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園田の歌(6)
園田の歌(6)
渡邊ダイスケ、永田諒/少年画報社
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総合評価

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    園田夢二のキャラクターを掘り下げて、異常性を浮き彫りにするためにソリッドシチュエーション(変な風習がある過疎な村、復讐団体“羊と心臓”が用意した地下ホテル)に持ち込んだのは名案だった。オッドアイでシリアルキラーな女子大生が補佐役にいたことで彼が他人の命を軽んじてることが引き出されてはいたが、殺人に興味を抱く理由が漫画の取材のためとしてしか結びつけておらず退屈だった。園田がなぜ漫画を好きなったのか?まで読んでみたかった。ただ、過疎な村でのセリフ「ボクは死ぬことよりも、自分の中の探究心や好奇心が消えてしまうことが怖いです」は興味を満たすためには殺人も厭わない狂気性を垣間見たようでゾクっとした。ビッグファイブテストを例に挙げて性格が規格外であることを、精神科医で朝食会のメンバーであるヘルペスに言わせ、園田の異常性を演出し、リアリティを高めていたことが印象に残った。

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    投稿日: 2022.10.13