
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相馬いと 青森県北津軽郡板柳町に住む高校一年生。地元でも「は?」と聞き返されるほどの濃厚な津軽弁を話す。列車で一時間もかかる青森市のメイドカフェでアルバイトをはじめる。祖母譲りの津軽弁を話す。 工藤優一郎 津軽メイド珈琲店の店長。外ヶ浜町蟹田の出身。東京のカフェで働いていた。オーナーの成田に声をかけられ、「津軽メイド珈琲店」の店長となる。逮捕直前の成田から店を譲らる。 葛西幸子 いとの第一印象は「おっかね」。三十あたりに見えた顔がメイクで二十歳そこそこまで若返る。客の前では年齢を五歳サバ読みして、二十二歳のフリーターとして通している。小学生の娘がいる。幸子が焼くアップルパイは「津軽メイド珈琲店」の看板メニュー。 福士智美 幸子曰く、「青森一のバカ」。店の看板を描いた。本物の二十二歳。フクシサトルのペンネームで月刊青年誌の奨励賞を獲った。漫画家志望。合浦の実家からスクーターで通勤している。いと曰く「心にオヤジば飼っでる」。 成田太郎 「津軽メイド珈琲店」の創業者。「オーナー」と呼ばれている。「トド」と形容されるほどの肥満体。鯵ヶ沢出身。工藤がいとを面接で落とそうとしたが、成田が採用を決めた。いとを「わぁの秘蔵っ子」と呼ぶ。ビーチ・ボーイズの曲を愛聴している。自身の会社の有限会社ナリタエンタープライズでの活動が薬事法違反で検挙される。逮捕前に「津軽メイド珈琲店」の権利を工藤に譲り、店の存続を託す。 対馬美咲 いとのクラスメイト。早苗の親友。いとが早苗に話しかけたことがきっかけで仲良くなる。南津軽郡藤崎町在住。 三上絵里 いとのクラスメイト。早苗の親友。いとが早苗に話しかけたことがきっかけで仲良くなる。南津軽郡藤崎町在住。 伊丸岡早苗 いとのクラスメイト。いとが住む板柳から三駅先の五所川原に住んでいる。いとが意を決して五能線の車内で最初に声を掛けた同級生。いとほどではないが津軽訛りが濃い。 相馬耕一 いとの父。弘前市内にある大学に勤めている。 弘前市内にある国立大学の文学部教授。教え子の学生達を自邸に招いたり、いとの友人達を車で送って行ったりする世話好きな性格。 相馬ハツヱ いとの祖母。七十七歳。津軽三味線の名手。ヴァン・ヘイレンをこよなく愛している。純粋で古典的な津軽弁の話し手。二十歳で津軽半島西部の小泊から相馬家に嫁いできて以来、半世紀あまりを平野の中のりんご産地で暮らしてきた。 相馬小織 耕一の妻でいとの母親。故人。十一年前、乳癌によりわずか三十二歳で他界した。弘前市で生まれ、弘前育ち。地元の大学に進み、八つ上の研究員と知り合った。その研究員の板柳の家に遊びに行き津軽三味線のうまい婆さんと出会う。その三味線の音に惚れ込み、弟子を取らない主義の婆さんを口説き通いの弟子になる。二十五歳のときにその研究員と結婚して、いとを産んだ。 青木大 店の常連客。いとが倒れざまにバックハンドエルボーを叩きつけた相手。「メイドカフェ廃人」のひとり。つがる銀行新町支店法人営業部部長席付。津軽メイド珈琲店と銀行との交渉の場に現れる。部下の田中と上司の支店長を言いくるめて融資の継続に漕ぎ着ける。 樹里杏 幸子の娘。 山本駿介 店の常連客。「ゴールドのポイントカードを持つメイドカフェ廃人」のひとり。千葉県出身。いとが高校の社会科見学で訪れていた三内丸山遺跡で、自身の教え子達を引率していたところと鉢合わせしてしまう。高校教師。 栗原 店の常連の大学生。 藤沢 店の常連の大学生。 赤平凛 店の常連客。「津軽メイド珈琲店」近くの信販会社に勤めている。 鳴海佳奈子 店の常連客。「津軽メイド珈琲店」近くの信販会社に勤めている。 金田哲也 青森市の貿易会社・春珍堂社長。 田中 津軽メイド珈琲店を担当するつがる銀行の法人営業部。
1投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログひたむきに努力するいとちゃんがとってもキュートで応援したくなった。メイド喫茶のアルバイトを通して、性格が明るくなって、自分の殻を破っていくいとちゃんの伸びっぷりが眩しい! 個性豊かにメイド仲間も、いとちゃんを優しく見守る友達も、みんな良い人たちで読んでいてほっこりした。メイド×津軽三味線って意外な組み合わせだけど、ギャップ萌えだなぁ、、
6投稿日: 2025.07.24
powered by ブクログhttps://x.com/apophylite_/status/1891778825454854322?t=gZglTlL3GQzJlEJbbP8Gkg&s=19
1投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログ主人公がなかなかに魅力的。 どこが魅力的かと問われると難しいけど、完全無欠の完璧超人よりも愛嬌のあるドジっ娘の方が母性本能くすぐられて見守ってあげたくなる。 周りの人もみんなそれを理解してて見守りムードに入ってるのがまた温かい。 時々コミュ強モードに突入するけど、真のコミュ障は成長してもそんなこと出来ないとフィクションにツッコミを入れてみる。
0投稿日: 2025.02.22
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とても面白かった。 青春だなぁと感じながら、普通に感動しながら読んで、泣けました。 幸子も智美もいいお姉さんで、店長はいいお兄さん?で、オーナーは意外な優しさ。 お客さん達の以外なら登場や、リニューアル時の協力体制など、平和な空間でなにより。 暗い話があまりなく、読後爽やかな気分になりました。 2.3部とあるようなので、次巻以降も楽しみです。
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ主人公に魅力があり、展開が楽しみにになる内容だった 主人公の祖母が、また良い味というか、予想の斜め上をいくような味があった 主人公の成長、周囲の人物との関連、舞台となる店、市町の描写は丁寧で良かった 続きを読んでみよう
