
総合評価
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powered by ブクログ死刑囚の描写は面白かったが、拘置所の日常が現実離れしていたのが残念。何より主人公の言動がキモかったので続編は読まない。
0投稿日: 2025.05.09日本の死刑制度を描いた怪作
大阪の拘置所で死刑囚を担当することになった新人刑務官を軸に描かれる人間ドラマ。 刑務官、死刑囚、被害者遺族といった人々が描かれる様は心を抉られる思いです。正義も正当性もない、結論もでないテーマを題材にした本作は一読の価値があるでしょう。 勧善懲悪、ハッピーエンドしか読めない方はオススメできませんので、お読みの際は覚悟をもって読みましょう。
0投稿日: 2021.07.16
powered by ブクログ職場の先輩にお借りして。 漫画を読むのに、こんなに時間がかかり 読み進められなくなるとは…。 DEEPですが面白いです。 でも体調をみて読まねば…。
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログ死刑の執行官が主人公の漫画。 立場上のプレッシャーや、自分の中の葛藤など、心情をリアルに描いている。 非常に重いが、一度は読むべき。
0投稿日: 2012.06.19
powered by ブクログ森達也さんの「死刑」という本を読んでいたとき この本が紹介されていたのと、死刑制度についての映画を 5本ぐらい同時期みていた関係で見たが 新人刑務官と死刑囚の交流が描かれていて、感動的な作品である
0投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログ死刑について問いただした漫画。新人刑務官である及川直樹がさまざまな死刑囚たちおよびその周りの人たちと触れ合うことを通して、死刑の是非を考えさせれる話。 いやー重かった。漫画というよりも小説や映画でもいいぐらいの話。あえて漫画で描くことによって、とっつきやすさがあるのかもだけど。 正直、絵はあんまり上手くないんだけど、どこか味があって、加えてこの話の内容は素晴らしい。 単純に人を殺すのは駄目だとか、悪いことをしたのだから死刑は必要だとか浅はかな基準じゃなくて、容疑者の心の移り変わりや、被害者の状況や、死刑が起こす間接的な出来事などを映し出していて、ついつい読みいってしまった。 すんなり楽しめるSF的な漫画もいいけど、こういう社会派漫画も必要だし、増えてほしいです。
0投稿日: 2012.02.19
powered by ブクログ一人ひとりの人としての死刑囚と、彼らに死を宣告した法との間で揺れ動く繊細な新人看守の心を描く。 題材は興味深いだけに、キャラクターの素朴さが物語の着地点をつまらないものにしてしまったように思えた。 ある日突然裁判員に選ばれたら困ってしまうような読者を想定した主人公なのか、その立場や骨のないメンタリティに思い入れを抱きづらい(魅力がない)キャラクターなのがいちいち癪に障る。
0投稿日: 2012.01.24
powered by ブクログ死刑制度について考えさせられました。なんとなく、ないといけないものという認識だったのを、なぜ必要なのか、やめた方がいいのか、という主人公の心境の変化とともに考えることができたかな。ドラマは見なかったけど、大好きなARATAくんだったので観ておけばよかった。社会派漫画で読むのに時間がかかりました。
0投稿日: 2011.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
罪を犯した者は罰を受けなくてはいけないが、人間である以上「生きたい」とする思いまで絶たれなくてはいけないのか。しかし「死」でしか償えない罰もまたあって…若手刑務官の苦悩とそれぞれ罪を犯した者とのキツイ現実の日常。絵はゆるいけど話はどっしりと重い。
0投稿日: 2011.12.23
powered by ブクログいつも上手い絵の漫画ばかり見ているせいか、 絵が下手に感じて(ごめんなさい)次の巻を読んでみようという気にはならなかった。 題材はシビアではあるが、良いと思う。 絵だけ誰か別の人が描いたら、もっと違うバージョンアップした良い形になると思う。
0投稿日: 2011.11.20
powered by ブクログ番外編を含めてレンタルで。 電子書籍で無料だったので1巻だけ読んで、続きが気になってしまった。 絵柄が好みじゃなくてももっとはやくに読むべきだった。 死刑を執行する刑務官と、死刑囚と接する刑務官は別だと勝手に思ってた。どこまで事実に近づけた話なのか分からないけど、冤罪だと確信しているのに死刑を執行しなくてはいけなかったり、刑以外で死なないようにケアしなければならなかったり、反省もしない囚人と接しなければならない刑務官の責務の重さに驚いた。 ただ、話は内容が内容だけに、ともかく重いし、暗い。
0投稿日: 2011.11.10
powered by ブクログ人間の生死を扱った作品の中でこんなにも人間のダラしなくて不器用な普通の部分を描いたものがあったか。 死刑において人を殺すのも殺されるのもひとりの人間であること―死刑制度の賛否を考える前に知らなくてはいけない本質が描かれている良書。 学級文庫に置くべき漫画。
