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クリムゾン・リバー
クリムゾン・リバー
ジャン=クリストフ・グランジェ、平岡敦/東京創元社
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総合評価

9件)
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    「我らは支配者にして奴隷 われらはあまねくありて、いずこにもなし。 我らは測量士 我らは緋色の川(クリムゾン・リバー)を制す」 この、なんとも意味の掴めない呪文のような言葉が、この物語の全貌……。 ニエマンスとカリム、二人の刑事はそれぞれの事件を追っていくうちに、大きな謎の淵へ導かれていく。 2000年にフランスで映画化された。 主役のジャン・レノはトヨタのCMでドラえもん、 相方ヴァンサン・カッセルもオランジーナのCMで小峠と共演、作者ジャン=クリストフ・グランジェの妻は日本人と、結構日本には馴染み深い。 物語はノワールの香りを漂わせながら、深い謎は徐々に姿をあらわしていくいく……。 映像的で、読んでいると一緒に引き込まれていくような感覚の、物語でした。

    10
    投稿日: 2023.10.13
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    ミステリ。サスペンス。 フランス発の警察ミステリ。 暴力的で、猟奇的なサイコサスペンス要素も。 派手なシーンが多く、予想外な展開の連続でとてもワクワクしながら読んだ。 最後の結末だけは不満。ボリュームある物語の結末としては、あっさりしすぎでは? 個人的に、サスペンスよりも本格ミステリが好きという、好みの問題もあるかも。 若干の不満はあるものの、物語の大部分は熱中して読めたので、十分に満足。

    7
    投稿日: 2023.08.19
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    大学町で次々に発見される惨殺死体と別の町で起きた謎の墓荒らしと盗難事件。 二つの事件がどう繋がるのか気になってページをめくる手が止まらなかった。 明かされた真相に驚愕すると同時に「あれもこれも伏線だったのか!」と叫びだしたい気持ちになった。 ラストも予想外で、最後の最後まで気が抜けない作品だった。

    3
    投稿日: 2021.08.19
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     ジャン・レノ主演で映画化された仏の小説家ジャン=クリストフ・グランジェの作品です。  フランス南東部のアルプス山系の麓のグルノーブル近郊ゲルノンの大学図書館司書が拷問され殺された。死体は崖の途中の岩の間に体を折り曲げ胎児の様に遺棄されていた。  その頃グルノーブルから西へ300kmの田舎街サルザックで小学校と墓地に強盗が入り、小学校では1981年の名簿が盗まれ墓地では少年が一人埋葬された地下墓地で少年の肖像画が無くなっていた。  パリ警察から派遣されたニエマンスは司書の殺害現場捜索中に新たな死体を発見する。  山麓のクレバス地下35mで凍った状態で発見した。被害者は大学附属病院の看護師だった。連続殺人の可能性が高まる。  一方でサルザックでは墓地の少年ジュード・イテロの写真や名簿等を14年前に手段を選ばす回収する修道女が居た。ジュード・イテロと母親の過去を遡ると、ニエマンスが奔走しているゲルノンに行き当たった。  何の関係もなく距離も離れた片田舎どうしの街で起きた2つの事件が交錯した。  物語は二つの田舎街で起こった強盗事件と連続殺人事件が並行して進んで行く、強盗事件はカリム警部、連続殺人はニエマンス警視正が推理力と行動力で展開が流れる川の様に変化して行き読者を飽きさせないばかりか事件の動機付けについてはそこに至るストーリーが丁寧でスムーズ、突飛性が無い。読み易く事件に引き込まれる魅力溢れる小説です。  ここ最近、フランス人ミステリー作家が面白いと思ってます。

    1
    投稿日: 2021.06.12
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    面白かった。 映像化もされ評判も良いと知ってたが。 二人の刑事の捜索がどこで結びつくのか。 ニエマンスものが読みたいなーと思ってたら・・

    2
    投稿日: 2020.06.11
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    後書きにあるように雰囲気はあるけど、筋がご都合主義。殺す方も殺される方もなしたことの動機が今ひとつ響かない

    2
    投稿日: 2020.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    凄惨な殺人や別の町で起こる事件との関連や次々と展開されていくのは面白い。主人公2人の刑事も魅力的で行動すれば何か起こるし起こす。事件の裏にある恐ろしい計画が見え始めてくると人間の歪んだ感情に驚かされる。もう少し2人の刑事に迫ってほしかったなという思いもあった。でも一気読みの作品。

    2
    投稿日: 2019.01.16
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    ひょんなことから著者のグランジェ氏と知り合いになったところへ復刊されたので、急いで読む。98年の刊行作かー。今や証拠品に触るだけでも記録がないと「汚染された」と裁判で役立たなくなる、アメリカの科学捜査と異なり、この時代、フランスの刑事たちは熱情的で直情径行で、手がかりをつかめば自らガラス割って侵入したり破天荒。ちょっとジョー・ネスボのハリー・ホーレな風。ちょっと浪漫がすぎる感もあるけど、なかなかの読み応え! JCに会ったらいろいろ聞きたいことあるなー。

    1
    投稿日: 2018.12.16
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    TAC出版から刊行された久しぶりの邦訳『通過者』が話題のジャン=クリストフ・グランジェが新版に。 凝った構成、サスペンスフルな展開、闇を抱えた登場人物……等々、これでもかとてんこ盛りにした大作。『通過者』もそうだったが、この人は兎に角、スケールが大きい。 東京創元社が本書以外にも邦訳を出していたが、現在はどれも品切れ。復刊してくれないかな〜。

    1
    投稿日: 2018.12.14