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ほどなく、お別れです
ほどなく、お別れです
長月天音/小学館
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総合評価

161件)
3.8
30
76
43
4
1
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    葬儀場を舞台にしたお話。でも暗い雰囲気ではなく、前向きに生きようと思えるストーリーとセリフづかい。お葬式は死者を弔うという意味もあるんだろうけど、生き残った側が気持ちに整理をつける場でもあるんだろうな。そうしないと死者も安心して旅立てないよなと。 2章の旦那さんがとてもよかった。自分もとても辛いのにお葬式で奥さんを愛情深く支えて… 3つともいいお話だったけれども、泣くことはなかったかな。 本文より 結局はね、生きている人の心の中の問題なのですよ。どう死を認めるか。どう諦めるか。ご遺族の気持ちに区切りがつくことで、たいていは死者も納得するものです。

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    映画化されるんですね、やっぱり泣いてしまいそうです。 美空はそばで見守っていてくれるお姉さんの力も借りて、3人の魂を漆原、里見と共に天国へと見送った。 第一話 子供を宿したまま亡くなった女性 第二話 病気で亡くなった女の子 第三話 愛する人を失い、自殺した女性 亡くなった人達の想いも重たいけれど、残された家族の想いももっと重い。それを優しく見送る漆原と里見の手腕はあざやかだ。 寂しがる女の子に寄り添ってくれた美空のお姉ちゃんの優しさに泣けました。守護霊だったお姉ちゃんは、おばあちゃんと一緒に旅立っていきましたが、美空はもう自分がそばにいなくても大丈夫だと思ってくれたのでしょうか。 私にも守護霊、いるのかな~?、守っていてくれてるのかも…と思う時が有ります、見えないけど(笑) 美空も加わって、この3人の最強トリオはまだまだ沢山の魂を救っていくのでしょうね。次も楽しみです。長月さんのキッチン常夜灯もハマるシリーズでしたが、これもハマります。

    11
    投稿日: 2026.01.17
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    泣きました。 特に第二話、降誕祭のプレゼント。 子供が絡むと他人事とは思えなくて、涙を止められませんでした。 後悔のないようにしようと思っても、大切な人を亡くしたら、もっとああしてれば、と思わずにはいられないんだろうな。 そして、「どんなに思いが深くても、生きている人には届かない」という場面で、亡くなった人の想いを想像してとても切なくなりました。 葬儀は生者と死者が区切りを付けるための儀式。 いやでもどうしても訪れる別れの場面に、漆原さん達のように寄り添ってくれる方がいたら心強いだろうなと思いました。

    10
    投稿日: 2026.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    葬儀は死者のためだけに行うのではなく、 亡くなった大切な人を想う人達が前を向くきっかけを作る為に行っているものでもあるということを この本を読んだことでめちゃくちゃはっきりと感じることができました。 本当に大切にしていた人と“もう二度と顔を合わせることもできない”“相手の温かさを感じることもできない。”いつでもどんな時でも隣にいた人が居なくなった悲しみはきっと測りきれないほどのものだと思う。その状況を想像して自分と重ねて読んでいると物凄く同じくらい辛い気持ちになりました。 しかし、ずっと悲しみに埋もれるままではダメで、 前を向かないといけない。 もう居ないことを認めないといけない。 とても切ないのに心温まる。そんなお話でした。 次作も凄く気になりました。

    0
    投稿日: 2026.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    葬儀とは、死者のために行われるものであると同時に、生者のためのものである。〜死者となったその人と別れたことよりも出会えたことに意識を向けることで、前を向き、明日へと一歩踏み出すきっかけを作るのだ。 解説に書いてあるこの言葉に共感した。 もっとしんみりしたお話かと思ったが、読後感はさわやかで、ほのぼのしている。 それはやはり、死者たちが里見さんや美空のお陰で納得して旅立っていったからだと思う。 でも、後に残される生者は、それでも前を向いて長い人生を歩んでいかないといけないからやっぱり辛いなー(36歳で夫と死別した私の独り言です(涙))

    0
    投稿日: 2026.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    葬儀場という、人の死を見送る場所。そして、遺された人達が生きていくための、区切りをつける場所。 後悔のない別れなどないだろう。死は突然訪れ、いつだって近くにあるものだ。だからこそ、生きている今を大切にしたいと、改めて思わせてくれる作品だった。 大切な人の死がもたらす哀しみは、他の何にも癒されるものではない。哀しみに暮れ、自分が生きる意味を見出せなくなることもある。本作は、最後のお別れを哀しいだけのものとして扱うのではなく、遺された人が少しずつでも前を向けるような別れ方を教えてくれる。 別れを哀しむよりも、出会えたことに感謝をする。だからこそ、その時に少しでも後悔のないよう、大切に時間を過ごす。当たり前のことを忘れないでいたい。

    0
    投稿日: 2026.01.14
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    【あらすじ】  マンションへの憧れから不動産業界への就職を希望して就職活動に勤しんでいた清水美空だったが、全敗が続いていた。  そんなある日、就職活動のために休んでいたアルバイト先の先輩から連絡が入る。  美空のバイト先は通夜と葬儀を執り行う坂東会館であり、通夜のための人手が足りないため、ヘルプの要請だった。  そこで元社員の漆原とその友人である里見と出会ったことで、美空の進むべき道が拓けていく。 【感想】  『キッチン常夜灯』で気になった長月天音さんがご主人の闘病生活を支え、死別から二年かけて書き上げたという作品で、お葬式=死を扱っています。  そういう書き方をしてしまうと、重たい作品に思われてしまいそうですが、全編に優しさの漂う物語になっています。  特に里見の存在が大きいですね。私も彼に会ってみたいと思ってしまいました。

    1
    投稿日: 2026.01.11
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    葬儀は先に進むためのひとつの区切り。残された人にとってだけでなく、先に逝く人にとっても大切な区切りであるんだなと感じました。 近くにいる人との悲しい別れの中で、どんな葬儀にするかを考える余裕を持つことは難しい。そんなときに葬儀屋さんのサポートは重要であることに気づきました。 特に夫婦で自ら前に進んで行くお話は心に響きました。 漆原と里見、良いコンビだと思います。

    54
    投稿日: 2026.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    祖父が亡くなった直後に自身の目の手術があり、とにかくベッドに横になるしかなかったのでAudibleにて読了(聴了?)。 読んだタイミングもあり、とにかく涙涙だった。 漆原さん、いい上司だよなぁ。 いや、漆原さんに限らず、坂東会館の皆さんがいい人で心洗われる。もちろん里見さんも。 他の方も書かれていたけど、美空が漆原さんを呼び捨てするところがやけに気にはなってしまったのがやや残念。

    1
    投稿日: 2026.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    別れは悲しいものだけじゃない、人を強くしてくれる 読む前は「別れ」に対してネガティブなイメージを抱いていたが、読了して「別れ」は人の心を強く優しくしてくれるものだと捉えるようになった 「別れ」は避けることができない 1日1日を大切に、周りの人に感謝する心を忘れずに生きていく 映画も楽しみ! 1.妻と子と死別した夫 2.若くして亡くなった子供 3.結婚した後に亡くなった女性

    2
    投稿日: 2026.01.01
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    題名から、泣ける話なんだろうとは思っていたが、やっぱり泣いてしまった。 葬儀に関わる人が皆、このように真摯に向き合ってくれているなら、親族にとってもとても有難い。 主人公のように、葬祭場には霊感がある人が実は結構いるんだろうか。

