
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結局三角関係の勝者になれるのは心の支えになってくれる男じゃなくて、 世俗の幸せを保証してくれる男なのね。 子どもたちと三人で生きる決断をしてほしかった。 真田が二度と比紗也を傷つけないことを祈るしかないけど。 散々 精神的 宗教的な話をして 結局そのハッピーエンドなんだなと感じた。 身体の交わりがなくても異性の信頼を得ることことはできる、でも交わって子どもを設けることの前には無力ってこと? どんな思いで如月が真田を比紗也のもとに送り出したか考えると苦しくなる。
0投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ究極な恋愛小説だと思った たとえ自分のことが愛してなくて保護者のように見守ってて欲しい存在だと思われていても自分は愛しているからその人のために何かをしてあげたいそれはもう究極の愛なのではないか 愛ってお互いが好き同士のことだけではないのではないかそんなことを考えながら最後まで読んだ ハッピーエンドで終わって嬉しかった
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ女性から見たら随分面倒な比紗也。 魅力的だけど信用するには不安の残る真田。 傷を持つ大人の物語でした。 比紗也の父が私の父に似ていて吐き気がしたけど、最後は私の父と同じような最後で。 比紗也が解放されて良かった。 私もスッキリした。
0投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログアンダースタンドメイビーやRedなどがすきで読んでみました。登場人物にあまり共感できなかったですが、結末がどうなるのか気になり、夢中になって読みました。みんな色々な過去をもっていてそれを乗り越えていくのがいいと感じたのですが、振り回される紡がとてもかわいそうに思えました。
0投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ島本理生の小説はいつもこんな感じなのをいいかげん学習しなければ。 修道院に仮住まいできたのは救い。現実にはこんなに簡単に住まわせてはもらえないと思う(そうだったらいいけど)が、少しでも現実逃避できて良かった。 しかし比紗也は好きにはなれない。生い立ちは大人になってからも影響することを改めて認識した。これからは自分に自信を持って生きていってほしい。 義父の存在や如月さんの病気が中途半端な気がした。
0投稿日: 2024.02.13
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寒々しくてせつない物語。 最後はハッピーエンドでほっとするところもあるけれど、関わる人全員がハッピーなのかはなんともいえない。 人の弱い部分や愚かさ、みじめさも感じて、なんともいえないモヤモヤする気持ちも残る。
0投稿日: 2024.01.08
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やり手の経営者とカトリックの神父 シングルマザーの三角関係なのかな? 主人公比紗也ちゃんちょっとずるいぞw 義父の暴力や愛する人の死などがあって心が壊れてるのはよくわかる。 なら、甘えればいいのにって思ってしまう。 真田さん推しだからかなw 最後のハッピーエンドはすごく良かった。 涙の数だけ幸せになってほしい
1投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ2014年 幼い息子を抱えて、身寄りの無い東京で美容師として生活する女性。彼女は不貞の子として出生して、義理の父親に心身共に蝕まれていた。 信じていた息子の父親は、出産間近にあの震災で亡くなってしまっていた。 誰も信じられないまま親となり、彼女を救おうとする男達の全てを信用する事はできない。 不安定でありながら、自らの力で生きようとする無垢さがある。そこに美貌が加わって聖女のようであり、妖艶さが増すのか、モテる。 過去の清算を請ける男と将来の構築に伴う男。 彼女は、ようやく一人ではなくなる。 主人公の女性に関わる神父が、脳の変形の二重意識を持つ設定だったので、そちらにすごく期待したのですが、そこは恋愛小説で、結局は、病理ではないと集結してしまいちょと残念。その面白い設定は、攻めて欲しかったです。
57投稿日: 2023.09.08
