
総合評価
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powered by ブクログ“一等星から六等星まで、その光の強さ、大きさはそれぞれ違うけど、もっと速く、もっと深く、本当はみんなひとりぼっちが怖くて、どこかに繋がりたいと叫んでいるように感じた。” 1番お気に入りのフレーズ。 星座を作った人間は、誰かと繋がりたくて、それでも誰とも繋がれないから、星だけでも一人ぼっちにならないように、星座を創り出したのかもしれない。 そんなことを思わせてくれるフレーズだなと。
0投稿日: 2023.08.04
powered by ブクログ20代なので人生を思い耽る事が少なすぎる。 もちろん、作中メインとなる"恋愛"の面では 共感を得る所がありましたが、 全体的に作品を総評すると、ピンとこなかったです。 僕が読むのは少し早かったか?と思った(笑) "初恋"って案外と忘れにくいものだし、 最初にお付き合いをした女性や、その人とデートなどは 頭の片隅に何故かいつまでも残るんでしょうね。 年を重ねて名前を見るとトリガーが走り思いに耽る。 人間の心理を突いてる小説だと思いました。 時代背景も分かりやすいし、文章がその雰囲気を 醸し出しているといいますか。 具体的に曲名や作品名も出て、ノスタルジックな感じも 読んでて受け取れた。 しかし!まだ読むのは早かったと思う。 20代という年齢もあるが、最後まで読んでみて なにより僕が未だに子供だからだ(笑)
12投稿日: 2023.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
進行に近いほど好きだった人に、長い長いお別れをする話。 SNSで再会しといて実際には会わんのが実に現代的。
2投稿日: 2023.07.18
powered by ブクログ所々のフレーズに共感を覚えたり、いい言葉だなと思ったり、、でも物語自体にはあまり入り込めず…結局2人はお互いの認識として付き合ってたのかどうかよく分からなかったです。 結構飛ばし飛ばし読んだから分からなかったのかなー? 私にはあまりハマらなかったけど、映画もあるし理解を深めるためにも見てみようかなと思います!
2投稿日: 2023.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
若さ故のむず痒さや苦さをとても良く描いていた。サブカルワナビーの女の子に夢中になってしまう主人公。エヴァのAirを途中で寝てしまうのに人類補完計画について語ることや、ビューティフル・ドリーマーのこと。2人だけがこの良さを分かっているむず痒い世界に惹き付けられた。
5投稿日: 2023.07.04
powered by ブクログ「失うものは命以外ないほどに後ろ盾のない場所で、ボクはあの瞬間を生きていた。今、生きていると心から感じていた。そのスピードの中で夢や希望はとうに振り落とされていたのかもしれない。」 「美しいもの、面白いものに出会った時、これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを、ボクは幸せと呼びたい。」 「『どこに行くかじゃなくて、誰と行くかなんだよ』」 「自分がすみかにしている場所以外に、別の顔をして別の自分を演じられる居場所を持つことが人生には必要なんだということを、ボクは真夜中のゴールデン街で通りすがりの賢人たちから学ばせてもらった。」 「ボクは眠りそうで眠れないスローモーションのような時間の中で、今日起きたら彼女に電話をして、好きだよと言おうと思った。この瞬間の気持ちがずっと続けばいいのに。明日も、明後日も、何年先もずっと。それは夢だよと誰かに言われたとしても。」 「人は『今より悪くなる事』と同じくらい、『今より良くなる事』に対して恐怖心を抱く生き物なんじゃないかと思う。」 「『ねぇ、世界遺産何個言える?』『世界遺産?えっとね、まずあれだ……マチュピチュ』ボクもグラグラしながら答える。『万里の長城』『アンコールワット』『えっと』どこにも行けないふたりの声が、世界を旅して廻る。その時のボクたちに出来たのは、何も問題なんてないフリをして、ありふれた駐車場のフェンスの上ではしゃぐことぐらいだった。少しの間だけ、地面の上に憂鬱な荷物をおいて。」 「ボクたちは似ていた。好きな人がいて、その好きな人の強さに惹かれ、自分の弱さに耐えられず少しズルくなっていた。」 「理由は分からない。だがその時、ボクは言いようのない焦りを感じた。ボクが凸で、君が凹。そんな単純なパズルは世の中にはない。ボクが△で、君は☆だったりする。カチッと合わないそのイビツさを笑うことができていたら、ボクたちは今も一緒にいられたのかもしれない。」 「『いつまでそんな狭い世界で足踏みをして生きているの?』」 「本当のさよならの時、人はさよならとは言わない。」 「始まってしまったボクたちは、いつか終わる運命にある。必ず夜が朝になるように、必ず朝は夜になる。ただその必ずが今日なのか、明日なのか、20年先なのか、それは誰にも分からない。」 「『お前はこのままでもいいよ。でもお前が失敗したら俺の酒がもっと旨くなる。だから、挑戦しろよ。』」 「世界の人口は70億を超えて今日も増え続けている。ボクたちがあと50年生きるとして、人類ひとりひとりに挨拶する時間も残っていない。ボクたちが会えたことは奇跡だと思わない?」
0投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログ★切ない過去の失恋の物語。どこかふわっとした感じの世界がリアルでおそらく実話と思われる。 ★がっちりした大恋愛や大失恋ではなく、ふわっとしたまま始まり終わった切ない恋愛 ★世代が近いので懐かしい感じが思いきり刺さった ●美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会った時、これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを、ボクは幸せと呼びたい ●ただその時に寄り添ってくれる人が1人いれば、言葉なんておしまいでいい ●どこに行くかじゃなくて、誰と行くかなんだよ
1投稿日: 2023.06.14
powered by ブクログウェブサイトに連載されたものを書き改めて2017(平成29)年に単行本化。 割と売れた小説のようで、ウェブに掲載された点や作中にSNSがよく出てくるところから若い作家かと思いきや、1973(昭和48)年生まれだから私より4つ下というだけで、単行本刊行時には44歳。テレビ制作会社で勤務だそうで、本作は彼自身の経験をフィクションを交えながら描いているようだ。 ベストセラーになったから面白いのかと思ったら、私には全然ダメだった。主人公「ボク」のイメージがどうも掴めなかったのと、人生の中でつきあった女性が複数出てきているのに、回想の中で名前でなく「彼女」とだけいつも書かれるため、誰のことを言っているのか判然としない部分も多かった。この作者を確かな技量や才能のある「小説家」と呼ぶのは難しいと思う。 若い世代によく売れたというのは私にはちょっとした謎だ。ここで表出されている恋愛感情(決して分析的ではない表出)が共感を呼んだのだろうか。もっと良い小説がゴマンとあると思うのだが・・・。