0投稿日: 2011.11.04
powered by ブクログ死刑囚と刑務官の禁断の友情を通じ、 日本の死刑制度の『 いま 』を描ききる。 独特のタッチで人を選ぶとは思う。 けれど、道徳の教科書に載せれるほどの中身。 死刑制度に賛成、反対を表明しない 読み手に考える余地を与える。そんな感じ。 独特と言ったタッチは、このテーマに合っていると思うし 好みは分かれるが、非常に巧いと僕は思います。 ある死刑囚と刑務官の物語。 不器用な刑務官が、同じ重さの命をもった 死刑囚と対等に触れあいたいと奔走する。 いまの日本ではあたりまえに在る『死刑制度』。 人の命の重さは同じじゃないのか。 考えさせられます。 絵に多少抵抗があっても手に取ってほしい作品。
0投稿日: 2011.10.15
powered by ブクログひたすら切なくて、ひたすら泣けた。 イラストで敬遠しがちになるかもしれないですが、 読んでいるうちに逆に良くなってきます。 レンタルだったんだけど、また読みたいなぁ… でも読み進めるのがツラいっ
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログ主人公の新人刑務官があまりに幼い。ちょっとしたことで泣くしデリケートすぎていつの時代の若者かと思う。したがって彼の周りで起きる事件もどれも浅い感じになる。時折深い死刑囚の心情なども出てくるのだがうまくいかされていない。 絵のタッチが独特でちょっとファンタジーというか絵本っぽい感じになるのが個性的。好きというではないけど。
0投稿日: 2011.01.20
powered by ブクログ本当の悪人がわからなくなるけれど「仕返し、仇討ち」ってのが元々どうなんだ?疑問にと思っていたので胸にザクッときた
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログドラマ化されると聞いて興味を持っていっきに読みました。 死刑というものをかなり細かく描いてありべんきょうになりました。死刑に値する罪を犯したものもいれば冤罪により死刑になったものもいます。冤罪は、国家による犯罪。という言葉がとても印象的でした。今でも冤罪は起こりうるものなのでしょうか。疑問です。 渡部と及川の心が通い合うところまでの伏線が長すぎたなというのが正直なところです。あんな簡単に牢にで入り出来るものなんだなとも疑問でした。 死刑囚が死刑になるまでかなり自由に暮らしていることは驚きでした。 死刑になり死をもって果たして罪はつぐなえたのかというところを深く考えさせられました。
0投稿日: 2010.11.06
powered by ブクログ図書館の本 出版社 / 著者からの内容紹介 死刑を執行する側とされる側。新人刑務官・及川直樹と死刑囚・渡瀬満の禁断の友情を通じ、死刑制度の<今>を描ききった衝撃の問題作!! 新人刑務間の目から見た死刑囚たち。 素人感覚のある新人の目線というのがおもしろい。 凶悪殺人犯も一人の人間として向き合えばおのずと対応も変わってくる。 それでもやはり恐ろしいものは恐ろしい。 でもね、大福を食べちゃう気持ちも、その後の後悔もとてもとてもよくわかる。わたしも同じことをしてしまうんだと思う。 人と人との反応がおもしろい。
0投稿日: 2010.10.17
powered by ブクログ一巻のみ実家にあったので読んだが、ニ巻は読まないだろうなという印象。絵がどうのではなく、設定(キャラだったり成長ものとしても設定ものとしても)に惹かれるものがないのでつまらない。 死刑制度に興味がある読者には物足りないだろうし、興味のない読者には唐突すぎて不親切な印象。これからの展開に興味がもてないからな…主人公に魅力がないのも致命的かと。
0投稿日: 2010.09.12
powered by ブクログ何かが違う。 死刑を考えるのに、何か視点がずれてるのだ。 この人とは、議論がかみあわないな、と思う。 罪を悔い改めるために死刑が必要だ。死の恐怖によって人が初めて更生する可能性があるという暴論、それ自体あっても別にいいけど、このマンガが死刑に正面から向き合っているとは、とてもいえない。内容に対して、周りの評価が高すぎる。
0投稿日: 2010.06.23
powered by ブクログ先日読んだ、森達也「死刑」に出てきたので、 買ってみた。 う~ん、この絵は・・・(苦笑) しかし、内容は、「死刑」で触れていた通り、 死刑についてとても考えさせられる。 刑務官を取り上げている、という段階で、貴重な漫画。
0投稿日: 2010.05.27
powered by ブクログ全巻読了。 借りて読んだ漫画ですが、久々に良いものが読めました。 絵が独特で最初はとっつき難かったですが、話が面白くて段々と気にならなくなります。むしろ味があっていいかも^^ 本棚と財布に余裕があったら一気に買いたい。
0投稿日: 2010.05.09
powered by ブクログとても影響を受けた漫画です。これを読んだ後、しばらく眠れませんでした。死刑、裁判にかんすみ考えが、かなり深くなれます。 漫画であり、漫画でない。そんな作品であり、お勧めです。
