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恋するソマリア
恋するソマリア
高野秀行/集英社
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総合評価

30件)
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    高野先生のソマリア2冊目。 相変わらずの先生のソマリア愛を感じます。 ただ前作の明るさが少し鳴りを顰めた感じがします。高野先生の筆才とは別の話ですがソマリアの状況も刻一刻と変わりますからね。ソマリアを愛していて状況もわかってきた先生だからこそ書ける世界なのかもしれません。 そして先日万博に行ってきたのでソマリアも覗いてきましたが、特産物とパネル、以上!みたいな感じの展示でした。当然3つに分かれてるとかそんなことは微塵にも感じさせず。。たぶん南部ソマリアが持ってきた展示物なんだとは思いますが。当然といえば当然なんですが、そんな状況が少し残念さを感じました。

    24
    投稿日: 2025.09.19
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    ソマリランドに片思いする高野さんの記録。自分も仕事柄あちこちに行くので、時どきある土地に惹き込まれまるという体験はするけど、本を何冊も書けちゃう高野さんの熱量ってすごいなぁ。片思いパワー笑

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    著者の高野さんのソマリアに対する想いは、タイトルの通りまさに恋。好きだからもっと知りたい、忘れられたくない、ドライにされるけどそれ故にさらに燃え上がる。そんな様子は面白くありつつ、なんだか健気で応援したくなる。色んなことがてんこ盛りで感想がまとまらないが、高野さんの情熱溢れる本に、読者の私もソマリアに恋させられてしまった。もっと知りたくなる、不思議な魅力を持つソマリア。 よりディープなソマリアを知ることができる本書は、ソマリア一般家庭の話から今回は謎の南部の話まで幅広く、そのテンションはまさにジェットコースターのようだが、それがたまらなく、最後まで飽きずにあっという間に読めてしまう。 それにしても高野さんの文章はどんな話もおもしろく、人を引き込む力があると思う。恐怖の大王の話はこちらも手に汗握るほどの臨場感に溢れ、神々しい光がありありと目に浮かんだ。しばらくして、一体私は何を読まされているのだろうと我に返った。

    2
    投稿日: 2025.03.16
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    2冊目でもまだまだ味のするソマリ世界! モガディシュの情勢が落ち着いたこともあり、本の大部分はソマリ人の生活や料理の話に割かれており、のほほんと読める。 ところが、高野さんが知事に連れられてソマリア南部に出発してからはあまりにも凄まじい。ただのMADMAXじゃねえか。 こんな訳の分からない出来事を擬似体験させてくれる高野秀行さんに感謝。めちゃくちゃ面白かった。

    1
    投稿日: 2024.12.28
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    ソマリ世界に恋焦がれてしまった、高野さんのソマリア紀行本第二段。高野さんのソマリランドに対する飽くなき好奇心が突き抜け過ぎて、片思いを拗らせてしまったようになっちゃっている。前作のソマリランドに比べてより庶民の生活に触れており、かなり詳しいソマリア文化紹介本でもある。とても読みやすい。恐怖の大王のあたり、かなり緊迫感があってドキドキしてしまった。

    1
    投稿日: 2023.11.01
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    高野秀行のソマリアシリーズ第二作。 前回に引き続き、ワイヤッブやハムディなどの主要人物は登場し、喧嘩あり、戦争ありの波乱万丈物語。 終盤にかけて、ソマリ人の生き方というか、世界観が色濃く表現されるが、読んでるだけで好きになっていく。 住みたいとも思わないけど。 怒鳴るのはソマリの文化よ!!!が好き。

