戦士としての繭からの誕生
月の者たちが地上に降りてくる場面は迫力がある。ここでもかぐやは好奇心にかられ、護られている場所から抜け出し、月の者たちに見つかって連れていかれそうに。それを察知した月詠は竹速の刀を取り込み、それで繭を切り開いて出てくる。刀を持っての新たな誕生で、月の女王が月に帰ったら月詠は唯一の戦士となるということを暗示しているようだ。女王による月の世界や天女についての話が興味深い。