
ザ・スパイ
パウロ・コエーリョ、木下眞穂/KADOKAWA
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総合評価
(3件)2.3
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powered by ブクログ第一次大戦下で男達を魅了した女性スパイ、マタ・ハリの人生を描いた作品。史実に基づいた物語である。マタ・ハリは、フランスとドイツの二重スパイとして銃殺刑に処されてしまう。女性の尊厳を踏みにじられながらも、自由と自分らしさを求めて自らの姓を捨て、踊り子マタ・ハリの人生を演じきった。苦難に打ちひしがれることなく、自分を信じ果敢にチャレンジしてゆく彼女の姿に、私は感服した。彼女のような人こそ、最期は報われてほしかったと切に願うが、生きた時代が悪かったのだろうか。
9投稿日: 2022.12.11
powered by ブクログ華麗な女スパイを想像していたのですが……うん、現実は……運のなかった女なのか、自分をドラマティックに魅せることに成功した女だったのか。 #マタハリ #ザスパイ #読書 #本
1投稿日: 2021.12.11
powered by ブクログやっぱりいまいち。以前からこの作者の描く女性像に違和感を感じていた。賛美リスペクトという名の偶像化というか。そう思っていたらマタ・ハリを書いたと言う。読みやすい。そして普通。そしていつもの感じで苦々しい。 巡礼シリーズは有無言わせぬ世界観があり美しさがあり、現在も売れているのだろう。 なんかそれで安心してるのかなあ。切実に文章から何かを伝えたいというのが感じられない。歴史を感情的にまとめただけでないの。 訳者の相性もあるかも。何かこういうのは本人の魂の質を下げてるようで何だか忌々しい。
0投稿日: 2018.11.16