    1
    投稿日: 2025.12.31
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    悲しい話なのかなと思って読んだが、真っ直ぐな美空と言葉は少ないながら誠実に遺族や故人と向き合う漆原のコンビに心打たれる作品でした

    4
    投稿日: 2025.12.29
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    映画公開すると言う事で手に取りました。 葬儀屋の仕事の大変さなどがほんの少しだけ分かった気がします。 この後の続編?も何作かあるみたいなので全て読みたいと思った。 この話と関係ないけど、 私は死んだ時は、お花は菊とかでは無く、チューリップとか薔薇とかかすみそうとか自分の好きなもので埋めて欲しいと思った(花の意味とか考えずに) ←出来るのか分からないけど笑(全然健康だし死ぬ様な年齢でも無いけど笑) 映画が公開されて鑑賞したらまた再読するかも! とにかく最高に好きな作品でした。 とても読みやすかったです。

    1
    投稿日: 2025.12.28
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    映像化にあたって、親からたまたま貰ったので読了 読みやすいけど衝撃はない 死を題材にしてるけど心温かくなる話

    0
    投稿日: 2025.12.26
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    JD続きだったw ちょっと霊感のある女子大生美空が葬儀場バイトを通して死者の想いに触れ、成長していく物語 美空よりも「視える」僧侶の里見さんがいいキャラよね~ 話の流れが死者視点なのだなぁ 「視える」ことによって気持ちを受け止めてもらえる死者は幸せなのではないかなぁとちょっと思っちゃうな

    12
    投稿日: 2025.12.23
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    亡くなった人と対話出来るというコンセプトの物語は面白かったです。 ただ、台詞が多いせいか文章が若干軽いというか、ライトノベル的な印象でした。 作者さんはこれがデビュー作とのことなので、これからの伸び代に期待です。

    2
    投稿日: 2025.12.09
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    ファンタジーやSFが苦手な私が本作をすんなりと受け入れられたのは、葬儀場というシチュエーションのためだろうか、こと故人となると見えずともそばにいてほしいと思っているのかもしれない。 わたしは心を費やして仕事をしているだろうか。誇れる仕事をしているだろうか。 一生懸命やっているけれど、完璧とは言えない人生だから、物語から人生を追体験して、物語で人生を補完する。

    2
    投稿日: 2025.12.04
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    漆原さんの徹底したプロ意識と冷静さの裏側にある優しさに胸を打たれました この仕事の重みが伝わった 映画化すると知って読みはじめたんだけど公開が楽しみすぎる

    7
    投稿日: 2025.12.04
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    読み終わって思ったことは、人が亡くなったとき葬儀は形式にとらわれて進んで行くけれど、それぞれの思いが亡くなった人にも残された人にもあるということ。 残された人がどのようにして次へ進むのか。 無理やり送っても意味がない。お互いに納得して成仏できる。 どんなに素晴らしい式で見送ることができても「あの時、ああしてあげればよかった」という後悔の念は誰しも思うのだろう。 葬祭ディレクターの漆原さんの言葉に、生きることとこの世から居なくなることについて考えた。  

    13
    投稿日: 2025.12.03
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    「死」はほんの少しのお別れ。 そんな風に思えるようなお話だった。 どんなに愛して大事にしていても、死んだら届かない。大事な思いはここにあるのに、もう見えない。 だけど、自分も空に旅立てばまた会える。 死後の世界を信じるタイプでは無かったけど、 いつか、大好きな主人とさよならした時(どちらが先に逝くか分からないが)ほんの少しのお別れと思いたい。 大事に飼ってたハリネズミに、また会えるんじゃないかと思ったら、しっかり生きて、生涯を閉じる日が来るのも怖くないと思えた。

    1
    投稿日: 2025.12.01
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    斎場(納棺師さん含む)の裏側が描写されてるのかと思い、手に取ったのだけど。 仕事柄、笑みを出せずに、でも遺族たちに親身に寄り添い不満を与えないって難しいだろう。 もう少し、仕事そのものに踏み込んでほしかった

    0
    投稿日: 2025.11.30
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    葬儀をテーマにした物語はいくつもあるけれど、『ほどなく、お別れです』はそのどれとも手触りが違っていた。 いちばん強く感じたのは、重いテーマなのに、読者が深呼吸できる“やわらかな余白”があること。 舞台は葬儀場。扱うのは死別。 それなのに物語が沈まないのは、淡いフィクションがそっと作品を支えているからだと思う。 霊的な描写は過剰な演出ではなく、遺族の心に近づくための“補助線”に留められていて、現実の痛みを直接ぶつけすぎない。 そのおかげで読後には、悲しみではなく“救い”のほうが静かに残る。 そしてもうひとつ大きいのが、美空という主人公の視点の近さ。 彼女は職人でもベテランでもなく、ただの大学生アルバイト。 知識も経験もまだ浅く、戸惑ったり迷ったりしながら人の最期の儀式に向き合っていく。 その距離感が読者にとっては驚くほどちょうどよくて、「葬儀の裏側」という特殊な世界が、一歩分だけ自分ごとに引き寄せられる。 さらに、この物語には“お仕事小説”としての魅力もある。 葬儀という仕事が、感情とプロ意識のあいだで綱渡りをするような職種であること。 所作の意味、寄り添い方の難しさ、プロとしての背筋の通し方──。 死別の悲しみにただ沈むのではなく、「他人の人生の節目に立ち会う」という仕事の尊さがにじみ出てくる。 涙が出るのは、派手な展開や仕掛けではなく、 “人が誰かのためにそっと手を伸ばす瞬間”が積み重なるから。 その涙の質が、他の泣ける小説とまったく違う。 読了後に胸に残るのは、悲しみではなく、 「これからも生きていける」という穏やかな呼吸に近い感覚だった。

    11
    投稿日: 2025.11.27
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    死といいものは特別なものではなく自分の近くに必ずあるものだと思う そんな最期の儀式を親身になって思いやる優しさを持った方に担当してもらえたなら、幸せな事だと思う 葬儀とは死者にとっても遺族にとってもきちんと区切りとなる式なのである

    0
    投稿日: 2025.11.25
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    死者のためだけではない、生者のための式でもある。 亡くなったおばあちゃん、おじいちゃんを思い出した。

    1
    投稿日: 2025.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    霊感物とはどうなのか、と思ったが主人公が亡くなった人の思いを汲み取って自分に何が出来るのかを考え向き合っている姿が良かった。 最近、葬儀に参加する機会があったが慌ただしく執り行ってしまった、と思っていた。この本を読んで良くも悪くもいろいろとあったが故人も精一杯生きてきたのだろうと思わずにはいられなかった。 2話目は特に泣かせられた。

    50
    投稿日: 2025.11.22
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    「3+1回泣ける」がキャッチの葬儀屋さんのお話。 ちょっと泣けなかったなぁ、、、けど父を亡くした時を思い出しました。葬儀の時は決めることや、やることが多くて、悲しんでいる間もなかったし、亡くなったって実感がなくて、バタバタと過ぎた中、近くにおったんかなぁ、、、 きっとこっちのこと見てくれれて、今でもどっかで見守ってくれているんやろうって思うことができた一冊でした。 目黒くんと浜辺美波ちゃん ピッタリなキャスティング!

