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ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集
ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集
石角完爾/集英社
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総合評価

57件)
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    図書館で読んで良かった本。 この本にお金は払えない。 リベ大の両学長がおすすめしていたので読みました。 他の方の感想にもありますが、日本蔑視が酷すぎる。 なにか日本に恨みでもあるのか?と勘繰ってしまうほど。 タルムード自体は非常にためになるものばかりなので、 参考にすべきものだと思います。

    0
    投稿日: 2025.11.24
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    筆者の思想にだいぶ偏りはあるが、なるほどなと思う節は多々あった。思考トレーニングには良さそう。 様々なビジネス本でユダヤ教の教えが引用されており、ユダヤ教に興味があったので読んでみたが、自分の思考にはない物事の考え方、捉え方だったので良い刺激になった。

    0
    投稿日: 2025.10.06
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    世界で最も多くの成功者を輩出しているユダヤ人。 その成功の秘密が「タルムード」にあったーーー。 読んでいて、思わず手が止まるような衝撃の連続だった。 たとえば―― 「小さな儲けにとどめよ」 「好況のあとには不況が必ず来る」 「小さな苦労・小さな我慢を体験させる」 これらの教えは、すべて物語とセットで語られ、子どもにも理解しやすく、心に深く残る。 また、ユダヤ人家庭での読み聞かせの仕方にも驚かされた。 登場人物の行動について「なぜそうしたのか?」「ほかにどんな選択肢があったか?」と、常に子どもに問いかけながら進める。 正解をすぐに教えるのではなく、子どもの意見をじっくり聞き、考える力を養っていくスタイル。 中でも心に残ったのは、 「ユダヤの母親が子どもに多く掛ける言葉は『WHY』である」 という一節。 これからの子育てにおいて、私自身も子どもにたくさん「なぜ?」を問いかけ、思考力を育てていきたいと強く思った。 成功のエッセンスが詰まった本書は、社会人としても多くの学びがあるが、子育て中の親にこそ読んでほしい一冊。 教育とは何か、考えるとはどういうことか、成功するためにはどうすればいいのか、大きなヒントがもらえる一冊。

    6
    投稿日: 2025.07.10
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    読み終わったというか、中断した。著者の日本批判・一次&二次産業への蔑視(これは私が二次産業に携わる人間のため、極めて主観的な感想であることは自認している)に耐えかねた。ユダヤ人至上主義なのは個人の勝手であるが、2025年現在ガザ地区への空爆を行っているイスラエルの状況を見て、この民族が文句なしに賢明とは言えないと感じる次第である。 タルムードの小話自体は非常に面白く、原文や関連する他の文献に触れてみたいという気持ちを強くさせてくれた点は感謝している。別の著者が、もっとフラットな視点で書いたタルムードの解説書など、読んでみたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.06.07
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    リベ大の両学長がおすすめしてたので読んでみた。内容は良かったのだが、日本や日本人のことを著者が悪く言いすぎていて、私は読んでいて非常に不快になった。(ただ歴史あるタルムード良い内容なだけで、著者の悪口が評価を下げている?) 図書館で借りたなどであれば、途中でやめていたもしくは著者の主張が入った部分は読み飛ばしていたかもしれないが、お金を出して買ったので我慢して読みました。 優劣で言うと、全ての面で完全にユダヤ人が優っていて日本人は世界で最低なくらい劣っている、という考えを持っているようだ。 日本だからこその良い面や誇れることだってたくさんあるのに... 分かりやすく解説していたものの、この方の本はもう読む気にはならないかな。ただ、ユダヤ教やタルムードのことは興味が湧いたのでもっと知りたいと思った。

    1
    投稿日: 2025.05.06
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    本書は、ユダヤ人の知恵の源とされる「タルムード」に基づいた考え方を、日本人にも理解しやすい形で解説している一冊です。単なる考え方の紹介にとどまらず、日常生活やビジネスにどのように応用できるのかまで具体的に述べられている点が特徴的です。 読んでいて特に印象に残ったのは、以下の3点です。 ①p.176「(不幸の偏在性については)神のすることはわからない、と考えるのである。」 正しい行いをしていたからと言って必ず報われるということはなく、どうしても人間の不幸や不運が偏在することはあります。ユダヤ教では、そうした不幸の偏在性について、人の理解を超えた神という存在が、人間には理解できない理由によって起こしたものだと考えるようです。例えば、本書では「神はなぜ大震災を起こされたのだろうか? 迫り来るもっと大きな巨大災害、巨大震災に備えよと人々に警告されているのではないか。」という例が挙げられています。 ②p.189「人間の思考が停止しているだけなのに神という語を使うことは、神を知らない人間の愚かさだ。」 日本では、「原発安全"神話"」という言い回しのように、安易に「神」という言葉が使われています。そして、かつての福島原発事故では、「想定外」という言葉が頻繁に使われました。これは、日本人が思考を停止し、考えることを放棄した結果だと受け取ることもできます。震災の多い日本では、「想定外」まで想定することが重要であるのは、考えてみれば当然のことです。本書の内容は、思考を停止してしまっていた私たちに対する警鐘として受け取ることができました。 ③p.229「ユダヤの母親が一番多く子供に投げかける言葉は"WHY"という質問である。日本の母親が一番多く子どもに投げかける言葉は"ダメ"という断言である。」 こうして、ユダヤ人の子どもは考える習慣が身に付き、日本人の子どもは考えない習慣が身に付くのだそうです。幼少期からの教育の違いが、思考力や主体性の差につながることを示唆していると感じました。 以上をはじめとした、ユダヤ教の成熟した宗教観が、信者らの精神的な成熟を促している点が印象的でした。神の存在を前提とした世界観の中で、人々が困難をどう受け止め、乗り越えようとするのかが語られており、無宗教者の多い日本人にとっては非常に興味深い視点が得られると思います。 一方で、本書にはやや偏った視点も感じられました。ユダヤの考え方を先進的なものとする一方で、日本文化にはそれが不足しているという筆者の論調には、やや不快感を覚えました。文化や価値観にはそれぞれ長所と短所があり、一方的に優劣をつけるものではないと考えます。日本人の視点から見ると非常に厳しいものに感じられる、ツェダカや戒律などは、いまひとつ共感しにくい部分もありました。 とはいえ、本書には人生哲学として参考になる考え方が多く含まれており、今後の思考の指針として役立つ一冊でした。自分の価値観を広げるという意味でも、読む価値のある本だと感じました。