    0
    投稿日: 2023.05.04
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    「謎の独立国家ソマリランド』の続編。 前回が「ホントにあるのか、そんな国?」という謎解きスタンスで描かれていたのに対し、こちらは「もっと知りたいソマリ世界」という深掘りが軸になっている。だから、前作を読んでいないとなかなか入り込めないだろうし、展開も(終盤の襲撃事件を除けば)他の高野さんの本に比べて、わりとのほほんとした感じ。 とはいえ、高野さんの本なのでやっぱり面白い。 随所で笑わせてくれるし、大所高所から見下ろす観察者的視点は皆無で、あらゆるトラブルに巻き込まれながら地べたで感じたことを(イタい経験や下ネタもありありで)綴っているのだと感じる。 さすがというか、高野さんの真骨頂だなと感じるのは、アル・シャバーブ(反政府ゲリラ)による襲撃を受けた出来事と、家庭の主婦にお料理を教わる話とが、全く同次元で描かれていること。 本作品中、何度も「素の姿」が見たいというフレーズが出てくるが、つまり、この状態こそがソマリ世界の「素の姿」なんじゃないかと思う。 銃撃とおかゆが、同次元。 『アヘン王国潜入記』でも感じたことを、やはり、ここでも感じた。 それともう一つ。 高野さんが分け入っていきたい秘境って、もしかしたら人の心の中のことを言ってるんじゃないかなと感じた。 そうでなければ、現地語にこだわったり、現地の日常食にこれほど習熟したりする必然性は無いから。 自分と全く違う政治・文化・自然環境・言語の中に暮らす、限りなく遠い「他者」の、またさらに遠い「心」の中にこそ、高野さんは踏み込んでいくべき未踏地を見ているんじゃないかという気がしてくる一冊だった。 タイトル通り、たしかにそれは恋だよなぁ、と妙に納得した。

    4
    投稿日: 2022.10.11
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    今作は表紙を飾るハムディさんのいる南ソマリアが主な舞台。日本と思考が全く異なりクレイジーと思わず思ってしまう人達ばかりだが、読み進めると、その土地の成り立ちに適合した合理的な文化を垣間見ることができる。コロナで旅行がしづらい昨今だからこそ、異文化体験・旅行気分を味わわせてくれる良書と思います。

    0
    投稿日: 2022.03.20
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    「恋するソマリア 高野秀行 集英社文庫 2018年」図書館の本。イスラム教過激派は都市の堕落した人間ではなく、農村の田舎にこそ正しいモノが残るマオイズムだ、という主張がしっくり来た。西欧化した非人間的な社会よりも伝統的な社会を取り戻そうと。ソマリア語、ソマリ料理が面白かった。

    0
    投稿日: 2021.07.04
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    謎の国の次は恋するソマリア。ちょっと知ったぐらいじゃ、そのベールはなかなか脱いでくれない。慎み深いソマリア。そんなソマリアに一喜一憂しながら、思わぬ方法で懐に入ってしまったり、思いがけず危険な目にあったけど、結果、ディープな現地体験。言語、料理、音楽が文化理解の三代要素。言い得て妙で、ようやく料理に辿り着いのはかなり棚ぼた形式ではあるものの。家庭食はいわゆる日常食。着飾っていないその姿までたどり着くんだから、高野さんの好奇心と人柄がすごい。剛腕ハムディ嬢のその後や、転職おじさんワイヤッブのその後が気になる

    1
    投稿日: 2021.02.25
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    高野さんの作品を読んだのは本書が初めてだが、すっかりファンになってしまった。すぐに本屋に走り高野さんの本を買い漁った。 ソマリアと言えば、我々からすれば「海賊」ぐらいのイメージしかないが、内に入ってみなければ分からない目から鱗の話ばかりで恐れ入った。 現地人との掛け合いが存分に書かれているのだが、それが面白くて、つい笑ってしまうシーンもあった。 特に衝撃的だったのは、筆者が滞在終盤に、実際に襲撃にあったことである。その臨場感が伝わってくるリアルな描写に興奮した。

    0
    投稿日: 2021.02.15
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    ソマリアというと内線やゲリラとかで怖い土地というイメージだけど、探検家の高野さんの目を通せばとても面白くて親しみのもてる素敵な国なんだって(国連から国とは認められていないけど)。 確かに読んでいると日本や西側世界、先進国の常識はずれのぶっ飛びぶりが面白い。そしてそれで回ればいいじゃないって思えてくる。ちょっと窮屈さを感じる毎日のなかで読んだからなおさらそう思ったのかも。 高野さんがつき合う現地の人たちもそれぞれマイペースで魅力的。特にハムディときたら。本当はすごく危険な地域でもあるのに、笑ったりけんかしたりしながらたくましく生きている。