    28
    投稿日: 2025.11.22
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    先日大好きだった祖父が亡くなった。 そんな時に読む本ではないか、と思ったものの読んでよかった。 亡くなってしまうと会話ができない。 故人が何を思っているのか、生きているものには分からない。 でも、きっとこちらのことはしっかり見ててくれているんだろうなーて気持ちになったとともに、葬儀会社で働く人々ってすごいなあという気持ちにもなった。 あと、やっぱり霊に対して気を持っている人が近くにいたら良いことばかりではないかもしれないけど、故人と心を通わせられることもできるのかなあと感じた。 明日第二シリーズ買いに行く!と決めた!

    22
    投稿日: 2025.11.18
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    この小説は葬儀場が舞台となっています。 葬儀には何度か出たことはあるのですが、葬儀場スタッフの仕事のことはあまり詳しくなくて、葬儀場で働く人の仕事は多岐に渡るんだなあと気付かされました。 自分も葬儀に出たことがあるので、物語に出てくる遺族の悲しみに共感できる部分もあります。それでも前を向いて生きていくことが故人のためにもなるのかなと思いました。

    4
    投稿日: 2025.11.13
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    葬儀屋で働く大学生のはなし。それぞれの人生があるんだなぁと思う。 全体的に読みやすくてよかったんだけど、たまにセリフを誰が喋ってるのかがわかりにくいことが…(読解力)

    2
    投稿日: 2025.11.10
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    涙活に最適。 もし10代でこの本に出逢っていたら、葬儀場でのアルバイトをしてみようと思ったかもしれない。 このところ、ストア哲学の本を読み、自身や身内の死がいつ訪れてもいい心の準備をと考えていた。そういった流れからも今の自分に適したお話だった。 続編を早く読みたい。

    3
    投稿日: 2025.11.10
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    ・父が亡くなって半年ぐらいで読んだ本。 ・一人暮らしの母との話題が欲しくて買ったのもある。紹介したらすぐ買って読んでいたので、買ってよかった。 内容について ・主人公に感情移入しやすかった。大学生〜新卒の期間なので、1社会人としては通ってきた道... ・葬儀社の人の仕事ぶりや、司会進行の難しさなどいろいろ知れて、興味深かった。 ・ややファンタジーな世界観もあるが、そこも含めて楽しめた。現実がしんどい分、読書ぐらい、虚構の世界で楽しみたい。

    2
    投稿日: 2025.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    霊感があるのはマイナスなイメージだと思っていたし、 正直怖いって思ってた。 けど、美空は葬儀屋で働くことで長所にしていった。 寂しい気持ちはもちろんあるけど、 その中でお互いが乗り越えられるように、 生きている人と亡くなった人の橋渡しをするって とてもいい仕事だなと思った。 お葬式って暗いイメージだし、 死って嫌だなあと思っていたけど、 読後はなぜか晴れって感覚。 今までの死への意識が変わる感じ。 お葬式の話なのにあったかい気持ちになる…

    2
    投稿日: 2025.11.08
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    文体があまりあわず、誰が話しているのか迷子になったりしてしまいました。 普通の葬儀屋さんの話かと思ったらさにあらず、特殊能力ものだとは思いませんでした。 最初の一章は電車内で読んでいて思わず泣きそうになりましたが、三章目の話はちょっとミステリ臭が強すぎてあまりいい気分ではなかったかな? 出てくる人たちが良い人たち過ぎて、それも少し合わなかったかも。

    1
    投稿日: 2025.11.01
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    心に沁みるお話ばかり。葬儀屋さんという職業柄、そして話の展開上必要な訳だけど、「見える」「感じる」能力だと実はあまり好みではなく、続刊はどうしようかと思案中。良い作品なんだよね…

    2
    投稿日: 2025.10.28
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    初めましての作家さん。映画化されるとのことで。 目黒蓮?うーん、、浜辺美波まぁ納得。 キーパーソンとも思われる里見さんの配役がない。映画には登場しないの?? (なのでたぶん映画は見ない) 内容としては、全く好みではなかった。。 死をテーマにした作品は、とても苦手。 そして、ファンタジーと言って良いのか、非現実的に話が解決する(霊との対話が謎解きみたいで)のはどうも読んでてしらけてしまい、受け付けない。。 でも、読みやすさは抜群で、初めましての贔屓目で星4だけど、ホントは2.5でも。。 この先のシリーズは読まないかな、、

    27
    投稿日: 2025.10.26
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    映画化されるとの事で登場人物に俳優さんを脳内変換しながら読みました。葬儀場でのお仕事と言うと人の死にのみ関わるお仕事と思ってましたが、この物語では死だけではなく生前から死後さらには天国への道のりを亡くなった本人とその家族両方に温かく橋渡して愛を紡いでいくようなお話でした。とても良かったです。

    1
    投稿日: 2025.10.26
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    3冊を通して亡くなった方にも遺族の方にもいろいろな気持ちがお互いにあって尽きることのない想いや後悔がたくさんあるけれど前を向いて進んでいく必要があって、またいつか逢える日まで、、と思いながら頑張ろうと思えた一冊。 葬儀は悲しみに暮れて別れるためだけにあるのではなくお互いが前を向いて歩いていくための儀式でもあるんだなと感じた。 みんなにぜひ読んでほしい!!

    2
    投稿日: 2025.10.23
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    葬儀屋の話ってなかなかなかった気がする 霊感みたいな特殊能力ある感じは時々あるから珍しくはなかったけど、 葬儀屋さんって暗いイメージしかなかったけど、 お別れを支えられる素敵な仕事ですね

    1
    投稿日: 2025.10.23
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    同じ作者の「キッチン常夜灯」が良かったので読みました。感じが違う作品だと思ったら、こちらがデビュー作だったようで納得です。 登場人物が軽いタッチで描かれているので読みやすいですが、扱っている内容はかなり重い物です。それでも死者の思いと残された者の気持ちの落とし所を見つけて、式の場で昇華させる主人公たちの姿に暖かい気持ちになれます。 中盤の主人公と姉の間の想いが重なる箇所は泣いてしまいます。

    2
    投稿日: 2025.10.20
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    https://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00060933

    0
    投稿日: 2025.10.20
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    葬儀屋さんのお話です。 内容は重いものではありますが 読みやすい本であっという間に読了しました。 みんな素敵なスタッフで こんな方達に見送っていただけるなら、亡くなった方も残された方も、 温かい気持ちになるだろうなぁと 感じました。 映画にもなったということで、 登場人物も思い描きやすく 親しみを持って読めました。 亡くなった方のためというよりは 残された人がお別れの準備や心づもりをするのために行うお葬式 確かにそうだなぁと思いました。 人より感覚が敏感な美空ちゃんや、 上司の漆原さん、お坊さんの里見さんみんなが亡くなった方の思いや残された方の思いに寄り添い お見送りする 絶妙な三人の組み合わせがとても心地よく、お葬式のお話ですが 爽やかな読了感でした。 シリーズものなのでまた続きを読みたいです。

    35
    投稿日: 2025.10.19
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     葬儀は誰のために行うのか。多くの人は死者を弔うためだと答えるはずだ。そして同時にその実はのこされた家族もしくは関係者のための儀式であることも承知している。死別という非日常事態を、丸ごと受け入れるためには特別な時間と空間とが必要なのだ。  その行事を取り仕切るのが葬儀社の仕事である。この小説は葬儀社で働く人々の物語だ。彼らには死者の魂を見通せる力があり、その遺志を葬式の中で実現してくのだ。先に述べた言い方で繰り返すのなら、死者のための葬儀を実現しているのである。  主人公が生前に死んだ姉の霊と共に生きてきたという設定が、全編を通して効いている。霊感の存在を私は認めてはいないが、こういう話を読むともしかしたらという気持ちになる。

