやねさんがまた与えられた役目を誠実にこなそうとする真面目ないい子だったので余計に。 太白さんの教育係の不器用な親心とかも透けて見えてニヤニヤしたり(でも、あやねさんにはなかなか通じない)世話役の猫又の小泉さんに癒されたり、サブキャラも魅力的でしたし、仙台の観光地巡りもできて、何とも充実した内容のお話でした。 立沢夫婦の話、色々と泣けましたし……人間と妖怪の恋、主人公ペアもそうなりますが、他者の考え方に縛られず、自分たちなりに幸せになって欲しいです。

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    投稿日: 2019.04.02
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    【仕事女子×大妖怪のおもてなし奮闘記。】 「このホテルを守るため、僕と結婚してくれませんか」  結婚願望0%、仕事一筋の花籠あやね27歳。上司とのいざこざから、まさかの無職となったあやねを待っていたのは、なんと眉目秀麗な超一流ホテルの御曹司・太白からの“契約結婚”申し込みだった!   しかも彼の正体は、仙台の地を治める大妖怪!? 次々に訪れる妖怪客たちを、あやねは太白と力を合わせて無事おもてなしできるのか――!?  杜の都・仙台で巻き起こる、契約夫婦のホテル奮闘記!

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    投稿日: 2019.03.15