1投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログ「この世に絶望してる人を見つけるの、得意なの、あたし」とか大真面目に書いてるのかなあ 吹き出しちゃった
0投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログInstagramでよくオススメされていたから読んでみた。古本屋巡りとカフェとあいみょんと菅田将暉が好きな女の子が読んでそうな本。 正直自分には読んでると恥ずかしくなってムズムズしたけど、好きな人は好きそう。
0投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログ女性より男性の方が理解しやすい本だと思う。 ただ読者の評価が分かれるポイントとしてはそれをいつまでも引きずっている姿勢がどう映るかだと思う。 スパッと気持ちを切り替えて前に進める人にはあまり 響かない内容かもしれない。
0投稿日: 2023.05.08
powered by ブクログ初、燃え殻さん 燃え殻さんのデビュー作 メインは、43歳の主人公が振り返る青春の話 思い出しただけでも恥ずかしい恋、仕事に明け暮れた日々、飲んだくれて語り明かした仲間、若かった頃を思い出してセンチメンタルな気分になる話 舞台は1990年代の東京 90年代に青春を謳歌していた人は、当時話題になっていた曲名、雑誌名、映画名、建物の名前が具体的に沢山出てくるのでノスタルジックな気分になるでしょう 映画は観ていないが、流れ的には過去の懐かしい映像を観るとさらに引き込まれるのではないかと思った タイトル『ぼくたちはみんな大人になれなかった』 それは、「あの時こうすれば良かった」という様な幼くてわからなかった、出来なかった。。。 そんな主人公や周りの人、そしてこの作品を読んでいる私達の事なのだと思った 誰にでもあるありふれた若かった頃の話だから、肩肘張らずに読める
33投稿日: 2023.04.09
powered by ブクログ私小説とかエッセイを読みたくてなんとなく買ってみたらあまり刺さらなかった…。 私の経験値が足りないのか?? 本編よりもあとがきの相澤いくえさんとあいみょんのお話の方が面白かった。あいみょんが紡ぐ言葉は音と一緒に聴こえる不思議。 全体的にハマらなかったけど所々響くセリフはあったかな。 「ダサくても大丈夫な日常は、ボクにはとても頑丈な幸せに映って眩しかった」 インスタ映えとか気にして行動してる部分が少し自分にもあるからなぁ。フォロワーが多い可愛い子もダサくいられる場所があるのかしら。
1投稿日: 2023.03.31
powered by ブクログ人生はじめての積読。 積読するのにちょうどいい長さ。 小説を読みあさるようになったきっかけの小説だった。自分の心に届いてしまった燃え殻さんの永遠の半ばに影響されたことを思い出しました。 積読には記憶を遡り今いる場所を確かめさせるスイッチがあるみたいです。気恥ずかしく感じるロマンチックな言い回しが、また自分に響いたことは良いことなのか、残念なことなのか?あの時の自分と今の自分。悲しいくらい停滞、成長していないことに気づき焦りました! 二度目は焦燥感と自己肯定感の両方を味わった読書でした。
2投稿日: 2023.03.16
powered by ブクログ昭和の香りと令和の風と切なさが押し寄せてくる作品 かなり薄い一冊だが侮ってはいけない 色々な感情が揺さぶられる 中の舞台が知った土地というのもあるのだろうが、この要素がなくてもきっと揺さぶられる 彼女がブスという設定も、別れた彼女が結婚したことをFacebookで知ることも、伏線を匂わせるけど… そんなシチュエーションにだんだん気持ちを持っていかれる ただこの作品では泣けない 泣くのはそれぞれに失礼だと思うから
1投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログ燃え殻「すべて忘れてしまうから」を読んですぐ読みました。 感情や自我があるようでないようなぼんやりした主人公と、その周辺の人間関係がグラデーションで進んでいきます。登場人物も展開も「ぼんやり」とした印象でした。SNSの存在が出てくる度(比喩表現や、作中での使用)に、本の世界から弾き出されて現実に戻る感じがありました。 仕事関係の描写は生々しい部分がありそれが良かったです。
5投稿日: 2023.03.03
powered by ブクログ「ダサいことをあんなに嫌った彼女のフェイスブックに投稿された夫婦写真が、ダサかった。ダサくても大丈夫な日常は、ボクにはとても頑丈な幸せに映って眩しかった。」 ダサくても大丈夫な日常を生きることが幸せということなんだろうなと思った。
1投稿日: 2023.02.25
powered by ブクログ美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会った時、これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを、ボクは幸せと呼びたい。 ホントにそうですね…。 90年代後半の回想と現代(2010年代後半)を行ったり来たり。 自分の初めての恋人とのやり取りや、当時好きだった音楽や映画がシンクロしてて、「何これ、著者オレ?」と思うほど、途中ホントに胸が痛くなった。
1投稿日: 2023.02.21
powered by ブクログ絶対に読み返すと思う。そのときにまたこの作品は味わい深いものになるだろうとも思う。 私の恋は現在進行形だけれど、思い出す日がきたら、この小説と共にふりかえりたい。 追記 恋愛だけでなく、大人の階段を上っていくことについても、決して楽観的ではない描かれ方だったけれど、なんだか受け入れる準備?ができたような気がする。
3投稿日: 2023.02.20
powered by ブクログこの話の中で描かれている年代・場所を経験している人にとってはいいお話なのかも? FBで昔好きだった人に友達申請ボタンを押してしまったという裏表紙の内容紹介に惹かれて購入したが、あまりそこは重要でない感じの内容だったので残念。タイトルの付けかたもおしゃれなんだけどなあ。
2投稿日: 2023.02.16
powered by ブクログ主人公が語る文章が妙に生々しく感じたのは、自分も時代は違えど東京という場所でいくらか過ごしていたからかもしれない。自分が憧れた時代の東京が主人公のボクによって、画素数の荒い動画のように再生される。ラフォーレ原宿、サブカルチャーに心酔しながら特別になれなかった人達はぼくやかおり以外に、ふたりに限らず沢山いる。多くの人が、多くの人生が行き交い、交わることのない場所。二度と出会うことがない人達。ひとりになるとどうしようもなく不安になるネオン街、ビル群。そこで出会った何者でもなかった自分を唯一認めてくれた人。忘れられない人。 最後のかおりが結婚したこととその相手との出会いが主人公と同時期だったというところが、男と女の温度差を感じて少し切なかった。男性はフォルダ式、女性は上書き保存とよく言ったもので。本当に彼女は普通の人だったのかもしれないけど、ボクは何度も思い出しては無意識に美化していたんじゃないかななんて思う。