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    うっかり続編の方から読んでしまい、遡る形に。 話は葬儀屋さんにバイトで働くお話。 続編で流れはわかっていたので、すいすい読み進められる。 見える感じる体質の美空の話を通して、頼りになる上司・漆原さんの対応が本当に遺されたものを思い、葬儀という非日常空間で悔いのないように送り出すお手伝いをしてくれている。 自分はまだ身近にこういう経験はないが、いつか必ずくるお別れの時には美空や漆原さん、里見さんのようなひとに寄り添ってもらえると心強いし、なんなら死ぬことは一時のお別れくらいにライトに捉えることもできる。 続編よりも話の内容的にはこちらの方が好きだな。

    6
    投稿日: 2025.10.13
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    浜辺美波×目黒蓮で映画化するとの事。 初読みの著者なので冒頭、今まで読んできた小説にはない若干の引っかかりを感じつつもいつの間にか引き込まれてしまいました。 葬儀場「坂東会館」でアルバイトする微かに「視える」能力を持つ美空という名前の大学生が主人公。 ある程度読んでいくと構成も含めて物語の先が見えてきますが、それでもなかなか泣かせてくれます。文章力の成せる技か。2冊出版済の続編も映画も期待。

    72
    投稿日: 2025.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    漆原さんの一見冷たいけど根は人思いで誰よりも人を大事にする人物像がめちゃくちゃ良かった。 指飲み込む下りはちょっとゾッとした( ̄д ̄;) 早く続編読みたい。

    0
    投稿日: 2025.10.01
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    死を取り扱う話だから重くて寂しい話かと 思い込んでた読む前の私へ たしかに重い部分もある。けど… (亡くなった死者の方それぞれ抱えてるものがある) その分、いや同じくらい温かい気持ちになれる小説 それは登場人物、全員優しくて味方で温かいから。 葬儀場の坂東会館の皆さん、美空ちゃん 美空ちゃんの家族 漆原さん 僧侶の里見さん 本当にみんな温かくていい人。 私、自身が母を中学時代に亡くしていて あまり葬儀場にいい思いがなく…いや きっと私だけじゃなくみんなそうだと思うけど… でも、この作品を読んだ今の私は少しだけ 亡くなった人達は、幸せに天国へ行けるように 今世をまだ生き続けなければいけない私達は この儀式を通して前を向けるように。強く 一歩を踏み出せるようにする大事な場所なんだと 考え方が変われるきっかけをくれた作品に なりました。あと漆原さんの優しさ大好き…(泣) すみません、最初クールな人かと思ってました この場を借りてみなさんに伝えたい。 多分、読み終わったあと全員、漆原さんに 女子は恋してると思う。同じ職場にあんな上司 居たら、私は頭抱えてる素敵すぎて。 ⚠️クールでツンな部分もあるので(半分そう) 仕事する優しい漆原さんが常だと思ちゃうと 間違えだからね、恋した諸君って感じだけど (仕事を通さないとちょっといや…うん口悪くなる) このギャップが良くてまた惚れるんだよな… 僧侶の里見さんの明るいキャラも好きだし 今作の美空ちゃんのお姉ちゃん祖母コンビも好き …お気づきだろうか。そうもれなく登場人物 全て好きになって読み終わります。この作品。 それだけじゃなく亡くなった方それぞれにも謎 主人公の美空ちゃんにも秘密があるし… なんか小説の楽しい部分と悲しい部分全部 楽しめる作品です。 長月先生これがデビュー作とか凄すぎる。 ほんとに。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    親族を相次いで喪う歳となる前に出逢いたかった本でした。話の中に出てくる門前仲町は、私の産まれた所です。号泣したくないので、ヒロインを演じる美波ちゃんの映画は見ないことにします。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    本屋さんで、たまたま本作のコーナーが設けられており購入。そのコーナーが「このあたり近辺が舞台になってるお話です!」みたいなコーナーで、思わず買ってしまいました。そうなんです“ソラマチ”に入ってる本屋さんでいつも本買ってます笑。 巻末解説を読んで初めて知りましたが、この筆者はこれがデビュー作でしかも賞をとっておられるとのこと。確かにいい作品でした。前述のとおり買った動機が内容とか全く知らずに買いましたので、まさか葬儀屋さんのお話とは。。。しかも途中から⁈うん少しSFチックというかファンタジーなお話?みたいなことに気づいたと思ったら、一気に独特な世界観に引き込まれてしまいました。涙腺崩壊の瞬間が何度もやって来ます。読んでる途中で自然と家族や同僚や自分の身の回りの大切な人たちが浮かんできます。そんな小説です。出てくる登場人物もみんなキャラが立っていて面白い。冷静に考えると怖くなりそうなお話ばかり(短編集)だが、そんなことを微塵も感じることなく、“怖い”より先に“感動”がやってくる。いい作家に出会いました!(スカイツリーの近くに住んでるおかげで笑) この作品は3冊のシリーズモノ。とりあえず2冊目までその日にまとめて買ったのですが、なんで、3冊買わなかったのか。。。確実に三冊目まで買います。またその本屋に行かないと。まあ小説に出てきた風景はどこなんやろーと探しながら“ソラマチ”までまた行くことにします。とりあえず今から2作目を読むことにします笑。

    18
    投稿日: 2025.09.26
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    昨年と今年の初めに2人の友人と早すぎるお別れをし、気持ちが落ち込み、生き方について考えました。そして今でも時折考えることがあります。そんな時に読んだ本だったので、所々涙が溢れて心がザワザワしたり温かくなったり、入り込んでしまった小説でした。 文中の言葉で漆原さんが悔いを残さない生き方について美空ちゃんに言った言葉が印象的。 『相手を怒らせたらすぐに謝る。隠し事をしない。やり残すことがないように、今できることは今のうちにやっておく。』 もっと色々あるとは思うけど、いつも思いながらなかなかできない、『今できることを今のうちにやっておく』、は改めて自分に言い聞かせてしまいました。

    6
    投稿日: 2025.09.22
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    キッチン常夜灯で知り、他のお話も読んでみたかった長月天音さん。 亡くなった人も、遺された人も、例えどんな死にも向き合ってその時にできうる限りの形で送ってくれる。「見える」美空と里見和尚、見えなくても空気を読んでその人たちにその時に必要な言葉と態度でで伝えてくれる漆原。 そうして紡がれた時間のお陰で「ほどなく、お別れです」の言葉が希望を持った響きに聞こえてくる。お別れの儀式は区切りとして前を向くきっかけをくれるものであるといい。 登場人物全てが温かく、そういうことを重たくなく穏やかな時間の流れる中で考えさせてくれるようなお話でした。続編も読みたいです。

    25
    投稿日: 2025.09.18
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    つい先日祖母を見送った。これで身内を送り出すのは4度目。その度に、葬儀に関わるすべての働く皆さんを心から感謝し、尊敬の気持ちを抱く。本当に誇るべき素晴らしい職業だと再確認できた一冊だった。映画化が楽しみ。

    1
    投稿日: 2025.09.14
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    死の受容ってそんな簡単ではないけれどそれでも受け入れていかないといけないきっかけって本当に小さなことだったりもする 家族の大切さと命の儚さ、そして美しさ全てに投げかけられてるような気がするなあ 私は医療従事者をしていますが、病院からお見送りをした後の物語を見てるみたいですごく参考になった。働く中で嫌になったら、この本に戻りたい。