    0
    投稿日: 2025.03.20
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    作者男性は、50歳を過ぎてから ユダヤ教に改宗した日本人。 なんでまたぁ~? と思いながらも読んでみたら、 深い内容に胸を打たれました。 ユダヤ人といえば ドイツのナチスに迫害された民族 というイメージが強いけど、 もっとはるか昔から迫害、虐殺を され続けた辛い歴史を持つ。 ユダヤ人は、 とっくに消えていてもおかしくなかった。 でも生き延びてきたのは、 困難を乗り越えるための哲学が 深くユダヤ人たちに根付いているから。 この命を、あきらめない。 そんな哲学を この本の中でわかりやすく 説明しています♪ ユダヤ人は、教育に熱心だそう。 それは、 教育や知恵は財産という考え方だから。 迫害の危険で、目に見える財産は 奪われるかもしれない。 だからこそ教育に力を入れる。 日本人の母が一番子供に言う言葉は 『ダメ』という断言。 考えないぐせがついてしまう。 うっ···その通りですぅ··· 猛省している日本人母が ここにひとりいます··· ユダヤの母が子供に 一番多く投げる言葉は、 『why?』 まずは行動させて、 なぜそうしたの?と質問。 子供が自分で答えを見出すまで、 親は答えを教えない。 どうしたらリスクを最小限にするか 子供自身で考え、工夫していく。 考える力は、生き延びる力。 小さい頃からこんなふうに育てたら どんな大人になるんだろう。 家庭での教育について、 いい学びを得ることができました☆ また、 本書の最後、 人生を楽しむための実行集を紹介。 ここのページに凝縮されている内容、 グッときて涙出ました。

    14
    投稿日: 2024.07.19
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    彼(著者)はユダヤ人で凄い。 日本文化は取るに足らない人種である。 このような風貌でマウントを取ってくる。 なので、生粋の日本文化で生きて行こうとする私のような人は、気分が悪くならないよう気を付けて欲しい。 とは言え、 タルムードの教えを日本人にも分かりやすく解説していることは評価すべき点だ。 誰か他の著者で、タルムードの教え(童話)を分かりやすく解説してくれないだろうか。 解説しているなら、もっと有名になって私の元に届けて欲しい。

    1
    投稿日: 2024.07.12
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    ユダヤ人の起源はおよそ5000年前だとされている。 ユダヤ人は多数の迫害、多くの犠牲を受けてきたにも関わらず世界各国に現存し活躍している。私は何故ユダヤ人が現在に至るまでその本質を発揮し得るのか、本書を読み腹に落ちた。彼らは産まれながらに母親から生きる術を代々教え継がれてきたのだった。その教えはタルムードとして現在まで教えられている。またお子さんにも理解出来る内容で面白い。

    4
    投稿日: 2024.05.27
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    作者は日本人だったがユダヤ教に改宗しており、日本とユダヤの比較が多い おじいちゃんの日本ディスや偏った日本観があちこちにちりばめられていて読むのに苦労する 弁護士として極端な日本人とばかり関わってきたのかな、と慮ったりしてみたが、日本をディスる際に出してくるデータがどこ情報よって感じ 後半にようやく建設的な意見を述べてくれる タルムード自体は「なるほどな」という話と「何言ってんだ?」が半々くらい ノーペイン・ノーゲイン 好況の後には不況が必ず来る お金を借りた者を惨めに扱うなかれ 土地は神が与えたもうもの 小さな儲けにとどめよ、最小リスクで最適効果の積み重ね 財産を見せびらかすと身を滅ぼす 正直な生き方にお金は宿る 懸命で賢明な生き方(ウィズダム)こそお金を引き寄せる 対価(犠牲)なしで賢明さは身につかない 人のためにお金を使えば長く幸せになれる しつこい交渉と少しの成果の積み重ね(漸進主義) 権力者にも臆するな、日ごろから議論の勉強を積め 口こそ最大の武器である、プレゼン力を磨け 疑問を持ち考え続けることは叡智の源泉になる(No,because...) 内製化は危険、サブコントラクト化とブラックボックス化 過剰な用心は良い結果を生まない 「心配」ではなく「適性なリスク分析」 リスクコントロールとリスク分散、損切り 企画・立案にダイバーシティを 人とお金を動かす仕組み(プラットホーム)を作る 好調な時こそ苦境への準備をせよ うまくいっている時こそ別の道を模索せよ レハレハ(すべてを捨てて新しい土地へ行け) ゼロに戻った時こそ新たな自分に出会えるチャンスだ 最悪の事態はそれよりもっと悪いことから救ってくれることかもしれない 多くの失敗を分析することで成功に導かれる 神の視点で物事を考えよ 情報は疑って見よ、思考停止が判断を誤らせる 善と悪は別々に存在しない、いつも一緒にいる 命を奪えるのは神のみ 決してあきらめずに起死回生の一打を必死で考え実行せよ 目に見えないものこそ大切なもの グルメに走る者は神を忘れる者 幸せは単調な今の中にある 幸福と幸福感は別のもの、幸せの価値を見極める 「教育すること」を教育する 子どもに苦労を教える 子どもに教えるリスク分散、答えは子ども自身に見つけさせる 子どもの個性を大切にする、横並び教育の重大な問題点 「形のないもの」に目を向ける、知的価値は物的価値に勝る 今も生きる助け合いの精神、持続してこその相互扶助