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表紙に惹かれて手に取りました。 予想外になかなかヘビーな内容でだいぶ時間が掛かったし、 これ読み切れるのかなと途中不安になりました。 比沙也さん(素敵な名前)の生い立ちとか生き方が中々ハードで、 背負っているものの大きさに押し潰されそうでした。 同じ人に惹かれる真田さんと如月さんだけど 対照的なところが面白いです。 比沙也さん、“なんで逃げないの?なんで戻るの?”と疑問はたくさんあるけれど、 そうせざるを得ない気持ちも分かるような気がします。 当事者ではないからあれやこれやと言えてしまうんだろうな。 相手を丸ごと受け入れて愛することってとても難しい。 考えされられました。
1投稿日: 2023.05.21
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不幸な身の上の女性と、上手く生きて来たが故に 本気で他人と向き合った事の無い男性。 偶然の出会いが重なり、お互いを意識するが 抱えたものの大きさから素直になれない、 そしてそれを理解しようとできない。 もう1人、彼女を救いたいと願う神父 人間としてなのか、異性としてなのか。 ラストシーンは万事良しとするのか 如月神父の願いは叶ったと言えるのか。
1投稿日: 2023.03.09
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期待なんて裏切られるんだ。当たり前だけど、皆、そうやって生きてる。おまえだけじゃない。それでも必死にやったら蟻一匹分くらいは報われるかもしれない。
0投稿日: 2022.12.01
powered by ブクログ最初から最後まで胸がザワザワしっぱなしなお話でした。 比紗也にも真田にも共感できなかったけど、歓は救われて欲しいと思いながら読んでた。 ラストは歓の願ったとおり?になったのかもしれないけど、なんか、モヤモヤする。。 読後感はよろしくないです。。 めっちゃザワザワ本だったけどイッキに読まされてしまったので、星3.5くらいなんだけど3ではなく4にしといた。
0投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログ愛人の子、母親らしいところのない実母。育った環境の影響は大きく、天使とも聖母マリアとも思わせる美貌とたまに見せる優しさがなければ人の注目をひくこともないであろう主人公。子持ちな上に色々事情を抱えてそうな様子は大抵の人は手に負えないので多分近づかない。 皆根っから悪くなりたいのではなく、維持か上向くつもりでいたのに震災が大きく影響してしまった人達。
6投稿日: 2022.05.07
powered by ブクログ幸せのかたちは様々だけれど、あの結末で良かったのか…心に澱が残る。 親が子供を選べないように、子もまた親を選ぶことは出来ない。日本では結婚や出産に際し、親が障害になることは少なくないように思う。 誰かに頼るか、自立するか。女性として性的な対象として見られたいか、人として対等でありたいか。 裏表でどちらを選ぶことも出来ない、複雑な女性の気持ちがよく描かれているなぁと感じた。 比沙也のような子は現実にも存在していて、良くも悪くも男性たちを振り回していると思う。 私にはキリコが眩しく感じられた。
11投稿日: 2022.04.19
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数年ぶりに恋心みたいなものを抱いて、恋愛小説が読みたくなって手に取りました。 男性二人と女性一人の恋愛小説。恋愛要素以外にも震災の話なども出てきて、読んだ時期がちょうど東日本大震災の時期だったこともあり、少し喉が詰まる感じがしながら読んだ。一人目は女性が途切れたことがないタイプ、二人目は過去の罪から逃れる(許される)ために神に捧げた神父。この二人の恋愛観とか愛情は結構違うように見えたが、結局のところ、惚れた女を幸せにしたいというものが根にあって分かりやすかった。 そして一人の女性が個人的にはどうしても男性である自分には理解できない部分も多く、すぐに体を許すところだとか、憎んでるはずの父親の元へ帰って自ら不幸になることを望んでるようなところがハッキリ言って気持ち悪く感じた。第三者目線で見ているからこそだが、こんなにも男性二人はただただ彼女の幸せを願って、周りの人間も含め、助けようとしてくれてるのにともどかしかった。