    1
    投稿日: 2025.09.09
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    葬儀場が舞台の四つの話が載っている。 特におばあちゃんの話が印象的だった。生きているうちに大事に、そして伝えていきたい。

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    葬儀場でアルバイトをする大学生が、様々なご遺族と出会う中で成長していく話。 上司の漆原さんの言葉一つ一つが胸に来て、亡くなった方とご遺族の気持ちも想像できて、思わず泣いてしまった。良い話。

    0
    投稿日: 2025.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友人に勧められて読了 自分では中々選ばないジャンルであった 「そうだ。たとえ身内でも、亡くなった方にはもう何もしてあげられない。こうやって、後悔の念を少しでも昇華させるしかない。葬儀とはそういう場でもある」 漆原のこのセリフがとても印象的であった 私の中で葬儀とは"亡くなった者のため"というイメージであった しかしこのセリフを読んで、また、このストーリー全体を通して、葬儀が"生者のこれからのため"という側面もあるのだとより強く感じることになった それがどんな形であれ、何かしらの区切りを与える優しいものであるように 漆原や美空をはじめ、坂東会館のスタッフや和尚の里見は温かい人達でありながら人間が好きな人ばかりだと感じた 遺族の希望を叶え、亡くなった方の大切なものに寄り添う 里見の「語ってあげるのも供養だと、さっきまでお身内から聞かせてもらっていたんだよ。聞いてもらうと楽になることってあるでしょう?そうやって悲しみを癒す手伝いをするのも、僕の役割だと思っているからね」のセリフも印象的であった どの話もやるせない死ではあったが葬儀というものが悲しいだけで終わらず遠い未来の希望に繋がるものになればいいと読者ながらにも願ってしまった オムツ、長毛種の大型犬をデフォルメしたぬいぐるみ、揃った指輪。それぞれに物語があり、亡くなった者もこれから生きる者も両者共に背中を押していった 私が死ぬときは一体何がこれらに値するのだろうか

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    こんなに本を読みながら泣いたのは久しぶりだ。 母親に勧められて借りた本 内容にというより泣かされたことに星4 3話ともが 最近結婚・妊娠・出産を終えた私にとって 身近なテーマだったので ボロボロ泣いてしまった。 お葬式には何回も出ているし 身内とのお別れも何度も経験したが その場を仕切る葬儀屋さんの立場でのお別れは 新鮮だし、温かい気持ちにもなった みんなが坂東会館の人達のような 葬儀屋さんだといいなぁと思った

    2
    投稿日: 2025.08.28
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    映画が公開されるとのことで、書店で本を手に取りました。 美空と坂東会館の同僚、漆原と里見の関係、故人とその家族、そして美空と家族の関係と、それぞれの思いが温かく描かれていて、心に響く作品でした。 3作目まで一気に読みたいと思います。

    0
    投稿日: 2025.08.28
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    里見和尚が素敵だな…と思いながら読みました。映画では誰が演じるんだろう。 亡くなった人も、残された人も、温かく見送ってくれるストーリーは、解説を読んで、著者の思いが分かって、とても腑に落ちるものでした。

    0
    投稿日: 2025.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    HKさんのおすすめ。 殺人事件の解決のため、 遺族に気づかれないようにお葬式と火葬場の間にご遺体を検死する、 という葬儀屋のドラマをさんざん見たので、 あまりにまっとうで普通の葬儀場の話でちょっと肩透かしだったのは否めない。 殺人事件でもないし。 普通と言っても、 死者の魂を感じられるアルバイト改め社員がいるというのは、 別の意味で普通ではないが。 スカイツリーのすぐ近く、 地下に厨房をかまえ、2階から4階を式場とする葬祭場がある。 美空は父親の紹介で大学1年生から、この「坂東会館」でアルバイトをしていた。 四年生の秋になっても就職先が決まらずもんもんとしていた時に、 葬儀に来たあまり見かけない若い僧に気がつかれてしまう。 美空が「見える人」であることに。 「見える」葬儀屋とあっては、どれだけおどろおどろしい話なのかと思いきや、 明るいとまでは言えなくても、暗さや悲壮感のないライトな雰囲気だった。 妊婦さんの事故死や、幼い子供の病死、若い女性の自殺と、 決して軽い話ではないのだが。 一千万円の札束が文房具のようにしか見えなくなってくる、 とは銀行に勤めている人の言葉だったが、 生業となっては大金も人の死も日常のものとなってしまう、 といことなのだろうか。 予想通り、祖母が亡くなってしまったのは残念。

    0
    投稿日: 2025.08.27
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    映画の情報が解禁になり、これは早く読まねば!と 就活がなかなか上手くいかない大学4年生の美空 しばらく休んでいたアルバイト先の葬儀屋から連絡があり、復帰することに そこで出会った葬祭ディレクター漆原礼二 彼の元での仕事、葬儀に関わる人々との出会いや、遺族、故人の背景 少しファンタジーなお仕事物語 後書きにもあるのですが、短編それぞれに出てくる死が、全て大往生とは言えない背景も辛い 改めて生と死、残された家族の幸せ、そんなことまで考えてくれる葬儀屋や僧侶の存在が温かい物語でした 目黒蓮さんと浜辺美波さんのダブル主演 とてもイメージ通り 気になるのは、僧侶の里見さん いいキャラクターなんだよなぁ どなたが演じられるのか楽しみです

    18
    投稿日: 2025.08.26
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    葬儀会館でアルバイトする大学生のお話しです。 子どもの小さな棺が登場するお話しは辛かったです。 「見える」とか「気を感じる」というファンタジー要素があるとは想像しなかったのと、といってもファンタジーに振り切れているわけではなかったので、期待とは違うな...と思ったのですが、 子どもを送る親、特に母親には肉体から解放された子どもの様子が見られたらよかったのになと思わずにはいられませんでした。

    31
    投稿日: 2025.08.24
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    人生最後の式だから華やかに。最後の別れだからこそ簡単にはいかないし納得できないこともある。そんな難しい葬儀屋という職業に焦点を当てた物語。 仕事は完璧だけど感情が読めないクールな漆原さんと人当たりの良い里見さんのコンビはバランスがいいし、そこに遺族の気持ちに敏感な美空が加わることで最後はいいチームが出来ていた。 舞台の関係上悲しいお話が多いし小さい子がなくなる話は本当に辛かったけど、最後はホッとできる部分があるのが救い。 まだ喪主という立場を経験したことがないので、漆原さんのような落ち着いた人が担当になると心強いな。

    24
    投稿日: 2025.08.24
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    『ほどなく、お別れです』シリーズ第一弾。 主人公は少し霊感?の持ち主である美空。 そこに現れる事件や事故がらみの遺体を専門とする葬祭ディレクターの漆原。 美空と漆原のコンビが死者にとっての区切りと生者にとっての区切りをつけさせる。 死がテーマの物語だが、決して悲しく寂しいものではなく、生きがいを感じさせてくれる作品。

    37
    投稿日: 2025.08.22
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    「死」と新たに向き合うために購入しました。 希死念慮を10年以上抱えており、「死」とは私にとって安息やゴールでしかありませんでした。この本には、家族を亡くした人や葬儀屋さん、そして少し霊感のある主人公から見た「死」が描かれており、他人の「死」への認識の違いがとても興味深かったです。 また、「死」という喪失や別れを経験した人たちが、葬儀を区切りとして新たに前に進んでいく話に、温かさを感じました。

