Reader Store
やがて君になる 佐伯沙弥香について
やがて君になる 佐伯沙弥香について
入間人間、仲谷鳰/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

15件)
4.6
11
1
2
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    漫画を読んでいる時点で、沙弥香は自分の信念みたいなものが確立されていたように感じていたけど、その裏付けとなるエピソードたちが今回描かれていたように思う。小学生の話から始まり、中学、そして現在の高校生と進んでいくが、沙弥香の性格が漫画とズレていなくて違和感もなく、楽しく読めた。真面目なんだけど、周りに振り回されやすい沙弥香が橙子に出会って、本当の気持ちに気付くという流れが素晴らしい。このまま漫画もう一度読みたくなった。

    0
    投稿日: 2025.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「やがて君になる 佐伯沙弥香について1」読了。 私の好きな漫画と作家のコラボだったので、大満足の1冊でした。漫画の沙弥香がちゃんと小説にいました。 沙弥香の小学生時代と中学生時代、そして七海燈子に出会うまでが描かれ、どうして沙弥香は女性が好きになったのか、恋愛に消極的になった背景が知れて沙弥香のことがより好きになりました。 沙弥香の祖母が「理解が早いことは臆病になる」と言っていたように、中学生のときの失恋によって恋愛に対して臆病になったのだとおもいました。一方で沙弥香の好きな人に都合の良い人物になりたいという気持ちが芽生えたのも中学生時代のエピソードがあったからなのだと分かりました。 漫画で沙弥香と燈子は結ばれないことは知っていますが、高校を卒業して恋人ができていたのでそこらへんのエピソードがこれから登場することに期待です。

    0
    投稿日: 2025.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    沙弥香が柚木先輩に想いを募らせるのと裏腹に先輩の気持ちが冷めていく様を見ていると、恋愛そのものに憧れを抱くという点で先輩が本編の侑と少し重なる印象があった。何かと不遇に見舞われてしまう印象が強かったので、スピンオフという形でも沙弥香の過去を心理描写までくまなく描き切った入間人間先生に感謝の念しかない。

    0
    投稿日: 2024.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    原作ではシーンでしか切り取られなかった沙弥香の心情を深く掘り下げた内容になっています。沙弥香視点なので、他の登場人物の行動にやや突飛さを感じてしまう部分もありますが、満足しました。4.6。

    2
    投稿日: 2021.04.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    やがて君になる 本編の前日譚。物語は佐伯沙弥香の小学校時代から始まる。習い事で通っていたスイミングスクール先でできた友人に不思議な感情を抱いていた。その友人から友人としての垣根を超えた行動に驚き、スイミングスクールを逃げるようにやめてしまう。佐伯沙弥香が抱いた感情の正体を知るのは舞台が中高一貫校に舞台が移ったあとであった。 中学校で一個年上の(悪い)先輩に掴まってしまった佐伯沙弥香。先輩に告白された沙弥香は、先輩に対して満更でもない感情を抱いている自分に驚きつつも交際の申し入れを受け入れる。先輩が好きな沙弥香を目指し中学校生活を過ごす沙弥香。先輩にどんどん惹かれていく沙弥香。そんな彼女の恋が終わりを迎えたのは、先輩が高校に進学した時である。恋に恋する思春期の先輩は、相手が誰でも構わなかった。もう子供じゃないのだから遊びはやめましょう、と沙弥香を振る先輩。沙弥香は先輩の好みの女の子になろうと努力してきたこの1年間を無駄だったと独り言つ。 もう恋愛などやめよう、先輩と出会い恋する以前の目標に向かって努力する自分を取り戻そう。先輩と同じ校舎に通うことを避けるため選んだ共学の高校の入学式で決意する沙弥香。彼女の一大決心は七海燈子と出会った瞬間吹き飛んでしまった。そう、沙弥香は七海燈子に恋をしてしまったのだ。 僕としては最初から佐伯沙弥香は女の子を好きになる星の下に生まれたと思っている。中学校の先輩の影響もあるだろうが、彼女の本性はレズだと思う。七海に一目惚れしていることからも頷けるではないだろうか。 恋に恋した先輩はさておき、スイミングスクールの子は沙弥香に何か感じるものがあって恋愛感情のようなものを抱いたのだろう。そう思うとスイミングスクールの子と、七海燈子に一目惚れした沙弥香はそれほど大きくは変わらないと思った。一目惚れというのは極めて素晴らしい最上級のスタートだと思うが、恋愛している本人にしか究極的には理解できないのが悔しい。一目惚れに一般的な理屈がつけば良いのだが、恋愛とはだからこそ難しいのではないだろうか。

