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うばたまの 墨色江戸画帖
うばたまの 墨色江戸画帖
佐倉ユミ、アオジマイコ/集英社
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総合評価

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    一度底に落ち、そこに安住の地を見つけてしまった絵画師の話。彼が絵を描く喜びに目覚め、本当の絵を描いていく姿に感動した

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    投稿日: 2022.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普段あまり読まない時代物だったからか、印象に残った1冊 まず、登場人物の名前が綺麗なのが好き 主人公!という雰囲気を特別持っているわけでもなく、物語にすっと入り込める 生きているだけ、という言葉が突き刺さってる。 最近の自分は生きているだけかもって。 ただ、やるのではなく 何かを伝えたい、感情をどうにかしたいという気持ちで何かを作りたいと思った 自分にも、何か熱が欲しくなる 日常が変化していく様子を切り取った1冊は、まだ登場人物が、町が、生きていく気がしている 今の便利な時代もとても有難いけど、昔ならではの趣はこういう本を見る度にいいなぁと思う 物語の世界にトリップしたい時におすすめ

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    投稿日: 2021.09.05
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    2019年12月22日読了。 集英社ノベル大賞2018受賞作。 江戸時代のとある絵師・青井東仙の成長物語。 描きたいもの、描かなければいけないものが 結局傑作を生み、人の心を打つ…といった所か。 評価やお金はあとから付いてくる。 ⚫️うばたまの  →烏羽玉が黒いことから、「闇」「夜」「夢」   などにかかる。ぬばたまの。 ⚫️烏羽玉  →① ヒオウギの種子。黒色で丸い。ぬばたま。   ② 求肥ぎゆうひに餡あんを包んで白砂糖をまぶした    餅菓子。   ③ アメリカ合衆国南西部からメキシコにかけて分布    する球形のサボテン。メスカリンを含む種がある。

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    投稿日: 2019.12.23