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七つの魔剣が支配する
七つの魔剣が支配する
宇野朴人、ミユキルリア/KADOKAWA
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総合評価

14件)
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    優しい人を、優しいままに。(p.369) 〔キンバリー魔法学校〕先輩も教師も人外レベル。ホグワーツより楽しそう。 〔オリバー〕世話焼きの貧乏くじ体質。高性能の万能型か器用貧乏か。 〔ナナオ〕東からの留学生。歴戦の戦士。 〔シェラ〕リーダータイプの縦ロール。 〔カティ〕亜人にも優しい少女。 〔ガイ〕お気楽な農業少年。 〔ピート〕非魔法使いを両親に持つ努力家。 〔魔剣〕伝説の術理。七つ目の魔剣とは。 〔エピローグ〕これがエピローグでええのか? と。楽しくスリリングな魔法学校ライフでもよかったような気も… ■簡単な単語集 【亜人種】たくさん種類はあるが人権を認められているのはエルフ、ドワーフ、ケンタウロスの三種のみ。 【アルヴィン・ゴッドフレイ】オリバーたちが新入生の時点で学生統括。通称「煉獄」。 【アンドリューズ】リチャード・アンドリューズ。オリバーたちと同期の男子生徒。ナナオやオリバーのことを不快に思っているらしい。マクファーレンと同格の名門。能力は高い。 【無垢の純白/イノセントカラー】稀有な才能の体質。魔力を込めると一時的に髪が白くなる。 【東方/エイジア】距離が離れすぎていて謎が多い。魔法未開地域らしい。 【エスメラルダ】キンバリー魔法学校の学園長。通称「キンバリーの魔女」として国境を越えた知名度。 【エンリコ=フォルギエーリ】魔道築学の理に遊ぶ狂老。 【オフィーリア・サルバドーリ】迷宮化した学園では遭いたくない名前。四年生。 【オリバー=ホーン】主人公。仲良し六人組の一人。愛称は「ノル」。魔法のアレンジや応用はわりと得意だと自分では思っている。戦闘能力も高いが玄人好みする戦い方で華がない。魔法や魔法界についての知識も多い。ただ、常識人すぎる。魔法コメディ好きでもしかしからお笑い芸人になりたいのかもしれないがクソ真面目で台本通りの演技をそつなくこなすことしかできないのでいまいち笑いを取れない。シェラだけは評価してくれている。器用貧乏タイプでは世話焼きの貧乏くじ体質。でも、なにか秘めたものがありそう。《この世界に生きる限り、優しさには常に逆風が吹く。それは本質的に自分の利益を手放す行いだからだ。》p.136。 【オリバーの従姉】キンバリーの上級生。薄い金髪。単語を途切れ途切れにしゃべる癖がある。ふわふわ系っぽい。 【オリバーの従兄】キンバリーの上級生。赤銅色の髪をした大柄で朴訥そうな青年。 【ガーランド】ルーサー=ガーランド。魔法剣の教諭。気さくなタイプ。魔法界でも一流の剣士。ナナオですら足元にも及ばない。 【ガイ=グリーンウッド】オリバーと同期の生徒。仲良し六人組の一人。長身。魔法農家出身。 【カティ=アールト】オリバーと同期の生徒。仲良し六人組の一人。ふわふわ巻き毛の少女。連合(ユニオン)北方の湖水国(ファーンランド)からの留学生。魔法生物含む動物全般好き。ある出来事の後、オリバーに好意を抱いたようだ。 【ガルダ】象国の高地に棲む人身鳥頭鳥の巨大な魔獣。強力な脚力。風の精霊をまとっている。 【カルロス・ウィットロウ】オリバーたちが新入生の時、五年の監督生。おネエ言葉だが男のようだ。 【キンバリー魔法学校】大英魔法国(イエルグランド)にある。七年制。