1投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新潮文庫の夏のフェアのラインナップに入っていて、かつての恋人にSNSの友達リクエストをする、というあらすじから『ルビンの壺が割れた』を思い出し気になっていたところ、ちょうどラジオでも紹介されていた本。 40代の男性が、SNSでたまたま元恋人のSNSを見つけ、勢いで友達申請してしまう。そこで蘇る彼女との思い出と、現在が行ったり来たり描かれる、というスタイル。 懐かしい人に会ったりやりとりしたりすると、今まで忘れていたような記憶が蘇ったり、タイムスリップしたような不思議な、センチメンタルな気持ちになることを思い出した。 バイト雑誌の文通コーナーがきっかけで付き合い始めて、既に二人が別れている二十年後に、SNSで友達申請する。人にも歴史があるのはもちろん、同時に通信技術の発達にも目を瞠ってしまう。1990年代の人が読んだら、「急にSF設定になったな」、と思うのではないか。 後半、彼女からSNSならではの反応があって、それがすごくいい距離感だなと思った。あともう一つ、初めての南極観測隊で、隊員の妻が夫に送った3文字の電報のエピソードもとてもいい。 ちょっと気になったのは、初めて会った日に彼女から「かおり」という名前を聞いているが、それまで何度も手紙をやりとりしていて、「犬キャラ」様宛に手紙を書いていたのだろうか?(彼女が小沢さんにそうしていたように、偽名を使っていた?) 最後に、彼女のこのセリフ、ぐっときた。「でも人生に真面目に取り組んだら犯罪くらい犯しちゃうと思うの。運転する人はゴールドカードじゃないし、車にキズがあるのと一緒で」
2投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログ特に大きな事件が起こることもない。場合によっては卑猥になりそうな単語や事柄も頻繁に出てくる。でも何故だか燃え殻さんの紡ぐ文章は哀愁があって、美しいというか、心に届くものがある気がする。不思議な魅力を感じる。
1投稿日: 2023.01.17
powered by ブクログ大人の夢と希望と熱意が伝わってくる新しい現代小説 #燃え殻 #ボクたちはみんな大人になれなかった ■きっと読みたくなるレビュー 本作はエンタメ恋愛小説ですが、男心の純粋さ、幼稚さが盛り込まれた純文学に近いですね。2023年1冊目はミステリーではありませんが、WEB小説の名作なので読まねばと思っていました。 全体的にまるで歌詞を読んでいるような文章で綴られた小説で、ありていに言うとクサイ言い回しが多いです。しかし一文一文から作者の魂が見え隠れしていて、特に同世代・同性の私としては大好き! めっちゃ胸に刺さりました。 本作、場面の切り取りと心情描写がとても上手で、各章ごとに必ずひとつは読者の心を動かしてきます。ノスタルジーに浸らせる仕掛けとして固有名詞や小道具の使い方も気が効いてる。 さすがWEB小説で人気になっただけはある素晴らしい書きっぷりで、これぞ新しい現代小説といえる作品でした。 本作のイチ推しポイントは、やはり随所にでてくるフレーズ。 もう若くない40代になったからこそ、にじみ出てくる心の叫び。夢と現実、善と悪、大切な人たちとの出会い、青春から抜け出さない苦悩… おそらく実は誰に伝えたいわけでもなく、作者の「かつて大人になれなかった後悔」のぼやきの数々なんではないでしょうか。 しかしその裏には、今こそ一歩踏み出そうという熱意が感じられます。 確かに若いころは辛いこともあるけど、夢も希望もあって楽しかった。しかしいつまでも懐古にふけっているわけにはいかない。 40歳だろうが、50歳だろうが、60歳だろうが、未来にむけて戦っていくぞという意識が、私には伝わってきました。 ■きっと共感できる書評 本作ターゲットは「大人」でしょうが、むしろ「若者」にこそ読んでほしい作品です。自分だけが辛い、苦労している、頑張っているのに結果が出ない、幸せじゃないと悩んではいませんか? 誰しも人生なんて、嫌なことが9割で、楽しいことは1割しかありません。本作の主人公のように、その時その時を必死であがくことしかできないんです。 肝心なのは、どういう状態で嫌なこと9割、楽しいこと1割を迎えているかということ。 誰といるか、何処にいるか、そこでどう思ったか、どうしたのか。 その結果、不幸になったとしても、しょせん人生9割が嫌なことなんですよ、気楽にいきましょう! どういう状態であるかこそが重要で、今まさにできる行動だけをすればいいのです。幸せなんて追い求めるものではなく、目の前にあるものなんですよね。 といった中年の説教臭い内容がいっぱい伝わってくる本作。とてもいい話です。もし人生に行き詰っていたら、ぜひ読んでみてください。
84投稿日: 2023.01.01
powered by ブクログ【2022年99冊目】 なんとも御しがたい小説。読んでる途中に他の方の感想を拝読したのは初めてのことでした。自分の中でこの小説とどう向き合えばいいのかがかわからなくて、結局わからないまま読み終えました。一言で言えば、すごく若い小説。ただ作者さんが私よりも年上の方だったので、適切な表現ではなさそうなんですが。 ところどころに散りばめられた表現は確かに、刺さる人には刺さるものが多いと思いました。けれど、物語全体が表現を表現たらしめるために書かれているように受け取ってしまい、うむ、ここまでつらつら書きましたが、私には合わなかったなぁというのが率直な感想です。 なんで合わないと思うんだろうなぁと考えながら読んでたのですが、感じたのは上記のようなことでした。 あと章ごとにタイトルつけるのは良いんですが章が短いのでちょっとくどいなと思ってしまいました(最初、短編集なのかと思って読んでいたくらい)
3投稿日: 2022.12.28
powered by ブクログ10代の自分にとって体験したこともない東京の姿が描写されていたのだが、どこか懐かしさを感じて不思議だった。おそらくこの時代を生きた人にとってはすごく刺さる作品なんだろうなと思った。
1投稿日: 2022.12.13
powered by ブクログ燃え殻氏のノンフィクションだろうか?それともフィクションだろうか?世紀末感溢れる1990年代のごった煮サブカルチャーを添えて、カオスなテレビ業界で青春時代を送った主人公の恋愛物語。陳腐で安っぽくなりそうなテーマを絶妙の感性でセンチメンタルな物語に整えている。何一つ答えも結論も出さない、「そういうことだった。それでいいんだ、たぶん」的な濁ってるような澄んでいるような、でも気持ちの良い湖に浮かんでいるような不思議な感覚。読後感はなんだか淡く切なくさせられる良いストーリーであった。
3投稿日: 2022.11.24
powered by ブクログ「美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会った時、これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを、ボクは幸せと呼びたい」 映画観てみようと思った
2投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログ読了。好きなタイプの小説だった。 コギャルになれずにサブカルに突き進んだ女と、コギャルから見向きもされなかったような男の、傍から見たら絵にもならない恋愛。東京の片隅で鬱屈している若い2人の物語。 沼田まほかるの『彼女がその名を知らない鳥たち』くらい美しく感じた。 全然魅力的に見えない面倒な女が、一途に愛されている話。自分がそういう女だからかもしれない。漢字とひらがなの使い分け具合がしっくりきて、心地よい文章。 著者はちょうど10歳くらい上の様子。 オザケンもUAも名前を知ってはいても、アルバムの曲まではわからない。 世代も微妙にズレて、自分とは全然違う人生なのに、端々に共感できるところがあるのはなぜなんだろう。普遍的な何かがあるのかな?日本人だから?舞台が東京だから? 私は恵まれているのだろうか。甘いのだろうか。でもそんなのいきなりわかるはずがない。自分の人生しか知らないんだもの。 読書を通じて、他人の人生の綺麗でないところや、生々しい頭の中の思考を垣間見て、自分との差分を検出し、精査する。その作業がとても楽しかった。