0投稿日: 2010.04.17
powered by ブクログ泣かない巻がなかった・・・。重い。結末がわかっていても渡瀬には助かってほしいと思った。でも、渡瀬が及川と会えてよかった。
0投稿日: 2009.09.22
powered by ブクログ文化庁メディア芸術大賞 死刑って何だろう?あんまり深く考えたことは無かったです。 死刑反対論者の立つ視点のベースは、一つの生命は地球よりも重いという点にあり、それを刑として処するなんていう大それた権利は同じ人間にはないということだ。 一方、死刑の肯定論者の視点は人の生命を奪うという罪は万死に値する、という点に立っている。 その側面には復讐の繰り返しという連鎖を、公権力による刑の執行という形で停止させるという要素があり、被害者遺族の痛み、憤りを極刑という形で和らげようとする要素がある。 日本では死刑制度が依然として継続しているわけだが、果たしてこれに対する自分の賛否はどうなのか? 日本人の精神性、文化からすれば、「あり」だと思う。 所謂、「西洋的な仕組み」がもたらされるまでに醸成されてきた日本文化は、中国大陸からもたらされたりという要素はもちろんあるが、基本的に日本人が日本人の気質に合った法体系なり処分方を独自に精錬してきたものだと思うし、その中に仇討ちであったりが公的に認められていた、というのはそれが国民性であったのであろう。 少なからず西洋的な視点に立つということが基準でグローバリゼイションというものがなされている現代、少なからず世界基準の導入が必要とされることは理解するが、あくまだキリスト教信者が多数派を形成する、というぜんていに立った欧米とそれ以外の国々が同一基準に立たなければならない、というのは欧米的視点のおごりであろう。 イスラム教のムチウチ刑が非人道的であるというが、それはあくまで一つの価値観であり、視点というのはそれ以外にも多くあるのだから。 全7巻
0投稿日: 2009.06.25
powered by ブクログある日、入所してきた一人の死刑囚は、自分の憧れた人であった。 刑の執行を待つ日々の中でその人を知っていくうちに、 その人の全てを理解し、支えていくうちに、 自分にとってかけがえのない人になったとしたら。 その人を、自分の手で刑に処さないといけないとしたら。 この物語は、主人公の新人刑務官が死刑囚と対話していく中で、 起こるそれぞれの人間模様、葛藤、慟哭などを通じて成長し、 また、「人間」同士の行いとして、死刑が及ぼす力の大きさを描いている。 死刑制度というテーマとしてだけでなく、 あなたがこの世でたくさんの人に関わって生きているのなら、 読むべき本だと僕は思う。 ※本作の限定レビューはまだありません。 リクエストあれば書きますので、Xかブログからお願いします!
0投稿日: 2009.05.31
powered by ブクログ「知っている」と「知らない」の間-『モリノアサガオ』http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20090203/1233637422
0投稿日: 2009.03.30
powered by ブクログめちゃくちゃ面白い 死刑をテーマにした漫画なので 「面白い」とは、語弊があるかもしれないけど。
0投稿日: 2009.02.15
powered by ブクログ直木賞作家の三浦しおんさんも号泣した死刑囚と新人刑務官を題材にした漫画。 冒頭から泣かしてくれる。 昨今、凶悪事件が多発し死刑を推す意見も多発しており、被害者本人、その遺族のために、私自身も死刑確定囚に対する刑の執行を急ぐべきと考えていたが、これを読んで考えが変わった。 私個人としては「死刑制度」というものは絶対に必要と考えているものの、 いくら死刑囚とはいえ、一人の人間を殺すことには変わらない死刑執行に対して簡単にものは言えないなと思う今日この頃。
0投稿日: 2009.01.03
powered by ブクログ死刑制度をテーマにした非常に骨太な漫画。 死刑に対する考え方、要は廃止か存置かという事だけれども、 作者自身がその狭間を行ったり来たりしながら 煩悶しているのが表れていて、 だから読む側も一方的になることなく考えさせられる。 ただ終盤における主人公の偏愛はちょっと気持ち悪かった。
0投稿日: 2008.08.20
powered by ブクログあの、本当に何も知らなかったんです、 まさか三浦さんが関わってこようとは思わなかったんです(笑) でも同人誌、読んでみたかったな〜。
0投稿日: 2008.05.21
powered by ブクログなにわ拘置所に配属された新人刑務官・及川直樹。 彼の担当は死刑囚が収容されている死刑囚房G棟。 ある日、直樹が担当するG棟に死刑囚・渡瀬満が収容されてくる。 渡瀬との間に芽生える友情をとおして、直樹は"死刑"に何を思うのか!? 死刑というテーマを刑務官と死刑囚との関わりをとおして見事に書ききった大作です。 この作品を読み終えた後に死刑に対して安直な結論をだすことは決してできないはず! 老若男女問わず一度は読んでほしい傑作。文句無しの5つ星で超オススメです!