    0
    投稿日: 2020.08.09
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    ソマリアに恋した著者のソマリア旅行記第二弾は、第一弾の勢いを全く失っていない良作。 前作に続きカートを食いまくるのかと思いきやそのようなシーンはほとんどなく、なんなら古巣にカートを持って行ったら古巣はすっかり近代的なオフィスになっていて1人寂しく床でカートを食べる、という状況。ソマリアの変化の速さは発展途上国につきものなのか。 他方でソマリア人の濃密な個性に付き合わされる著者のドタバタ劇は後半で加速する。武装勢力に襲撃されるシーンなど映画も真っ青のてんやわんやぶり。いや実際にはすごい緊迫感なのだろうけど、緊迫感の中にもバカバカしさを探してしまうのが著者の目、ひいてはワセダマンの悪い癖、ではないだろうか。 遊牧民の人はほんとに価値観が違うなーと感心する。

    0
    投稿日: 2020.04.13
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    高野さんの本、初めて読ませていただきました。 恋するソマリアというよりは、ソマリアに恋する高野さんって感じですが笑 正直私はソマリアという国に内戦の負のイメージしか持っていなかったのですが、密着による細かいソマリア文化の描写、国民性を知りとても興味深い国だなあと思いました。

    0
    投稿日: 2020.03.08
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    高野さんの冒険や取材はいつだって物語的。 愛おしい少しずつ変わった人物達とアクシデントを通して、まさに恋したワガママな女のようにソマリアを語っていた。

    1
    投稿日: 2019.09.08
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    ソマリアへの恋から生まれる体を張った取材力は圧巻。とにかく面白いのに、ソマリアに対する不幸な先入観が払拭される(もちろんそれもソマリアの事実ではあるが。)。人はこんなにも逞しくて強いのだと清々しい勇気をもらえる。

    1
    投稿日: 2019.06.17
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    異国を知る上で大事なのは言語、音楽、料理。 胸に刻みます。 客人を最大限にもてなすソマリア人。 客人で無くなる時に最大の喜びを感じるのでした。 高野さんのソマリアへの熱い恋が伝わってきた。 頑張れ、ハムディ!!!

    0
    投稿日: 2019.06.12
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    『謎の独立国家ソマリランド』の補記的な位置付けでしょうか? 併せて一気に読むことをオススメします。 色んな失敗やドラマがあり、著者のソマリア愛が爆発していて面白い。

    0
    投稿日: 2019.02.18
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    異文化に出会うと自分の思ってる普通が普通じゃないことに気づかされる。この本は衝撃の連続。未知の世界を体験できる。

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    投稿日: 2019.02.05
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    『謎の独立国家ソマリランド』を読んでおくのが前提、だと思う。後日談であり、もっと人間ドラマがあった、イメージ。

    0
    投稿日: 2019.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018年に読んだ本BEST10 (発行年が2018年というわけではない) 第10位 : 『恋するソマリア / 高野秀行』 ・ジャーナリスト高野秀行氏による、アフリカ大陸東部の国「ソマリア」を取材したノンフィクション。 ・ソマリアという国は、内戦状態の「南部ソマリア」と、平和な地域「ソマリランド」(国際的には未承認でソマリア連邦共和国の一部)など、独立した地域から構成される。描かれるのは、民主化のために言論で戦うジャーナリストたち、南部ソマリアで命の危険にさらされながらも平然と暮らす市民、それとは対照的に、ソマリランドの平和な家族の食卓など。混乱と平和の隣り合わせ、そのギャップに読み手側の想像力がなかなか追いつかない。そして、過去の民族・国境の歴史的経緯を知ると、今の状況を変えることの難しさに、やるせない気持ちになる。 ・世界各国を飛び回る著者曰く、民族・国民を理解するためには人間集団を形作る三大要素「言語」「料理」「音楽(+踊り)」を身に付けること。納得。 ・とにかく著者の「謎の国ソマリアを知りたい」「ソマリ人と触れ合いたい」という、知的好奇心・行動力には驚かされる。ただし、ソマリ人たちは彼にそんなに興味ないので、一方通行な片思いなのが切ない。それ程までに著者が恋い焦がれるソマリア。でも、この本を読んでも、ソマリアに行きたいとは一切思わないけど、、、 ・この手の海外ルポルタージュを読むと、「我々日本人が理解できない世界の存在」を意識させられる。そして、こちらとあちら、どちらが幸せで、どちらが人間として正しい姿なのか、みたいな俯瞰した視点を持つことが出来る(ような気がする)。