5投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ三味線を弾く場面での感謝する回想はなかなか良いです。ページ捲るとハツエ五十音出てて笑った。カプチーノの発音完璧も、翻訳してまた笑った。三味線壊れても耕一とハツエとグッジョブ。税理士の経営学に津軽三味線にキチンとリサーチする結果だと思う素敵でした 青木さん山本さんと同級生に家族の様な従業員にしっかり残りました でラストが最高だったって事 あとは津軽弁は本当に奥深いです
13投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログなかなかにして、面白い作品です! 最初からナマリ全開のスタートに、おっちゃんは驚きましたが、すぐさまフォローの一文があるから、ちゃんと読み切りました。 すべてが奇想天外な組み合わせ、それでも同じ国での出来事。表現の奥深さ、その地方ならではとはいえ、楽しませてもらいました。 とはいえ、 「いとっち、かに!」(p260) 緊迫してるシーンで、これは…なかなか馴染むに時間が…
4投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログ主人公がかわいくて ドジなところもまた魅力的で 周囲の人に見守られて成長していく姿がよかった 嫌な人が出てこない 後味のよい作品
10投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログ濃厚津軽弁、人見知り、ドジっ子、ネガティブ女子高生いとは、メイドカフェのアルバイトを始める。 コンプレックスの塊の少女が周りに見守られながら一歩ずつ前に進み、得意の津軽三味線でお店の危機を救えるのか!? という王道青春物語展開が熱い。こういうの大好きです。
0投稿日: 2023.07.20
powered by ブクログ津軽弁を駆使するアイドルといえば、王林ちゃんですね。訛りを〝売り〟にすることは賛否が割れるところでしょうが、彼女は単に素を晒している気がして、好感をもっています(個人の感想です)。 話が逸れましたが、「皆さ〜ん、津軽弁を駆使する〝推し〟にしたい〝いと〟ちゃんの登場で〜す!」(2011年作品で今更遅いのですが‥) 本書は、青森市の「津軽メイド珈琲店」でバイトを始めた高1女子・相馬いとの成長物語です。 青森のローカル線の車窓風景、豊かな自然、満載の津軽弁、人同士のつながりの温かさがふんだんに描写され、特色あるいい味を出しているように思います。 これらに加え、メイド喫茶&津軽三味線が重要なキーワードであり、スパイスが効いています。 読み始めこそ、いとの「お、おがえりなさいませ、ごスずん様」などと、濃厚過ぎる津軽弁にワザとらしさを感じましたが、成育歴もあり深刻な悩みであることが明かされ、親近感と愛おしさが湧き上がり、世のオジ様たちは〝推し〟にしたくなりますよ、絶対! 素朴で素直でも悩み多き思春期のいとが、祖母や父の愛情を知り、バイト仲間や友人との関わりの中で、コンプレックスを克服し、お店の役に立ちたいという自己有用感が、前向きな姿勢に変容させるんですね。いいなぁ‥。 津軽弁と津軽三味線を否定せず、自分の中に取り込み、しっかり向き合うことで個性が輝いていきます。思った以上に深みがあるなぁ。うん、うん。 本書のタイトル「いとみち」とは「糸道」であり、三味線を弾く際に指の爪先にできる糸の通り道となる溝のことで、三味線を弾くには、なくてはならないモノだそうな‥。 本書の続編、「二の糸」「三の糸」もあるようで、いとの更なる成長が見られるようで、気になります。
37投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログ津軽の方言が前面に出ていて新鮮だった。メイドを通じて、自分の内気な性格を少しずつ克服し、家族とより向き合うことができたいとを羨ましく思う。実際にいとの津軽じょんがら節を聴いてみたい。
2投稿日: 2022.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2022/6/9 これは映画化でしょう。 表紙の絵にもなってるけどビジュアルがすこぶるいいじゃない。 ちっちゃいメイドの魂の津軽三味線。 トドのオーナーまで悪い人ゼロのあったかストーリー。 仲良くなった同級生と何かトラブルがあるのかと邪推しちゃったよ。 すっぱりさっぱりみんないい子でした。 ダメな大人ですいません。 ばあちゃんの津軽弁でひと笑い取れるし、三味線のロック聴きたいやん。 ヴァンヘイレン。 映画化やろ。
2投稿日: 2022.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画化もされているらしい越谷オサムの代表作と言っていい1冊だから間違いないと思っていたら、やっぱり期待を裏切らない王道青春小説。 メイドカフェに三味線、津軽三味線にヴァンヘイレンにビーチボーイス、こんな素材を組み合わせて色物感のない直球の青春小説を書けるのだから、越谷オサムはやっぱスゲーわ。 登場人物にワルいヤツがいないのも良い。好人物ばかりなのに嫌味がないのも良い。 凝った展開や技巧をこらした謎解きみたいなものはないけど、お手軽に読めて元気がもらえるこの本は、活字疲れした時、なんかスッキリしたい時などにぴったり。 越谷オサム読んで元気出していこうぜ!
0投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログ面白かった!5〜6年近く積読してたんだけどもったいないことしたな〜 平凡な話だと言われたらそれまでなんだけど、人間に対する愛情みたいなのがめいっぱい詰まってて、読後感も爽やかでとても良い本だった。続編あるみたいなので楽しみ!映画も見たい!