0投稿日: 2008.05.11
powered by ブクログ郷田マモラの線はほんとに魅力的だ。 生と死をストレートに描く作風も好きだ。 2007年度文化庁メディア芸術祭・マンガ部門大賞受賞作。
0投稿日: 2008.04.21
powered by ブクログ今読んでいる森達也「死刑」で出てきたことで興味持って読んでみたもの。そしたら、ちょうど今年の文化庁メディア芸術祭大賞受賞してたり、帯には今や漫画好き作家の代表格になった感もある三浦しをんがコメントつけてたり、いかにも今が旬な感じで吃驚した。。。前半は完全に引き込まれ、後半、作品を強引に強引にまとめようまとめようという感じがこの題材からするとそもそもが無理な話でしらけたところがあった。情に走りすぎているというか、物語に走りすぎているというか、それはこの人の場合、前からよくある部分だけど。まとめないでよかったのに。。。まとめればまとめるほど、非現実的で、あーどうせ漫画だもんなって思ってしまう。そういう意味ではこうやって話をまとめてしまったのは逃げだったのかなぁ、と思う。答えの出ない、堂々巡りの問いに対しての。題材はいいし、流れもいいのだけど、うーむ、と首をひねってしまう。。。何かちょっと違くないか?、と。この作品を読み進む人は感動したいわけではないんじゃないのかなっていう気がちょっとした。(08/2/16)
0投稿日: 2008.02.24
powered by ブクログ重厚な作品。死刑制度についての理解が深まります。単なる死刑制度の説明マンガとしてはもちろん、それだけでなく死刑囚とのふれあいを通して成長する主人公にいつのまにか感情移入している自分がいるのです。ラストは心に響きます。法律を学ぶものとしては読んで起きたい作品。
0投稿日: 2008.02.23
powered by ブクログ非常に心に突き刺さる、平常心では読めない、ある意味問題作。 ラストは正直納得いかない部分がないこともないが大変印象に残る作品。 これは必読!!! それぞれのキャラの心理描写が非常に細かく、気づくと感情移入している・・・ それ故に平常心で読むことが出来ず、小説を読むかのように1冊に時間を掛けて味わうように読んでしまう・・・・ 色々死刑に対して思うところはあるものの、私はやっぱり死刑は肯定派かな・・・
0投稿日: 2008.02.23
powered by ブクログ国家がヒトを殺すと云うこと、それが死刑制度だ。 そしてこの制度を実行するのが刑務官である。 刑務官を通して今の死刑制度について真摯に向き合ったすばらしい作品。 罪を償うとはいったいどういうことなのだろう。
0投稿日: 2008.02.18
powered by ブクログまず一言。 立ち読みしながら泣いてしまいました。 立ち読みで泣いたのは『きらきらひかる』と『モリのアサガオ』だけです。 郷田マモラ恐るべし・・・。
0投稿日: 2007.01.04
powered by ブクログつい気になって手にしてしまったこの一冊。死刑囚と刑務官の友情。そんな誘い文句にふらふらと。現実的には、被収容者と私語を交わすのは厳禁であるし、友情など禁断どころのは話ではないので、あくまでフィクションなのではあるのだが、死刑囚が未決に準じて拘置所暮らしをしているその様子にいろいろと考えさせられることはある。実際に執行する人間がどこまで考えているのかはともかく、死刑制度のあり方を考えるのに中々興味深い一冊だと思う。
0投稿日: 2005.10.13
powered by ブクログ独特の作画タッチと、深い愛情に満ちた人間洞察が魅力の豪田マモラが、死刑をテーマにした意欲作。レギュラーキャラである死刑囚房の面々の顔見世的な第一巻。
0投稿日: 2005.09.09