ただそれは1番幸せな時期に一番大切な人が自分を選んでくれなかった結果、二度と会えなくなったことによる傷や成長してきた環境で歪んでしまったものなんだなと徐々に理解できた。 最初こそ、若い割に俯瞰して、全部諦めて男は利用するだけのものという考え方から過去のことも受け入れ、好きだとか愛とかに素直になっていく過程は女性として魅力的に見えた。 男性視点としては神父側が自分に近いように感じた。なので、正直神父と幸せになってほしかったなぁと途中途中で思ったりもした。いや頼まれたのお前なんだからお前が仙台ついてけや!!!とも思ったけど。ただ完全に肉体関係が最後までなかったこと、異常なまでの献身性があったからこそ彼女は救われたのであって、他の人間ではここまでできなかっただろうなぁと納得。あと紡君が一度も神父様と話すシーンがないというところに真田との明確な差があるのが上手いなぁと感じました。 それでも星4にしたのは、前述したようにヒサヤにはモヤモヤしてしまう部分が多かった。最終的に幸せに向かって歩き出せたことは良かったが、もっと自分を大切にしてほしいと傷つけられる描写があるたびに思って辛くなった。もっと素直に幸せになってほしかった。こんなに苦労して苦労して頑張ってるのにって。いつか女性のことをもっと理解できれば、ヒサヤの心理や考え方にも納得できる日が来るのかなぁ。
1投稿日: 2022.03.10
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主人公たちが非常に魅力的な3人だった。 特に比紗也みたいな女の子はほんとうにいそう。 見た目が良くて、色気もあるけど、少し抜けてるから関係を持ちたいけど、結局気持ちが通じ合えなくて、自分が傷ついてしまうパターン。でもそれは相手はわかってない、みたいな。 表面も金回りもよいが、どこか空虚な真田と、自分で赦せない過去を持つ歓も人間味があって、ラストがどうなっていくのか想像できなかった。 圧倒的悪役の父親がバッドエンドに持っていくパターンも予想されたが、 最後は歓から真田へ渡されるバトンによるハッピーエンド。 これは本当によかった。 島本さんは、エグッてくるよなー
1投稿日: 2022.03.03
powered by ブクログ初めて島本理生さんの小説を読みました。 対照的な2人と1人の美しい女性。 読んでて辛くなりましたが凄く面白かったです。
1投稿日: 2022.02.02
powered by ブクログ面白い内容だか今の心情的に全ては読めなかった。 面白いとは思ったので元気なときにもう一度読み直そうと思う
0投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログ辛い人生を送ってきた影のある美人とそんな彼女に惹かれる経営者の男と神父の男。 暗い過去があるとはいえ女性のはっきりしない態度にはイライラするし、男達も自分のエゴが見え隠れしていて正直共感できない部分は多い。 生々しい描写も何度かあって、最初の方は断念しそうになった。 同じように恋愛が絡んでる「ファーストラブ」の方がスッキリ読めてた。 今作はかなりドロドロしている。 比紗矢が勤めてた美容院のゲイ店長と真田の女友達キリコがいいキャラしてる。
0投稿日: 2022.01.13
powered by ブクログ女性の繊細さ、強さといった、気持ちに触れられた気がする小説だった。 キリコのアドバイスを受けて変わった真田さんの素直な気持ち、行動がグッときた。やっぱり、素直な気持ちで正面からぶつかっていける関係がいい。
0投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログ美しい比紗也、会社経営 真田、 カソリック神父如月。比紗也は重い過去と義父との関係を背負っている。対照的な真田と如月。義父の存在があり幸せになりそうでならない。そんな中、如月が義父を引き受け、比紗也の過去と未来を真田が、、 幸せになってほっとした。
1投稿日: 2021.10.04
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夫を東北の震災で亡くしたシングルマザーの比紗也。彼女は義理父に身体も心も強姦されているという島本理生さんらしい設定。経営者で精悍な真田と過去の罪を引きずり司祭になった如月に愛され、心を揺さぶられて行く。最終的に真田との子供を授かり1年身辺整理をして迎えにきた真田のシーンはハッピーエンドで涙が出た。島本理生さんらしく黒いところが多いけど、引き込まれる作品でした。