    1
    投稿日: 2024.03.30
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    ダルムードを理解して生活に活かそうというまでは納得出来る部分も多々あり、日本人とは違う価値観で物事を考える部分も受け入れられる。 しかし著書が随所にユダヤ教を推奨し日本人を小馬鹿にしているように感じてしまうのが不快だ。 しかし勉強になる事は間違いないので星は3つです

    1
    投稿日: 2024.03.26
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    成功へのヒントが散りばめられた1冊でした。 特に心に残ったのは 1.ビジネス、学問、知恵は誰か(神)が  与えてくれるものではない。  自分で努力して掴み取るもの。 2.なぜ?は常に繰り返さないといけない  なぜ?がなくなると思考停止に 3.教育は『教育することを教育すること』  子供になぜ?を問いかけて自分で考えさせる 日本への非難的な表現が多く見られて 少し違和感を覚えたが最後のあとがきで その真意を見て納得できました。 日本人の皆よ、苦難の犠牲者になってはならない (ただ嘆き諦めるのではなく、自分達の力で乗り越えようという意味だと思います) とのことです。  

    1
    投稿日: 2024.02.24
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    概ねは「なるほど、そうだ」と思うが、日本語を曲解したり、必要以上に日本を貶めている箇所があり、しっくり来ないところも多い。

    0
    投稿日: 2024.01.03
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    読書感想文 1 ひと言で言うどんな本 色んな角度で物事を見て、肉的幸福より今いるところ、出会ってる人に感謝。 2 気付き 自分もキリスト教として共感できる部分がいくつかあった。レハレハ、今いるところから離れて新しくスタートするていう言葉がなぜか響いた。 あと貧しい人、周りにもっと奉仕するべきだなと思った。 3 今後の行動への反映 キリスト教徒としてどこからきて、どこへ行くのか聖書にその全ての答えが書いてある。それを教育として次世代に伝承する使命をもう一度確認。

    1
    投稿日: 2023.12.08
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    両学長の動画で紹介されてて読んでみる。結果として両学長の動画で十分だったと分かる。 先にこの本に出会ってても、あまり内容にピンと来ず、スルーしてたと思う。

    0
    投稿日: 2023.10.22
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    ユダヤ教に回収した国際弁護士による口伝律法とヘブライ学者の論議であるタルムードの解説 世界的にも重要な人物を沢山排出しているのに、ユダヤに関しての書物は少ない。 その背景ともなる、伝えられてきた説話とその解説は、とても考えさせられて為になる。

    1
    投稿日: 2023.10.14
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    リベ大のYOUTUBEで紹介されていたので読んでみました。本書は、ユダヤの説話の紹介→著者による解説、という形で進んでいきます。 ユダヤの説話は一言でいうとかなり現実に即した話で、日本とはかなり違っています。ユダヤでは母親が子供に説話を話して、「WHY?」と子を質問攻めにします。そうやって考える癖をつけるのです。子はこうして生き抜いていく知恵を身につけます。日本ではこういう習慣がないので取り入れていく必要があると感じました。

    1
    投稿日: 2023.08.20
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    これを、私の人生のバイブルにしよう。 今まで考えていたお金の価値観お金に対する考え方が変わった。 日本でいうお金に対する昔からあることわざによるお金に対してのネガティヴなイメージ 例えばお金の切れ目は縁の切れ目とか。 だけど、ユダヤはポジディブイメージ。 【お金は幸せにする鍵】 これが、この本での好きな言葉。 今までの私は貯金とか、節約! って感じだったけど自己投資をして自分の選択肢を増やすって言う考えがいいなって思った! 例えばセミナーで技術高めたり本を読んで知識増やす、映画を見て疑似体験をして感性磨く。 自己投資したことで知らなかったことを知れるし、誰にも経験していないことを経験できる。 そういうお金の使い方をするには、よりお金を大事に効率よく使わなければと思った。

