Reader Store
本・子ども・絵本
本・子ども・絵本
中川李枝子、山脇百合子/文藝春秋
作品詳細ページへ戻る

総合評価

13件)
4.1
3
3
2
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中川李枝子さんが勤めていた保育園の子どもたち。 積み木を独り占めする子 みんなより上をいきたい子 側から見たら困った子に見えるけど、子どもたちの中ではそれも遊びに変換することができる。 子どもと子どもが繋がる瞬間は、たくさんあることがわかった。 それならば、大人と子どもはもっと繋がれるはず。 今はスマホやテレビで何でも調べることができるが、目の前の子どもを私たち大人が見て、得た知識から判断をしないといけない。 自分たち大人が音楽、絵本、芸術を楽しんでいれば、子どもが触れ合う入り口にもなる。 一概にスマホなどの発展がいけないとは言えないが、スマホと1対1の時間と、子どもと大人の1対1の時間どちらを大切にしたらいいのか考えないといけないと思った。 子どもが産まれた時点で家庭教育は始まってるという言葉を重荷と思わず、楽しみながら育児をしていきたい!

    0
    投稿日: 2025.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もとは1982年に大和書房刊。文春版は全面的にリライトされ、口絵写真が16ページ加えられている。 書名『本・子ども・絵本』の通り、子どもの頃に夢中になった本(とくに岩波少年文庫)のこと、保育園の子どもたちのこと、そして絵本に対する自分の考え方が展開される。 「日本一の保育士になる」というその意気込みがすごい。みどり保育園には17年勤務。その途中で生まれたのが『いやいやえん』。李枝子さん、27歳の時。妹の百合子さんがイラストを担当。 『いやいやえん』はサンケイ児童出版文化賞を受賞した。同時受賞者は、少女時代に争って読んだケストナーの『ふたりのロッテ』の訳者、高橋健二。その初版本はいまは妹の百合子さんの所有物。授賞式で、妹はぼろぼろの『ふたりのロッテ』にサインして貰うかどうかに迷い、姉はそのことに嫉妬する。ライバルの愛読者どうしの心の機微がおもしろい。

    0
    投稿日: 2025.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    訃報をきいて、追悼読書するべく買ってきた。 初版は1982年、1997年の改訂版を経て、2013年に全面的に改稿し2篇の書き下ろしも加えて再編集され大和書房から新版としてでたものに、撮り下ろしの写真(巻頭のカラー16ページ)やイラストを追加した文庫化。 子ども時代のことや岩波少年文庫との幸せな出会い、保育者時代の思い出をまじえながら、子育てと絵本についての持論を手を変え品を変え語っている。子どもの自ら育つ力、自由に遊んで育っていく力を、お母さんはもちろん大人はもっともっと信じていいんだなあ、と改めて思った。ただ、現実は中川さんの理想とは逆行するばかりにも思え、そりゃ少子化も進むわけだ、とも思った。 保育者の卵さんにも、不安や悩みのつきない新米お母さんにも、これからお母さんになる人にも、読みやすく得るものも多い必修文献だと思う。

    1
    投稿日: 2024.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    宮崎駿監督が、石井桃子さんと中川李枝子さんには叶わない、と何かで書かれてたのを見て、興味を持ちました。 保育士をしながら絵本を書いていたという中川李枝子さん。 保育士として働いておられた時の体験談が豊富に語られていて、その中で子供たちにとても人気があった本が、エピソードと一緒にいくつも紹介されています。 自分の子供が気にいるかはわかりませんが、読んであげたい絵本がたくさんありました。

    0
    投稿日: 2024.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ぐりとぐら』の作者、中川李枝子さんのエッセイ。 子どもと本を読む時のこと、選書に関して、作家であり保育士でもある中川さんの意見は、参考になった。 読んでいると「そういえば、自分も子どもの頃に……」と思い当たることが多く、この方は本当に子どもが好きで、真剣に向き合ってよく見ていたのだろうなあ、と感じた。 絵本やお話がいくつも紹介されていたので、読んでみよう。

