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マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)
マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)
吉川トリコ/新潮社
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総合評価

39件)
4.2
14
12
6
0
1
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    だいぶ読むの疲れたけど面白かった! マリーアントワネットが色々豪遊し始めたときはそゆとこやぞ!!って思ったけど、最終的にちゃんと成長しててよかった。なんか王妃になんてなっちゃって可愛そうだなって思った。もっっっと伸び伸び育って欲しかったよアントワネットちゃん。 はい、この本読んだらアントワネットちゃんと長年の友達だと錯覚出来ます。 とにかくどんな時もまっすぐで諦めの悪いところ大好きやぞ!!

    7
    投稿日: 2024.11.17
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    すっごく好きでした。ギャル語の切り替えとか、どんな風に考えていたかが分かって、全く環境や生活は分からないのに感情移入してしまって、久しぶりにどっぷりと読み耽ってしまった。好きなところはマリーテレーズへのくだり、ほんっとその通りだよ

    0
    投稿日: 2024.08.22
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    IのRoseと比べると爆発力はないけれど、怒涛の歴史的展開にハラハラドキドキ。改めて今の平和な時代に生きていることに感謝。

    0
    投稿日: 2024.03.10
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    面白くて一気読み。フェルセンとの恋も陛下との愛も女に対する押し付けへの反骨も最高で……Roseでの王太子とのすれ違いにやきもきしてたけどあのときはそれでよかったのかも。

    0
    投稿日: 2024.01.07
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    三十路を過ぎてもギャル語を貫くとは。イタイタしい?そうしなければ話しが重いのか。ルイ16世がもう少し自発的に動く人だったら。アントワネットにもう少し周りをみる余裕があったら。

    0
    投稿日: 2023.06.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オヴォワーを最後に使った、マリーアントワネットに深く手を振りたい。 フランス語では「サリュー」と「オヴォワー」と「アデュー」の3つが「さようなら」っていう感じの意味をなすらしいんだけど、 「サリュー」はじゃあね〜 「オヴォワー」はまたいつか! 「アデュー」はさようなら。(永遠の別れみたいな) って感じ。死刑台に立つ前にオヴォワーを使ったトワネット。うん、こりゃまた読みに来るしかねえなって感じ。 この人と、ルイ16世、それ以外の人たちもそうだけど、とんでもない人生を歩んでるなって思った。まじで濃すぎて、自分の人生がちっぽけに見えちゃうくらい。 慣習と陰謀が漂い、暇ゆえに意味わからん噂が漂うヴェルサイユ。マジでこんなところで生活したくねえ。そう思うけど、多分マリーアントワネットは思う存分楽しんだと思う。それ故にやりすぎちゃったと思う部分もあるけど、少なくともこの小説を読む上では、彼女を嫌いにはなれなかった。 貴族とか、王族とか、そういった「自分が不幸になるとは思っていない」人々の話だというのすごく伝わってきたし、リアルすぎて色んな登場人物を嫌いになり、色んな登場人物を大好きになった。まじパない。 歴史って、奥深いというか、知らないのは損やなって思った。一筋縄では行かない日々だけど、今の生活の発端ともなったであろうフランス革命について、違った視点から見れる良作だと思う。 感動とか、悲しみとか、あぁトワネットよ……みたいな上手く定まらない心持ちだけど、言えることは読めて本当に良かったということ。ベルばらとか、その辺のやつ全然読んだこと無かったけど、読んでみようかな〜なんて思ったりしました。以上 あ、ルイ様推してます。

    3
    投稿日: 2022.12.26
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    とことん現代語&マリーアントワネット視点で綴られる日記を読んでいくと、悲劇のフランス王妃が、かわいいものと楽しいことが大好きで、ファッションに夢中で、こなれた感じの悪い先輩に憧れて、恋愛に一喜一憂して、傲慢で浅はかで、だけど繊細な、要するに普通のイマドキの女の子にしか思えなくなってくる。 調子には乗りすぎたアントワネットだけど、その代償が、夫や友達皆殺しの上で斬首だなんて、いくらなんでもオーバーキルすぎる。 マリーアントワネットは、憎悪をぶつけてくる群衆に自分のことを「知らないからこそ嫌えるってこともあるのかもしれません」と思う。 確かに今でも、芸能人や、皇族や、ちょっと気に食わない親族や同僚なんかへのヘイトは燃え上がりやすく、それも彼らのことをよく知らないからこそなのかもな。自分も身につまされた。 ラスト、見せしめのように迫害され、悪口を言われまくる中で、最後までへつらわず、毅然とした態度で凛として前を向いていた気位の高さは、本当にかっこよかった。とっても魅力的。 実際に「軽やかなステップで断頭台を駆け上がって」みせていてほしいなと思った。

    25
    投稿日: 2022.09.29
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    前作Roseで少し慣れたのか、今作はさほどつまずかずに読み切れたと思います。読み終えて楽しかったなぁ~と感じました。マリーアントワネットの明るくて前向き、物事をプラス思考にとらえることができるのは特技といってもいいかと思います。落ち込むことはあっても、王妃のプライドでそれを周囲の人に悟らせない…周囲の人や、読み手はマリーアントワネットに親しみを持つことができます。さすが、吉川トリコさんです!