0投稿日: 2022.01.04
powered by ブクログバリバリの津軽弁を話す女子高生が メイド喫茶で働き始める。 つかみは大胆だけど メチャ青春物 好きだなぁこんな感じ 一気に引き込まれて 脇目も振らず 完読
0投稿日: 2021.10.27
powered by ブクログ青森の女子高生いとは、週末メイド喫茶でバイトすることになった。しかしばりばりの津軽弁が抜けず「お帰りなさい、ご主人様」と言えず、「おがえりなさいませ、ごスずん様」としか言えない。しかも超人見知り。意外といい人の店長やユニークな同僚たちとのお仕事は・・・ こだおもじどがっだ(正しい津軽弁ではたぶんない) 映画化されたというので期待せずに読んだ。 引っ込み思案ないとの内面、成長。津軽三味線の達人のばあちゃんと、もう一年も三味線に触ってないいと。ストーリー展開もキャラクターもとっても良かった。まさにハートウォーミング。
0投稿日: 2021.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
青森にある津軽メイド喫茶を中心にした物語。 人見知り高校生いとがメイド喫茶になりたいという理由だけでメイド喫茶で働く。 オーナー逮捕で店がなくなるピンチを堂乗り切るか、父親と将来をめぐっての喧嘩、三味線を勧めてくる祖母との微妙な距離感など思春期高校生が頑張っている。 映画化もされたので機会があれば見に行きたい #映画化 #越谷オサム
1投稿日: 2021.07.05
powered by ブクログ「方言」が魅力的な作品として、オススメされていたので購入。 「相馬いと」という津軽訛りの強い女子高生が、人見知りを矯正するため、メイドカフェで働き始める話。 癖のある登場人物ばかりだけれど、中身はみんな優しい心を持っているため、読んでいるとほっこりさせられる。
1投稿日: 2021.06.13
powered by ブクログ祖母仕込みの津軽訛りもあって、引っ込み思案で人見知りな高校1年生のいと。 積極的になりたいと始めたバイトはメイドカフェ! 初日からどうやって仕事を辞めようか逃げ腰のいと。 「ご主人さま」って言える日はやってくるかな? ←「ごスずん様」になっちゃう。 ☆バイト先の社会人お仕事仲間が、マンガ家志望、シングルマザー、訳あり都落ち店長、怪しいトドオーナー。みんな気がいい。 ☆ばあちゃんがロックでかっこいい。 ☆青森、行きたいな!津軽弁がいい。 ☆映画のフライヤー、パッと見ただけだけど、メイド服はもっとクラシックな方がいいと思うの。動くとまた雰囲気変わるかな?
2投稿日: 2021.05.31
powered by ブクログ「メイド服が着たい」それだけの動機で、青森の津軽メイド喫茶でアルバイトを始めた、相馬いと。津軽弁が抜けず、失敗ばかりの中、シングルマザーの幸子、漫画家志望の智美とメイド喫茶を盛り上げていく。 正直なところ、キャラクターの立ち具合が微妙なところが気にはなったものの、祖母でヴァン・ヘイレン好きのハツヱから津軽三味線を習い、最終的に三味線とメイドを出会わせるまでのストーリーは、大きな起伏はないものの、読ませるものがある。 本作のメインの部分は、三味線でも友人に見つかってしまうことでもなく、初めてのバイトでうまく行かないメイド喫茶での、いとと二癖はある他のキャラクターなのだが、全体に印象が薄いのは、キャラクター設定に起因するのではないかと思われる。 解説に、携帯電話向けサイトのライトノベルとして書かれたということが記載されており、2000~2010年あたりの、ダラッとした女子高生を描いた作品群の一つとして埋もれてしまうかもしれないものではあるが、三味線という小道具に繋がったところで光明が見えた感がある。 ところが、そこで終わる(始まりも同様)のだな。 で、続編が出ていると。ちょっと探してみますかね。 なお、楽器が出てくる作品なので、評価甘いです。
0投稿日: 2021.03.02
powered by ブクログ津軽訛りで内気な女子高生がメイド喫茶で働きはじめ、津軽三味線のミニコンサートをするお話 ロリ黒髪ストレートロング内気ドジっ子方言訛りで津軽三味線って、作中でも突っ込まれているけど色々と属性を詰め込んできたなぁ しかも中学生の時に津軽三味線の大会で賞をもらったものの、演奏時に股を広げてものすごい形相で弾いていた事を知って以降は離れていたというコンプレックス持ち これはもう数え役満でしょ(笑) 他にも 先輩メイドでアラサー子持ちだけどアップルパイを焼くのが上手な幸子 漫画家志望で自称ナイスバディの典型的なメイドの智美 キレイな標準語でお店の経営やらきっちりしているけど、過去に何かあったらしい店長 怪しげな商売をしている成金オーナーな外見とは裏腹に、メイド喫茶に関してはクリーンなコーラ大好きデブオーナー キャラが立ちすぎてる程にはっきりしている そんな典型的なラノベ要素満載なのに、読んでみると主人公の相馬いとの精神的成長物語であり、学校や家以外のサードプレイスの獲得物語でもあり、自己肯定物語なんだよな 普通に人とコミュニケーションを取りたい、標準語を話せるようになりたい、メイド服を着てみたいという望みを叶えるために勇気を出して選んだ方法がメイド喫茶のアルバイト しかも青森で メイドカフェの定型句「お帰りなさいませ、ご主人様」が、いとが言うと「おがえりなさいませ、ごスずん様」になってしまう どぎつい訛りのおばあちゃんに育てられたために訛りにコンプレックスを抱くいと 同級生も軽く訛ってはいるものの、いと程ではない ま、うちの地元もそうだけど、女子高生だろうと訛ってるのが田舎の普通と思っていたけど、違うのか? ってか、言葉に濁点が少なすぎる 表記通りに発音すると、「訛ってるとしたら、ここは濁点の発音だろ?」と思うところがかなりある 「ぁぃぅぇぉゃゅょ」の発音も足りない あと、おばあちゃんの言葉もすべて記号で表記されているのが何だかなぁとも思う バラエティ番組的なノリなのかね? と思って読んでいたら、巻末におばあちゃんの発言の記号と対応する五十音表があった 難解だけどちゃんと意味のある言葉を発しているということなんだろうけど、方言のニュアンスを文章力で伝えられないという作家の力不足なんじゃないか?とも思う ただ、方言に関しては、あまりリアルに描写すると一般読者はいとの言葉ですら注釈が必要になるレベルだろうし だからといって、おばあちゃんのセリフだけそんな描写しても地元民ですら聞き取れないという描写をどうするかという事になるしなぁ これくらいの表現が適度なくらいなのかもしれないね 読む前に抱いていたイメージとしてはマンガの「ましろのおと」みたいに三味線の話かと思っていたけど 実際には女子高生がアルバイトを通じて精神的な自己成長をするお仕事小説だった 作中で気になったところは おばあちゃんが好きなヴァン・ヘイレンに、オーナーが好きなビーチボーイズ(オーナーは訛っているのでビーツィボーイズと言う)共にアメリカ西海岸という共通点 雪が降らない土地の音楽 うちの地元もそうだけど、冬はほぼ毎日曇天という環境だからこそ惹かれるというのにはなんとなくわかる気がする 「陽だまりの彼女」で越谷オサムの印象は良くなかったけど、これを読んで変わった なかなか良いではないか とりあえず、いとが高校三年生までのあと2作があるようなので引き続き読む あと今年、映画が公開されるようだ 是非見に行きたいなぁ
0投稿日: 2021.02.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友人に紹介されて読んだが、こんなに津軽弁多用して大丈夫か⁉︎というか印象に始まり、三味線がなかなか出てこない事に戸惑いつつも最後で一気に盛り上げてくれた!