2投稿日: 2022.10.13
powered by ブクログサブカルを通して恋愛を経験した方は とてもノスタルジックな、 むず痒いような、 センチメンタルな気持ちになると思う。 燃え殻さんのストーリーは叙情的で、 ハッキリとした答えが無い感じも良き。 “サブカルをこじらせた”ような 出会いや恋愛を経験してきた私は、 このストーリーに触れて、 共感性羞恥のような、 むず痒い気持ちになった。 面白いよ。
3投稿日: 2022.10.04
powered by ブクログ平凡な特別。マクロスの「愛・おぼえていますか」に通じる感じがあるかな。 特別な特別ではない平凡な特別。 自分のためにクリティカルに存在しているのではないかと思わせる人や出来事。 いろんなことを素直に思い出す人多いんじゃないかな。
0投稿日: 2022.10.03
powered by ブクログ40代の主人公がフェイスブックから昔の恋愛を回想し、現在までの流れを振り返るラブストーリー。 文通で知り合った過去の恋愛の美しき思い出や今とのコントラストが絶妙だと感じました。 風景などから情景が浮かび美しくも儚い恋愛模様とすれ違っていく様が表現されていました。 七瀬や関口との出会い、かおりやスーとの関係、雪の日の出会いなど様々な出会いがフラッシュバックするのと現実のコントラストやエクレア工場の匂い、ラブホテルの室内など情景も作品において重要なものだと感じました。 一人一人と出会えたことの奇跡とそこから感じる感情や想いが積み重なって今があると改めて感じることのできた物語でした。
1投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログフォローしている方が高評価だったので、それにつられて手にしてみました。 時代や登場人物が巧みに入り混じるので、注意して読まないと『ん?』ってなってしまうことも。 僕は前半から中盤が特におもしろくって、途中まで読んで また最初に戻って登場人物の確認をしながら読み直したり... 途中まではなんておもしろい本なんだろって感じで読んでいたんだけど、後半ももっと丁寧に読み進めればもっと良さを感じられたかな。
2投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ1999年、あの頃自分は何してたっけ?と思い浮かべつつ、現実の歳と行ったり来たりしながら読み終えました。 読み終えて、失恋したような喪失感の余韻を胸に。
0投稿日: 2022.09.13
powered by ブクログ忘れられない好きだった人、もう会えないと離れたのにSNSで繋がる。この距離感がさらにあの人を忘れられない記憶にしていく。後悔というかどんどんあの日々が夢みたいな遠いものになっていく。 ただただ目前の仕事を無我夢中でこなす日々。生きづらい社会でどこか、息のできる場所を求めて、フラフラする。
0投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログ途中まで何が面白いのかよくわからなかったが、バーのvipルームだとか、バブルな話が出てきて面白くなった。七瀬のキャラクターが好き。しかし感情移入は誰にもできず、たまにエモい台詞がでてくるのは良かったが、何も残らなかった。
1投稿日: 2022.08.27
powered by ブクログ90年代のお金がなくて必死な若者が、エモい日々を送る話。大人になって富や地位を手に入れても、苦労した日々とかその時の恋人を忘れないのって良いなぁ。
1投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログ読む側の感情を規定してこない態度が終始良かったです。恋愛を扱いながらそこに痛さも恥ずかしさもないのも良かったです。構成も見事です。 ただ、本編の後に寄稿してある漫画と歌は痛さとか恥ずかしさの類のものなので、ない方が良かったかな。 あと、装幀の良さと事前評判の高さでハードルが上がりすぎて拍子抜けした感は否めない。
1投稿日: 2022.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
推しが読んでいたから手に取るというこれまで一度も通ったことないルートで読み始めた。変な成り行きで読み始めたせいで読んでいる間「こんなアングラなシーンも推しは読んだの……?」と感情ぐっちゃぐちゃになって集中できなかった。 読み続けていると違和感を感じはじめ、そのうちふと、男性視点の恋愛ものをそういえばこれまでほぼ読んだことがなかったと気づいた。「陽だまりの彼女」くらいしか読んだことない。だからか。どこまでも男側の視点からしか書かれていなかったので逆にさっぱりとして潔く、それが違和感の元になってたぽい。全体としてはサブカルを煮詰めて男視点の恋愛観で盛り付けて90年代後半風の作品一本出来上がった感がある。これまでわりとちらほら本を読んで耳年増になってしまった私にはこの作品を読み素直に驚ける感性が腐ってしまっていた。読んでる間に伊坂幸太郎とか三浦しをんとか石田衣良とか町田その子とかその他諸々ちらついて仕方がなかった。「サブカル版旅のラゴスみたいな構成だな」とかも考えた。つらい。 読み終わって、こんなにベタな(文通相手募集コーナーで出会い、2人は付き合い、そして別れるという)設定ですら現実では今はもうないため、この作品を過去の遺物として味わうしかない現況を憂いてしまった。現在から振り返る視点で描かれているので作者もノスタルジーを感じているのかも。 私のお気に入りのシーンはやっぱり『ア ナ タ』かなぁ。関口の別れ際の台詞も良かった。最後のシーンは、現実軸と過去軸が混ざり合って溶け合う緻密な描き方がされていて3回くらいリフレインした。 描きすぎない切り取り方は映画に近いのかも。
0投稿日: 2022.08.19
powered by ブクログこの本を好きな人に貸してもらったこと 一生忘れたくないけど、こんなふうに綺麗な思い出として閉じ込めておけないかもしれない いつか忘れてしまいそう 恋をすることをいいものだと思える たまに思い出したように読みたい
0投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログあまりにも映画が素敵で観てからも余韻が抜けず、本屋で文庫を見かけて迷わず手に取った。 過去の事を美化し過ぎているとかこの本に限らず言われる事だが、美化したいと思うほど大切な経験をできて羨ましいと私は思う。過去を懐かしい、戻りたい、戻ってあの瞬間をやり直したいと思う事がいけないのか。話しは変わるが、恋愛においての好きの定義は凄く難しいと思う。この本では嬉しいこと悲しいこと(省略)を共有したいと思ったらそれは好きということだ、と言われているがそれもある種の恋愛としての好きに値するかもしれないが、それだけではないと思う。好きな人に悲しいことを共有したくない、実際に共有できなかったし想いも伝えられなかったったけど、間違いなくあの時君を追いかけていたのは過去で一番の大恋愛だった。あの時、君に正直に想いを伝えて実って付き合えていたとしたら、あの時のキラキラした思い出として残っていなかったかもしれない。 結論を言うのにダラダラしてしまったが、人は手に入らなかった物を美化して懐かしむものなのでは無いかと思った。