    10
    投稿日: 2025.08.18
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    葬儀場を舞台に展開されるストーリー。 少し霊感のある?大学4年生美空が主人公。 美空の人の気持ちに寄り添うスタンスがとてもよく、感情移入してところどころ泣いてしまったな。 若くして亡くなるってそれはもう無念でやるせないけど、死者の気持ちをくみ取って、遺族にも寄り添う儀式ができるのってすごいことだなと思った。 お葬式には何回か出ているけど、裏側を少し覗けた気もしておもしろかったな。

    2
    投稿日: 2025.08.17
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    葬儀は人の死を悔やむのではなく、出会えてよかったと前向きに捉えるための大切な「区切り」である。また解説にあるように、働くということは、他者と繋がっていく喜びを感じることである。 人の死や仕事といったマイナスに捉えられがちなことも、プラスに捉えることで前向きに生きることができる。著者や美空、漆原のように、こうすればよかったという後悔ではなく、人との出会いや経験に感謝して生きていきたいと思った。

    5
    投稿日: 2025.08.06
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    素材は重いが死への怖さは描かれず、救済の物語。ただ、やっぱり苦しいね。とりわけ幼子についての話(第二話)はつらい…。

    2
    投稿日: 2025.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    就活に失敗してバイト先の葬儀社に勤め始める女の子が主人公。 美空は自分が産まれる前に亡くなった姉美鳥の霊がついているという霊感の持ち主。 それ故、ご遺体の様々な想いを組みとることが出来る。 漆原は事故や自殺など特殊な事情を抱えるご遺体を専門に葬儀を取り仕切るスペシャリスト。 彼は霊感こそないが、類稀な空気を読む力で霊感を持つものと同じような力を発揮する。 そこに、里見という美空以上の霊感を持つ坊主が加わり様々な特殊な背景を持つご遺体の葬儀をつつがなくこなして行く…。 あらすじはそんな所ですが、葬儀社の事情や美空の家族模様が絡み物語に深みを加えて行きます。 特殊な仕事への好奇心とストーリーの面白さに引き込まれていきます。美空と美鳥の関わり、美空と漆原、里見ほか葬儀社の人たちとの関わり、両親や祖母との関わり、登場人物の温かい交わりを汲み取れ おだやかな気持ちになります。 続編もあるようなので美空の成長の姿を楽しみながら読み進めて行きたいと思います。 余談ですが、映画化に伴い浜辺美波さんが美空役のようですが、何となく違うようなもっと風采の上がらない地味な人が適役のような気がします。

    1
    投稿日: 2025.07.24
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    長月天音さんは『キッチン常夜灯』シリーズで読んでます。 YouTuberさんオススメの本であり、来年映画化されるので一足早めに原作を読もうと思いました。 お仕事小説的なイメージなのかと思ったら、主人公・美空と僧侶・里見が亡き人の気持ちや影が見えるファンタジックな部分がある。 それをファンタジックとして捉えず、まるで(亡くなってるのに)生きてる人に向き合ってるかのようにリアルな世界に溶け込む。 生と死が現実味を帯びる物語の展開で、釘付けとなり、亡き人との対話で何度も涙。 少しでも亡くなった人・遺された人の気持ちに寄り添えるように。 亡き人を悲しむためのものではなく、悔やむ気持ちも悲しい気持ちもすべて昇華させていくための、亡き人との対話が遺された人に対して前を向かせるのが葬式であること。 生と死をテーマにした物語を読むことはあるが、より身近に感じ、ハッとさせられる部分もあり感銘を受けました。

    13
    投稿日: 2025.07.24
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    私には霊感はないけど美空の不思議な力によってご遺体の気持ちや隠された背景がわかっていく。 見えちゃうって、時には嫌だと思うし厄介なことも多いと思うけど、助かることもあるんだなと思った。お姉ちゃんの力もあってか解決方法を見つける。切なくて悲しいんだけどなぜか温かい気持ちになった。

    13
    投稿日: 2025.07.21
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    葬儀場でバイトをする女子大生のお話。 世の中には「見えちゃう」人たちがやはりいるのだろうか。 にしても、見えちゃった皆さんに怨念とかなくて、そういうもんなのかなぁ、とちょっと疑問に思う。わからないけれど。

    2
    投稿日: 2025.07.21
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    お仕事小説。 ちょっとファンタジー感はあるけれど、故人やその家族の哀しみに真摯に向き合おうとする姿は読んでいて温かいものを感じられた。

    1
    投稿日: 2025.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    焼身自殺された方。 妊娠中の女性。 闘病の末に亡くなった幼い少女。 指が欠けた若い女性。 美空のおばあちゃん。 少し訳ありな葬儀を担当する上司の漆原と、亡くなった方が見えることのある美空と、同じく亡くなった方とやり取りができる僧侶の里見が、遺族も亡くなった人も区切りとなる葬儀になるよう奮闘するお話。 故人、遺族ともに後悔が残らないように奮闘する様子や、かける言葉の温かさは、悲しくも心が救われる。 葬儀場の仕事の流れであったり葬祭プランナーという職業は、知らないことが殆どで、お葬式のどういった部分を任せて良くて、またどういう配慮をして動いてくれているのか、多くの情報が興味深かった。

    3
    投稿日: 2025.07.16
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    audible107冊目。 納棺師や葬儀屋の方々が書かれた著作を読んだことがありますが、この本は、小説。 大切な人とのお別れを担う、本当に神聖なお仕事だと思います。頭が下がります。 小説であれば中高生も読みやすいので、このようなお話に早いうちに触れてほしいものです。 物事の見方や考え方に深い影響を与えると思います。

    3
    投稿日: 2025.07.13
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    映画化をきっかけに手に取った一冊。 看護師6年目の現在。 何度も看取り関わらせて頂いてきたけど 病院からお見送りした後のことは 深く知らなかった。 難しいことだけど 病院で働くということは 患者・家族のケアが出来るのは 病院にいる時に限られてしまう。 だから 看取り関わらせて頂いた時の ご家族の様子によっては 途轍もなく心配になる時が何度もあった。 今でもどうされてるかなぁと 気がかりなご家族もいる。 そんな時にこの本に出会って救われた。 患者・家族を見送った後 葬儀屋の方が家族に寄り添ってる。 そう思ったら心が軽くなった。

    7
    投稿日: 2025.07.10
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    ちょうど祖父を亡くしたばかりで読んだので、事情は異なれどものすごく感情移入してしまい、公共の場で読んでるのにボロボロ泣いてしまって だから読むのやめようと思ったけど、どうしても読みたいなと思って泣きながら読んでたからかなり端から見ると怪しかったかも笑

    2
    投稿日: 2025.07.05
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    普段、なかなか関わりがないし、 積極的に関わりたくない場所での お仕事の話 人生の中でも大切な瞬間のひとつに 目立つことなく支えてくれる人たち ありがたいです。 短編3編にエピローグ 子供の話はツラい…

    14
    投稿日: 2025.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「この子のためにって頑張ってきただろうに、その支えを失ってしまったんだからね。ご両親、これからもきっとつらいと思うよ。誰かのために生きていると、それだけで強くなれるからね(中略)」 「そう、人間って繊細だからね。ちょっとしたことで強くも弱くもなれる」