1投稿日: 2020.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途上人物は逮捕されたオーナーも含めて愛らしい。津軽弁も津軽三味線も何かほっとさせるものがある。津軽に行きたくなった。
0投稿日: 2020.10.04
powered by ブクログ人見知りでシャイな主人公「いと」が人生を掛けて初アルバイトを選んだのがメイド喫茶 しかも、メイド喫茶がある場所は青森の津軽! 田舎ならではの偏見と津軽弁が飛び交う店内、地域密着のメイド喫茶 秘密兵器として投入した「いと」は初々しさと標準語が話せなさに早くもファンクラブ設立! しかし、親&親友に秘密にしていたバイト先がばれてしまった・・・さぁどう乗り越えるのか 突然のオーナー逮捕⁉今後のメイド喫茶の行方は如何に。。 巨漢のオーナー、しっかり者の店長、シングルマザーでアップルパイの達人幸子、お調子者の博美 派手さはないですが物語が面白い。。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ いちばんゆるい読書会In町田 第一金曜日の夜に読書会を町田にて開催していまーす。。 参加資格は・・・本が好きなこと以上! 持参した本を紹介するのではなくメンバー同士本の貸し借りを するのが特徴の読書会です。。 気になったあなた!ご連絡してくださーい。。 megumegu0753@yahoo.co.jp 「読書会希望」と書いてメールお待ちしています^^ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
5投稿日: 2020.09.26
powered by ブクログこれまで自分に自信がなく、常にオドオドしている相馬いと。青森県の高校入学を機にシャイな自分を変えるべく土日をカフェでアルバイトする、しかもメイドカフェ。失敗ばかりで先輩のお姉さま方から弄られる始末でさらにオドオド。オーナーが薬事法違反で逮捕される試練を経験する。メイドカフェの客、店の全員でメイドカフェの再建に取り組む。最後の仕上げが、いとの津軽三味線のロックバージョン。いとは過去に津軽三味線特別賞を受賞経験を有する。津軽三味線の肝心要は「糸」。いとの名前の由来に後押しされ、全力で弾くロックは涙もの!
15投稿日: 2020.09.23
powered by ブクログ激しいストーリーの展開はないけれど、新しい環境に飛び込んで行く時に 誰もが感じる戸惑いとか、周りにとけこめない寂しさとか、共感できるところが沢山。 主人公のいとちゃんは本当に可愛くて 応援してあげたくなってしまう。
2投稿日: 2019.07.17
powered by ブクログ津軽弁がコンプレックスで友達作りが苦手に感じている高校生いとちゃんが、メイドカフェでバイトを始めるお話。 派手な起承転結はないけれど、なんだか安心して読めるほっこりストーリーでした。 主人公を応援したくなります。
1投稿日: 2019.03.10
powered by ブクログ越谷オサム2作目。 ほっこりほろっとする。 主人公いとの名前の由来と本のタイトルのなぞ、津軽弁の柔らかさ。父と娘、祖母と孫の仲。 友だちとの関わり合い。青春。 自分のコンプレックスを克服するために始めたバイト先のメイドカフェに来る、自分と同じような気弱なお客さんとの関わりから成長していく話。
2投稿日: 2018.11.18
powered by ブクログ主人公相、馬いと、津軽訛りが激しく、人見知りも半端ない。 高校入学と時を同じくし、人見知りを直すため、バイトをはじめることに。 それが、メイドカフェ、 ドジでおっちょこちょい、しかも、標準語が話せない・・・ シングルマザーの幸子や、お調子者の智美らに支えられながら成長していく・・ そんなメイドカフェに存亡の危機がせまる・・ 店長をはじめ、皆はこの危機をどう乗り切る?!
1投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ越谷オサムの音楽ものは面白いや。なんだか音が聞こえてくるのよね。とても心地が良い。そして赤に白と黒のラインが入った「ヴァン・ヘイレン」モデルの三味線も欲しい。もちろん弾けないけど。
1投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログ舞台が2度訪れたことのある青森市内ということもあり、街の様子が思い浮かぶ。いとや他の登場人物の津軽弁を読むと『壬生義士伝』の主人公・吉村の哀愁を帯びた温かい台詞を思い出す。本書のストーリーもいとの純朴さが際立って良い。メイドカフェで働く津軽弁の女の子が奏でる津軽三味線、続編も読みたいぞ!