    1
    投稿日: 2024.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ぐりとぐらの作者のエッセイということで読んでみた。 自身の成長にいかに本が影響を与え、保育士という職をとうして絵本やストーリーの与える影響の大きさを感じたか、が書かれていた。 絵本やストーリーに対する思いと同時に”保育士”という職業にも強い思いをもって臨まれていたんだな、と思った。 保育は、今を生きる人たちのものでその時その時によって親のニーズは変わってくるものだと思う。それでも、子供が望むことはいつの時代も変わらず、それを目を離さずおおらかな心をもって与えてあげることがいいことなんじゃないかなと思った。

    0
    投稿日: 2022.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本が子どもにとってどれだけ心のよりどころになるか、想像力を育てるか、遊びの工夫に力を貸してくれるかが良く分かりました。 大人は絵を見て絵本を選んだりもするけれど、子どもにとっては絵柄ではなく、内容が大事なんだとも思いました。 確かに昔から読み継がれている本は、大人の今になって読んでも面白いと感じるものが多いです。 子どもの世界(社会)についても語られていて、ほのぼのとした気持ちになります。 様々な絵本も紹介されていて、まだまだ知らない本もたくさんあり、これらを手に取る日が楽しみです。

    0
    投稿日: 2022.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もっと。もっと、本を読んであげたくなった。 私も子ども達と空を飛び、冒険をし、死ぬのも生き返るのも自由に楽しみたい。 今はモンテとか知育とか…情報があふれてるけど、青空の下外でたくさん遊んでたくましくなってほしいなあ。

    1
    投稿日: 2022.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子どもの頃から「ぐりとぐら」が大好きな自分にとって、作者の中川さんがどんな思いで絵本を作ったのか、興味がありました。保育士経験が存分に生かされた、温かい眼差しのある絵本の数々、納得しました。

    0
    投稿日: 2020.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分が幼かった頃、わが子が幼かった頃のことを思い出しながら読みました。 お母さんのひざの上で読んでもらう幸福感を味わったり、物語の主人公になりきってごっこ遊びをしたり、子どもにとって本や絵本に触れることは、想像力をかき立て、豊かな心の体験をすること。 絵本の入り口は、人生の入り口。まさにその通りだと思いました。 自身の幼い頃の読書体験にも触れられていて、たくさんの本や絵本が出てきて、題名を見るだけでわくわくします。

    9
    投稿日: 2019.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中川さんを本好き仲間、保育者仲間のように感じながら読むことができる贅沢さ。 この時代にこの保育をしてこれたのはすごい。 子どもは先生。

    0
    投稿日: 2019.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    池袋J書店児童書コーナーをうろうろ。 帯に引かれてまえがきを読み、サマセット・モームの「読書の習慣を持つ人は、人生の殆どすべての不幸からあなたを守る避難所ができる」ということばに背中を押され、私もこの本を読んでいいのかな、と思い購入。 中川李枝子さんの人生にかかわった大事な三つ、本・子ども・絵本についてのエッセイ。 保育士時代のこと、子どもの頃のこと、など。 ほんとにおもしろかったです。 子どもっていいなぁと手放しで思いました。 なかでも感動したのは、子どものソウゾウ力について。 中川さんが勤めていたみどり保育園の子どもたちは、ウクライナ民話『てぶくろ』の真似をして遊んでいたそう。 毛布や机などのせまいところで、「まあ いいでしょう」、「ちょっと むりじゃないですか」、とやっている。 想像すると子どもはあそびの天才だな、と自然に笑みがこぼれてきました。 ほかにも、子どものエピソードにはこと欠かず、中川さんにとっていかに子どもが「先生」であったかが伝わってきます。 絵本や物語との出会いのことも書いてあり、やっぱりすごいなぁと思いました。 無認可保育園や中川李枝子さんへのイメージが良く変わりました。 初版は私より年上ですが、古びない すてきなエッセイです。

    0
    投稿日: 2019.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【撮り下ろしカラー写真多数追加! 『ぐりとぐら』作者の名エッセイ】長年保育士だった著者が、絶大の信頼を寄せる絵本や児童書、子どもへの向き合い方、自身の生い立ちや童話作家の原点について綴る。

    0
    投稿日: 2018.12.19