2投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログ帯の「好きだった人の名前を、SNSで検索したことはありますか?」に惹かれて購入 恋愛で発生するボディブローを食らった様な苦しさを表現してるのかなと期待してそれとズレていたので評価低め さらさらと読めるし素敵な表現が所々に散りばめていて素晴らしいがストーリーにあまりはまらなかった
1投稿日: 2022.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
残念ながら私には合いませんでした。 何も得なかったことを得た感じでした… 何も受けるとことができませんでした… 読みにくく時系列も場面もよくわからなくなってしまいます。 世の無常さや人のよくない部分、辛かった仕事、彼女が彼女らしく生きて惹かれているところ、離れていく人、助けてくれた人、たくさんのことが書かれていましたが、そうだね、それで?となってしまう。 なんとも言えない気持ち悪さがずっとありました。 この感じ、この雰囲気をあえて作り出して楽しむ感じるというものだったのでしょうか。 それならば術中に完全にはまっています。 好きな部分はストリップのお姉さんが教科書を修理してくれたところだけでした。 住んでいる世界が違いすぎるせいでしょうか。 難しいで作品でした。
2投稿日: 2022.07.30
powered by ブクログ先日「これはただの夏」を読んだので続けて読みました。個人的には前述の作品の方がドンピシャでハマりましたが、こちらの作品にはまった方は是非とも「これはただの夏」も読んでもらいたい。オーディブルで聞きましたが、最後のインタビューも共感の嵐でした。世代が近く自分も作者と独身っていう要素も大きい気もしています。
1投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログうーむ、今時の若い人の人生観、生き方のような気がする。まあ、こういう自堕落な生活的な小説は、太宰しかり西村賢太しかり、ですが、そこに色恋がかぶさるのが、今風なのかな。なんとなく読んでしまいましたが。
1投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログ平気な顔して電車に乗っている人もみんな、それぞれが忘れられない思い出や、人、あの時こうしておけばっていう後悔を抱えて生きてるんだよなあ。 みなさんはこの本を読んで誰を思い出すんでしょうか。
1投稿日: 2022.07.10
powered by ブクログあいみょんのエッセーが収録されているというだけの理由で手に取った。一章一章が短くて読みやすかったし、読んでいくにつれてそれぞれが有機的につながっていく感じが心地よかった。素敵な表現もたくさん。
1投稿日: 2022.07.09
powered by ブクログ90年代を駆け抜けた、切ないラブストーリー。 思えば、別れた恋人にSNS上で巡り合うなんて、当時でも普通に起こりえるんですよね。怖い……いや、別れ方次第ではいい事なのでしょうか? よくわからないですが。 私は当時もっと幼かったですが、この空気感、時代感には少しだけ覚えがあって、ほんのりとですが懐かしかったです。 実話といわれても信じられそうなリアリティと、詩的でノスタルジックな文章が素敵でした。
7投稿日: 2022.07.05
powered by ブクログ面白いとは思いました。 でもいわゆるエモいを意識してるように 感じました。 一章一章が短かったので読みやすいとは 思いましたが読み応えはありませんでした。
1投稿日: 2022.07.04
powered by ブクログおしゃれな文章だけど、とくに惹かれなかった。 ☆1つにした理由としては、 細かく章を切ったならせめて章内である程度の起承転結を組んでほしかった。哀愁漂う主人公がもごもごと独り言みたいな語りをしてはい終わり、なので、ストーリーに魅力を感じることができなかった。 あと地味にいやだったのが短編集みたいな章だて。各話独立してるかと思いきや、なにも話が進展しないまま終わるのでまさかと思ったら長編だった。
0投稿日: 2022.07.04
powered by ブクログ“あなたも気づいてない小さなキズを見つけてくれた人はきっとあなたを好きな人” そうなんだ。へー、そうなのか。 確かに、どこへ行くかではなく誰と行くかが大事だ。ハワイだって近くのスーパーだって、相手によっては天国になる。 死ぬまでに読みきれない本,会えない人で世の中は溢れてる。そう思うと、1冊や1人が奇跡に思える。 1、出会った本は必ず少しは読む 2、傷を見つけれてくれた人は大事にね 3、物との出会いも必然だと思う
5投稿日: 2022.05.28
powered by ブクログドンピシャ世代で、ほぼ全てのサブカル的ワードに懐かしさを感じて、これ、私の事?って何度か思いました。 過去の恋愛で、こんなに引きずることは全然なくて、それは私が女で、作中にある、 「男は過去の自分に用がある、女は未来の自分に忙しい」 という事だからなのか。たしかにわかる気がする。 逆に人生の中で出会った人で、もしもこんな風に想われていたら…。こんなにも影響与えてしまってたら…。 切ない情景が目に浮かぶような文で、渋谷ラブホ、ラフォーレ原宿、エクレア工場、どれもノスタルジーたっぷり。自分の記憶と重なるのかな、エクレア工場で働いた事ないけど。 犬は吠えるがキャラバンは進む/オザケン が聴きたくなる。シーフードヌードルに牛乳もやってみよう。
3投稿日: 2022.05.14
powered by ブクログ多分、作者は同世代だろう。 出てくるワードは懐かしく、私も好きだったもの。 オシャレに見られることを意識したもの。 過ぎ去ってしまった時間へのノスタルジーを綴った本。 ありがちな内容だが、懐かしさと同世代の共感という部分で読めた。
0投稿日: 2022.04.21
powered by ブクログ人に薦められて読んだ本。切なくなるよって言われたので一気に図書館で読んだ。確かに切なくなって、昔の恋を思い出した。 恋愛ってその時に流行ったもの、時代背景、音楽、ニュース、ファッションなどが絡み合ってものすごく鮮烈に思い出すことがある。 そういうことを改めて思い出させられて、この本を読んだ日は昔の彼が今どうしてるかなぁと気になって仕方なかった。
0投稿日: 2022.04.06
powered by ブクログ読書初心者ですが、読みやすかった。 通勤時間の電車、3,4日くらいで読み終わりました。たぶんこういう文章、はなしが好きなんだと思います。 読み終わってから知ったのですが、 ネトフリで映画かもしてたんですね。そちらも気になります
0投稿日: 2022.03.22
powered by ブクログ90年代サブカルシーン、至るところに見覚えや聞き覚えがあって何だかせつなくて、そして恥ずかしくなった。 ずいぶん遠くまで来たんだなあ。 この30年、心はまだそこにあるという気がしてたけど、残念ながらそうでもなかった!