1投稿日: 2017.08.14
powered by ブクログいとみちシリーズの完結編である三の糸まで読んだ後で感想を書くのだけれど、一巻だけの時点では、あまり面白くなかった。 半歩しか前進していないようなスローすぎる展開にちょっと退屈してしまう。越谷さんは2冊目なのだけれど、ラノベ派ではない私にはギリギリ読める範囲。だけど、このいとみちは、メイドカフェで津軽弁、三味線の天才的な腕前と少しわざとらしすぎて、好き嫌い分かれるかと思います。 そして、なんといっても、不自然すぎるほどのきつい方言。もしかしてと見たら、やっぱり作者さん東京出身なんですね。東京出身の方は、たまに方言に憧れが強すぎる方がいますものね。
1投稿日: 2017.02.18
powered by ブクログ初・越谷オサム。なかなか良かった。 これまで、何度か手にはしたのですが、何と無く読むところまでは行かず。カタカナ名のためかな。 解説にラノベにしては温順しく、一般にしては大袈裟などと書いてありますが、確かにそんな感じです。でも、今はもう主流になりつつあるかもしれません。 お婆に育てられきつい津軽弁に悩む女子高生がメイド喫茶で奮闘する話。主人公は可愛いし、周りのキャラも良くて楽しめました。
1投稿日: 2017.02.15
powered by ブクログ相馬いと。青森の高校に通う16歳。人見知りを直すため、思い切ってはじめたアルバイトは、なんとメイドカフェ。津軽訛りのせいで挨拶も上手に言えず、ドジばかりのいとだったが、シングルマザーの幸子やお調子者の智美ら先輩に鍛えられ、少しずつ前進していく。なのに!メイドカフェに閉店の危機が~。初々しさ炸裂、誰もが応援したくなる最高にキュートなヒロインの登場です。
1投稿日: 2016.11.05
powered by ブクログドジだけど一生懸命ないとがほんとにかわいい! 出来ないことを1つずつ乗り越えていく姿や店の人、お客さん、家族、友達との絆にほろりとしたり。 素敵な小説でした。
1投稿日: 2016.10.12
powered by ブクログ津軽に住む女子高生の相馬いとが選んだバイト先は青森市内にあるメイドカフェ。彼女は祖母譲りのバリバリの津軽弁なので、「おかえりなさいませ。ご主人様」のあの決まり文句が言えず‥。 津軽弁のメイド、と言う異色の設定で、カフェの同僚や客のオタク族も異彩を放ちコミカルにお話が展開します。彼女の祖母の方言は純粋な津軽弁とても翻訳できないので、話言葉が記号で記されているのもびっくりします。しかし、この祖母は津軽三味線の名手なのでした。この三味線がこの話に深く関係します。いとちゃんのファンが急増中とでもいうべき小説。この続きが気になります。
1投稿日: 2016.07.28
powered by ブクログ相馬いと。 青森の高校に通う16歳。 人見知りを治すため、思い切って始めたアルバイトは、なんとメイドカフェ。 津軽訛りのせいで挨拶も上手に言えず、ドジばかりのいとだったが、シングルマザーの幸子やお調子者の智美ら先輩に鍛えられ、少しずつ前進していく! なのに!メイドカフェに閉店の危機が、、、。 初々しさ炸裂、だれもが応援したくなる最強にキュートなヒロインの登場です。
1投稿日: 2016.06.08
powered by ブクログ越谷オサムのいとみちを読みました。 相馬いとは小柄な高校一年生です。 純粋で古典的な津軽弁の祖母ハツヱに育てられたことから、濃厚な津軽弁を話します。 ハツヱの指導で津軽三味線を習っていて、ジュニア部門で審査員特別賞をもらったこともあります。 いとは人見知りを克服するために青森駅近くのメイドカフェでアルバイトすることにします。 しかし、「おかえりなさい、ご主人様」という言葉もちゃんと発音出来ず、「ごすズんさま」になってしまいます。 また、革靴を履いたことがないのですぐに転んでしまう、あがり症ですぐに固まってしまう、メイドカフェ名物のオムライスにケチャップで描く絵もうまく描けない、何かあるとすぐに涙が出てしまう、ということでメイドカフェをアルバイトに選んだことを後悔するのでした。 しかし、そんないとを気に入ってくれる客たちがいとを盛り上げてくれます。 先輩メイドの指導や励ましもあり、いとはメイドカフェのアルバイトを続けていくのでした。 最後には、いとがメイドカフェのお客様たちに津軽三味線の演奏を聴かせるイベントが開催されるのでした。 そうそう、最後に出ていたハツヱ50音表にはウケました。
1投稿日: 2016.03.09
powered by ブクログまたもや越谷オサム。またもや面白かった。 無理のない物語の中に、ほんわりと人間の優しさと強さが入っていて、気軽に読めて、読んだ後にホッとできる。楽しかった、可愛かった、いとちゃんの三味線、聞いてみたいねぇ(なんだか実在する人物のように思えてくるから不思議)。
3投稿日: 2015.12.04
powered by ブクログ「陽だまりの彼女」から作者繋がりで購入。はじめは、いとちゃんの津軽訛りによる人見知りな性格に苦い思いをしながら読み始めた。津軽弁がコンプレックスで言葉につっかえるなら、津軽弁を標準語に直そうとせず、堂々と話せばいい。津軽弁を直したいのなら、テレビやラジオで標準語を学べばいい。できる環境にあるのにそれを行わないのは怠慢だ、なんて思っていた。読み進めていくうちに、いつの間にか津軽メイド喫茶が大事なものに感じられ、いとちゃんと一緒に泣きそうになっていた。智美の過去を知り、幸子の境遇を知り、みんなで旅行に行った頃から、愛しさみたいなものが溢れて堪らなくなった。うまく「お帰りなさいませ、ご主人様」が言えなくてもいい。緊張してドジばかりしてもいい。智美さんが、幸子さんが、店長が、常連のみんながいるこの場所を守りたい。
1投稿日: 2015.11.22
powered by ブクログ青森に生まれ、祖母と父に育てられた引っ込み思案で方言の強い女子高生"いと"。親に内緒で、人見知りな弱点を克服すべくメイド喫茶でアルバイトを始める。標準語を使いこなせなかったりいろいろうまくいかないこともあるが、温かい人たちに囲まれながら成長してゆく、そんな物語。 良くも悪くも同著者らしい安定感・安心感。今までより一回り広い世界に飛び込んだ時の不安が沸々と蘇ってくる。でも、そんな不安だらけの中での生活が今思えば一番充実していたのかも…?と、そんな気持ちになる話だった。 主人公を見て、自分も頑張らなくちゃ、一番充実するのが「これから」になりますように。と思えるような小説。
1投稿日: 2015.10.18
powered by ブクログ相馬いと、16歳。内気で人見知りな性格を直そうと、始めたアルバイト先はなんとメイドカフェ。真面目な店長、シングルマザーの幸子、お調子者で漫画家志望の智美、そして強烈な個性派のオーナーに囲まれて、成長する姿を描く青春小説。 いとのキャラクターがなんともかわいい。智美曰く「萌え記号の詰め合わせ」。ラストシーンの彼女の単独三味線ライヴは応援せずにはいられない。