    1
    投稿日: 2023.07.08
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    以前から気になっていたユダヤ人の教え。 どうしてもヒトラーの迫害のイメージが強い。様々な困難を乗り越えてきた人種のようだ。 タルムードの教えは禅問答ではなく、子どもにも分かりやすいエピソードとして教えを伝え続けている。 倹約な生活、自分を律することの大切さ。物質的に豊かさではなく幸福感を重んじる。 とてもため教えばかりでした。 あとがきにある幸福感を感じるための実行集 ・人をほめる ・自分がなぜ生まれてきたか、を考える ・「善いこと」を毎日習慣として行うこと ・喋るよりも聞く ・魂をあらゆる騒音から遮断する一日を持つこと

    1
    投稿日: 2023.06.24
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    自分が読んでも勉強になるが、出てくる例え話を子どもや家族に読み聞かせ、互いの意見を交換するのもよかった。繰り返し読みたい一冊

    1
    投稿日: 2023.03.23
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    ユダヤ人は世界の人口の0.2%なのに、ノーベル賞受賞者の20%はユダヤ人。その秘訣は何千年前から引き継がれる、ユダヤ人の聖書「タルムード」にある……との事で読んでみた! 「舌の先に幸せがある」:口こそ最大の武器である。 なかなか過激なのもあったけど、面白かった!

    1
    投稿日: 2023.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一番面白いなと思ったのはリスク分散やリスクヘッジの話。たしかに日本はリスクヘッジが苦手な国だと思いました。

    1
    投稿日: 2022.06.20
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    生きる上で大切なことを知るきっかけになる本。幸福かどうかは自分の感じ方で決まる。まずは行動して自分の人生についてしっかり考えていきたいと思えた。

    1
    投稿日: 2022.06.14
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    分単位で情報が変わるこの時代を乗り越えるために、さまざまな考え方を持つためにふさわしい一冊。 数々の成功を収めたユダヤの人々の、根本にある考え方を探る内容です。 社会人の1日の勉強時間が6分と言われる日本人への激励なのでしょうが、「ユダヤ最高!日本人終わってる!」な言葉選びが引っかかるのでこの評価です。 でも、内容は違うものの見方を発見できて勉強になりました。

    1
    投稿日: 2022.04.24
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    お金、ビジネス、教育から、人生のあり方など、ユダヤにおける考え方や実践的な知恵について、タルムードというユダヤ教の説話を通じて学べる一冊。日本人が忘れている、人生における重要なことを気付かせてくれる。 リスクコントロール、危機への備え、質素倹約、幸福と幸福感の違い、人生における大切なもの、知的財産の重要性、助け合いの精神などはとても参考になる

    1
    投稿日: 2022.03.27
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    短い物語だと頭に入ってきやすいし、覚えやすいし引用しやすい。 歴史の積み重ねとそれを受け継ぐ大きな流れが今のすごいユダヤ人を作っているんだと思った。 読んでよかった。

    3
    投稿日: 2022.03.03
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    多角的な視点を持つことの大事さ、それの持ち方についてなるほど、と。 所詮は人間なので、日本人と言う存在には長所だけでなくもちろん短所もあるけれど… この著者は日本人が嫌いなのかな?と感じる文章でした。 欠点を直すよう伝えたいのなら感情を抜きにした文章じゃないと伝わらないのでは? と思うのは私だけでしょうかね。 それでも改善した方が良いところは、ちょっとずつでも直していこうと思いましたとさ。 他のユダヤ系の書籍、タルムードとか探して読んでみようと思ってます。

    0
    投稿日: 2022.02.23
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    メモ 「全ては、あくまで自助努力」 他力本願。都合の良い神頼み。これらは破滅の一途を辿る。全ては、自分自身がどこまでベストを尽くせるか。努力に際限はないが、成功と失敗を、神と他人に委ねるな。 人脈作りは大事だが、それも自分の能力の底上げと、その相手の幸福のため。 「漸進主義」 小さな事から、建設的に前に進んでいく事を重要視する思想。 「舌の先に幸せがある」 黙っていては、何も伝わらず幸せは逃げていく。言葉は人間の革命的な発明であり、言葉なくして、要求を伝えることは不可能。それがどれだけ親しい中でも。、 「Noとbecauseはセットで言え」 ノーと言うなら、必ず納得できる理由を添えろ。思考の訓練と、なにより信頼関係の為。 逆に、イエスと言うなら、必ず実行しろ。信念と信頼の為。 「レハレハの教え」 うまくいってる時ほど、別の道を模索せよ。 調子づいている時は、資金やメンタルは安定している。その時こそ、チャレンジのベストタイミングだ。落ち目だから別のことに挑むのでは、資金、メンタル共に不足である。 「地球最後の日」 巨大隕石が地球に衝突し、人類の絶滅が確定した時、ある人は、神に祈り、ある人は来世に期待する。賢人は、最後まで生き延びる方法を模索し、それでもない場合は、全てを捨てる覚悟を決める。 つまり、賢人は苦難から目を逸らさない。 「思考と行動が及ぼす、好循環」 行動が変わると、新たな経験から思考がアップデートされる。思考がアップデートされると、さらに行動が変わる。 この好循環は、絶え間ない思考と行動が生み出す。

    1
    投稿日: 2022.02.08
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    タルムードを日本人への批判的精神によって訳された本。 善と悪は手を取り合って行動する。一度も手を離したことはない。

    2
    投稿日: 2022.01.29
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    日本人に馴染みないユダヤ教について、説話を紹介しながら、現在の日本の状況を交えて記されています。他の方のレビュー同様、日本へのディスりが多いように感じますが、納得する部分も多かったです。ユダヤ教の知識0の私でも、読みやすく勉強になりました。