    1
    投稿日: 2025.06.30
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    この葬儀場では、奇蹟が起きる。 夫の五年にわたる闘病生活を支え、死別から二年の歳月をかけて書き上げた「3+1回泣ける」お葬式小説。 大学生の清水美空は、東京スカイツリーの近くにある葬儀場「坂東会館」でアルバイトをしている。坂東会館には、僧侶の里見と組んで、訳ありの葬儀ばかり担当する漆原という男性スタッフがいた。漆原は、美空に里見と同様の“ある能力”があることに目を付け、自分の担当する葬儀を手伝うよう命じる。漆原は美空をはじめとするスタッフには毒舌だが、亡くなった人と、遺族の思いを繋ごうと心を尽くす葬祭ディレクターだった。 #読了 漆原さんがまじでカッコよすぎる! 漆原さんと里見さんのやり取りも楽しかったです! けど泣いちゃいました( ; ; )読んで良かったです!続き買おうと思ってます。

    1
    投稿日: 2025.06.28
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    心が清らかになる。 自殺したかと思われた方のお話が個人的にはすごくささった。 人間誰しも楽になりたいって思うことあると思うが、 生きているからこそ味わえる喜びもある。 日々大事に過ごそうと改めて思えたし、 亡くなる時心の底から悲しんでくれる人がいてくれたら嬉しいなぁと。

    1
    投稿日: 2025.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    葬儀屋のお仕事小説だったので【死】について 色々と考えさせられるストーリーだと思った けどすごく【生】について深く 考えさせられるストーリでした。 漆原や里見の考え方や人柄もすごく素敵で 「葬儀」自体を大切な区切りの機会だと考え より良いものにしてくれようと してくれるところや、今作の主人公である 清水美空の不思議な力が今までは本人も あまりいいものと感じていなかったのに その力のおかげで亡くなった人と 遺族の方々が希望を持てる感じになって いくのが読んでてよかった。 大切な人を亡くした家族が一番大変な 心理状態にいる中で滞りなくお別れの儀式を おこなってくれる葬儀屋さんの仕事って 大変だなと思ったし、素晴らしい職業だな とあらためて思いました。 あと美鳥がなぜ美空のそばにいるかの 理由も切なかったけど、相手に伝わった みたいでそれはほんとに良かったけど そうなると美空の不思議な力はなくなる? 弱まってしまうだけ?どうなるんだろう? 続刊も出てるみたいなのでその辺も 含めて続きが楽しみです。

    1
    投稿日: 2025.06.24
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    「ほどなく、お別れです」。 このタイトルだけで、胸がつまった。 大切な人を亡くしたから、このすべてが、 身近になってしまう。 この感覚は、何年たっても消えない。 葬儀は、逝ってしまった人ではなく、 残された人のためのもの。 そう、思っていた。 この作品は、霊体が登場するからか、 生き続けていかなければならない人のためだけでなく、 逝ってしまい、霊になった人のための物語でもある。 人生も、残りの時間を数えるようになる年だから、 死はいつでもそこにある。 だからと言って、生をやみくもに考えるわけではない。 もう、そんなの、遅すぎる。 ただ、明日死んでも、まあ、いいっか、と 思うようにはしている。

    1
    投稿日: 2025.06.20
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    SnowManの目黒君主演で映画化するので読んでだ 不思議な力を持っている葬儀場のスタッフのお話 残されたご遺族のための葬儀なんだと思った 個人的に僧侶の里見さんが良かった

    1
    投稿日: 2025.06.19
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    浜辺美波と目黒蓮で映画化されるということで、手に取ってみた 清水美空は葬儀場「坂東会館」でバイトをしている 僧侶の里見、訳ありの葬儀ばかり担当する漆原などと最期の別れの儀式を通して美空が成長していく 本書では漆原は30半ばの設定だが、映画では目黒蓮ということは、仕事も恋もという風にしたいのだろうか 僧侶の里見が誰がやるのか気になる

    11
    投稿日: 2025.06.16
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    スカイツリーの近くにある葬祭場〈坂東会館〉を舞台に、ホールスタッフのアルバイトとして働いていた美空(みそら)が、やがて葬祭ディレクターとしての一歩を歩き始めるまでを描く。 葬祭場で働く人たちを描いた話は、宮木あや子さんの『セレモニー黒真珠』以来、久しぶり。あちらはユーモアも絡めたお仕事小説だったが、こちらは美空と僧侶の里見が霊感を持っているという設定と、自殺者や幼い子供などの訳あり葬儀を主に担当する外部の葬祭ディレクター・漆原の存在もあって、死者と遺族に寄り添った葬儀の形を描いた、ファンタジーとハートウォーミングが合わさった内容になっている。 美空が大学生のアルバイトとして働いているところから物語がスタートしたこともあり、また漆原のように器用でも口が上手いわけでもない、彼女の懸命さが印象的だった。 この作品がデビュー作ということもあり、内容的にも初々しさが感じられるが、それだけにそれぞれの葬儀の真っ直ぐな感じが良かった。 また美空に寄り添っている、幼い頃に亡くなった姉の霊も良い。美空の家族も、坂東会館のスタッフたちも、みんないい人ばかりだった。 個人的な話になるが、去年私も親を亡くしたときには葬祭場の方には大変お世話になった。 遺族が『一歩先へと進む』『区切りの儀式』としての葬儀を、葬儀場の方々からの優しい視点で読めたのは良かった。 出来れば美空の成長も見てみたい、と思ったら、すでに続編が出ていた。 そのうちに読んでみよう。

    51
    投稿日: 2025.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Audibleで聴了。 インタビューによると、作者はご主人の闘病生活で眠っている時間に小説を書き始めて、亡くなってから一週間ずっと雨だったことから雨を天に変えて前を向こうとした気持ちをペンネームにしたとのこと。 作者が実際にアルバイト経験のある「死」が当たり前に受け入れられている葬儀会社が舞台の物語。 就活がうまくいかない主人公がアルバイト先の葬儀会社に就職して、見えてしまうことで遺体の「謎」に迫るファンタジーの要素もあるが、個性的な登場人物たちとのお仕事小説でもあり、彼女の成長物語でもある。 年齢的にも近づいてくる恐ろしいだけの存在だった「死」を少しだけ受け入れる下地のようなものができた気がした。

    35
    投稿日: 2025.06.16
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    葬儀会館で働く美空を中心に他のスタッフも素晴らしい人が揃ったお仕事小説。葬儀も十人十色であり、正解というのはない。考えさせられた。

    2
    投稿日: 2025.06.12
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    大切な人を亡くした人に、寄り添ってくれる小説だと思った。死者とそれを取り巻く世界への見方を変えてくれるとも思った。

    4
    投稿日: 2025.06.10
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    かなり以前、ブクログのおすすめに出てきた本作。 葬儀社が舞台ということしか知らなかったけれど、「死」に対して色々と思うところがあり、読みたいなーと思っていたら、映画化とのこと。 映画を観る前にシリーズを全部読んでおきたい。と、本屋さんで大人買い。 読み始めて、自分が考えていたストーリーとは少し違うんだなーということに気づく。 自分は、葬儀社で働く人々が繰り広げる現実のストーリーを想像していたので、「あ、視える系?」と気づいた時は、少し残念な気持ちになった。 視えることがダメなのではないが、そちらの話とは一線を引いたリアルな話を読みたかったんだよな。 でも、読み進めていけば、その残念な気持ちは昇華した。 これはこれでよいのだと。 「死」というものは、人間からは切り離すことのない事象であり、それが身近にくるということをわかってはいるものの、信じたくない、考えたくないもの。 読んでいる自分もそう思うのだが、頭のどこかで「ずっとそばにいてくれる」と思ってしまっている。 それが実際に起きた時。 信じたくない、考えたくないが先行して想いを残すことは、避けたいものだ。 さて、大人買いをしたので次作を読むとしよう。

