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せつない夜空のはなし
せつない夜空のはなし
森山晋平、伊藤ハムスター、多摩六都科学館(浦智史)/三才ブックス
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総合評価

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    ゆるめのイラストが可愛い、宇宙にまつわる切ないお話。 「彗星は太陽に近づけば近づくほど、その光が当たって明るく輝きますが、その分、命を削っているのです。」 1183年源平による水島での戦いの日に見られた日食、1271年日蓮処刑の日に流れた流星群。 今なら解明されていることも、時に大きく歴史を動かすほどの不思議な現象だった。

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    投稿日: 2020.02.10
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    見上げてるだけなら神秘的な夜空には、実はあれやこれやせつない雑学がたくさん。 "せつない"という観点から書かれる宇宙の本って読んでいて楽しい。宇宙のことを考えると、私たちはどうしたって切ない気持ちになるのだ。 惑星のところがいちばん興味深かった。ゆるっとしたイラストのおかげで、より身近で分かりやすく感じますね。なんかNHKのジョブチューンみたい。 このシリーズ全部読んでみたい。

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    投稿日: 2019.03.29