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奇譚蒐集録―弔い少女の鎮魂歌―(新潮文庫nex)
奇譚蒐集録―弔い少女の鎮魂歌―(新潮文庫nex)
清水朔/新潮社
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総合評価

36件)
3.8
8
12
8
1
1
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    大正時代のファンタジー物語。 舞台は沖縄から遠く離れた離島。そこで行われる独特な弔いの儀式を行う少女たち。 その島に訪れた学者とその書生の物語。 非現実的で気になるところはあるが、ファンタジーなので仕方ない。 後半は続きが気になり、一気に読んでしまった。

    11
    投稿日: 2025.07.10
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    なかなかに読み応えがあった。 民俗学的ミステリーは興味深い。 ストーリー的には予想通りの展開だったが、人は鬼より恐ろしい者だとつくづく思う。

    4
    投稿日: 2025.06.28
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    普通に面白かった 民俗学×ミステリーっていう標榜通りの感じで 昔この作者さんの神遊びって本をコバルト文庫で読んでた

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    ウチナーグチのルビに加えて、時代背景もあり使い慣れない言葉がたまに出てくるためいつもよりペース遅めの読了。後半ウチナーグチのルビが省略されると各用語読みが分からなくなり、諦めて音読みしてしまった。 非常に好きなジャンル!

    3
    投稿日: 2024.11.27
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    南洋の島に伝わる黄泉がえり伝承を調べに行く南辺田と山内の話。独特な民族伝承と人間の浅ましさにどんどんのめり込む。狭い世界だからこその呪いとそれに足掻く人々に熱が入り転がる先に心臓が痛くなる。その土地の伝承を否定しない姿勢が好き。

    0
    投稿日: 2024.10.05
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    まほりとか民俗学もの好きだったので楽しめました.特に殺すことでしか救うことができなとかの流れも好きなので満足です.

    0
    投稿日: 2024.09.16
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    沖縄の言葉が多くて最初は「?」という感じでしたがするする読み進められて非常によかったです。 民俗学よりもファンタジー少年漫画感が強い内容でした。

    0
    投稿日: 2024.07.09
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    大正二年、帝大講師・南辺田廣章と書生の山内真汐は、島に伝わる”黄泉がえり”伝承と奇怪な葬送儀礼を調査するため南洋の孤島に上陸した。 亡骸の四肢の骨を抜く葬礼を担う、「御骨子」と呼ばれる少女たちは、皆身体に呪いの痣が現れ、十八歳になると忽然と姿を消してしまう。 その中にただひとり、アザカという痣のない少女がいた。 ”黄泉がえり”伝承と、変わった葬送儀礼の伝わる沖縄の離島を舞台に、島の伝承と儀礼を担う少女たちの謎を追う民俗学ミステリ。プラス、ちょっとファンタジー要素もあり。 神聖だが過酷な儀式を担う若き御骨子たちのささやかな願いや交友関係、素朴さが、丁寧に描写されていて胸を打ちます。切ないけど救いも感じられるラストも好印象でした。 フィクションのはずなのに、どこかで本当にあった話のようにも思えてきます。 がっつり出てくる島言葉(うちなーぐち)も、自分もその地に入り込んだようで異郷感が増し雰囲気があって好き。ちょっと読みづらい&何回聞いても読みが覚えられないのはご愛敬。 お気に入りのキャラクターは、根神さま。優しさと気高さが感じられ、とても素敵でした。 続きも出ているようなので、近々ぜひ読みたいです。

    23
    投稿日: 2024.05.13
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    面白かったし後味も切なくて大変良い。民俗学というよりファンタジーの側面が割と強かったように感じたけど私はすごく好きだ。

    0
    投稿日: 2024.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作られたとはいえ植え付けられた恐怖はどうしようもない。抗えない。 時間が経って真実に気が付いても根付いたものを変えるのは難しい。証拠が無いから尚更。 祓い屋の終わり方は悲しいけれど残った御骨子達は助かってよかった。 廣章先生みたいな頭のいい人は憧れる。 根神さまは優しい。 祓い屋から完全に助けれないから手の届く範囲で手助けをしていた。 全部終わった後も引き取って、異国にも一緒に行って。 アザカが恵島にいたのは偶然だけではないのか。 実験の為に使われた島。作られた伝承と呪い。 御骨子が不憫。 アザカがいてよかった。廣章先生が来てよかった。 全員は救えなかった、間に合わなかったけど、呪いが無くなってよかった。