0投稿日: 2015.08.01
powered by ブクログ越谷オサムの青春ストーリー。 著者作品は、テイスト的にはあまり好みでないものの、だからこそたまには…と、つい手が出てしまう。 明確なキャラクター小説であり、設定勝負ともいえる当作は、まさにその典型。 抵抗はほぼなく、登場人物がウォーミング過ぎる点くらいか。 読み易くわかり易い、時々読書する人に薦めるのにとてもよいエンタメ作品。 続編も期待。 3
0投稿日: 2015.07.16
powered by ブクログいやー面白かった。 一人の高校生の女の子が頑張る話。 舞台は青森。 優しい世界でがんばる女の子を見守るのが楽しいお話。
0投稿日: 2015.07.12
powered by ブクログ「お、お、お・・・・・・、おがえりなさいませ、ごスずん様」(相馬いと/『いとみち』)訛りがひどく読みにくいなぁと最初感じていたのが、いつの間にか自分の言葉も若干訛っていたw いとの視点で描かれながらも、第三者の語りが混じっているせいか、いとの気持ちになりながら、いとを見守る気持ちにもなる。少し頼もしくなったいとが、今後どう活躍するのか、二巻が楽しみ。
0投稿日: 2015.05.29
powered by ブクログあらすじから想像がつく展開のまま終わったけど、主人公の心理描写や登場人物の魅力がしっかり描かれていて、いい小説だった。祖母がヴァン・ヘイレン好きな津軽三味線奏者ってのが斬新で面白かったw
0投稿日: 2015.05.24
powered by ブクログキャラ重視のライトノベル系かと思いきや、三味線シーンの緊張感や津軽弁の雰囲気、おばあちゃんの魅力など、いろいろ見せ場があって面白かった。 負の要素が無い作品なので、息抜きに読むにはちょうどいいと思います。
0投稿日: 2015.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人見知りを治すために、メイドカフェでアルバイトすることになった相馬いと。なまりがひどく、ドジでもあり、周りから見守ってあげたくなるキャラクター。先輩のアルバイトなど店の人やお客とのやり取りを通じ、少しずつ変化し始める。軽い文体であり、それにいとをはじめとする登場人物たちのそれぞれの悩みも親近感がわき、サクサク読める。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログ引っ込み思案で臆病な女の子の青春小説。 読んでいて思わず応援したくなる主人公のいとは、自分の性格を変えるために、あと、可愛いメイド服を着たいが為に、メイド喫茶でのバイトを始める。 そんないとが可愛くて可愛くてしょうがない。ロリメイドなのに男勝りな三味線弾き。方言女子でドジっ娘。どんだけ属性積むのかって感じですけど、読んでてすごく楽しい作品ですね。 ていうか周りの人々が結構、波乱万丈。だからこんなに優しくて、懐が深いんでしょうね。 今後が気になる終わり方でもありますが、単体としても楽しめますし、長くないので本を読むのが苦手な人もサラッと読める作品ではないでしょうか。
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログかわいい主人公が、成長していく様子が、 描かれていて、読み終わった後すごく 暖かい気持ちになれました。 もし、娘が出来たらこんな子になってほしいなと思う主人公でした!
0投稿日: 2015.01.18
powered by ブクログ内気でひどい津軽訛りで津軽三味線奏者の女子高生が、青森のメイド喫茶で働き、成長していくという話。 メイド喫茶、家族、友人の要素で構成されており、個人的にはちょっと電車男的なノリも感じた。 主人公以上に訛りが強いおばあちゃんの台詞は日本語で示されていなかった、気持ちは分かる…w 同じ著者の小説「陽だまりの彼女」が映画化されたが、俺は話はこっちの方が面白かったし、映画化してほしいと思った。 最後の解説にてラノベを意識して作られていることが書かれていた、言われてみれば確かに設定を盛り過ぎな感はある気がする、まだ現実的ではあると思うけど。 既に二巻分続きがあるらしいが、ラノベで考えると続きは読まなくてもいいかなぁ、これはこれで完結している気がするし、とりあえず保留。
0投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログ読み始めから大筋のストーリーがほぼ分かってしまう展開だが、個性的なキャラクター達、特に主人公であるいとへの好感ですっかり感情移入してしまう。 時に爆笑を誘うユーモアやホロリとくるエピソードが散りばめられさらさら読みました。 クライマックスでのコンサートシーンは青春群像劇の王道ですね。 続編も是非読みたいです。
0投稿日: 2014.11.13
powered by ブクログ人見知りの女子高校生がメイドカフェで働く。あいさつがまともにできない主人公が徐々に成長していく姿が描かれる。カフェの仲間・常連客、高校の友人、そして家族。それぞれ丁寧に描いているから読みやすい。でも、やや物足りなさも感じる。恋愛がからんでないからかもしれない。続編があるみたいなのでそちらで期待か。それにしても、著者はビーチボーイズが好きなんだなと思わせる箇所がちらほら。陽だまりの彼女も読んだ人はニヤッとするはず。
0投稿日: 2014.11.04
powered by ブクログ表紙買い。本当は『陽だまりの彼女』のほうが表紙がかわいいなあと思ったけど、あんまり恋愛ものは読みたい気分じゃなかったので、こっちで。 主人公の設定はかわいいし、独創的だと思う。けど、ストーリーの展開が「困難を抱えた主人公が、周りの人と関わり合いながら、成長していく」っていうありきたりなもので。まあ、悪くないんだけど(私だってこの設定で文章を書けって言われたらこの展開以外に思いつかないし)、私が求めているのはこういうのじゃなかったなあ。
0投稿日: 2014.07.12
powered by ブクログ「∽∽◆◎∫△◻︎√○……」 はい。 大人になればなるほど身に沁みる言葉。 セリフの前後で読ませるセリフはおもしろい。 気分爽快で陽だまりより気に入った。
0投稿日: 2014.07.11
powered by ブクログ青森の方言少女、いとちゃんの青春成長物語。 ちょっとうまくいきすぎな面もあるけど、全体的にいとちゃんが頑張っててよかった。 他のキャラクターも立ってたし、先輩メイドの幸子親子にはすこし泣かされそうになった。 続きがあるから読みたい!