    1
    投稿日: 2019.01.06
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     『謎の独立国家ソマリランド』の続編、ということになるだろうか。前作では手始めにソマリアの現状について書かれていたが、本書では更に踏み込んで著者の見たソマリア人ならではのものの考え方や文化について触れている。  面白い点の一つとして、日本と比較したソマリの人々の気質に関する著者の解釈。国の気質、文化の違いがどうやって形成されてゆくのか、それを鏡として自分達のそれはどうやって形成されてゆくのかが見えてきて面白い。 「――ソマリの知識人は、漱石や鷗外とは異なり「近代的自我」などには全然悩んでいない。――「イスラム教徒は自分がヨーロッパ人より上だと思っているところがあるからね」とのことだ。イスラムの規範がしっかりしているので、個人がアイデンティティに苦しむ必要がなかったのだ。ましてや、伝統的な氏族社会に生きているソマリ人は「自分とは何者か?」などと問う余地はさらに少ないのだろう。」(p.59)・・・などなど。  また、後半ではきわめて治安の悪い場所にも赴いており、牧歌的な雰囲気が消し飛ぶところもあるし、新たな時代の波が良くも悪くもこれまでのソマリ世界を破壊してゆく様も見られる。政治的腐敗なども書かれており、こうした異文化が日本から出たらごまんとあるんだろうなと思うと、今こうしてのほほんとキーボードを叩いている日常が、いざとなったら簡単に吹き飛んでしまうんだろうなという気持ちになる。  好きな小説を読んでいると自分の価値観がどんどん洗練されていくようで、実は単に凝り固まっているだけなのではと思うことがあるので、こうした本はそれをほぐしてくれる素敵な存在。  そして何より、「本当に何でもあり、ないのは政府くらい」(p.146)と言わしめる場所がこの世界にある、そんな「だからどうした」な事実にワクワクしっぱなしだった。

    0
    投稿日: 2018.11.13
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    最近はクレイジージャーニーでおなじみ高野秀行氏の、『謎の独立国家ソマリランド』に続く第二弾。前作で色々とお世話になった、地元TV局のワイヤップやハムディも登場する珍道中である。 今回も北部のソマリランドや南部ソマリアへ渡航しているのだが、前作とは違い一般の家庭を訪問したり、TV局の職員にソマリアの家庭料理を習うなど、高野氏のソマリア愛がどんどん深まって行く様子が非常に面白かった。 ソマリアといえば戦争と海賊のイメージしかなかったが、このシリーズ作品のおかげですっかり身近な存在になってしまった、今後もぜひ定期的にレポートしていただきたい。

    2
    投稿日: 2018.10.30
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    最高に面白い本だった 世界的に破滅国家として認識されているソマリア。その北部にある自力で政府樹立を果たすも未だ国際社会に認められないソマリランド。筆者がその生活に深く立ち入り、得られた貴重な経験がまとめられている。 ニュースは悪いことしか取り上げない。そのため、我々はアフリカ、その中でもソマリアなどはついついこの世の地獄であるかのような想像をしてしまう。しかし、日本のように衛生的で快適ではないものの、そこには幸せな生活があり、小粋なジョークを飛ばす人々がいる。そんな当たり前なことを深く再認識させてくれる。 また、欧米諸国の力によらず、自力で政府樹立の大きな1つの要因となった氏族文化も非常に興味深い。一見、日本の戦国時代のようであるが、うまく現代社会に適応させている。(ただ、国際社会にそれを認知させられてはいないが…) 現代の日本とは大きく異なった社会制度を、筆者が自ら社会に飛び込むことで解き明かしていく様はまるで冒険小説のようだった。 「その国の人々のことを知るために必要なのは、言葉、料理、音楽である」 これから、旅をする時はこの言葉を胸に刻んでいきたい。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    読書の魅力のひとつというのが、様々な考え方の人間がいることを知ること、と思っているが、まさにこの本はその魅力を煌々と放っている。 教科書的な異文化理解でなく、そこにいる人たちに密に関わり、筆者が学びながら綴ったこの本は、まさに異文化恋慕とでもいうべきものである。筆者の努力、苦心が感じられ、ソマリの日常に触れられたときには、その苦労が報われたな、と感動すら覚えた。そうして汗をかき、実際に体験しながら書かれた内容なので、生の感想が伝わってきて面白い。 しかし、自分が行ってみるのはどうか?と言われれば、やはり怖いので遠慮させていただきたい(笑)