新入生のうち卒業できるのは八割。残りの二割は死ぬ。魔道の研究とはそういうものらしい。建築は不可思議で日々部屋が増減したり全く新しい部屋が見つかったりしており、その研究だけのための学問すらある。 【クロックノック/時騙し】下等な妖精のひとつ。時計の針を勝手に動かす。キンバリーの学生寮によく涌く。 【コボルド】犬の頭を持つ亜人。個々は弱いが集団で戦うことが多いので脅威はある。人類を最も多く殺している魔獣ではある。 【サイラス=リヴァーモア】迷宮化したキンバリーでは遭いたくない相手。五年生。 【無貌の古人/ザッハーク】一つ目の蛇頭を両肩から生やしている。 【シェラ】ミシェーラ=マクファーレン。オリバーと同期の生徒。仲良し六人組の一人。縦ロールは名門マクファーレンの証。リーダータイプ。オリバー同様魔法コメディ好き、いや、ヲタクといっていい。オリバーの能力の高さを見抜いており高く評価している。 【大暦一五二五年四月八日】なにかあったらしい。ダリウスもかかわっているようだ。 【ダリウス=グレンヴィル】驕慢の錬金術師。キンバリーの教師。痛みをもって教育するという考え方で平気で生徒に激痛魔法を使う冷酷な教師(かどうかはまだ不明)。生徒を見下しているような話し方をするし優秀な生徒を助手に勧誘し飼い殺しにするなど、生徒の間ではあまり評判は芳しくない。 【デメトリオ=アリステイディス】知を超えた無知の哲人。 【トロール】人型の魔獣(亜人種)。巨大な身体と怪力、その上に人間の七歳児くらいの知能を持っている。魔獣扱いされているが大賢者ロッド=ファーカーの研究によれば人類とトロールなどの亜人種は元を正せば同一の種だったそうだ。人類を二番目に多く殺した魔獣でもある(多分に人間のせいではある)。 【ナナオ=ヒビヤ/響谷菜々緒】オリバーと同期の生徒。仲良し六人組の一人。東方の少女。巫女服。裸身には無数の戦傷がある。魔法のないエリアから来たので魔法の使い方を知らない。オリバーと模擬戦闘始めたとき、運命の人だと感じた。 【ノル】→オリバー 【二角霊馬/バイコーン】白い毛並み。二本の角に氷雪の精霊を宿している。 【パトロ】カティの家のトロール。子守もできるくらいおだやか。 【バネッサ=オールディス】魔法生態系の君臨者。キンバリーの教諭。ラフな感じの女性。「資源としての魔法生物」を扱う。 【バルディア=ムウェジカミィリ】遍く生命を嗤う呪者。 【ピート=レストン】オリバーと同期で寮も同室になった生徒。仲良し六人組の一人。銀髪眼鏡。両親は二人とも非魔法族。 【フランシス=ギルクリスト】千年を生きる至高の魔女。呪文学の教諭。魔法剣には否定的。それだけの能力を持つ。 【小鬼/ボギー】亜人。悪知恵を働かせて人を罠に嵌める。 【憤竜/ニーズヘッグ】赤熱した鱗で全身を覆う。 【魔剣】一足一杖の間合い内で繰り出されたら必ず相手を斬り伏せる魔法剣の術理。実在を疑われてもいるが現在六つあるとされここ二百年増えも減りもしていない。誰が使い手なのか、どのような術理なのかは不明。作品中で示されたのは、第四魔剣「奈落を渡る糸」望む未来をマーキングしその引力によって自身を押し流す。第七魔剣、名前はまだない。 【マックリー】オリバーたちと同期の女子生徒 【魔に呑まれる】ダリウス《全ての魔法使いにとって最大の恐怖だが、同時にもっとも名誉ある死に方でもある。》p.371 【ミシェーラ=マクファーレン】→シェラ 【ミシェーラの父】キンバリーの臨時講師。通りがかりにナナオをスカウトした。やはり縦ロール。 【ミリガン】ヴェラ=ミリガン。オリバーたちが新入生の時、四年生。研究者肌の魔女という雰囲気で片目が髪で隠れている。亜人にも人権をという「人権派」。ちょっと裏がありそうな気もするが。

