
総合評価
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powered by ブクログ原爆が落とされた広島を復興した男たちを描く。 人からバカにされ、自身が放射能に汚染されながらも原爆投下直後から瓦礫を収集し、どこに原爆が落とされどのような被害だったのが研究した長岡省吾(広島平和記念資料館初代館長)や、記念公園の設計に携わった丹下健三、公園の設置に向けて予算獲得や土地確保に奔走した浜井信三広島市長、原爆によるケロイドに苦しめられた高橋昭博らの活躍が紹介されている。 広島平和記念資料館では、「アメリカが憎い」といった恨みを後世に残すのではなく、人類として平和を追求するという、全世界共通の理念を人類による過ちを露骨に示すことで、今一度見つめなおす。本書を読み、生きてる間に一度は広島に訪れたいと強く思った。
0投稿日: 2022.01.01
powered by ブクログ僕らの世代は原爆の事を学ぶにあたって「はだしのゲン」よ読む、映画を見るのは常道でありました。でも今は映画はもうTVでやらないし、、漫画も子供にショックが多いという配慮なのか、図書室に置かない学校も有るようですね。広島長崎の被害の事を、意識しないで子どもたちが自然に知る機会は、社会科の授業ぐらいなのでしょうか。 石井光大氏のルポタージュはどれもこれも重厚で、しっかりとした取材と心情を救い上げる優しさ。そしてある意味冷たいともとれる位冷静な視線が同居しています。 本作は広島を復興させるために動いた人々の足取りが書かれていますが、いわゆる感動的なだけの話ではなく、全てを投げ打って、平和都市への復興、核兵器の被害の研究に携わったにも関わらず、結局報われないまま埋もれた人々達の足跡です。 特に初代原爆資料館館長の長岡氏は、原爆被害の研究をいち早く始めた権威でありながら、学歴が無かったという事が災いし、業績に結局名前が殆ど残っていません。館長としても、原爆資料館を、原子力の平和利用の名目で使われる事を身を挺して阻止しようとして、館長を去らなければなりませんでした。その為一部資料に名前が残るだけになってしまったのです。今原子力発電所で苦しんでいる日本を見たらなんというでしょうか・・・・。 一つ一つ丁寧に資料を掘り起こして書かれたこの本は、既に語りつくされた事の中からも、色々な分野の人々の動きを重層的に書いているので、現代だからこそ読む価値のあるものだと感じました。 これは僕の問題ですが、いきなり副読本のようなこれを読むより、全体を俯瞰した本を先に読んだ方が理解が深まったような気がしました。
0投稿日: 2019.01.28
powered by ブクログ長岡省吾 1901 M34 ハワイ生まれ ハルビン ロシア語講習所 陸軍特務機関 地質班 広島文理科大学地質学鉱物学教室の嘱託 被爆後の街 石について被爆の跡を調べれば、原爆は発した熱戦や爆風、それに爆心地が明らかになるのに違いない 石を収集 原爆資料館の館長 長男成一が復員 軍国主義がしみついたまま 治郎を養子 妻不倫を許せず 長男を溺愛 ABCC 放射線影響研究所の嘱託
0投稿日: 2018.09.18