0投稿日: 2021.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間の汚い部分だとか、とても現実的に書かれていて。じわりと染み込んでくる暖かさもあり、比紗矢がこれから日常の中に幸せを感じる場面が増えていけばいいなと願わずにいられない 【果てしない水平線を見つめながら、埋まらないのだと気付いた。胸に空いた空白はこれから先も埋まらない。いなくなった者の代わりなんているわけがない。違う人間なのだから。だから、埋まらないままでいいのだ。空いたままだって、生きられる。そうやって誰しも生きているのだと。】
0投稿日: 2021.05.23
powered by ブクログ容姿が良くて、あまり努力もせずにモテる人生を歩んでいると、何か欠けた大人になってしまうのかもしれない。たいていの異性を口説き落とせ、さまざまな欲を発散できるから、無闇に手の届かない異性に踏み込まない。そういう空気を感じたらさっと引く。傷付くことに慣れていないから。でもそれは本当の愛を手に入れることができないということにつながると思う。
0投稿日: 2021.05.04
powered by ブクログ主人公であるシングルマザーと、経営者の男と神父の3人が三角関係を繰り広げる物語。 それぞれがニュアンスの異なる闇を抱えている。 主人公は闇によって人を信用できなくなっているものの身体はすぐに許してしまうし、感情や態度、行動をコロコロと変えてしまう奔放ぶり。 読者の一部は嫌気が差すかもしれないが、個人的にはこの小説のタイトルは丁寧に付けられたものだと思う。 人を好きになる資格は誰にだってあるけれど、その感情を揺らがないようにしてくれるのは"他人がどう"ではなく、アイデンティティの確立なのかもしれない。
0投稿日: 2021.04.19
powered by ブクログそれぞれ登場人物が、悩みながら前に進んだり、立ち止まったり、後退する行き来する姿。 最後に行き着く路はどこか? 楽しめました。
0投稿日: 2021.03.29
powered by ブクログ主人公は幼い息子を持つシングルマザーの徳永比紗也(とくなが ひさや) そして比紗也を救おうとする対照的とも思える二人の男性、実業家の真田幸弘(さなだ ゆきひろ)と神父の「如月歓(きさらぎ かん) この三人が中心となってストーリーが進んで行きます。 島本理生さんの作品は殆ど読んでいて繊細で美しい文章に惹かれますが、今回は重い内容と共感出来ない主人公にモヤモヤ感が残りました。
0投稿日: 2021.03.12
powered by ブクログ果たしてイノセント(純潔)な人は誰だったのか 全ての人がイノセントな部分をもちながら、陰の部分を持っている だから人は愛しい
0投稿日: 2021.02.08
powered by ブクログあれ?コレって恋愛小説? てか主人公の女性が嫌い過ぎてイライラ。 あっちこっちいい顔する人は信用出来ません。 私には合わないストーリーでした。
4投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログ登場人物全員が愛を獲得していくために四苦八苦するタイプの恋愛小説。過去に傷つきつつも愛を欲する人間は傷つくことを避けたがるが、一歩踏み出さねば愛は得られない。
0投稿日: 2021.01.16
powered by ブクログ幸せになることを諦めないこと。信じることが怖くても、自分を傷つける方向には行かないようにすること。頼れる人を頼ること。
0投稿日: 2020.11.29
powered by ブクログ比紗也の辛さ、苦しさを理解してあげたい気持ちと、それでも深い闇に自ら進んでいってしまう弱さにもどかしさを感じる作品でした。 物語中盤まで簡単に体を許してしまう比紗也と会う度に体を求める真田の関係性に、このまま二人が結ばれるラストだったら少し嫌だなと思って読んでましたが、読み終わって考えると比紗也や紡、紗雪の将来を考えると真田と一緒になるのが幸せなのだろうなとも感じました。 自分は真田のような男にはなれないし、聖職者という立場はあるにせよ歓の想いこそが本当の愛のように感じられ歯痒さが残りましたが、歓はたまに思い出して胸がキュンと締め付けられることはあっても、きっと後悔はしないんだろうなと思いました。
0投稿日: 2020.11.19
powered by ブクログ島本さん小説の主人公の女性たちは、どうしてこうも重く辛い荷物を背負わなければならないのか。 比紗也も、もう名前からして不幸を貼りつけられたようなものだ。2人の男たちのそれぞれ異なる愛の形が、どのように結実するか、あるいは破壊されるのか後半はサスペンスを読んでいるようだった。 しかし、想像してたのとは違う結末でいい意味でよかった。