    1
    投稿日: 2022.07.12
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    これは…ワクワクドキドキボロ泣きの冒険小説です! 中編あたりで、プチトリアノンの贅沢な環境に怒りを覚え、フランスを捨てて逃げる描写に、結果がわかっていながらもハラハラドキドキし、Aとの最後のロマンスに、ちょっとちょっとf^_^;と焦りながら微笑ましく思い、最後の陛下との別れや断頭台へ向かう描写にはもうボロ泣きし… なによりこれがトワネットの頭の中の日記だったことにびっくりし! 漫画みたいな表紙に騙されることなかれ!ギャル語を侮るなかれ! なかなか面白い本ですよこれは☆

    2
    投稿日: 2022.06.21
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    夫がフランス国王となり、王妃となったトワネットちゃん。少しは落ち着くのか、と思っていたら前半はパワーアップして贅の限りを尽くしてました。カードでの負けっぷり豪快過ぎる。でも若い身で何かに嵌まってしまったら歯止めきかないよなー。しかもストレス満載の生活の中ならなおさら。そう思うと時代が違ったら彼女には別の明るい道があったかもしれないと考えてしまう。逆に「A」との恋は通俗的になってしまったのかもしれないけど。ルイ16世もしかり。心が通い合うの、通常ならそこからいい家庭が築けたかもしれないけど遅すぎや!革命が起きてからの史実は確定しているのにパリからの脱出は成功して欲しいと願ってしまった。最期まで胸を張って歩く姿は悲しく眩しい。視点が違う「ベルばら」読み返したくなった。

    21
    投稿日: 2022.05.21
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    日本史、世界史、歴史全般が苦手だが、話言葉の日記なので、楽しくわかりやすく読めた。 マリーアントワネットという名前を知っていても彼女の人生はまったく知らなかったので勉強になった。 最後はとても切なく、もう少しマリーアントワネットについて知りたくなった。

    1
    投稿日: 2022.05.11
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    おちゃらけキャラは前作と変わらないけど、最後の運命に向かってひたひたと忍び寄る暗い影に、胸が押し潰されそうになった。 家族や友人との壮絶な別れ。特に夫(ルイ16世)の処刑が決まり、子どもとも引き離されるシーンでは、おちゃらけキャラは消え去って、ただ淡々とした文章に。 この本を読むまで、マリーアントワネットは華美なことが大好きだった人、くらいにしかイメージがなかったけど、この本を読み終わってからは、フランスや家族のために弱さを見せず、不当な圧力に屈しなかった女性という印象に変わった。 辛い…

    2
    投稿日: 2022.04.28
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    ライトな読み口のままよく知られる彼女の悲運へ向かいますが、悲壮の中にも強い矜持を持って書かれていて新しい魅力を感じます そして読了後ベルサイユのばらをもう一度読みたくなったりします

    0
    投稿日: 2021.12.05
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    「Rose」は面白く読んだものの、「Bleu」を読むのはためらってしまった。だって、大抵の人は知ってる。もちろん私も知ってる。この主人公の最期がどうなるのか。もう、後半からはポロポロ泣きながら読んだ。「世界に嫌われた王妃を、愛さずにはいられない。」って、正にそんな感じでした

