
総合評価
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powered by ブクログ豊臣政権に楯突ついた九戸城の攻防。 最初、タイトルだけ見た時は「戊辰戦争の鶴ヶ城?」と一瞬思いました。 雪が降る地域の城は冬に攻める事は難しいですよね。 搾取され続ける奥州(東北)…うん、そうだよね。 で、やっぱり石田三成は作品によってかなり変わるなーと再認識。
0投稿日: 2024.10.23
powered by ブクログ史実の九戸政実の乱を中心に神話と推理要素もある内容で読み応えがありました。日本史における東北の不遇さを理解させることで、政実が豊臣と戦う理由に共感が得られやすくなっています。後半からは読みやすく感じました。そして石田三成は主人公との関係具合によって小説での描かれ方が全く異なると改めて思いました。笑
3投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログ安部龍太郎さんの作品を読んだのは初めてでしたが、楽しめました。 東北の古い歴史とも繋がる壮大で武士の熱さ溢れるいい作品でした。 九戸政実の乱を描いているので南部、津軽、秋田、松前、大崎、葛西、伊達、蒲生などの大名に興味のある方や九戸政実、実親の生き様にも興味があればおすすめ出来ます。 1人1人が生き生きと描かれている良作だと感じました。 次は「等伯」か「神々に告ぐ」を読んでみようと思う。 2021/8 文庫本
0投稿日: 2021.08.26
powered by ブクログ九戸城の戦い、BSの放送で見て興味があった。九戸氏の物語初めて読んだけど、背景など理解できた。更に違った側面からのものがあれば読んで見たい。
2投稿日: 2019.01.26
powered by ブクログ東北武士の意地が中央勢力に反発する。武力の差に敗けは明らかな中、人々の生活を守るために奮闘する。様々な戦争、国と国との争いの根本にある欲望の醜悪さ、儚さを感じる。2018.1.3
1投稿日: 2018.01.03
powered by ブクログ戦国時代の事柄の中で自分が知らなかった戦いを扱っていてとても興味を持った。 九戸兄弟の四男、政則の視点から描かれておりストーリー展開もテンポ良く引き込まれていく。 様々な出来事に対して九戸の長男、政実の思慮深く緻密な策略を建て挑んでいく姿は凄いと思わされる。 多少神秘的な箇所があまりしっくりこない感じがしたので、もう少し工夫があればと思う事と、言葉や表現が歴史小説特有な物になると重みが増すと感じた。
0投稿日: 2017.11.27