    1
    投稿日: 2024.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好物の民俗学ミステリということで、期待して読み始めましたが、久しぶりに一気読みしました。ちゃんと?人外的なモノも登場しますが、何より一番怖いのは生きている人間、というところがしっかり出ていて切なくなりました。シリーズ続いているので楽しみです。

    0
    投稿日: 2024.02.01
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    好きなシリーズの1巻 11月末発行の第3巻に備えて再読復習 匂いや温度まで伝わるような 土を感じる(全力の称賛)民俗学ミステリ 地域に根ざした風習の細かい描写と 畏怖や思いが幻想的なのにリアリティを持って迫り 物語の世界に取り込まれてしまう

    1
    投稿日: 2023.11.30
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    清水朔さんの作品が面白かったので、この作品も手に取ったのだが、序盤、方言と大正時代の背景が少し難しい印象。葬礼部分が想像しただけでゾワゾワ気味悪く、こわい。終盤に近づくにつれ、だんだんと物語に惹き込まれ、読む手が止まらなかった。謎が解き明かされたのが、切なく悲しい。結果アザカはこれで幸せだったのかな?そうであってほしい。

    20
    投稿日: 2023.10.18
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    新たなミステリーの書き手発見! いや〜切なかった。こうするしかないけど、切なかったね。 これからの奇譚蒐集録が気になるし、どんどん書いてほしいです。 鬼はやはりいるんだよ。 ぜひ〜

    3
    投稿日: 2023.05.20
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    私の大好きな,因習のある島や村に行って,その謎を解決する系の話。三津田信三さん好きな方は絶対好きだと思います。 がっつり心掴まれました,シリーズ化しているので,どんどん出版されるのを待っています。

    1
    投稿日: 2023.04.26
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    初朔。職場の人のオススメ。作風は京極夏彦と三津田信三を足して割って、さらに+αした感じ・・でわかりますか?w "辺境"の地で"謎の風習"があり"不可解"に人が消えていく・・こんなキーワードが好きな方は楽しめると思います(^^) うまく纏められない…。オビのある一言が余計…かな。星四つ半。

    3
    投稿日: 2023.01.08
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    穏やかな主人と書生。訳あり感がなかっただけに、途中から明らかにされていく2人の使命にびっくり。島の風習の描き方が緻密で丁寧なので、フィクションなのにとてもリアルでした。真実が気になって一気読みでしたね。廣章と真汐のシリーズはもう一作出てるようなので……そちらも読んでみたいと思います!

    1
    投稿日: 2022.09.04
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    大正の初め、大学講師の南辺田廣章とその書生・山内真汐は南国の孤島に訪れた。 廣章は「鬼」を探していると言う。 その島の死者の弔い方は、死者が「青い化け物」にならないようにある儀式をする...