1投稿日: 2020.08.25
powered by ブクログ島本理生さんのがっつり恋愛小説が読みたくて選んだけれど…確かに恋愛小説ではあるけれど、ちょっと特殊だった。 弱々しさを感じさせる美しいシングルマザーの比紗也と、彼女が息子を身篭っているときに偶然函館で出逢い、ひょんなことから食事をともにした真田。そして比紗也に助けられたことから彼女と知り合い惹かれてゆく神父の如月。この3人の、ある種三角関係と呼べなくもない内容。 でもそれは2人の男による1人の女の取り合いではなく、あくまで男と女が1対1でありながら、比紗也の生い立ちによる傷が影響してどちらとも丸いかたちの恋愛模様を描けず、歯痒いような苛立つような感情を覚える。 たぶん私は比紗也のことがあまり理解(共感?)できないのだと思う。 辛い生い立ちと、大人になってからもひどく辛い経験をして、彼女がこういう性質になってしまうのは理解できるけれども、それにしてもそのことに直接関係のない人物に対して横暴すぎるのでは…と感じる場面が多かったせい。病気のようなものなのだ、と言われてしまえばそれまでだけど。 それなのに2人の男は比紗也に身を捧げる勢いで尽くすのだから、彼女は女性としてとても魅力的なのだとも思う。 著者が女性だからこそ、その、同性の女から見ると理解できないけれど男性から見るとそうなのかも、みたいな感覚を味わえる。 正統派のがっつり恋愛小説が読みたくて読んだ身としてはある意味期待外れだったのだけど(笑)、内容はとても濃くて、とくに神父の如月が抱える罪悪感(神父を志すきっかけとなった少年時代の大きな過ち)に関してはとても興味深かった。心理学的な意味合いでも。 登場人物に癖がない人間が1人もいないせいか、内容のせいなのか、読んでいてとても疲れました。個人的には、一息つけるようなオアシス的存在がいれば、メリハリがあってもっと良かったのかもしれない。
1投稿日: 2020.07.07
powered by ブクログ困ったときに、ここまで助けてくれる異性がいるということに若干の怖さを覚えた。でも、私にはきっと助けてくれるであろう友人と、それから助けたいと思える友人の顔が思い浮かんで、恵まれているなぁ、と再確認した。
0投稿日: 2020.06.17
powered by ブクログほっこりするエンディングでした。 島本理生先生の作品を過去に幾つか読みましたが 今回の作品は、不幸と幸福のバランスが絶妙でした。 性における女性特有の悩みの中にも、本物の愛を見つけることが出来たヒサヤは幸せものだと思います。
0投稿日: 2020.06.10
powered by ブクログ島本さんの本はそんなに好きじゃなかったけど、これは良かった。主人公3人が、それぞれに魅力的。文体には少し違和感を感じたけど、最後まで一息に読み終えられた。
0投稿日: 2020.04.07
powered by ブクログ生きることって難しいんだなって思った。誰もが心の中に闇を抱えていて、それと折り合いをつけながら生きていると思う。私も含め多くは折り合いがつく闇なんだなと思う。比紗也の闇は計り知れない。もし自分が比紗也だったら。考えるだけで怖い。だから比紗也の理解し難い様々な行動は防衛本能から来ているのだと思った。最終的に比紗也は全面的に愛を信じたのではなく、愛することに折り合いをつけたのかなと想像した。その折り合いを真実として今後は生きていくのかな。 本を通して島本さんの頭の中を覗いたような感覚になった。言語化が難しいが、綺麗と思った。
0投稿日: 2020.03.01
powered by ブクログ文学(フィクション)は若さの感性も大切です。 島本理生さんの小説は、妙に危なっかしいところもありますが、確かに説得力があるのです。 危なっかしいところとは、主人公、徳永比紗也の過去からくる性格描写によって真田幸弘、如月観たちが振り回される雰囲気はわかりますが、それぞれ、偶然に再会し過ぎる点などはちょっと不自然かもしれません。でも比紗也のストイックな行動がそうさせる可能性もあります。 説得力を感じるのは、なにに比紗也は打ちのめされているのか、わからない男たちの描き方がうまいです。視点がするすると3人を行ったり来たりするところなど、行間を色濃く漂わせます。 所詮男性は女性を理解できない。その道のりは紆余曲折、正解はないのだと思います。 『Red』の結末と同じように『イノセント』の結末も安心してはなりません。
3投稿日: 2020.01.27
