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トランクの中に行った双子
トランクの中に行った双子
ショーニン・マグワイア、原島文世/東京創元社
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総合評価

8件)
3.6
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3
2
1
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    『不思議の国の少女たち』に続く三部作の二作目とのこと。前情報を知らなかったので、ここから読んでしまった。一作目の登場人物の過去の話のようです。

    0
    投稿日: 2022.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不思議の国の少女たちの続きの本。 続きと言っても外伝的な役割。ジャクリーンとジリアンの双子の少女のお話。 ジャクリーンとジリアンの親がちょっとどうしようもないというか、自分のために存在するかのように子供を扱い強要しているのが辛かった。小さい子供たちはまだ言われるがまま受け入れるしかないのが前半辛かった。 不思議の国に行っちゃうよな、と思ってしまった。 同じ、荒野の世界に行ったにもかかわらず、ジャクリーンとジリアンは別々の生活を始める。ジリアンの心はちょっと変になっていき、最後の事件に結びついてしまう。 幼少期に、自分自身として生きることができなかったので、このようになってしまったのか、、、ジリアン、自分が悪いと全く思っていないから、よけい哀れだと思ってしまう。 心を健康に保つのは難しい。

    0
    投稿日: 2022.05.12
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    シリーズ第2弾。 前作『不思議の国と少女たち』の続編といいますか ジルとジャックの前日譚です。 外面と世間体だけを気にする夫婦が、ステータスとして 子供を産むのだが、性格を築く上で重要な時期を 束縛と強制で抑え込まれた双子が、祖母の残した トランクを開けたことで非日常の世界に突き進む。 それぞれの双子が、それぞれの場所で経験して学ぶのだが そのせいで離れて行く双子。 その結末は、前作の不思議の国と少女たちに続き そして、前作で荒野に戻ったジャックがどうしているか とっても気になります。

    3
    投稿日: 2022.04.19
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    「不思議の国の少女たち」の2作目。続編というよりは、登場人物の中にいた双子の過去の物語。すでに概要は語られていたのだけれど、物語として詳しく書かれている。親に押し付けられた「元気な子」「おしとやかな子」というイメージに苦しむ子どもたちの話。前に読んだ「とわの庭」も親子問題だったので、続けて読むもんじゃないなって思った。自分は娘に何かを押し付けていないかと、親の視点になってしまう。次の作品までで三部作と書かれているので、全体がハッピーエンドになってくれることを期待。

    0
    投稿日: 2021.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    厳しい両親のもと、それぞれの役割を果たすように生きてきた双子がトランクから異世界に飛んでしまう話。 姉はとてもまともに歳を重ねられたけど、やはり妹はある意味純粋、自分が主人公と信じて疑わない恐ろしい子になってしまった。とても恵まれた生活を送れるけど、姉への愛や、住民からの優しさをもらえないという愛の部分が抜けたままきたので仕方ないところもあるかもですが、もう一度荒野に戻った先ではどうなったのかが知りたいです。

    0
    投稿日: 2020.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作で登場した双子のジャックとジルが、トランクの中の階段を下りてたどり着いた世界での出来事。 前作での事件の前日譚。 両親の身勝手な理想像を押し付けられて育ったふたりの苦しさ、荒野での奇妙な生活と、残酷な結末。 ただ、ふたりの歪な心が語られる物語。 ジャックはここでいくらか人間らしい心を獲得することができたのに対し、ジルはうまくいかなかった。この違いが前作に繋がるんだなぁ。 うーん。何とも、またうまく言えない。 けど、何故だか引き込まれる。

    4
    投稿日: 2020.10.25
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    図書館で。 一巻を読んでから大分経つので色々忘れてたんですが… 個人的には双子姉、よくこれで妹を許せたな…。一巻の内容をほぼほぼ忘れていて、最後姉は荒野に戻ったのはなんとなく覚えてたんですけどねぇ。うん、無いな。 それにしても両親によってゆがめられた双子も悲劇といえば悲劇ですが、おとうとが居たんだという事実がさらに悲劇。というかホラーだよな、もはや。 祖母、年に一度ぐらい来てあげて!!という感じでした。

    2
    投稿日: 2020.08.17
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    三部作第二弾。 ジャックとジルが、ホームに来る前の物語。 2人いたから役割を分けなくてはいけなかったし、役割を選べなかった。 双子のその後を知っていると、やっと自分の意思で選択をできた瞬間がほほえましいのに、悲しい。 2作目も期待を裏切らなかった。 前作に比べると、登場人物への思い入れが強くなってしまうけど、この語り部は徹底して共感をしないように仕向けてくれる。親切だ。

    2
    投稿日: 2018.12.24