    2
    投稿日: 2021.12.26
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    自分自身のの勉強のためというよりも子供の教育のためにタルムードを知りたくて読んでみた。世の中の原理原則が物語になっていて理解しやすかった。 「ノーペインノーゲイン」「適正なリスク計算」「幸せは今ここにある」「失敗から学ぶ」「教育とは教育することを教育すること」などなど 子供の教育にこの物語は活用していきたい。物語を聞かせるだけではなく子供に考えさせるのも重要。 タルムードの物語だけでなくユダヤ的教育方法も学ぶことができてよかった。 この本では日本人はユダヤ人と比較されてかなり悪く書かれているけれども、それはスルーしてもいいかなと思った。言っていることはわかるけど日本人と一括りにされたっていろんな人がいるからね。それはユダヤ人も同じこと。 著者のメッセージとしては「日本人よ目を覚ませ」ということが言いたかったんだろう。と勝手に解釈。 子供の教育のためにと読んでみたけど自分自身のためにもなりました。是非子育て世代に読んでもらいたい本でした。 ありがとうございました。

    1
    投稿日: 2021.12.26
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    日本人がいかにユダヤ人より劣っているかを説明した本。 内容の比率は、タルムードの引用が1割、その解説が3割、脱線してユダヤ上げ日本下げの話が6割くらい。 ユダヤ人は優秀な人が多いし、日本が苦境に立たされているのは確かだが、ここまでしつこいと、日本人からユダヤ人に改宗した著者のコンプレックスに付き合わされているような気がしてくる。 ユダヤ人の選民思想を体感したいなら丁度いいかも。

    1
    投稿日: 2021.11.27
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    いくつもの苦難を乗り越えてきたユダヤ人が語り継いできた知恵・教訓を、子供にも分かりやすい物語と著者の解説によって学ぶことができる。 これからの乱世を生き抜くために、意識していこうと思った事。 ・普段から自分の頭でもっと深く考えること ・様々な視点(別の次元)から考えること ・その指針となる考え(=ウィズダム)を得るためにかかる相応の対価をしっかり払うこと ※本を購入するお金、読む時間、勉強時間など ・勇気を持って自分の意見を述べること ・目に見えないけれど自分を生かしてくれている存在に感謝すること ピンチの時に狼狽えるのではなく、ピンチをチャンスに変えられる人になりたい。

    1
    投稿日: 2021.08.20
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    ユダヤ人社会の根幹をなす口伝律法である「タルムード」由来の説話とその解説集。 ユダヤ人と聞くと何となく「頭良さそう」「世界的な起業家を多く輩出しているらしい」というイメージがあったが、本書を読むと彼らの基礎にどのような考え方が根付いているのかを知ることができる。 どれも興味深い説話ではあるが個人的には「ノーペイン・ノーゲイン」と「ナポレオンとニシンの話」が印象的で実生活でも活かしている。 また、ウィズダム(知恵)に一番価値があり、ウィズダムには惜しげなくお金を払うという考え方も共感できる。 説話自体は短編なので読みやすく、説話を読むだけでも考え方のエッセンスは得ることができるのでオススメ。

    1
    投稿日: 2021.08.13
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    ひねくれている自分には合わない本だった。 ひたすら日本をディスって、マウントをとっている。 リスクの取り方については理解できる内容も、もちろんあったが、根拠があるのかよくわからないような日本の批判も入っていたので、終始もやもやした。 あと、世界で成功しているユダヤ人が、みんながみんな筆者のいうところのユダヤ人的な考え方を本当にもっているのかなと思いました。 筆者と私の価値観の違いかと思うので、価値観が合う人には、面白い本なんだと思います。

    2
    投稿日: 2021.07.26
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    ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集。 ユダヤ人がどのような教えを受け、それを信じて生きてきたかを、小話と解説で表現されている。 これらの小話からは、得られるものが多い。知恵の偉大さやリスク分散の重要性など、人生において使える考え方を多く学べた。 そしてなぜユダヤ人が成功を掴めるのか、理解できた気がする。日本人とは考え方が違う。 一読の価値あり、ぜひ!

    1
    投稿日: 2021.05.25
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    痛快に日本をディスりつつタルムードを紹介してくれる。ユダヤ人は人間や物事の真理を突いているんだなぁと。 もう少しユダヤ教やトーラーなど知りたくなりました。 どういう心持ちで日々過ごすべきか教えてくれた素敵な本でした。