0投稿日: 2014.07.07
powered by ブクログ青森の高校に通う16歳。同年代では聞き取ることが難しい 濃厚な津軽弁をしゃべり人見知りで泣き虫な相馬いとが 人見知りを直すため青森市にある『津軽メイド珈琲店』に 通いだす・・・。人見知りのいとのほんわかとした 日常の中にある出来事や人それぞれに持つ悩みなどの 非日常が描かれています。いとをとりまく親族や バイト先の人々、同級生み~んな読んでて和むくらいいいひと達。 ドジで泣き虫な‘いと’ですが芯の強さも垣間見られ読んでる こっちもがんばれ!そう!そこが‘いとっち’のいいところだ! なんて応援したくもなってしまいます。ほんわかとなごむ 一冊ではないかと思います。
0投稿日: 2014.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前、強烈な津軽弁が目に入った瞬間にそっと本を閉じてそれ以降、ずっと放置をしていた。三の糸が出たので順番に読む事にしたがやはり、訛りというか方言がきつい。しかし、健気でマジメな性格のいとの姿を見ていると可愛い。方言を話すメイド喫茶のメイドさんって良いなと思う。方言という日本語の文化を絶やしたくないとすら考えてしまう。私自身も方言がかなり出るのでいとの気持ちもわかる。会話で標準語を話すというのは難しい。
2投稿日: 2014.05.08
powered by ブクログ越谷オサムさんといえば、映画にもなった『陽だまりの彼女』があたらしいけど、こっちが気になったので読了。 人見知りを治したくてアルバイトを始めた女子高生・いと。そのアルバイトがいわゆるメイド喫茶だけど…といういわゆる成長物語。で、表紙にも出ている三味線も物語でのツールとして不可欠なものになります。 アルバイトを通していとは、上手に接客ができなかったり、ミスが続いちゃうけど、周りの人たちがたくさんフォローしてくれます。一生懸命さが伝わるから応援したくなるんでしょうねえ。 「辞めたいなあ」と思っていたけどそこから逃げず、そして『そこで働いていること』に対して誇りを持つようになる…これって、アルバイトにかぎらず、色んなところでも感じることができるんじゃないかなって。 【全文】 http://ameblo.jp/skycafe-ac/entry-11765075624.html
0投稿日: 2014.04.20
powered by ブクログ物語の大きな起伏はなく、ドラマチック性には欠ける。けど、それを補って余りあるキャラクターの立ち具合。良かった。
0投稿日: 2014.04.03
powered by ブクログ階段途中のビッグノイズの作者と同じと知らず読んだのだが、途中で気付き(ビーチボーイズネタね)、なるほどと納得。 男女の違い、フィールドの違いこそあれ、高校生と音楽が絡む青春ストーリーはオッさんには甘酸っぱ過ぎますが、やはり気恥ずかしくも懐かしい読後感は好感が持てて嫌いじゃないです。
0投稿日: 2014.03.22
powered by ブクログ人見知りをなおしたくてメイドカフェで働く一生懸命な主人公が、かわいくて、弱いところも強いところも含めて素敵だ。応援したくなるし、勇気づけられもする。 2014/3/19
0投稿日: 2014.03.18
powered by ブクログ気楽に本が読みたいなと思ってジャケ買いしました。要求通りのシンプルで元気の出るお話で大満足です。 引っ込み思案な田舎の女子高生がアルバイトを通じて成長していくお話しで、うまくいかないことがあったり自分の想いをちゃんと伝えられなかったりして泣き出しそうになる主人公に失敗ばかりの自分が重なって見えました。現実には私はええ年したサラリーマンなので、ロリ系のメイドさんみたいに周りにやさしくしてもらえるはずもなく、バチバチしごかれてますが 笑 また、ただの軽い小説ではなく、津軽弁や津軽弁三味線、青森県の地域特性がよく取材されていて、少し世界が広がったように感じます。行ってみたい旅先が1つ増えました。 老若男女どなたにもオススメできる1冊です。
0投稿日: 2014.03.11
powered by ブクログ最初は鈍くさいいとにイライラしてしまいましたが途中からは愛しくなり心のなかで応援してしまいました。 人見知りが激しくすごく内面的ないとがメイドカフェという特殊(?)な環境で成長していく姿には感動してしまいました。 何度か波乱がありつつもみんなで乗り切っていくところはベタだがやはりジーンとします。いとちゃん可愛い!
