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陰の実力者になりたくて! 01
陰の実力者になりたくて! 01
東西、逢沢大介/KADOKAWA
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総合評価

10件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「陰の実力者になりたくて」読了。 正義の味方でもなく、悪者でもなく、ただ「陰の実力者」に憧れた男の狂気がこれでもかと描かれており、読後にはシドのことが好きになっていました。 ただのごっこ遊びなのに、シドの妄言が実際に存在して、周りからは知らぬ間に尊敬されて、シドと周りの人間たちがずっと噛み合っていないのがとても面白かったです。 本作の肝は、シドの狂気っぷりにあると思いましたが、前世からすでに狂人だったのは笑ったし、完全な努力によって異世界で無双しているのは、読んでいて気持ちが良かったです。立ち位置としてはチート主人公だけど、根が真面目なのがすごく好感を持てました。 普段はモブとして振る舞うギャップも面白かったです。テロリストに最初に殺されるのはモブの役目だからという理由だけで、ローズを全力で守った姿に狂気っぷりが漏れている感じが良かったです。 アニメで概ね内容は知っていましたが、小説でも面白さは変わらず、場面描写が端的で、どんどん展開が進むので、内容の濃い一巻でした。 また、七陰のキャラたちの書き分けが分かりやすくて読みやすかったです。

    0
    投稿日: 2025.11.01
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    アニメ放送当時、アニメでやっているという理由化から、後回しで、まず3巻から買って読んでいたものです。 やっと、1巻読みましたが、アニメが頭に入っているとすら~っと読めますが、アニメで語られていない部分も補完でき 読後感良いです。

    0
    投稿日: 2025.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者初読。KU。学校では決して目立たず平凡を貫きひたすらにモブAとして振る舞いつつ、いつか来るその日のために巷に溢れる格闘技を習得していく主人公。その目的は『陰の実力者』になること。たとえ核が落ちてきても蒸発しない体を作るためには未知の力を取り入れる必要があるらしい。そんな彼が交通事故に遭い魔力がある世界へ転生する。あれ、核云々言ってたのに車に轢かれて?などと瑣末な事は気にしない!テンポよく話が進み内容盛りだくさんの割にすぐに読了。ずっと読みたかったシリーズなので、今後も追いかけていきたい。楽しかった!

    0
    投稿日: 2025.01.14
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    陰の実力者になりたい ただそれだけに、人生の時間を極振りした主人公の勘違いな日々。 本人は陰の実力者っぽい事を言ったり、やったりしているだけで、なんら裏付けをすることもなく、調査もすることもなく、仲間を集めることも無いのに、主人公シド・カゲノーの言う通りに世界が広がっていく。 アルファたちシャドウガーデンのメンバーが少しというか、かなり可哀想ではある。 可哀想なのか? いや、彼女らは実際に命を救われて、生きる指針を得たのだし、自身が救われたと思っているのだから、それで良いのか? なんだろう、カルト宗教にハマって幸せそうに宗教活動に勤しんでいる人たちを見ている気分だ。 そう、シドにシャドウに、彼女らを救うとか世界を正すとか、そういう理念が無い事が彼女らにとっての悲劇なのかも。 世界のために戦うシャドウガーデンの少女たちと、陰の実力者になりたいという妄想に邁進するシドのチグハグさが、たまらなく面白い。

    0
    投稿日: 2025.01.02
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    コメディはあまり好みではないのですが、アニメが面白く、小説を読み始めました。コメディ部分とストーリーが両方とも面白くてすぐ読み終わってしまいました。1巻はまだストーリーの前章みたいな感じがしましたので、2巻手に入り次第読み進めたいと思います。

    0
    投稿日: 2024.12.02
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    アニメで見ていたが、主人公のシドと部下たちの言動の意図が、同じようでいて、全然違うんだよね。シドは自分の思い描いた陰の実力者というキャラを実現しようとしているだけ。部下たちはそのシドの言動を重要な意図のあるもののように受け取って、無茶苦茶なスペックで活動する。王女様たちもそれに巻き込まれる。何なんだろうね。空しいような、そうでないような。面白いけどね。

    48
    投稿日: 2024.11.15
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    生徒からのリクエストで、図書室に入れるかどうかで、読んでみた。 アニメも観てみた。 図書室、入れちゃった

    1
    投稿日: 2023.06.12
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    アニメを見て 「アイ・アム・アトミック」 で購入を決意。 ラノベを読んだのは初めて。 細かいところで引っかかるところはあるけれど、ラノベだから深く考えずサラッと読了。 次巻の紹介もちょっと変わっていて、すぐに2巻を買いに行きそうになった。 息抜きには楽しい本。 1冊1200円はそれほど高価な感じはしなかった。

    0
    投稿日: 2022.12.11
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    去年から気になっていた作品。ラノベや最近の漫画を読んでいると出てくる中二病/厨二病という単語の意味が、どういうものなのか、なんとなく理解できたような気がする。そういえば、だれしも中二の頃ではなくとも、思春期に患った記憶が、、(ふっ、、何もかも懐かしい)。キャラの名付けが笑える。主人公はこじれた中二病の末に現世で死亡、そして異世界転生してそのまま中二病具現化生活まっしぐらの天然無双。安心感のある強さと”美しさ”、甘酸っぱい。ある意味、コテコテの少女漫画より恥ずかしくものめり込むものがあります。へルマX・へxセ少年の日のおもひで、、って感じ。

    4
    投稿日: 2020.05.24
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    主人公でも、ラスボスでもない。 普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」・・・に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、、、異世界に転生モノ。 『小説家になろう』で読み進めています。 2019.12.15 「203話まで読了」

    0
    投稿日: 2019.06.30