    1
    投稿日: 2021.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 石角完爾 集英社 ▪️はじめに▪️ 「ユダヤ人は世界で起こる不幸を一番先に予知し、一番最後に幸福を知る人々である」 ▪️第一章▪️ 〜お金を引き寄せるユダヤ哲学〜 「この世には人を傷つけるものが三つある。悩み、諍い、空の財布。三つのうち空の財布が最も人を傷つける」 「夏の暑いときにこそ冬のストーブの燃料代ゆ蓄えよ」 「明日やる仕事を今日やり、今日買うものを明日にすれば金は貯まる」 「金を数えるには三つの方法がある。 倹約、節約、勤勉だ」 【ノーペイン・ノーゲイン】 (犠牲無くして成功なし) 「惜しみなく与えれば、必ずそれは戻ってきます」 ・ウィズダム=懸命で賢明な生き方 ▪️第二章▪️ 〜タルムードの知恵をビジネスに活かす〜 ・しつこい交渉と少しの成果の積み重ね ・権力者にも臆するな→日頃から勉強を積んでいれば相手が格上でも論破可能 ・できる敵は、味方になったら頼もしい ・口こそ最大の武器である ↪︎「手と足と目と口、一番偉いのは誰?」 ・「疑問をもつ」事は叡智の源泉になる ・最小リスクで最適効果を選べ ・何でも疑問を持ち、考え続ける。 ↪︎これがビジネス成功の大原則 ・うまくいってる時こそ別の道を模索せよ ・ゼロに戻った時こそ新たな自分に出会えるチャンス ・最も良い教師とは、最も多くの失敗談やわ語れる教師である ▪️第三章▪️ 〜すべてを捨てる覚悟が道を拓く〜 ・人は塵から生まれて塵に返る ・行動が変わる→心が変わり→自分が変わり→さらにそれによって行動が変わる ・本当に大切なものはすぐ傍らにある ・教育することを教育する ▪️あとがきにかえて▪️ ・人を褒めること ・自分がなぜ生まれてきたかを考えること ・善いことを毎日習慣として行うこと ・喋るよりも聞く ↪︎①その人の存在を認めること ②その人に心を開いていること ③その人を尊重すること #タルムード #ヘブライ聖書 #石角完爾 #集英社 #ユダヤの格言 #ダイバーシティ #レハレハ #不幸の偏在生 #ウィズダム #国民総幸福量 #GDH #シナゴーグ #リベ大 #両学長 #相互扶助 #幸福感 #読了 #次は何を読もう#月に二冊 #ブクログ

    1
    投稿日: 2021.05.07
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    面白いです。 ユダヤ人は挑戦しながらも、リスクを一つ一つ取り除く。心配性に近い性質があるのだなと本書を見て感じました。 面白い所は、本書のタルムードの話は答えがないということ。 タルムードの話を吟味し続けて実践でその吟味の結果を発揮していくという。他の本ではあまり見られない考え方でした。相当面白い。 魔法のざくろ ノーペイン、ノーゲイン 三兄弟はみんな王女のことが心配だった。どのぐらい心配だったのかは定量化できないが仮に皆が同じほど心配だったとする。 そうすると一番心配してくれたと王女様が思うのはペインした一番下になる。人は傷ついた人に寄り添いたくなる。感謝したくなる。

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    投稿日: 2021.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ユダヤ人の知恵が詰まった一冊 •困難に立ったら神はどう見てるか •子どもに小さい苦労を •なぜを大切に 初めてタルムードに関する本を読んだが、もっと知りたくなった

    1
    投稿日: 2021.04.27
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    日本人には無い価値観が満載です。 正反対と言っても過言ではないかもしれません。 From dust to dust 私は物や人な対する執着が強い面がありました。この言葉でそれに囚われないで生きていきます。 他にも Whyの追求 正反対からの見方等々 学ぶべき事がたくさんの書籍です。 間違いなくオススメです。

    1
    投稿日: 2021.03.06
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    非常に面白かった。 ユダヤ人の考え方が短い物語としてわかりやすく書かれていた。 その物語を受けてユダヤ人がどのように考えているのかを知ることはもちろん、自分自身がどう受け止めるかということも考えさせられた。

    1
    投稿日: 2021.02.14
  • 一読の価値あり

    興味深いです。日本ディスりは若干すぎるかなと、著者だって国際社会で活躍する上で日本人であることが有利な点も多いはずなのに。 1.文化交流として文化比較はよいですが、その際にどちらがいいとか悪いという論調はいかがなものかと思います。文化圏によっては流血沙汰でしょう。 2.論理の飛躍がところどころに見られます。ある成功している有名な会社はユダヤの会社ではないがユダヤ式だ。何を根拠に?ホントですか 3.二人の物乞いが知恵を使ってお金儲けをするという話。あまりいい気持ちはしなかった。近江商人の三方良しや落語のくずやを思うと日本人で良かったと思う。ただ、世の中には人を利用することに長けている人がいることも忘れちゃいけないですね。 良かれあしかれ、違う文化圏の人の考え方を紹介していただいて面白い本です。

    0
    投稿日: 2021.02.08
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    ユダヤ人がなぜ成功するのか、その考え方、思考法はとても参考になる。 筆者が日本人を蔑むような言い方を多くしていると 批判は多いが、最後のあとがきを見れば筆者とて、書きたくてそんなふうに書いている訳では無いことはわかる。それだけ、日本人のおかしな習慣や思考に危機感を持っているのだ。 成功するための哲学が多く書かれている。日本人に向けての厳しい言葉もスルーせず、しっかり読むことをおすすめする。

    1
    投稿日: 2021.01.13
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    マクドナルド創設者の藤田田さんの「ユダヤの商法」を読んでから、ユダヤ人のことを知りたくて、この本を読んでみました。 めちゃくちゃためになりました❗ 日本人も負けてはいられません❕ ぜひぜひ、みなさんも読んでみてください。