    0
    投稿日: 2021.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「フランス王妃マリー・アントワネット」に隠された心。 ルイ15世が崩御し、とうとうフランス王妃となったマリー・アントワネット。自分の思うままに、寂しさや不安を押し込めながら、愛するものを愛し続けたアントワネットがどうなったか。 本人の日記というスタイルで、本人の視点から様々な事件が描かれているので、アントワネットの持ち上げられたら乗っちゃう危うさや、愛を得るための過剰なまでのサービス精神、隠された不安、マリア・テレジアの娘らしい不屈の精神などが、ところどころに現れている。 Aで表されるフェルゼンとの愛、そして固い絆。木訥で控えめ、偏屈でとても「ヴェルサイユ人」らしくない夫・ルイ16世への愛と尊敬。ふたつが矛盾しない形で描かれるのは、最近のアントワネット界隈ではそれほど珍しくもないのでは。ここではフェルゼンへの思いを恋、ルイ16世への思いをアイドルのような対象から同志愛のように描いている。特にルイ16世を「自担」と呼び、認知やファンサをくれる存在と見ていた頃から、最後の方ではともに生きる存在「だぁ(ダーリンの意味)」に記述が変わっているのは、なるほどと思った。 オーストリアからフランスはヴェルサイユに行ったアントワネットが直面する王宮のしきたりは、現代の感覚を持っている読者にとっても冗談じゃないものばかり。彼女の心の動きが、現代の女子のようであればあるほど、アントワネットはわがままな王妃ではなく、感覚が時代に早すぎたのかと思わせる。あまり自分は読まないが、現代の感覚を持った人が、常識が全然通用しない世界でツッコミを入れながら奮闘するという意味で、転生モノに近い読書体験になるのではないか。 途中で、もうこの頃には自分のものを持っていくのも許されないし書くことも許されないのでは、と思い始め、ラストで頭の中の日記と知る。細かいことを考えれば、アントワネットが生きた頃に存在しない言葉遣いで書いているのだから、この日記はまったくのフィクションである。元になった日記も、寡聞にして知らないが、多分なかったと思う。枕草子の桃尻語訳とはまた違う。現代に蘇ったアントワネットでもない。まさに、アントワネットが現代の女の子のように語ったら、このようになるのではないか、という想像を、現代に生きる著者が綴ったのである。ラストの方の展開は、当たり前だがそれこそベルばらやそのほかアントワネットが登場する創作物で見たことあると思ってしまった。そう、これほど共感できるアントワネットの運命は、やはり変わらない。フランス王妃としてギロチンにかかるのだ。 だから、最後で投げ出されたような気がした。何か新しいものを得られると思っていた。新たなアントワネット像に出会ったのに、彼女は誇り高く死んでいく。それが積極的なマイナスだとは思っていない。パリピでウェイ系なアントワネットは、まるで同時代のどこかにいる一人の女の子のように、私に自分の姿を見せてくれた。アントワネットを好きにならずにはいられなかった。 マリー・アントワネットを好きな人にも、あまり好きでもなんでもない人にも、ぜひ読んでもらいたい。

    1
    投稿日: 2021.05.04
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    読み終わったあと、気づいたらマリーアントワネットロスになっていた。池田理代子風→宮下あきら風に変わるとか、詳細はググってとか、相変わらずはっちゃけた文章だけど、フランス革命の臨場感と物々しい雰囲気がリアルに伝わった。犯人探し本能で思考停止した暴徒の様子が恐ろしい。ルイ16世の潔さ、女帝マリア・テレジア譲りのアントワネットの意志の強さ、恋人のフェルセン伯爵の一途さ、ランバル公爵夫人の最後まで共に寄り添う覚悟、それぞれの矜持が胸に痛む。確かに本の帯通り共感せずにはいられない。

    0
    投稿日: 2021.03.26
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    マリー・アントワネットが書いた風の日記を、現代日本人女性が書いたように変換する。 橋本治の桃尻娘風、もしくは桃尻語訳のようだと言ったら古いだろうか。 マリーがオーストリアから、フランスに嫁に来る辺りから、処刑されるまでを、実に軽薄な文体で綴る。 <男子が「男になる」のは社会的に一人前と認められたときで、女子が「女になる」のは出産の準備がととのったとき。なんだそれ。飲み込めない。激安焼肉チェーン店のゴムみたいな牛ホルモンより飲み込めない。> とか、ラスト近辺、フランス革命の後逃亡するとき、 <財産はほとんど没収されちゃったも同然だし、この先の収入のあてもないんだから。夫婦そろってノン収入☆ ひーっ、心の知覚過敏にしみるわ。> など、18世紀のフランスのことを21世紀の日本語で描く奇書。なかなか面白かった。

    0
    投稿日: 2021.03.01
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    上巻が面白かったので、下巻のこちらも一気読み。誰かの視点で史実を追うというのはかなりわかりやすい。 ベルサイユ宮殿には余り興味がなかったけど、アントワネットの愛したプチ・トリアノンは機会があれば行ってみたいと思った。 当時革命で多くの王族が地位を追われたけど、その後、彼らはどうなったのだろう。 ブルボン王朝の場合、ルイ16世の娘が革命を生き延びたけれど、独身のままだったので、そこで家系は途絶えたらしい。 では、フェルセン伯は?ハプスブルク家は? 次々と興味が湧いて来る。 ちょっと調べてみた所、フェルセン伯は、革命の時代は生き延びるも、惨殺の憂き目に会っている。 ハプスブルク家は一応続いているよう。 現代よりもはるかに残酷な時代。 今に生まれて良かったと、つくづく思う。