    4
    投稿日: 2025.06.01
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    個人的に第2話とエピローグにグッとくるものがあって泣きそうになりました。 読んでいる場所が自宅じゃなかったので堪えましたが自宅だったらすんなり泣いてしまっていたと思います。 とにかく心温まるいい話でもあり、人の死というものを改めて身近に感じられました。

    3
    投稿日: 2025.05.31
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    「死」は怖いもの。という概念があるけれど、友人が亡くなってからは、よく「死」について考えるようになったように思う。 本作も「死」についてのストーリーで、葬儀屋さんに絡めた話だとは知っていたが、いい意味でそれだけではなく、とても温かいと感じました。 死へ赴く人の無念、送り出す人の深い悲しみ。 人それぞれに異なる人生があって、それぞれに思いも異なるわけで…… 当然のことなのに、あまり考えて無かったように思います。 里見さん、里見の2人のお兄さんも気になるし、漆原さんと美空のお仕事ぶりも気になるし。 続編へ追いかけていきます! この作品が長月天音さんのデビュー作なのですね!素晴らしいです!

    3
    投稿日: 2025.05.30
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    これがデビュー作とは。第二話泣きました。ブルちゃんあげるのシーンもうダメでした。第二作目はどう進んでいくのか早速読んでみます。

    3
    投稿日: 2025.05.29
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    映画化されるということで興味を持って読んでみた 葬儀屋を舞台に不思議な能力を持つ美空、リアリストだけどどこか優しい漆原、『視える』僧侶の早見、3人が織りなす不思議でどこか温かいお話だ 3話入っているのだが、一気には読めず、1話ずつゆっくり読んだ。 そうしないと心の整理がつかなくて、外出先で読んだときは思わず泣きそうになって大変だった。 1度しかない、『お葬式』というものは亡くなった人のためでもあるけど、本当は残された人がこの事実を納得して前に進むためのものなのだと改めて感じた。 私のお葬式もぜひこのトリオにお願いしたい❗

    3
    投稿日: 2025.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今度実写映画化すると聞いて、気になって一気読み。葬儀屋が舞台になっていて、ファンタジーやミステリ要素も少しある。人が亡くなるのにあんまり暗い感じにならないのは、主人公が霊感があって、故人と話して故人の後悔や想いを汲んであげて、故人はすっきりして成仏していくというストーリーだからだろうか。おばあちゃんとの別れは悲しいが、それ以外は少し浅い気がして……泣きたいと期待して読んだ分、もう少し深い書き込みがあれば、もっと泣けたのでは?!と思ってしまった。

    6
    投稿日: 2025.05.27
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    葬儀場で働く美空のお話。 死は特別なものではなく、すぐ身近にあり、誰もが迎えるもの。 その葬儀は死者だけのものではなく、送る側の家族にとってもとても大切なもの。区切りを付けるための大切な儀式なのだと改めて考えさせられた。 私は霊が視えるとか死者の声が聞こえるということにも別に不思議には感じないので、この物語がファンタジーではないと思うが、現実、美空や僧侶の里見さんのように死者の言いたいことがわかると言うのはいいような悪いような...ただ、この物語の中では重要な要素で、そのことで救われる家族がいた。 とてもあたたかい葬儀をあげてもらい、死者もその家族もきちんと別れを受け入れられた。 二話とエピローグはとても胸にきた。 改めて死についても考えられたし、亡くした祖母のことも思い出して涙した。 もっと会いに行けばよかった、もっとたくさん話せばよかった。美味しかった料理を習って一緒に作ればよかった... 後悔のないように日々を過ごしたい。 『生きている人の心の中の問題なのですよ。どう死を認めてるか。どう諦めるか。ご遺族の気持ちに区切りがつくことで、たいていは死者も納得するものです。』

    35
    投稿日: 2025.05.27
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    長月天音さん、どこかでお名前を見たなと思ったら少し前に読んだ『銀座ちぐさ百貨店』を書いた方。『キッチン常夜灯』シリーズもずっといつか読みたい作品のひとつだった。 『ほどなく、お別れです』は長月さんのデビュー作らしい。スカイツリーの近くにある葬儀場・坂東会館でアルバイトをする美空、提携する葬儀スタッフの漆原とペアを組んでさまざまな事情を抱えた葬儀に対応する。 お仕事小説というより、ミステリーやファンタジーの要素を含む人情小説。美空は霊感を持ち、亡くなった方の魂と会話ができる。自身が生まれる前に亡くなった姉と、両親が隠している姉の存在を唯一美空に話している祖母も登場し、この部分は第一話からエピローグまで一連のエピソードとして繋がっている。 今度映画化されるらしいが、小説の構成的には連ドラのほうが合ってそうだなと思った。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    一話目と二話目で泣いた。 辛い。前を向きたくないと思ってしまう。 それでも人は生きていかなくちゃならないのか。 厳しいなぁ。

    11
    投稿日: 2025.05.19
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    昨年母が亡くなった。その際は葬儀社に病院の遺体引き取りから葬式まで全部お任せした。13年前に父親が亡くなった時もそうだったが、コーディネーターの方がテキパキと進めてくれてとても助かった事を覚えている。 とても頼りになる方たちだが、暗い仕事だというイメージを勝手に持っており、本作を読んで非常に申し訳ない気持ちになった。そう、彼らは残された遺族が明日に向かって踏み出せるための様々な配慮をしてくれているのだ。 昔、納棺士を主役にした「おくりびと」という映画が話題になったが、納棺士、コーディネーター、ホールスタッフ、僧侶などそれぞれの役割を持った人たちのお陰で葬儀がきちんと行われるという事がとてもよく分かる良作だった。

    35
    投稿日: 2025.05.16
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    この本を通して、葬祭ディレクターという仕事を知り、私もやってみたい!って思いました。 今を悔いなく生きよう、って思います。

    11
    投稿日: 2025.05.16
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    「人が死ぬ」ということがとても怖い。 身近な人が亡くなるという経験があまりなく、まだ、経験が少ないからこそ「死」を感じるとものすごく怖く感じるのだ。 それでも、いずれ亡くなる。 永遠はない。 だからこそ弔う。少しでも亡くなったことを後悔しないように。 本作、「ほどなく、お別れです」は 亡くなった人を感じることができる主人公が、少しクールな上司である漆原と葬儀屋という仕事の中で、亡くなった人に寄り添う物語だ。 私は今までなんとなく、 葬式というのは、生きてる人がケジメをつける儀式だと思っていた。 弔いと言いつつ、残された者たちの心にある故人に対しての後悔や感情にケジメをつけてこれから先、生きていかなくちゃいけない者たちを前に進めさせるものなのだと思っていた。 その捉え方も間違いではないと思う。 けれど、本作は少し違う。 必ず来る「別れ」に対して残された者たちの感情を前向きにさせると共に、故人に心置きなく成仏してもらうための儀式だという。 漆原は、感じてしまう主人公と違って中立だ。 亡くなった人のことを感じれないかわりに、生者にも死者にも対等だ。 だからこそ、よりよい式をまとめる。 そうやって亡くなる者への思いを考えられたら。 今回、本作の実写化を目黒蓮がやることになった。 ぴったりだと思う。 一歩下がって、優しい眼差しでメンバーを見る目黒蓮。 きっと漆原のイメージ通りに、生と死を対等に見つめ続けるだろう。 優しさに溢れる実写化に期待だ。

    9
    投稿日: 2025.05.14