    4
    投稿日: 2020.11.14
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    ユダヤ人やユダヤ教への偏見が減り、それどころか羨ましくも感じた本でした。 ユダヤ人に成功者が多いことは周知の事実で、私も知ってはいましたが、その原点が「タルムード」にあるんだと納得できました。 たかが宗教の教えかもしれませんが、その教えはすごく深く、そして教えを代々と受け継いでいける親たちもまたスゴイなと羨ましく思った部分でした。 人生におけるリスクの取り方 生き方 考え方、考える力 こういったものを小さいころから、「自分で考えさせる教育」というのをしているユダヤの方たちだからこそビジネスでも成功すると思わずにはいられません。 大人になった今でも、簡単な物語に込められた意味を考えていくのは小さなころからやってきていないと難しいものでした。 厳正なユダヤ教の方たちの生活や神に対する考え方まではマネはできませんが、それ以外の部分では勉強になる本でした。

    3
    投稿日: 2020.10.12
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    生きる上で必要な知恵、人生の本質的な部分をユダヤ人たちは童話のようなかたちで語り継いでいる。 一つ一つの話が面白いからこそ身につくし、考え方や発想が自分のものになる。 ところどころ垣間見える作者の偏見に辟易するが、それを凌駕する面白さが詰まっている。

    1
    投稿日: 2020.09.24
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    目からウロコの、お金の考え方、捉え方。 賢い人ってこういう事なんだ、って即座に頭に叩き込んで真似したくなる。 何度も読んで、自分の当たり前にしたい

    1
    投稿日: 2020.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ユダヤ教に入信しユダヤ人となった元日本人が書いた、ユダヤに伝わる教えを紹介した一冊。 お金やビジネスといったものを中心とした、人生を成功させ幸せに生きるための術が紹介されている。タルムードに書いてある説話から、教訓を示している点が分かりやすい。 しかし、ユダヤの素晴らしい教えを紹介するのに、わざわざ日本を扱き下ろす必要があるのだろうか。随所で、ユダヤの教えとは対照的なものとして日本の教えが紹介されており、なにか日本で相当嫌な思いでもしたのだろうかと感じざるを得ない。 本書の金言であるが、意外と普通の内容で、とにかく地道に着実に前に進む、そして日々思考し議論する、ということである。

    1
    投稿日: 2017.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ユダヤ人・ユダヤ教の英知『タルムード』 日本的思想との比較で言えば、とにかくリスクマネージメントに関して、徹底・実践的な教えが浸透している。 想定外はあり得無い。「No, because」から交渉は始まる。 まずは、捨てる痛みが先(ノーペイン ノーゲイン) 。成功ではなく、失敗から学ぶ。 『自助』という言葉を強く意識させられる教えの数々。 日本語に訳しにくい『ウィズダム』これを体得したい。

    0
    投稿日: 2014.06.06
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    豊さの次には必ず大貧困がやってくる。抜け出せるのは準備した人だけ。 美食家で治世ある人はいない。質素な食事でなければ豊な思考は育まれない。勉強や議論が大切だ。 お金、ビジネス、学問、学業は神が助けない。お金を稼ぐこと自体は生きるための手段であるから、それは否定していない。自分で考えなさいと突き放している。 ユダヤ人で、どうせ何をやってもと人生を投げやりに考える人はほとんどいない。今ある命を大切にし、その命を価値あるものにしようと人生と格闘する。ユダヤ人は決してあきらめない。

    0
    投稿日: 2014.01.28
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    読みながら『ハゲタカ』の鷲津を思い出してた。勉強になった。ただ、粗食だけは受け入れられない。私は、美味しいものを食べるために働くんだ!!

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    投稿日: 2013.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ユダヤ人の子どもたちが、幼い頃から親に叩き込まれる「ノーペイン・ノーゲイン」は「自己犠牲なくして成功は得られない」という、金銭哲学を超えた人生哲学なんである。ユダヤ人の行う金融業は、同胞から金利を取ってはならないという決まりがある、また借り手の生活権は侵害してはならず、担保も取らない、当然、貸し渋りや貸しはがしもしてはいけないということになる、つまり、ユダヤ人の中で、お金儲けのために金融業を始めてはいけないということになる。ウィズダムとは「自分の判断、選択、行動、決心、言葉、によって、自分自身や家族が、不幸になったり不愉快な思いをしないようにする賢明な生き方」なのである。何も対価を払わず、「一発当ててやる」というやり方は、どこかで判断を誤り、がけ崩れに遭った馬車のように谷底に転落する羽目になる。仕事の正当な報酬は、家族を支えるほどのものでよく、それ以上のものを差し出されても受け取るべきではなく、無論こちらから請求などしてはならない、万が一思いもかけない報酬を受け取ってしまったら、貧しい人のために寄付をするべきだと、ほとんどのユダヤ人が考える。五つの心構え……①身の丈に合った報酬、生活を、②日々勉強を重ねよ、③誘惑に負けないよう自分を抑えよ、④しっかり自分を管理せよ、⑤嘘をつかず、正直に生きよ。  「なぜユダヤ人の目は中心が黒くてその周りは白いのか?」、「世界は暗い面から見たほうが、物事が良く見えるからだ」。物事がうまくいっている時こそ、悪化することを前提に対策を立て、実行していくことが必要なのだ。「最も良い教師とは、最も多くの失敗談を語れる教師である」。「中国では、衣食足りたら、物事の節度や論理を忘れ、礼節を忘れる。だから孔子は儒教の中で『礼』を繰り返し教え、教育と学習の重要性を強調したのですよ」。善と悪とは常に手を取り合って行動しているのである、手を話したことは一度もない。「世の中には度を越すと毒になるものが八つある。旅行、恋愛、富、仕事、酒、睡眠、薬、香料である」、「人間には、六つの役に立つものがある。そのうち三つは自分ではコントロールできないが、残りの三つは自分の力で制御できる。前者は、目、耳、鼻で、後者が、口、手、足である」。ブータンでは、国民の多くが裸電球一本の貧しい暮らしをしているにもかかわらず、九割は「自分は幸福だ」と感じているという。「君たちが大人になったとき、子どもの頃に自分がしてもらって良かったと思う同じことを、自分たちの子どもにしてあげなさい」。「人と違うことを日本人は嫌うが、人と違うことは最もユダヤ的なことなのである。こうした教育が、偉大なノーベル賞受賞者を次々と生み出している基盤になっていると私は思っている」。人に認められることほどその人に幸福感を与えることはない、されば、人にほめられることを単に待つのではなく、自分から人をほめてみよう。