    1
    投稿日: 2021.01.06
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    PINKに続く勢いでベルサイユの伝統をぶち壊し、やりたいようにやる!ってスタイルほんとに好きでした。 ただ、ストレスやハラスメントから逃げるように、賭博とか遊び呆けるのは違うでしょ……革命始まってしばらくしても何が悪いの?って感じが強くてそこだけは共感できなかった。 終盤の彼女の強さには拍手を送りたい!持ち前の気の強さだけでなく、これまで経験した全てが彼女を最終形態にした感じでした!どんな状況に置かれても凛として、顎を上げて真っ直ぐ前を見る。そんな強さを持ちたいものです。

    0
    投稿日: 2021.01.02
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    Bleuは切ない。結末を知ってるだけにラストに向かっていくのは泣ける。 現代のギャルみたいな文章がとっても似合う。 時代が時代ならきっと楽しく過ごせただろうに、不憫だな~。 Roseから再読したい。

    0
    投稿日: 2020.11.03
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    知ってるようで詳しくは知らないマリー·アントワネット。 今の若者が使う言葉が散りばめられていて、歴史物とは言え、読みやすい構成だった。 こういう言葉を使う若い人に読んでほしいなあ。 改めてフランス革命について紐解いてみた。 ティーンズコーナーに並べたい作品だ。

    0
    投稿日: 2020.09.20
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    はじめて、マリー・アントワネットという人にちょっと共感することがあった。 贅沢にうつつを抜かし、国を傾けた悪女としか思えなかった。 でも、こんなところを読むと、ちょっと応援したくなる。 あたしはマリア・テレジアのような女傑じゃないし、政治のことなんかこれっぽっちもわかりません。わかんないけど、女だからって外野に回されるのには苛立ちを感じる。「女は女のやり方でうまく立ち回って男を操縦しろ」なんて発想はもっといや。シンプルじゃないし汚らしいし男も女もばかにしてる。 だけどこれ(註:ファッション)は違う。主導権はあたしの手の中にある。あたしがあたしであるためにあたしにはこれが必要なのです。「そんな格好してたら男ウケ悪くなるよ」って? うるせーバカ! なにを着るかはあたしが決める。だれにも左右させたりしない。 この国の女たちもいずれそうなる。世界中の女たちがそうなる。 ファッションで世界は変わる。あたしが変えてみせる。(pp.62~63) 処刑を控え、コンシェルジュリーに連行されるとき、アントワネットが娘のマリー・テレーズに遺した言葉は、涙なくして読めない。 やられた――。 見かけのチャラさになめてかかってると、大変な目に遭わせてくれる作品だ。

    0
    投稿日: 2020.05.06
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    読友さん達が面白い!!面白い!!と紹介していたので、楽しみで仕方なかった作品。 誰もが知っているマリーアントワネットの人生を こんなに現代の女の子風に置き換えて書いちゃうのが 面白かった。 ただ、その面白さの裏に現実のマリーアントワネットの 忍び寄る最期が分かってるいるから 最後の方は悲しいというか・・・虚しいというか。 無知な14歳の女の子を、そのまま表現されていて 最期の一瞬までマリーアントワネットはマリーアントワネットだったなぁ。 ルイ16世の王になりたくてなりたかった訳ではないのに、 最期まで国の為に命を全うする静かな姿が、おちゃらけたアントワネットと対比してズシンときた。 真相を先に知っているからこその楽しめる作品。 今時の若者言葉が随所に使われていて何度も笑ったけど、 その軽さと迫り来る悲劇のヒロイン幕引きが 楽しいやら悲しいやら自業自得やら・・・複雑な気持ちでした。 何度読み返す事が出来る1冊です。