    1
    投稿日: 2022.05.26
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    骨を抜け、世界に溺れろ。 時は大正。 この島では、ご遺体は棺に納められ、一度風葬される。 棺が納められた『黄金窟(クガニガマ)』と呼ばれる洞窟には、皮膚を侵食するような強烈な臭気が立ち込め、虫をはじめとする夥しい生物たちが出入りする。 その洞窟から棺を運び出す。 虫がたかり、肉と皮、髪の毛などが残るその躯を丁寧に海水にさらし、洗う。 沖縄に古くから伝わるという『洗骨(アトミクチ)』を執り行うのは、一人の少女・アザカだ。 物語の底知れなさを感じるそんな冒頭から、もう度肝を抜かれる事だろう。 島の弔事を引き受ける『祓い屋(ハレーヤァ)』で働く、年端も行かぬ少女たち。 そんな少女たちに関心を寄せ、交流を図ろうとするのは、日本国からやってきた帝大教授・南辺田廣章と、書生・山内真汐。 『洗骨(アトミクチ)』『抜き御骨(ヌジミクチ)』に従事する、花の名前を付けられた少女たちは何者なのか。 そもそも何故、この独特の弔いが行われるようになったのか。 少女たちの四肢を染める青黒い痣は、かつてこの島を襲った『青い怪物(オールーマムジン)』の呪いなのか。 そして、廣章・真汐の本当の目的とは… 全ての謎が明らかになる終章、やっとこの物語が「日本ファンタジー大賞最終候補作」であったことを思い出す。そうか、そうだった、これファンタジーだった! 現実と幻想の境目を限りなくフラットにするその筆力。作中の島言葉の説得力も相まって、終章に及んで尚、これ本当にあった日本の歴史ですと言われてもまるっと信じてしまいそう。(というか、途中までそうだと思ってた) 特に、『洗骨(アトミクチ)』の前段階、納棺前に執り行われる『抜き御骨(ヌジミクチ)』の描写の豊かさは必読。見える、ホカホカのご遺体が、引き抜かれて、てらてらと光る骨が見える…! 佐賀ミスクラブ、令和二年2月の課題図書。 勿論本好き、ミステリマニアな会員たちが口をそろえて「これはどこまで本当?」「参考文献は?」「〇〇は実在したものですか?」と疑問を呈してしまった民俗学ミステリー。 これが“何の話”なのかは、読んでからのお楽しみ。 奥が深すぎて見えない清水朔さんの世界観に、文字通り“骨抜き”にされちゃって下さい。 ★Readeeより転載

    0
    投稿日: 2022.05.25
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    ホラーは苦手なので、途中の描写が辛い部分もありましたが(リアルに想像できて怖かった)、民俗学好きの方にはぜひオススメの作品です。

    0
    投稿日: 2021.02.05
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    2020.12.23 切なくて、ぐいぐい読まされました。 少ししか登場しないサンニンをすごく素敵な人に描けてるのがすごい!

    1
    投稿日: 2020.12.23
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    すごく引き込まれた。 そして最後に涙が浮かんだ。 すごかったな。ラストにかけてじわじわと集まっていた情報がかっちりとはまっていく。 ああ、切ない。ほろ苦い。でも、救われたんだよね。

    3
    投稿日: 2020.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    民俗学、そしてホラー、美少年という帯を目にして購入。 ルビのウチナーグチが読みにくく苦戦しながら読了。 期待したほどではなかったかな…。日本ファンタジーノベル大賞に関しては、『月桃夜』でとても信頼があったのだけど。 民俗学といいながらも納得できないというか非科学的な要素が多い。あと台詞部分があんまり感情がこもってないというか、特に最後のアザカの人ならざる狂気みたいなものがあまり感じられなかった。 あくまでライトノベル寄りで、正統派な民俗学ミステリーを期待して読むとちょっとがっかりする。雰囲気と時代は好き。

    1
    投稿日: 2020.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    民俗学好きにはたまらないとの、恩田陸さんがコメントしていたのに惹かれて購入。 物語の中心は、死者の弔いかたや死生観で、葬送儀礼や埋葬について、島独自の風習がある。 以前読んだ民俗学の専門書で、埋葬の仕方と死生観、例えば死んだ後魂がどうなるか、残された地や家族に禍がないか、などが深く結びついていることを読んだので、その後でこの小説を読むと頭によく入ってくる。 また、舞台である沖縄の孤島の外国語のような方言も、異郷の奇妙な葬送儀礼という雰囲気がよりリアルで世界観を作っている。 師匠のキャラクターがたっており、シリーズものの感じがよく出ている。 ヒロインと思われた少女の最後は、個人的には残念。アニメっぽいのと、少女の可憐さがなくなってしまった…。そこがポイントなのかもしれないけど。

    0
    投稿日: 2020.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙の雰囲気と、タイトルにひかれて購入しました。 当初、慣れぬ言葉と多くのルビに飲まれ読むのが少々辛かったのですが、読み進むにつれ気にならなくなってきました。お話も闇や腐臭に満ちているはずなのに読んでいる方は苦痛ではなく、流れる色とりどりの景色と、どこか夕焼けのような赤く金色に輝く彩りが印象的です。それは私の頭の中にだけ残った色かもしれません。 人それぞれの印象でしょうが、これはハッピーエンド。 そして表紙の女の子はあの子なのか、それとも物語の切欠のあの子なのか。どちらも当てはまりそうなところが、最初と最後がつながる円で、本編そのものなのですね。