powered by ブクログ男2人、女1人の間での三角関係を描いた作品であると簡単に言い表すこともできるが、できることならこの表現は避けたい。 究極にシンプルな構成としてはそれで間違えてはいないのだが、その三角形の中には三者の過去が密接にからみついている。 三者はその過去をうまく消化できないままに大人になり、「真実の恋」とも言えるものから身を遠ざけてきたという共通点を持っていた。 大人になったことによる恋に対する不便さを大人ながらに不器用に消化していくねっとりとした泥臭い内容。それは普段私たちがイメージする「恋」や「愛」の綺麗なイメージとはあまりに程遠いものであるが、社会にありふれている「恋」や「愛」により近いのは本書に描かれたそれなのではないかと感じた。
1投稿日: 2019.11.26
powered by ブクログ最後の最後で涙が出た。 最終的に比紗也が幸せになれることが分かって、ほっとした。 あたしは島本理生さんの書くセリフとか、言葉が、好きだなぁ〜と改めて思いました。
0投稿日: 2019.11.13
powered by ブクログ大人な恋愛小説が読みたい!と手にとった一冊。 如月と真田の対比により「愛」って難しいなと感じた。 女と男でやはり体の関係に対する認識のずれって大きいなと思う。 体の関係があるからこそ大事にされていないと感じる女側とこんなに大事に扱っているのにと思う男側と。 素直になれない比紗也の気持ちは長女気質の私には痛いほどよくわかった。 好きと言えない、信用できない、自己嫌悪、このループ。 もちろん比紗也は特殊な環境で育ったからあの考え方なんだろうけど、甘えベタな私にはよくわかる!と思う言動が多々あって、最後は涙が止まらなかった。 強がっているけど結局は大切にして欲しくて、でもそれも言えなくて、頼れなくて。 号泣。笑 感情移入しすぎたかもしれない。笑 ちょっとNのためにの杉下のぞみに通じるところあるかも。
0投稿日: 2019.11.07
powered by ブクログ島本理生の書く女性っていうのは、なんというか女の生きづらさとか綺麗事ばかりを押し付けられないのが読んでて好きなので島本理生作品は結構読むのだが、作品数を重ねるごとに女性のメンヘラ具合に拍車をかけているなと思う。読み始めたら一気に読めたし、文書の書き方とか構成には引き込まれるものはあるのだけど、登場人物には感情移入できなかったな。
0投稿日: 2019.05.02
powered by ブクログ一人で子供を育てる比沙也、会社経営者真田と神父の如月と出会う。大人の恋愛模様。恋心等様々な思いが行き交う中、それぞれが過去と向き合い決断をしてゆく。 どの人にも共感しなかった。しかし、三人それぞれを浮き立たせ、悩みを描き、素晴らしい作品に仕上げたと思います。ぶつかったり、ごつごつしてたり、人間なんだなあ、そんな感じを味わいました。比沙也は深い傷がある人、以後、真田がしっかりみててくれるといいと思いました、みてくれるんじゃないかなあ。
3投稿日: 2019.04.05愛にはいろいろなカタチがあるってことなんですね。
ひさやの周りには優しい人間がいっぱいいるのに魂が深く傷付いてしまっているので素直になれない。愛にはいろいろある。純愛、親愛、友愛、略奪愛、性愛、プラトニックラブ、献身的な愛。もっとも美しい愛はなんだろうか、人はなぜ愛を求めるのか。そんなことを深く考えさせられる小説でした。
0投稿日: 2019.02.09
powered by ブクログ真田、如月、比紗也の3人を巡り、恋と共に成長を描く物語。 とにかく登場人物に癖があり、それぞれのバックグラウンドがそれぞれの価値観、特に恋愛観を独特なものにしている。 真田は非常に男らしく、恋愛に関しても自信を非常に持っている。しかしながら、それゆえに自分の感情に嘘をついている、いいかえれば、そもそも自分が本当に人を好きにならないようにコントロールしている。それが真田にとって、自分が真田であることの照明に近いものを意味していたのだが、それを貫いては手に入らない存在、比紗也と出会う。 如月は、昔女性に対してひどい仕打ちをしたことを悔やみキリスト教に帰依したが、いまだにそれを引きずっており、恋愛に関しては非常に奥手になっている。自分は本当は比紗也のことが好きだが、それでも積極的にアプローチできない。 比紗也はまた特殊で、今までずっとモテてきた。何もしなくてもモテていた彼女だが、彼女は彼女で過去に男に裏切られてから男性を信じることができないまま人生を歩んできた。そんな中で真田と出会い、変化していく。
0投稿日: 2019.01.01