    5
    投稿日: 2020.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻のBleuは、フランス国王ルイ15世崩御で18歳で、フランス王妃になったところから。 アントワネットは「‘パンがないならお菓子を食べればいいじゃない‘なんてまじで言ってねえから!」と有名なセリフを完全否定しています。パンとお菓子の原材料が小麦だってことぐらいは知っていると言っています。 そしてロベス・ピエールが登場。 女児出産。 首飾り事件を経て、次はいきなり三十路に突入。 4人目の子供を出産しています。(男児2人、女児2人) そして、フェルセンとの秘めた恋。 7歳で長男を亡くします。 1789年7月15日バスティーユ陥落。 「敵国オーストリアからやってきて王を意のままに操りフランスを窮状に陥れた雌虎マリー・アントワネット。いまとなって彼らの憎悪の対象があたしでよかったと思うほどです。陛下や子どもたちをこんな苦難にさらすわけにいきませんから」家族を思いやるこころは人一倍強く持っていたのがわかります。 そしてルイ16世はギロチンで処刑されます。 1793年10月14日、革命裁判所でマリー・アントワネットの魔女裁判が行われます。アントワネットは38歳、14歳の小娘ではありません。ギャル語も控えめになってきています。 自分の意志で尋問に答えていきます。 「とにかく、彼らはあたしを毒婦に仕立て上げたいようでした。うちらの歴代の王や王妃にくらべてもそこまで悪玉じゃないっつーか。どっちかっつーと善玉なほうだと思うわけ。ま、あたしが多少やらかしちゃったって気はしないんでもないんだけど。ルイ16世なんてひいき目抜きにしても最善の王だったでしょ?って思うもんね。アンリ4世たんの上いってるっしょ」とまたしてもギャル語で言っています。 その時の裁判の様子は最も感動的でした。 今までで一番王妃然としていました。 マリー・アントワネットは処刑される前のたたずまいが最も高貴だったと思います。 「そんじゃ、行ってくるね。オーヴォワー!」と言って処刑台に向かうアントワネットには涙しました。

    25
    投稿日: 2020.01.04
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    クライマックスに向けて、マリーアントワネットの緊迫感が伝わってきて、はらはらした。 アルジャーノンに花束をみたいな感じに思った。

    0
    投稿日: 2020.01.01
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    上巻のRoseに続く下巻のBleu。 Roseはそうでもなかったが、こちらは一気読み。 結末がどうなるか(史実として)分かっているだけに、どのようにマリー・アントワネットが自分自身を語るのか?という、もうその一点だけで一気に読み進んだ(ベルバラ世代なだけに)。 フランス革命を世界史の授業(代ゼミ)では、「1789=ひなわくすぶるバスティーユ」と覚え、そこに付随するいくつかの用語を覚える程度でおしまい。そこに至る道のりは池田理代子先生の「ベルサイユのばら」が教科書だった。 そして、それらはどれも革命側=庶民の目線の歴史だったんだなぁ…ということがこの本を読んだ率直な感想だ。 吉川トリコさんの、マリー・アントワネット自身の手で彼女の伝記を綴るという、斬新なアイデア(しかも今時ギャル文体で)は、誰もが持つフランス革命のイメージを大きく変えることだろう。 確かに、民の血税を享楽に費やしたことは一国の王妃としてあるまじきことだけれど(どこかの国でも血税で桜の宴催しちゃってるからね、歴史は繰り返す!)…。 時代が時代、朝から晩まで儀式漬け、私欲まみれの貴族のお取り巻きばかりで、民の生活など知る余地もなかったのだろうなぁ。 読後に去来するのは、愛すべき気高き王妃マリー・アントワネットなのである。2019.11.25