    0
    投稿日: 2020.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    民俗学ミステリーというフレーズに惹かれて購入 しかし、人鬼の存在がファンタジー色を強めすぎていて自分の好みとは合わなかった 方言はさておき文章は読みやすかったので、サクサク読めた

    2
    投稿日: 2020.07.05
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    おもしろかったよおおおおおお。 ラストがとても切ない。でもアザカはこれでよかったのかもしれないね… あの杖は仕込み杖だろうと最初から疑うくらいの目はわたしにもあるけれど、ラストがこうなるとは… 続刊も読もうっと。

    3
    投稿日: 2020.07.04
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    好きな画家である今井氏の表紙なので読んでみたけれど、とても良かったです。細かいところで腑に落ちないところはありましたが、それでも全体を通じて描かれた世界に入り込みました。

    1
    投稿日: 2019.11.28
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    民俗学ものだったか…。ちょっと苦手だったんでさらーっと読んだ。島の言葉に惑わされたけれどストーリーは嫌いじゃなかった。

    1
    投稿日: 2019.07.03
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    とある島で続く屍人への弔い。 全てを知っていたのに幼い娘達に出来た痣に関する情報は伏せ呪いと勝手な事をいい、18歳で殺してしまうなど弔い屋としてどうなのか。 生きたくても生きれなかった者や、痣の恐怖に怯え過していた者の心が癒える日は来る事はないだろうな。

    0
    投稿日: 2019.05.23
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    沖縄県のとある島に伝わる弔いの因習。 そこに調査に赴く、元薩摩藩士であり華族である帝都大学、生物学を研究する講師 南辺田廣章と廣章に仕える書生の山内真汐。そして、その島の因習に縛られるアザカという名の美少女と数人の少女達。 人鬼とはなにか? 廣章達の真の目的は? 切ない想いが交差する軽めの民俗学ホラーミステリーでした。 読了後は、昔の日本に、この様な風習があったのではと、心が痛く切なく、空しい気持ちになる1冊でした。 シリーズになるなら次回も購入しますね。

    0
    投稿日: 2019.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    民俗学でホラーと聞いて読んでみましたが……。文中のルビが振られた島言葉のあまりの多さに挫折しかけましたが、何とか読めました。中盤までの雰囲気はとても好みでしたが、『人鬼』という言葉が登場し冷めてしまいました。 雰囲気は良かったです。

    2
    投稿日: 2019.03.10
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    南洋の孤島に伝わる伝承と、思いもよらない葬送儀礼。 葬送の儀礼に携わるのは少女たち。それらの背景が明らかになった時起きたのは…… 少女たちの一人アザカと真汐の心の交わりが私を揺さぶる。廣章と真汐が来なければという思いと、彼らが来たからこそという思いが錯綜して辛い。あぁ アザカ アザカ 君を想うと私も泣き虫になるよ

    1
    投稿日: 2019.01.14
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    恩田陸の推薦帯に惹かれて購入。 面白かったけど、これを恩田陸が書いてくれたのならばと思ってしまった。 なかなかグロいけど、帝都感満載でかつ、悲しい物語だった。

    0
    投稿日: 2018.11.10
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    書店で見掛けて購入。 新潮文庫nexにしてはラノベ寄りの作風だが、面白かった。帯文が恩田陸。確かに恩田陸と作風に共通する雰囲気はあるように思う。

    0
    投稿日: 2018.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん……雰囲気を味わう小説、という感じかな。 「人鬼」なるものが既知のモノとして出てくる点や、痣の正体について(その理屈なら、生き血に触れる人にはデフォルトで痣が出るということになるけど、現実にそんなことはおこらない)など、いろいろ納得行かない。 あと、これも雰囲気作りの一環なのだろうけど島言葉を多用し、それら島言葉には2回目以降はルビが振られないことが多いので大変読みにくかった。

    0
    投稿日: 2018.11.06