    1
    投稿日: 2020.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やがて君になるエピソード0的なお話。 始めは消極的だったのに、どんどん先輩への想いが抑えられなくなっていく沙弥香と、それに対して次第に消極的になっていく先輩との距離感が本当に辛かった… 本編読んでた時は先輩側にも事情があって振ったのかもと、微かな希望を抱いていたが完全に無責任であった。 恋に恋して思ってたのと違ったから捨てるで済ませるなよ…沙弥香の気持ちを何も考えてない先輩に余計に腹が立つ 「こういう私にしたのは、あなたのくせに」もう元の自分には戻れない。

    1
    投稿日: 2020.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    知りたくなかった。…というのが率直な感想です。こんなの読んでしまったら佐伯沙弥香のことがさらに愛おしく思えてしまうじゃないですか。幸せになってほしいと願ってしまうじゃないですか。 結末を知っているから読み進める手を止めたくなる、、けど読みたくなる、知りたくなる!後半になるにつれそんな葛藤が強くなりました。 もう何も知らずに佑と橙子の成長を生暖かく見守っていた頃には戻れません。その背景にいる佐伯沙弥香についてを知ってしまったのですから。 これはずるい。。 原作「やが君」の読者は必見です。

    2
    投稿日: 2019.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    仲谷鳰氏の「やがて君になる」のスピンオフ小説を入間人間氏が手がけました。本編中でも触れられていますが、佐伯沙弥香が女の子を恋愛対象として見るようになったきっかけとなる千枝先輩との中学生時代が描かれています。また追加で小学生時代も描かれ、より沙弥香の事を深く知れます。原著と作者が違うのに、ここまで「やが君」の世界観にしっくりくるのが驚きました。結末が分かっているだけにちょっとつらい。

    0
    投稿日: 2019.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初読。沙弥香の女の子との出会いから漫画が始まる前までの物語を、沙弥香による一人称で描く。好きな人が女の子だったのではなく、女の子だから好きになるという、至極普通で何の変哲も無い理由から先輩や燈子を好きになったことが明かされる。理由というか条件かもしれないが。想いを寄せられて拒絶する小学生時代→一時だが相思の関係になる中学生時代→片想い中の高校生活と、女の子を好きになることについて、経験を重ねて順調にステップを踏む沙弥香。ただ、現在の片想いはなかなか難物。本編の結末が一層楽しみになるとともに、沙弥香の今後がとても気になる。 入間先生が書かれた文章を初めて読む。とても読みやすく、沙弥香の感情を丁寧になぞることができたと思う。次があるならば、是非とも。

    0
    投稿日: 2019.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    原作を読んでいるからこそ、この本を手に取ったんだけど、紗弥香が原作通りで何の違和感も無かったのにびっくり。

    0
    投稿日: 2018.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「やがて君になる」のスピンオフ。本文担当は入間人間。佐伯沙弥香エピソード0。彼女が燈子に出会うまでを描く。これOVAでブルーレイに同梱されないかしら。

    0
    投稿日: 2018.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    漫画「やがて君になる」のさやか先輩の過去を書いたスピンオフ小説が発売されると聞き、喜び勇んで買いに行きました。内容は期待通り、いや期待以上でした。原作を尊重して書かれていることが伝わってきます。原作のさやか先輩の頭の良さを感じさせる描写力、読書傾向という設定、恋の表現方法など様々な点において原作を意識されていると感じます。 恋の表現としては原作で侑が恋の憧れのイメージとして「羽根が生えたみたいにフワフワしちゃったり」という描写があったり、告白されて「依然しっかり地面を踏みしめていて」という気持ちの表現をしています。それを意識しているのか、この小説では「ふわふわ」という恋の感覚と、「地に足をつけていかないと」というような語りがあり、原作における恋愛感情の表現をさやか先輩の心情と結び付けて効果的に使っていると感じました。 原作を全巻読んでいる方ならば、さやか先輩の恋の行方はわかっているはずですが、そんな実質ネタバレありきの状態でも緊張感を持ちつつもすらすらと読み進めることのできる小説でした。 ぜひ読んでみてください。

    0
    投稿日: 2018.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    沙弥香の小学生、中学生の頃のお話。小学生の頃から沙弥香はいい子なんだと言われ続けているのが、なんとも。 しかし、プールの中で首元にキスとは初めから強烈すぎる。 中学生編は原作でも出ている柚木先輩とのお話。心情の移り変わりの描写はさすが。 しかし先輩、悪い女ですね…恋に恋する、女子らしいのかもしれないけれど。 こういう私にしたのはあなたのくせに。ここであなたのせいとは言わない…良い子… そういう感情があっても生徒会劇で恋人役をやっている沙弥香お前という気持ちになる。

    0
    投稿日: 2018.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    プールの底から水面を見上げるように恋をする――『やがて君になる 佐伯沙弥香について』感想 - 破倫館 http://motoietchika.hatenablog.com/entry/2018/11/14/071409 感想を書きました。

    0
    投稿日: 2018.11.14