0投稿日: 2022.03.12
powered by ブクログ当時の音楽や文化など経験して来なかったので、うわーっと悶えるような感覚は無かった。それがなんだか悔しい。それを知っていたらもっとこの本が楽しめただろう。食わず嫌いせず色んなものに触れてみるべきだなあと思った。ただ、この作品のように崇拝に近い感覚の恋愛をした事がある。一緒に見た映画や聞いた音楽、過ごした場所に思い出があって、感じるたびに思い出さざるを得ない。きっとあの頃の自分はうんと幸せだったんだと思う。死ぬまでにできるならもう一度会いたいと思える人だった。この本を読んでそんな存在と出会えた事は奇跡で過去の傷みが幸せの証と分かったから懲りずにまた恋をしたいとも思った。
0投稿日: 2022.02.25
powered by ブクログ・起承転結の転が弱いまま終わる感じ ・一言で言うと青春ノスタルジーポエム小説 ・全体的に情緒的な文章で構成されている
0投稿日: 2022.02.19
powered by ブクログ確かこれを買ったのは4年前だったかな。あの時は全然話の内容が頭に入ってこなくて、途中で読むのやめちゃってた。でも今は少し共感出来たり、想像出来たり、たった数年間で自分の感じ取り方や考え方が変わったんだなって気付かせてもらいました。 大人にはなれなくても、毎日自分ってどこか少しづつ変化していってるんだよね。
0投稿日: 2022.02.19
powered by ブクログ失礼ながら今どきの若者向けな雰囲気重視の作品だろうと思って読んだけれど、ごく現代的な私小説風の青春モノとしてはかなり完成度が高いと感じた。 テーマと文体に一貫性があって読みやすいし、映像的な表現であるところが時代にマッチしていると思う。 溢れるサブカルチャーへの愛とこだわりに泥くささがたっぷりなところも個人的に好きだった。
0投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログ映画にとても共感したので原作に興味が出て読んでみた。 主人公の生きた時代や場所が自分の経験と重なって原作にも共感しまくり。なんだか大人になれなかったっていう感覚にも共感。身につまされるような息苦しさを感じつつページをめくる手が止まらない。 小説を読んでみて、このエッセンスをあのような形に昇華した映画制作陣も素晴らしい。 しかし加藤かおり、あの頃こんな子いたよなぁ(笑)
0投稿日: 2022.01.28
powered by ブクログ本当に好き、映画観てから本読んだけどどちらも良い、これから先、人生の節目に読みたい、何度も読みたい、好きなところ全部あげてそれについてたくさん感想書きたいけどまとまらないしうまく言葉にできないから言語化できるようになったら書き足していきたい、それまで何度も読む
1投稿日: 2022.01.24
powered by ブクログ私には合わなかった。ひとつのフレーズや、ひとつの文に焦点を当てるなら、ものすごく綺麗で美しくて、果てしない余韻に包まれたけど、話の構成や内容、世界観が私には合わなかった。こんなにも短い小説なのに、読むのに1ヶ月近くかかったことには自分でも驚いた。読み始めるとスラスラと読んでしまうのに、1度読むのを止めてしまうともう読む気になれなかった。私がこの小説に入り込めなかったのは、私がまだ子供だという証のようでなんだか悔しいけれど、きっとそれが事実。何度も交錯する現在と過去、入れ替わる時間軸、どこか現実離れした登場人物たち。私がもう少し大人になってから、また読み返したいと思った。
1投稿日: 2022.01.21
powered by ブクログこの先何回も読みたい、過去の自分を忘れへん為に どこをどう切り取っても、どう考えても面白かった 描かれた言葉や表現とてもしっくりくる、あいみょんの書評も贅沢すぎ、とても良い本を読んだ
1投稿日: 2022.01.18
powered by ブクログいわゆる新世代のネット小説なのかなという印象。 携帯小説のようなものから派生して、若者にエモーショナルという感覚が浸透してそうして至った小説という感覚で読んだ。 解説に自分自身を描いている作品は「自分に酔う」ことを許容して描いていくものと自虐的に書いていくものがあり、本作はその両方の良いところだけできていると書かれていたが、私の感覚としては前者のナルシズム的な臭さのある文体だと感じた。 今日のネット小説を感じてみたいと思える人は面白く読めるのかもしれないがどこか深度が物足りなかった。 ただ、Twitter発の作家さん?ということもあってか各章のタイトルであったり地の文や台詞のやりとりに工夫が多々見え、そういった言葉遊びは面白かった。
1投稿日: 2022.01.17
powered by ブクログ「うれしい時にかなしい気持ちになるの」 思い出さないようにしていたことを思い出した。 たぶん、また同じことを繰り返すのだろう。 だから僕たちはいつまで経っても大人になれない。 (2週目)
0投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログたぶん、現代と過去を交互?に書いてるんやと思うんやけど今は一体いつの話だ?てわからんくなったときがあった。 年始の寝ぼけてる脳みそで読むべき本ではないのかな(笑) 映画を観てみようと思った
1投稿日: 2022.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
別れ際、「今度、CD持ってくるね」と彼女は言った。それが彼女との最終回になった。 「『いま、孤独なんだ』を『いま、自由なんだ』って言い換えると、鎮静剤くらいには効くんすよ」 その頃ボクは、普通じゃない自分を一生懸命目指していた。今考えれば、普通に生きるための根気がなく、努力もしたくなかっただけなんだけど。 たとえハリボテの夢だったとしても、人間は背中のリュックに何か入っていないと前に足が進まないようにできているのだ。荷物は軽いほうがいい。だけど手ぶらでは不安過ぎるんだ。 好きな人のすべてが正義になる。そんな恋の魔法にボクは初めてかかっていた。 美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会った時、これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを、ボクは幸せと呼びたい。 今日起きたら彼女に電話して、好きだよと言おうと思った。 人は「今より悪くなる事」と同じくらい、「今より良くなる事」に対して恐怖心を抱く生き物なんじゃないかと思う。 ボクが凸で、君が凹。そんな単純なパズルは世の中にはない。ボクが△で、君は⭐︎だったりする。カチッと合わないそのイビツさを笑うことができていたら、ボクたちは今も一緒にいられたのかもしれない。 この時代に生まれたいなんて、だれも頼んでないだろ?自分で決められることなんて、今夜の酒の種類ぐらいなもんだ。 どこに行くかじゃなくて、誰と行くかなんだよ 本当のさよならの時、人はさよならとは言わない。 彼女から教わった音楽を今でも聴いている。彼女から勧められた作家の新刊は、今でも必ず読んでいる。 始まってしまったボクたちは、いつか終わる運命にある。必ず夜が朝になるように、必ず朝は夜になる。ただその必ずが今日なのか、明日なのか、20年先なのか、それは誰にも分からない。 男は過去の自分に用がある、女は未来の自分に忙しい どんなに無様でも「大人の階段」は上にしか登れない。その踊り場でぼんやりしているつもりだったボクも、手すりの間から下を覗いたら、ずいぶん高い場所まできていて、下の方は霞んで見えなかった。 「ね、ふたりで、海行きたいね」 ボクは、まっすぐ前を向いたまま、彼女に言う。 「ありがとう。さよなら」 その時、フロントからチェックアウトの時間を告げる電話が鳴るんだ。
1投稿日: 2022.01.02
powered by ブクログ「彼女はボクにとって 唯一自分より好きになった人」 青春が詰まりに詰まって息の仕方忘れてまうてって思うくらい全く同じ経験をしてきたわけじゃないんやけど胸にくる青春の話 小沢健二、インドのお香の匂い、スウォッチ、 雑誌の文通コーナーとか携帯電話が無かった頃の待ち合わせとか懐かしい時代背景に思い出が蘇ってくる!とか言いながらもなんやかんやでiモード世代の私にとっては一世代上の話なんやけど10代後半から20代にかけてのこの感じはいつの時代も一緒やな〜って感じ