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    投稿日: 2013.01.09
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    ■マインド 1.ノーペイン・ノーゲイン(犠牲なくして成功なし)。何も失わず、楽して成功することなどあり得ない。すなわち、自己犠牲なくして成功は得られない。 2.幸福と幸福感とは別のもの。不幸なことも別の角度からみれば幸福感で満たされることもあると考える。

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    投稿日: 2012.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ●内容 ・通産省、ハーバードを経て国際弁護士になった著者の人生論。 ・病気をきっかけにユダヤ教と出会い、厳しい戒律を守って生きる著者なりの幸福論を語る。 ・ユダヤ教自体がそうなのか、前向き・武闘派で、不幸とは「組み伏し、作り変えるべきもの」とみる。 ●コメント ○ユダヤ思想に見る「楽」と「苦」の連続性。「楽」にあるうちに「苦」に備えるべきこと、また、何がきっかけになるかはわからないので、常に備えるべきことを説く。 (引用) ・今の苦を我慢すべきではなく、楽に変えていくには人間が努力しなくてはならない。陽のあるうちに闇夜の打開策を準備しなかった人は永久に闇の中に葬り去られる。 ・明日に種を蒔け。夕べにも手を休めてはならない。それとこれ、どちらの種の芽が出るのか、あるいは双方等しく種の芽が出るのか、お前にはわからないのだから。 ○どんな不幸も「最悪」ではありえない、というプラス思考。たとえば「家族が死んだ」という「不幸」は、「一家全滅」という「最悪」を防いでくれているのかもしれない。とにかく前向き。 (要約引用) ・旅人の話。小屋に入って聖書を読もうとしたところ、ランプがオイル切れで付かない。仕方なく寝る。起きてみると、連れてきた羊は狼に食べられてしまっていた。この「不幸」に打たれながら外に出ると、盗賊が暴れまわった後で村は全滅。旅人は悟る。もしランプの明かりで聖書の研究をしていたら、またもし羊が騒いでいたら。彼はきっと盗賊に見つかり、殺されていたことだろう。目先の「不幸」が彼を「最悪」から救ったのだ。 ・もっと悪い事態を防いでくれているのが今の不幸な事態だと前向きに発想する。 ○ウィズダムの重視。カネは浪費すればなくなり、土地は権力者にうばわれる。唯一なくならないものがウィズダム。何にもまして次の世代に受け継ぐべきものとする。 (要約引用) ・メロディーを買った青年。結婚道具を買うためのお金で羊飼いが口ずさむメロディーを購入。ところが婚約者の両親は怒るどころか、「それでこそ娘の結婚相手にふさわしい」と称える。知的価値は物的価値に勝る。メロディは知識、形のないものの象徴。 ・教育とは、「教育することを教育する」こと。  努めてこれ(ユダヤ教育)をあなたの子らに教え、あなたが家に座している時も、道を歩く時も、寝る時も、起きる時も、これについて語らねばならない。 ●これやってみよう ・「タムルード」を読み進める。

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    投稿日: 2012.06.11
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    すっごいよかったー。買ってよかった。 タイトルだけを見るとタダのビジネス書に見えますが、どちらかと言う哲学書です。 ユダヤ人の子供に代々語り継がれている”童話”を元に、ユダヤ人の考え方・根本の哲学をわかりやすく書いてくれています。 一番印象に残っているのはざくろの話で、まずはなにか捨てないと、何かを得ることが出来ない。兆しが見えてからとか、悪くなってきてるからではダメで、一番絶頂の時に何か捨てる「ノーペイン・ノーゲイン」 他にも今まで考えつかなかった物事の見方を教えられて、頭の中がいっぱいいっぱいです。 著者の日本に対する、あれダメ、これダメは言い過ぎ感がありますが、ユダヤ哲学は誰が読んでも損が無いと思います。

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    投稿日: 2012.06.04
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    石角 完爾 (著) お金と強運を引き寄せるユダヤ5000年の叡智 ユダヤ人社会の根幹をなす口伝律法「タルムード」由来の説話の数々を、国際弁護士で自らユダヤ教に改宗した著者が紹介し、世界の現状に即して解説。サバイバルの極意が、タルムード哲学にある。

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    投稿日: 2012.04.28