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    投稿日: 2025.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キンバリー魔法学園での魔法使い学生達が波瀾万丈な話。 1巻のボリュームがすごい。前回のアルデラミンの最終巻にエピローグ的なのが載ってた記憶だけど、実際読んだらめちゃくちゃ展開が1冊に詰まってた。 入学式でトロール事件。ナナオとオリバーの魔法剣ガチ試合。骨先輩と誘惑先輩のバトルに巻き込まれ。お花婦人にお笑い挑み。ガルダと死闘。トロールが喋ってからの邪眼先輩バトル。 そして最後に復讐の魔剣と、仮面のマイロード。 これでもかと詰めてきますねー面白いけど。 1巻はカティメインだったけど、ここから仲間の掘り下げがいくつか入るんだろうなーと。 前作のアルデラミンも面白かったし、 期待して、次も読みます。

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    投稿日: 2025.08.13
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    魔法もの小説を探していて見つけました。アニメ化しています。 1巻を読んでる途中で「面白いけど、2巻は読まなくて良いかな。」って思っていましたが、、、 最後まで読み終えると「絶対次も読みたい!」と思いました。ハマりそうです。

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    投稿日: 2025.07.05
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    本格ファンタジーと言っても過言ではない、魔法学校を舞台とした剣と魔法のファンタジー。 世界観的にはライトノベル的な要素を交えたハリーポッター。しかも復讐要素バッチリ。最初のプロローグが誰のことかと思ったけれど、物語の終盤でその全容が明らかになる。 専門用語は多いけれど、個人的には世界観・魔法の設定・キャラクターたちなど好みに合致しているので大好き。 建物や学校そのものが迷宮と呼ばれていることが何より楽しい設定。これから学校がどのような部分を明かしていくのか楽しみ。 そして主人公の復讐が密かに果たされるのかどうなのか。残る魔剣はどんなものなのか。これからの展開に目が離せない。

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    投稿日: 2024.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやあ、これはすごい! どんどん物語に惹き込まれて時が経つのも忘れてしまった。 面白いなあ。 魔法学校に新入生というちょっとハリポタを連想してしまうけど中身は全く別物。 良くファンタジーで剣と魔法というけれど、その二つが別物でない魔法の剣技が存在する世界。 主人公の少年は優秀だけど何かを隠している影がある。 それよりもヒロイン・ナナオの造形があまりにステキだ! 本物の死地を知るサムライ少女は、どんな相手にも恐れも怯みも見せず、むしろ相手が強ければ強いほど溌剌と立ち向かう。 その姿と真っ直ぐな言動に不覚にも泣きそうになった。 いやあ、これはいい。この少女はステキだ! 最後に主人公の隠していたものがわかったときは驚いた。 おそらくプロローグはそう言う事なんだと思うけど、ただまだスッキリしない。これは真相がとても気になる。 それはともかく、早くナナオの活躍をまた見たいと思う。

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    投稿日: 2021.12.03
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    凄い話題になっていたので買ってみて読んだが、個人的にはあまりハマらなかった。 戦闘描写、キャラクターのストーリー性含め。あまりにも期待値高めの状態から読んだから、落差が大きかったのかも。

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    投稿日: 2021.04.05
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    ハリーポッターの世界観踏襲してました。でも、最近読んだラノベではかなり面白かった。ただ、このサイトの星は低めなんですね。 ラノベっぽいハーレム恋愛とか、お風呂シーンとかおっぱいもりもりとか、そういうのがなくて、安心して小学生に読ませられる内容だったので、角川つばさ文庫で出して欲しいなぁ。 第一章がちょっと状況分かりにくくて、読みにくいかも。そこはぐっとがまんして読むと、楽しくなります。友人ではシェラがかなり良い味出してます。最後のどんでん返しも楽しく、次の巻が早く読みたくなります。

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    投稿日: 2021.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハリーポッターっぽさが溢れている ハリーポッター二次創作で死ぬほど読んだ流れにメアリースーか?と思いつつ読み進めると後半に怒涛の展開で題名の伏線と表層のハリーポッターらしさは演出で此方が本命か!と思う流れが出来ていてそこは面白いと感じた。 設定がいくら借り物でも面白いものが生み出されたらOK派なので自分は突っ込みつつ読めたが、その辺りで評価は別れると思う。 悪と正義、狂人は紙一重のような部分も感じられたり、悪を余り勧善懲悪で切り捨てない部分には好感を持てた。ニコポナデポ5歩手前だが、ちゃんと主人公に好感を持つ経緯等が描かれていて良いと思った。

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    投稿日: 2021.01.03
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    少し暗い所があるがラノベらしいテンポのよい話が多いので読みやすく面白かった。今後どうなっていくか期待できる。

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    投稿日: 2020.12.26
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    いま評判の本作。ハリポタ風の世界観でのダークな物語が楽しい。主人公が妙に強すぎるのに誰も突っ込まないとか、ヒロインが前作のヤトリを思わせるとか、不思議、不吉なところはあるけど、今後に期待。

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    投稿日: 2020.06.19
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    最後まで読んでようやく序章。 ひとつひとつ積み重ねられた人間劇。 派手さはないが久しぶりに物語にどっぷり漬かれた。

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    投稿日: 2020.05.25
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    設定から雰囲気まで、ハリポタ感がスゴイ 作品として嫌いではないけれど、商業誌でここまで似せて 問題ないのか心配になるレベル。

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    投稿日: 2019.08.20
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    わりと一気に読んだ暇つぶし。 同一人物に見えない絵というのもどうかと思うけど、個性、かな? 色々と裏がありそうで続いたけど、裏と表で落差ありすぎで 収まるかねぇ?これ。 後、絵師、がんばれ。別の作品でも思ったが似すぎ。

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    投稿日: 2018.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語は始まったばかりで、先が楽しみ。主人公の謎が気になる。王とは。 あちこちでハリポタっぽいと書かれていたけど、件の作品を映画を一回チラ見したことしかなく、読んだこともないので類似性は全くわからなかった。それに関しては、まあ、イギリスっぽい舞台の全寮制で魔法ものならこういう雰囲気になるのでは、というレベルの感想。

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    投稿日: 2018.09.24