0投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログ再読です。めちゃくちゃ面白かった。 表紙にも書いてある 〝美味しいもの、美しい物、面白いものに出会った時、これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを、僕は幸せだと呼びたい〟 これ素晴らしすぎる。 広辞苑の「幸せ」の解説に書いて欲しい。 小説で感傷的な気持ちになる時、なぜ一夜限りの「セックス」を思い出すのだろう。 自分なりの答えを持っている人は教えてください。 偶然だけど、今出会えて良かった。
6投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログ映画を観てから小説を読みました。 森山未來さんと伊藤沙莉ちゃん、 とても素晴らしいキャスティングだなと 小説を読んでから改めて思いました。 読み始めたら止まらず一気に読んでしまいました。 1994年生まれのわたしにとって、 当時の記憶はないけれど、 実在する固有名詞がたくさん出てきたり、 過去と未来を行ったり来たりしながらの文章だからか とてもリアルに感じます。 かおりさんはこの本読んでいるのかな…
1投稿日: 2021.12.30
powered by ブクログ大人になれなかった人たち。 それは色んなひとと出会ってきたけど後に何も残らなかった人たち。 それも良かろう。 私は大人になれるのだろうか。 楽しみだ。
2投稿日: 2021.12.27
powered by ブクログあの頃のあの気持ちをギューッと詰めこんだノスタルジー ちょっと立ち止まり気味の今だから沁みる 映画も観たけどどっちもちょっと違ったテイストがあって良かった それってなかなか無い どうのこうのは抜きにして、好きです
2投稿日: 2021.12.20
powered by ブクログあいみょんが書いたエッセイが収録されていると聞きつけて読んでみた。ネガティヴで自虐的な内容だったが、描写は詩的で美しく感じた。 ほろ苦く、切ない経験をした筆者は悟ったように淡々と過去の出来事を語っていくが、その言葉には妙な説得力があり、世の中の核をついているようだった。 しかしながら、お子ちゃまな私にはまだ早かったのかもしれない。なんだかとても悲しく、暗く、寂しい気持ちにはなったが、主人公のような経験をしたこともないし、これからもしない気がして、上手く感情移入できなかった。でも、心に沁みる言葉はいくつかあった。 もっと色んな経験をして、人生の酸いも甘いも味わってから、改めて読んでみたい作品。
0投稿日: 2021.12.18
powered by ブクログとても詩的な文体で素敵でした。 刹那さや不安な気持ちがよく伝わってきました。 ぜひぜひ読んでみて下さい
6投稿日: 2021.12.11
powered by ブクログフラッシュバックのように時と場面が変わり、感覚的なストーリーが淡々と連なり、惹かれるものがなかった。2021.12.3
0投稿日: 2021.12.03
powered by ブクログ伊藤沙莉が出ているので、映画を先に。描き切れてない感を感じたのでこちらを。 燃え殻という不思議な名前の書き手に初めて接し、世代的にはさほど遠くないので、出てくる音楽や映画は懐かしかったり。 映画では描かれなかった1999年7月に唐突に訪れた別れのわけが少し分かったことと、フェイスブックで繋がった彼女がひどいねで反応してくれたことが、原作を読んで良かったこと。 「美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会ったとき、これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを、ボクは幸せと呼びたい。」
4投稿日: 2021.12.03
powered by ブクログ文庫本で189ページ。厚みは1cm未満。 短時間で読み終わるので、レビューを見ず、物は試しに読んでみるのがおすすめ。 読みやすく、内容もわかりやすい。適度に区切りがあり、通勤や待合室での読書にも適している。 10年後に読み直したら、もしくは10年前に読んでいたら違う評価になっている気がする。星は少なめだけど面白い小説
0投稿日: 2021.11.27
powered by ブクログこういう小説の、主人公を沼らせる恋人は大体容姿端麗だけど"ブス"と描かれているのが印象的だった。著者の実体験に基づいてるからなのかもしれないけど。 自分自身、好きな人の全てが正義になってしまうような恋をしているから、そんな存在がいることに嬉しくもなり、でもさよならも言わずに別れてしまう日がくるのかなとか、あたりまえにべつのじんせいを進みだす日がきて、ありきたりな過去に埋もれていくのかなとか、切なくもなった 人生の中にある出会いってほんとうに尊いし、どんどん別れも言わず会えなくなる人が増えるのかな 大人になるってなんだろうって、考えさせられた
2投稿日: 2021.11.21
powered by ブクログ美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会った時これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることをボクは幸せと呼びたい
3投稿日: 2021.11.13
powered by ブクログ覚えておきたいと思うフレーズがいくつも出てくる。叙情的でこういったセンスを羨ましく思う。そしてその言葉が、過去の自分が抱いていた感情を代わりに言語化してくれたような感覚になった。
3投稿日: 2021.11.13
powered by ブクログ私にとってオザケンは王子様でもないし、主人公たちが生きていた時代に生まれてはいないけれど、何故か読み終わって懐かしい気持ちになりました。 随所にグッとくる言葉があります。 2017年のあの時にゴロウデラックスでこの本を知ったのは運命であると今でも思っています。 「美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会った時、これを知ったら絶対喜ぶだろうなという人が近くにいることをボクは幸せと呼びたい」 いつか自分もこのように思える人に出会いたいと思った。 馬の骨の「燃え殻」を聴きながら読むことをオススメします。
2投稿日: 2021.11.10
powered by ブクログ自分を手ひどく突き放しながらも、同時に美しくて、そして叙情性に満ちている、私小説。どこまでがノンフィクションなのか。 突き刺さる言葉がたくさん。 あの人も、私も、きっと。結局忘れられない香りと生活を背負って、またあの頃と同じような恋をするんだ。
5投稿日: 2021.11.10
powered by ブクログ自分にはある種信仰にも似たような恋は過去無かったけれど、出会った人達の影響が今も残っていると感じる時はあり、少し思い出に浸れました。 一気に読まないと今がどこの時間軸なのかわからなくなります。。。(何度か見失いました。。。)
1投稿日: 2021.11.08
powered by ブクログボクたちはみんな大人になれなかった 燃え殻著 〜あらすじ〜 それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。気が付けば親指は友達リクエストを送信していて、90年代の渋谷でふたりぼっち、世界の終わりへのカウントダウンを聴いた日々が甦る。彼女だけがボクのことを認めてくれた。本当に大好きだった。過去と現在をSNSがつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。 〜感想〜 誰もが持ってる恋愛での瘡蓋を剥がさせるような感覚に陥る内容。 読み終わったら、昔に戻れたら〜とかの「タラレバ」が自然と脳裏に浮かんでくる。 先を見て進むことも大事だけど、たまには過去の余韻に浸るのもいいかな〜って思わせてくれる本でした。