    17
    投稿日: 2019.11.25
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    この本は凄い。 アイディアが凄まじく良い!!!お腹を抱えて笑えるくらい面白い!!! そして最後は、泣けます・・・。 マリー・アントワネットと言えば、誰でも一度は名前くらい聞いたことのある歴史上で最も有名な王妃の一人。 そう、1789年のフランス革命後、ルイ16世と共に断頭台(ギロチン)によって処刑されたあの王妃様です。 マリー・アントワネットが極貧にあえぐフランスの民衆に対して   『パンがないならお菓子を食べればいいじゃない』 と言い放ったというエピソードは有名過ぎますよね。 そのマリー・アントワネットがもし日記を書いていたら? そしてその文体が   『ちょ、マジ?www超うけるんですけどwww っていうか、ktkr!!(キタコレ!!)』 的な、現代のJKが書いたような文体で書いていたとしたらという壮大な(そんなの誰も考えつかねぇだろ!!的な)想定のもとに作られた小説なのです!!! というか、そんな文体で書いた日記なら、作者が適当に想像して書いているんじゃないの?そんなの読む価値ないっしょ・・・・・・と思っているあなた、それが違うんですよ。 僕も最初はそんなふうに思っていました。表紙だけを見たときはね。 現代のJKがフランス革命前のマリー・アントワネットに転生して、そこで活躍するみたいな転生系のラノベチックな展開の本かなと・・・・・・そしたら、全然違いました(笑)。 もう、歴史的ファクトチェック有りまくり。巻末の参考文献の数に愕然としましたよ。その数、約30冊。マリー・アントワネットに関する本ってこんなにあるんだ~的な驚きです。 そう、この本はJKチックなふざけた文体で書かれた日記風の小説ですが、ほぼ事実はしっかりと描かれているし、フランス革命の歴史をマリー・アントワネットの視点から見たという意味での価値は非常に高いものがあるのではないでしょうか。 そして、なによりも読んでいて面白い!マリー・アントワネットの独白が的を射ている!もう、他人とは思えない! もちろん、実際に本人が書いた日記じゃないから、真偽のほどは分かりませんが、当時のマリー・アントワネットはたぶんこう思っていたんだろうな~と納得できる内容ばかりなのです。 14歳で敵国同士であったオーストリアからフランスに嫁いできた不安。 変わり者として有名な夫であるルイ16世との生活。 そして、ヴェルサイユ宮殿でのフランス式の格式張ったしきたりに辟易とするマリー・アントワネットの心情。 『そうだよね~、大変だよね~、やってられないよね~』とうなずけるところばかりです。 そして、そのマリー・アントワネットが、女の子から妻となり、王女となり、母となり、そして真の恋愛をし、夫との真の愛に気付き、子供達を慈しみ、そして毅然として死に挑む。その生き様が本書には、あまりにも分かりやすく、生き生きと描かれます。 ここまでマリー・アントワネットの心情に没入できるのは、この本の独特の書きぶりからきているのは間違いないでしょう。 僕のマリー・アントワネットやフランス革命関係の知識と言えば、中高生の時の歴史の授業以外では、そう、言わずと知れた池田理代子先生の漫画とアニメ『ベルサイユのばら』です(笑)。あ、ちなみに本書では当然、オスカルもアンドレも出てきませんよw。 でもマリー・アントワネットとルイ15世の公妾であるデュ・バリー夫人との確執やポリニャック伯爵夫人との友情、そしてスーパーダーリン最終形態であるフェルセン様(スウェーデンの貴族で在仏軍人ハンス・アクセル・フォン・フェルセン)との恋愛などの場面が出てくるたび    おお!!『ベルばら』と一緒じゃん!! と訳の分からない感動を覚えてしまいました(笑)。はっきりいってフェルセンがフランス革命後もこんなに活躍していたことなど全く知りませんでした。すげえ、良いヤツじゃん(笑)。 本書は『ⅠRose』と『ⅡBleu 』という2部作になっていますが、内容的には上下巻です。 『ⅠRose』では、1770年オーストリアの名門中の名門の家柄ハプスブルグ家の末娘のマリー・アントワネットが政略結婚のために14歳でオーストリアからフランスに輿入れする場面から始まり、ルイ15世が崩御し、ルイ16世が即位するまでが描かれます。 『ⅡBleu』では、1774年18歳でフランス王女となったところから、1793年に38歳で処刑されるまでが描かれます。『首飾り事件』やフェルセンとの恋愛、そして夫、ルイ16世との夫婦愛の深さ、そしてパリからの脱出劇、幽閉されて処刑されるまでの様子が事細かに描写され、いままで知らなかったことばかりで驚かされました。 特に『ベルばら』で描かれていなかったフランス革命後のマリー・アントワネットの様子など全く知りませんでした。フランス革命から4年も生きのびていたのですね。僕はフランス革命直後に処刑されてしまったのだと思っていましたよ。 本書を読みすすめるにつれ、結末が分かっているからか、日記を読んでいるこちらが辛くなってきます。1787年(フランス革命の2年前)頃からのマリー・アントワネットの日記を読むのはマジで泣けます。でも笑えるところもあってそのバランスが絶妙です。 本書を読むと、マリー・アントワネットが、わがままで浪費家であったというイメージは民衆によって作られたものであるということが分かってきます。 マリー・アントワネットは、逆に民衆を愛し、貧しい人々のことをよく考えていたというエピソードが挿入されています。 例えば、貧しい人々の為に宮廷内で募金を募ったり、高価な食器を売るということもありました。また、自分の子供たちに高価なおもちゃを我慢させたことなどもしばしばあったということです。 また、フランス宮廷古来のしきたりを『無駄を省く』という意味でどんどん簡素化していったのも彼女の功績なのです。 そして例の『パンがないならお菓子を食べればいいじゃない』という言葉も彼女の言葉であったという証拠はありません。 『民衆が飢えているのは宮廷の王や王妃が贅沢をしているせいだからだ』 という論理で例の言葉がマリー・アントワネットのものだったとされてしまったのです。 実際に、フランスの財政が破綻するきっかけになったのはフランス政府がイギリスから独立しようとするアメリカに金銭的援助をしすぎた為であり、その原因を王室、特に元敵国であるオーストリアから来たマリー・アントワネットのせいにしたかったからというのが本当のところなのでしょう。 歴史の事実は完全には分かりませんが、このあたりが事実だったのかもしれません。 話はちょっと変わりますが、この本を読んでいてふと思ったのが、現皇后陛下雅子様のことです。 もちろんマリー・アントワネットと雅子様を同じように見るのはナンセンスなのは分かっていますが、ちょうどこの本の佳境部分を読んでいるタイミングで令和元年11月10日の即位祝賀パレードがあったんですよ。 その際皇后雅子様が、パレードを見に来ている大勢の観衆から『雅子様~!!』と歓声を受けて雅子様がちょっと涙ぐんでいるように見えた時に、   ああ、マリー・アントワネットも雅子様も苦労したのだろうな と思ってしまったのです。 雅子様も華々しい外交官というキャリアを捨て、古来からのしきたりにそりゃあもう厳しい皇室に嫁ぎ、子供が出来なければ、やいのやいのと言われ(マリー・アントワネットも結婚して7年間、子供が出来なかった)、男の子が生まれなければ、そりゃまたやいのやいのと騒がれ(マリー・アントワネットも男子を授かったのは2人目の時)、気の休まることは全く無かったと思います。 そのような状況で、マリー・アントワネットもパリの民衆から非常に愛されていた時期もあり、マリー・アントワネットがパリの民衆の姿を見て思わず涙ぐんだという場面と今回の即位祝賀パレードの雅子様の涙ぐんだ場面が僕の中では完全に一致してしまい、ちょっと、涙をこらえるのが辛かったです(笑)。 と言う訳で、だらだらとレビューを書いてしまいましたが、この本を読んでマリー・アントワネットのことをかなり身近に感じることが出来るようになり、いままで持っていたマリー・アントワネットに対するイメージがガラリと変わりました。 そして「日本の皇室のことももっと勉強しなきゃな」なんてことも改めて思いましたよ(笑)。 もし僕がブクログやっていなければ、この本は絶対に手に取ることはなかったと思います。 そういう意味でも非常に得がたい経験を得られた体験でした。 本当にありがとうございました。

