Reader Store
カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区
カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区
ザ・カセットテープ・ミュージック、マキタスポーツ、スージー鈴木/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

7件)
3.7
0
5
2
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このところずっと日曜日の夜9時は、BS12と決まってました。マキタ・スポーツとスージー鈴木の日本ポップス(J-POP以前も含む)を巡る奔放でエッジが効いていて、しかもディープなおしゃべりが、さあ、明日から月曜日!という週末の最終コーナーのリラックスタイムでした。元アイドリングの女の子がおじさん二人のマニアックトークにチンプンカンプンな感じも、可愛いいのです。語る素材はまさに自分にとってもドはまりミュージックなのですが、ずっと聴いていなかった曲、すっかり忘れていた曲や、まったく知らない曲もあるので見た後はYouTube三昧のベッドタイムに突入でした。自分が視聴し始めたのは一昨年ぐらい。2017年放送開始当時のオンエアをみたいと思っていました。特にユーミンのコードとメロディを語った回に巡り会いたくて、結果的に本書にたどり着きました。本で読んでもわかるようにコード図解も掲載されているのですが、あー、やっぱり音で聴きたい。ユーミンコードに胸を締め付けられて来た世代ですが、ユーミンってコードから曲を作ったことはなく、先にメロディを作って、そこから自由にいろんな音を当てはめて、新しいコードを作っていった、という記載に、ユーミンの唯一性を感じました。コードの流れだけを聴いても、絵画的で、マキタ・スポーツの「私と正隆さんがやっているのは、そういう絵を見せること」みたいな真似も、本じゃ伝わらない!残念!もっと残念なのはこの本読み終わったら、この番組に一時休止のニュースが入って来たこと…おじさん、日曜の夜はどう過ごせばいいの?

    0
    投稿日: 2021.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Twelveの音楽番組、『カセットテープ・ミュージック』の書き起こしで、マキタスポーツとスージー鈴木の対談本。 番組の初期の頃は見てなかったので、知ることができて良かった。

    2
    投稿日: 2021.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りて開いたらほぼテレビ放送回の書き起こしだと知り毎週見ていておさらいのつもり読んだけど面白い。マキタさんと、スージーさんの解説、すごくわかりやすくて音楽に対する敬愛にあふれていて読んでいても嬉しくなる。

    0
    投稿日: 2019.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    それぞれのお勧めの曲に対してコード進行についてよく語られていますが、楽器が弾ける人はそのような観点からも聴くことができるのかと感心しました。それにより確かに曲の作り手のことをより考えることになるのでしょう。 また、歌詞についても私はよく聞き流してあまり深く考えないたちですが、歌詞にもいろいろな意図があり、聴く人の心に響く時があるものですね。

    0
    投稿日: 2018.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    BS12で放映中の「ザ・カセットテープ・ミュージック」の書籍化。 1980年代のいわゆるJ-POPの誰もが知る名曲から隠れた名曲を司会のマキタ・スポーツとスージー鈴木が自身の思い出、思いれだけでなく、テクニック的なところも交えしっかり紹介。 番組は2018年10月現在放映中なので、そこら辺の音楽に興味のある人はぜひ観ていただきたい大推薦番組である。

    0
    投稿日: 2018.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    マキタスポーツとスージー氏による昭和の名曲の分析のテレビ番組の書籍化。 この番組は見たことなかったのですが、この番組の書籍化は厳しすぎる… コード進行をテキストで見せられても頭の中に音が響かず、曲のすごいところが伝わらない。何となくすごいコード進行なのだろうけど、響かない… 動画を伴って見たいですね。 しかし、尾崎豊の卒業の「卒業すれーばー」のソ#がすごいのはよく分かる。一音で曲の印象がガラッと分かるね、、確かに

    0
    投稿日: 2018.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今いちばん気に入っている音楽番組がBS12で放送中の『ザ・カセットテープ・ミュージック』です。周囲に観ている人は誰もいないし、存続していけるのだろうかと心配していたら、衛星放送協会オリジナル番組アワードでバラエティ番組部門の最優秀賞を受賞したのだそうで、なんと嬉しいこと。その番組を丸ごと書き起こしたのが本作です。 マキタスポーツとスージー鈴木、ともにアラフィフのふたりが、カセットテープに入れるとしたらという前提で80年代の曲を中心に3曲ずつ選びます。ほとんど邦楽だけど、ごくたまに洋楽が入ってくるのも面白い。 「肉じゃがに急にパクチー放り込んだみたいな感じ」とか「フレディ・マーキュリーがレオタードで歌っているみたいな感じ」とか、例えもめちゃめちゃ楽しく、今は小学校で歌われている曲についても、子どもがこの歌を聞いてわかるのかという話になり、「焼酎を喉が潰れるぐらい飲んでからじゃないとわからんだろう」に爆笑。 毎回ギター片手にコード進行の妙についても説明してくれます。コードの話はまったくわからない私なので、あくまで番組を観たあとにあの楽しさを思い出したくて読む本。番組未見の人がこれを読んで楽しめるかどうかはわかりませんが、時代的にハマる人ならまず一度観てください、そしてこの本を読んで思い出し笑いしてください。 音楽好きのオッサンの解放区という触れ込みですが、オバハンだって楽しい。

    0
    投稿日: 2018.09.22