    0
    投稿日: 2018.08.27
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    謎の独立国家ソマリランドの続編。 ソマリ語の通訳として府中刑務所に行くわ、ハムディはノルウェーに行くわ、相変わらず面白い。 また、続編書くのかな。

    1
    投稿日: 2018.08.26
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    前作を知らなくても十分に面白いと思うが、前作を知っているとより楽しめる本。僕は前作よりも楽しく読んだ。 こういう本にのめりこんじゃうと、僕までソマリアに恋している気分になる。

    0
    投稿日: 2018.08.26
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    台風13号が接近し、通過しようとする日に読み終えた。既刊『謎の独立国家ソマリランド』は、本書で何回目かのソマリ旅の間も完成してはいなかったのだ。と言うことは、もしもモガディショからアル・シャバーブが潜む最前線で命を落としていたら……本書と合わせて無事出版、文庫化されて良かった! ソマリアへの恋心全開で執筆されて、ちょっと引いてしまう面も否めないが、著者の辺境での活動には脱帽だ。

    0
    投稿日: 2018.08.10
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    前作のソマリランド読んでソマリアのことけっこうわかったつもりでいたけどまだまだ驚きの新事実が出てくるね。 めちゃくちゃソマリ人たちに振り回されてるけど、こういう気性の人たちなんだからしょうがない、って受け入れられる高野さんすごいな。

    0
    投稿日: 2018.07.21
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    まずい。まずいぞ!と思っている。恋をしてしまいそうだ。高野さんの本に。私はお気に入りの作家が出来ると、その人の作品を半分以上は読まないと気が済まなくなる。高野さんのホントの姿、素の人物を知りたい。出来ないけど、高野さんのような旅をしたい。ここに私の理想の旅がある。いや、そこまで美化しないと、ここまで入れ込んでいる自分を正当化出来ないのかもしれない。高野さんが魅力的だから好きなのか、好きだから魅力的に見えてしまうのか、それすらわからない。 ​納豆の本​(「謎のアジア納豆」)と並んで、これで2冊目の高野本。集英社文庫だけで17冊も出ているのだから、そうでなくても読みたい本が山のようにあり、人生は短いのに、目の前にそんな風に積まれると、つい禁断の恋をしてしまいそうだ。でも、こう書いた時点で恋は始まっている。高野さんのソマリアへの恋のように。 冷静に分析すると、高野本の魅力は(1)韓国台湾などアジアぶらぶら旅をしてきた私の旅スタイルと、規模こそ違え、似ている(2)素人人類学学者、素人考古学者の視点を持つ(3)常に庶民の視点を大切にする(4)よって政治的な立場は鮮明にしないが、結果リベラルになる。(5)何よりも「好奇心」を大切にする。というところだろうか。 幾つか面白い箇所をピックアップ。 ・初対面の人間に先ず氏族を聞くのは、韓国で私が先ず「出身地」を聞かれたのと似ている。いや、韓国以上にシステム化している。 ・ソマリの知識人は、漱石のように「近代的自我」に悩まない。どこにいても氏族社会に生きていて、「自分とは何者か」と問わない。 ・民族を何をもって「理解した」と見るか。人間社会を形つくる三大要素は「言語」「料理」「音楽(踊りを含む)」と思う。 ・ソマリ人の男は詩を吟じないと好きな女の心を掴むことができなかった。女子が男子に歌い返すこともあった。←つまり、これだけ普遍性があれば、平安時代の習慣ではなく、弥生時代にあってもおかしくはない。 ・ソマリ人が客を招待するときは、盛大なもてなしを用意しなくてはいけない。 ・国を愛すれば愛するほど、政府と国民(の1部)から嫌われる。ここにも片想いがある。 2018年7月読了

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    投稿日: 2018.07.20