    26
    投稿日: 2019.11.15
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    Rose(1巻)・Bleu(2巻)読了。 フランス王妃マリー・アントワネットが現代語で自らの気持ちをぶっちゃける。 一見、下品な物言いだけど、そうした物言いの中に時々現れる、夫に寄せる思いがなんだか切ない。

    0
    投稿日: 2019.11.03
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    死刑になる前の裁判で 子供との近親相関を疑われたり・・・ なんか 下劣な話が多い中で 「ばっかじゃないの」と強気なアントワネットちゃんが 素晴らしい! イメージだけで責められたら たまったもんじゃないです こんな 言ったもん勝ちが 通用するなんて やだやだ 今の世とそっくりだよ!

    0
    投稿日: 2019.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙がかわいくて買ったので文章に最後まで慣れませんでしたが、内容が内容なのでこちらの方が読みやすかったです。 最後の最後、サンソンが…のところ、どこの資料なんだろう。処刑人のサンソンは王党派だったのにそんな乱暴にしたかなってちょっと思ってしまった。 そのサンソンの靴を踏んだ時の逸話が好きだったけど処刑台まではさすがにありませんでした。 この後の手紙や、ルイ・シャルルを思うと…

    0
    投稿日: 2019.02.18
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    世界に嫌われた王妃を、愛さずにはいられない。え、あたしがフランス王妃とかwww ウケるってかんじなんですけどー。1774年 5 月10日、ルイ15世が崩御し、夫・ルイ16世が国王に。だが、アントワネットへの世間の風当たりは強まる一方だった。取り巻きたちとの夜遊び、膨大な服飾費、授からない子ども、根も葉もない噂。そして、本当の恋。だが革命が起こり、すべては終わる──。王妃の最期の言葉に、涙があふれるクライマックス! 最初から最後まで軽やかで華やかで、自分のことも家族のことも大好きで乙女な部分を持ち続けたマリー・アントワネット。本当の姿はどうだったのか、今となっては分からない。でも小説とは思えないくらいリアルで、母から受け継いだ強さも大好きな人との叶わぬ恋で知った弱さも全てひっくるめてこんな愛おしく思えるキャラクター描写がすごい。こんなちゃらけた王妃で大丈夫かwと序盤は思ったのに、最後は結末を知っているにも関わらずハッピーエンドで終わってほしいと願わずにいられなかった。もっと詳しい歴史書を読みたくなったので探そうかな。いくら姉妹ブランドとはいえ、あのお堅い新潮文庫からこんな革新的作品が出るなんて時代は変わるものなんですねえ・・・。