2投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログ東京(の渋谷や原宿、もしくは下北沢あたり)が舞台のちょっと感傷的な青春小説って実はあんまり得意ではなくて、前にそれ系の某小説が絶賛されていたから読んでみたけど全然ハマらなかった。 なぜなのか、そのノスタルジーに溢れた感じが、読んでいてこっぱずかしいような気分になってしまうのだと思う。 著者の燃え殻さんのエッセイに最近ハマったのでこの小説(たぶん処女作)を読んでみたら、まさにその系統だった。舞台は渋谷や新宿あたりで、43歳の主人公が過去に付き合った忘れられない彼女のことを回想するかたちの青春小説。 だけどこの小説は苦手だなぁとは感じず読んだ。 感傷もあるし、サブカル臭もするのだけど、嫌いではなかった。文章自体が好きなのかもしれない。 映像業界で長年うだつの上がらない日々を過ごしている43歳の主人公。ある日SNSの知り合いですか?の中に「加藤(小沢)かおり」という名を見つけて時が巻き戻る。かおりはかつて主人公が「自分自身よりも大切なもの」と思えるくらい好きになった人で、数年付き合った後にはっきりとした別れの言葉がないままに別れてしまった女性だった。 主人公がSNSでかつての元カノの名前を見つけて、ついうっかり友達申請のボタンを押したしまうところからスタートし、現在と過去を行き来しながら物語は進んでいく。 欲にまみれた東京の業界の中身や、文通からスタートしたかおりとのぎこちない出会い、渋谷の主にラブホテルで過ごした若い日々、昔働いていたエクレア工場の同僚がオカマとなって新宿ゴールデン街で居酒屋を営む描写など、東京の中心ではなく端の方で暮らしを営む主人公たちの暮らしがとてもリアル。 東京は何でも揃っていて楽しい場所だけど、夢ばかりがあるわけではない。そういうことを、読んでいると痛切に感じる。 1990年代後半、ノストラダムスの大予言で世間が盛り上がったあたりの不穏な世紀末感がとても懐かしい。 かおりはいわゆる良い女ではないけれど(主人公いわく、むしろブサイクらしい)妙に魅力的な女性で、だからこそ20年近く経っても主人公は彼女のことが忘れられない。 遠い昔のことだからそうなのか、別れ方がきっぱりしていなかったからそうなのか、すでにかおりが人のものになってしまっているからそうなのか、男の方が女よりも過去に対して感傷的になりがちだからそうなのか。 戻れるわけはないことははっきり分かっているのにかつての記憶に想いを馳せてしまうのは、上記の要素がすべて複雑に絡み合った結果のようにも見える。彼女と今さらどうにかなりたいという欲望は主人公からはまったく感じないので、逆にタチが悪い思い出なのかもしれない。 端的に言うと「もしも自分の彼氏や夫が過去にこういう女性と出会って今も想っていたら嫌だな」と女としては思ってしまう感じ。過去には敵わないから。だから男の人が読めば共感する内容なのかもしれない。 この「何かあるようで何でもない感じ」がとても今っぽい小説だと思った。ネトフリで映画化もしているらしいけど、きっと映像もそうなのだろうな、と。 苦しいような気もするけど、どうにか麻痺させて生きている。そういう感覚が、多くの現代の人にハマるような気がする。
6投稿日: 2021.10.25
powered by ブクログカチッと合わないそのイビツさを笑うことができていたら、ボクたちは今も一緒にいられたのかもしれない。 90年代の匂いがすごくする小説。喧騒と虚無。2つの対比は美しくて儚くて、、、って思わせようって感じがムンムンする感じ。あんまりしっくり来なかったかもしれない、文章は好きだけどストーリーが、、。
2投稿日: 2021.10.12
powered by ブクログ90年代が懐かしいと語られる時代ということに驚く。銀色夏生さんの作品を読んでいた世代に刺さる要素が沢山盛り込まれていて、脳内にラブリーが再生されていた。作中に出てくるオザケンのアルバムが「dogs」じゃなくて、「犬は吠えるがキャラバンは進む」になっているのがよろし。
1投稿日: 2021.10.10
powered by ブクログ自分には文通から始まった彼女がいた経験も、円山町のラブホテルで過ごした青春時代の思い出も無いけど、読んでいて自分の甘酸っぱい思い出とか当時感じた色んな感情が蘇ってくる不思議な本だった。 きっと30代以降のオジサンにはグサグサ刺さる。 青春時代にかかっていた音楽は、今聴いても当時の思い出が甦ってきたりするけど、当時読んでいなくたって昔の思い出や感情を呼び起こせるなんて、小説って凄い。
1投稿日: 2021.10.09
powered by ブクログ●男は過去の自分に用がある、女は未来の自分に忙しい。 ●俺たちがあと50年生きるとして、人類ひとりひとりに挨拶する時間も残ってない。今日会えたことは奇跡だと思わない? ●その質問は、ナポリタンは作れるか?と一緒だと思う
1投稿日: 2021.10.06
powered by ブクログ燃え殻さん原作の舞台を見て、 その世界観にハマって読んだ作品。 出会いによって自分の考え方も想いも変化していく。 言語化しづらい感情とか想いを、燃え殻さんが色んな表現で代弁してくれているように思えた。
5投稿日: 2021.10.02
powered by ブクログ“美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会った時、これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを、ボクは幸せと呼びたい。”
0投稿日: 2021.09.27
powered by ブクログ情景描写が良かった。フリッパーズ・ギターとかその辺の時代の音楽が度々出てきて良かった。ただ、個人的にあまり入り込めなくて残念。全体的に淡々としている印象で、作者の内なる感情の部分が何故かあまり汲み取れなかった。ただ、読むタイミングが今じゃなかっただけなのかもしれない。
1投稿日: 2021.09.27
powered by ブクログ大人になっても承認欲求はあるし、毎日が特別であってほしい気持ちもある。 (以下抜粋) ○その頃ボクは、普通じゃない自分を一生懸命目指していた。今考えれば、普通に生きるための根気がなく、努力もしたくなかっただけなんだけど(P.23)
6投稿日: 2021.09.23
powered by ブクログ詩的で美しく心に残る文章が多かったです 人によっては気取った文章に感じるかもしれないけど個人的には好きでした。 うれしい時に、かなしい気持ちになるの_φ(・_・ 2021-9-20 ★4.0
2投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログうーんまんまり好きになれなかったな… 時系列がバラバラで読むの大変だし、もう少し主人公の感情が描かれても良かったんじゃないかと思う
0投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログ色んな詩を切り貼りしたような作品だった。嫌いじゃないし、「おお〜」と思う箇所もあったけれど、時系列が頭の中でごちゃごちゃになる瞬間が、少し読書の邪魔になっていた。 東京のディープな世界観と、そこを生きる決して主役にはなり切れない主人公。いくつかの問いを抱えて自由に生きる彼女。自分でもよく分からないまま愛に溺れ、恋を知らずに生きていく主人公の姿がとても印象的だった。彼らは確かに心の深い部分で繋がっていたのだろうけど、言葉足らずの恋愛は結局どこかで限界が来るのだと、改めて感じさせられた。
1投稿日: 2021.09.15
powered by ブクログ大人になれなかった、と表現した時点で大人に踏み入れているし、みんな、なれる大人になるしかないんだよ。 生きた年代で取り巻く文化は変わるけど、「神田川」「限りなく透明に近いブルー」とか思い出したから、人生境目の感性はそこそこ似てるのかもね。
7投稿日: 2021.09.14
powered by ブクログ表紙のデザインの印象のまま。滲む喧騒が、一度はそういう生き方してみてえ!と憧れる東京渋谷って感じではある。
1投稿日: 2021.08.31
powered by ブクログ描写のひとつひとつに映像や匂いや生々しい感覚が出てきて、自分の記憶?と錯覚しながら読み進めてしまった。 切なさと、あの時代のいっぱいいっぱい感とが混ざってなんとも懐かしくて愛おしい。 昔のことを思い出しても、今にも当てはまる言葉に救われた気もします。
2投稿日: 2021.08.29