    0
    投稿日: 2019.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

     「桃尻語訳 枕草子」を思い出す、この先鋭的な表現。縦書きなのに絵文字もバリバリ入って来ます。  さて、下巻は王太子妃が王妃になったところから始まり、悲劇が迫って来ます。囚われの身になっても、最後まで世話人がついていたりして、少なくともルイ16世の存命中はまあまあ穏やかな暮らしぶりでした。  豪華な食事や豪奢な服飾品の有無だけは王宮の暮らしと違うけれど、王族は捕えらる前から常に人の目にさらされる不自由さに慣れていたのかもしれないと思います。    涙の完結!という呷り文句があったけれど、ラストはむ しろ清々しかった。  レーヌ・ド・フランスではなく、マリー・アントワネットを生き切って、トワネットちゃんはおさらばしました。  彼女はパリ革命広場からどこかの空にかけのぼり、清々とダンスを踊ったのではないかと思います。

    1
    投稿日: 2019.01.21
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    「マリー・アントワネットの日記」下巻。どんなときも誇り高く生き抜いた意外すぎるマリー・アントワネットの姿に、クライマックスには涙がとまりませんでした。

    1
    投稿日: 2019.01.07
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    小麦粉戦争の最中に王妃が言ったとされる例のパンチライン。 「マジで言ってねえから!」 Bleu版からはもう親友のように思えてきたトワネットちゃん。 王妃になり母になり初めての恋をしイツメンとの夜遊びに明け暮れおしゃれに膨大なお金をかけ取り巻きたちに裏切られフェイクニュースで炎上し民衆の目の敵にされついに最期の日を迎える私たちの王妃…。 かわいそうな女だと思われるのだけはマジかんべんって言ってたよね。 世界に嫌われた王妃をこんなに愛おしく思う日が来るなんて。 マリー・アントワネット像が180度変わりました。オススメ。

    2
    投稿日: 2018.12.19
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    面白かったー! 読みながら漫画ベルばらのシーンが次々と浮かんでくる。 でもこの本のアントワネットすごく可愛い。 ラストはちょっとウルっときたよね。 (あ、口調移った?w)

    0
    投稿日: 2018.10.21
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    時代がそうさせた。 ルイ16世もアントワネットも、歴史上の人物の中ではそんなに酷い事をしたわけじゃない。 もっと悪い人はいたと思う。 こんなにも長く語られ愛される王妃はいない。 苦しく、ツラかったろうけど、この本のアントワネットはそれに気付いている。そこが救い。 面白可笑しくしてるけど、きちんとした歴史小説でした。

    4
    投稿日: 2018.10.10
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    これはマリー・アントワネットの話なので最終的につらいことにはなるのですが最後まで後悔はしないトワネットちゃんで良かった。

    0
    投稿日: 2018.10.06
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    Roseでは王太子妃殿下として、Bleuではフランス王妃として ルイ16世の戴冠式の日の日記は泣いた というか日々が革命へと突き進んでいくなかでも王妃たれと、あたしが陛下をお守りしますの一言にわたしは泣いた 締めくくり方にも泣いた オヴォワーッマリー!マリー!(号泣)

    2
    投稿日: 2018.09.02
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    いまだかつてこんなにもキュートでラブリーでピュアなアントワネットがいただろうか。 そしてこんなにも魅力的なルイ16世がいただろうか。 トリコさんがマリーアントワネットを書く、と聞いたときびっくりしたのだけど、読んで納得。これはトリコさんにぴったりの世界だわ。 アントワネットが何を考えてフランスでの日々を過ごしていたのか、その本当のところは誰にも分らないのだけど、でもなんだかこのアントワネットの日記を読むと本当にしっくりくる。こんな風だったのだろうな、と目に浮かぶようだ。 あの有名なセリフもトリコトワネットを読むと「マジで言ってねえから!」ってのが実感としてわかる。 そしてなによりこの日記がタイムリーなのは、あれですよ、「自然に反する」恋について。いや、トリコさん、預言してましたか、もしかしていまの騒動を。 と、なんだかんだといいつつ、純粋に面白いんですわ。これ。すごく。夏休みだし、中高生にぜひとも読んでもらいたい。そしてそのお母さんたちにも。できればお父さんたちにも。一家に一冊、いや、上下二巻なので一家に二冊。ぜひとも。

    7
    投稿日: 2018.08.02