0投稿日: 2014.03.03
powered by ブクログ斬新な組み合わせというか…意外性がたっぷりの作品。 田舎の人の独特の憧れ、それに温かさ、故郷の誇り、そんなものが優しさを交えてきれいに表現されています。 誰だって始まりはあるのだということを思い出させてくれる作品で、今の自分ができていることは、昔の自分が頑張った成果なんだと素直に思わせてくれます。 現実でくじけそうなことがある人にはお勧めの作品。
2投稿日: 2014.02.24
powered by ブクログ周りを気にしながらの10代ってそんな感じだよねと思いながら読みました(プラスでポップな三味線を聞きに行きたくなったなーと)
0投稿日: 2014.02.17
powered by ブクログ青森在住の女子高生である相馬ちゃんが, メイド喫茶でドタバタしつつ津軽三味線を弾く小説。 少女の成長物語として, シンプルで読みやすく,最後にちょっと泣ける。 非常によく出来ていたと思う。
0投稿日: 2014.02.01
powered by ブクログ登場人物がみんな逞しくて憧れる。特に、祖母のハツヱが要所で見せる行動のカッコイイこと!津軽弁や青森の地勢、三味線についての綿密な下調べに基づいた細やかな文章が、「ありえないのにありえそう」な越谷オサムワールドをよりリアルにしている。二巻の文庫化はよ。
0投稿日: 2014.01.09
powered by ブクログ青森を舞台にした青春×お仕事ハートフルストーリーでした! ストーリー展開はまさに王道を行く、けっして珍しいものではないのですがとても心地よい作品。 とくにドジっ子でヘタレでそしてキュートな主人公いとちゃんにはきっと応援せずにはいられなくなるかもしれません…
0投稿日: 2014.01.08
powered by ブクログ方言というのは面白いもので、意図せずして口から飛び出した言葉で出身がバレてしまうこともしばしば。祖母譲りのきつい津軽訛りを気にする女の子、いとの成長期。人と接するのが下手くそでドジな彼女がちょっとずつ成長していくのを登場人物たちと一緒に見守っている気になりました。
0投稿日: 2013.12.31
powered by ブクログ内容紹介 相馬いと。青森の高校に通う十六歳。人見知りを直すため、思い切ってはじめたアルバイトは、なんとメイドカフェ。津軽訛りのせいで挨拶も上手に言えず、ドジばかりのいとだったが、シングルマザーの幸子やお調子者の智美ら先輩に鍛えられ、少しずつ前進していく。なのに! メイドカフェに閉店の危機が――。初々しさ炸裂、誰もが応援したくなる最高にキュートなヒロインの登場です。
0投稿日: 2013.12.29
powered by ブクログ登場人物が個性的だけど、とても現実感がある。あぁ、そういう人いるなぁ、と。 物語は分かりやすく、流れも予想通りではあるけどキャラクターの、何より主人公いとの可愛らしさや面白さに引き込まれてあっという間に読んでしまった。
0投稿日: 2013.12.29
powered by ブクログ全体的に平板にして退屈。盛り上がりどころと思われるところもそれほど盛り上がるものではなく。 「ひだまりの彼女」は最後のどんでん返しなども含めて高評価だったが、この作品は私には退屈だった。
2投稿日: 2013.12.17
powered by ブクログまず人前では読めない。笑いどころ満載♪ でも、最後は越谷作品よろしく感動的にまとまってます! どうやら続編があるらしい。
0投稿日: 2013.12.10
powered by ブクログ内気で泣き虫な津軽ガールがメイド喫茶でアルバイトを始めて様々な人々と出逢い成長していく物語。 いとちゃんがすごく可愛くて微笑ましかったです。客の温かさはもちろんいろんな人々に支えられて私たちは生きてるんだなあーって思わされた。アップルパイ食べたくなる笑
0投稿日: 2013.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あの「陽だまりの彼女」の作者の作品だと期待して読み始めた。なんと今度の主人公は津軽弁使いの女子高生。津軽が出てくると黙ってはいられない。同じ出身だからか、作中の津軽弁は意味も解るし、アクセントのつけ方も解る。……、そそれはおいといて、いとは津軽のメイド喫茶で働き始めるものの、コミュニケーションが苦手なので上手くやれない。逃げ出してしまおうかと思った時もあっても、津軽衆なのでそれも出来ない。それに意図には津軽三味線の徳義があった。そしていとは父にいとという名の由来を聞く。それを聞いてからはいともどこか吹っ切る。津軽弁が解る人なら、二倍ほど多く楽しめる作品だと思う。
0投稿日: 2013.11.30
powered by ブクログ素直に面白かったです 個人的にお気に入りはいとの婆ちゃんですね〜 ネタバレではなく作品をより楽しく読んで欲しいので(それでも嫌な方は閉じてください) ↓ ヴァン・ヘイレンのアルバム「ヴァン・ヘイレン2」と「1984」を試聴してから読んでみてください(笑)
0投稿日: 2013.11.30
powered by ブクログかわいい表紙に釣られたのと作者が越谷オサムさんということで購入。 人見知りな主人公がメイドカフェでのアルバイトで周りの人物の協力で成長していく様は朝ドラみたいだと思った。 ラスト近くでの家族の絆が強く感じられるシーンはベタだけど感動しました。
0投稿日: 2013.11.25
powered by ブクログ危うくまた泣きそうになった! 陽だまりの彼女とは違って、スカッとした。やったね、いとっち! 舞台は青森。田舎に住む自分のきつい訛りを始め、コンプレックスの塊のような主人公相馬いとが、青森市内のメイド喫茶でアルバイトを始めたことで成長していく物語。 物語の空気感は、陽だまりの彼女と同じで、ふんわりしていて、芯がしっかりしてる。作者の特徴なのかも。 くじけそうになったら、読んでみてほしい。心の中のわだかまりが、スッと解ける。感動作。
0投稿日: 2013.11.11
powered by ブクログメイド服が着てみたかったことと人見知りを治したいこと。 それがきっかけで青森市のメイドカフェでバイトすることにした 高校一年生の相馬いとが主人公。 いとは、人見知り以外にもドジで泣き虫で、 さらには極度の津軽弁という短所・コンプレックスが。 おかげで、「おかえりなさいませ、ご主人様」も上手く言えない。 唯一長所があるとすれば、三味線の腕前なんだけど、それも以前に 賞を獲った時の自分の演奏時の表情と姿勢に幻滅しておざなりに。 そんな彼女がしっかり者の先輩やお調子者の先輩、 意外と頼りになる店長に助けられ、 すぐにでも辞めようとしていたバイトを頑張ろうとするのだが、 突然メンドカフェに閉店の危機が訪れて・・・といったお話。 バイトを絡めた青春成長の物語ですね。 パターンも王道と言っていいでしょう。 ただ、越谷オサムさんの物語は読んでいる者をほっこりさせてくれる。 (『陽だまりの彼女』のように切なくさせるものもあるけれど) だから、好きだなー。安心して読めるよ。 ちょっと元気出したい時に、誰かに励まされたい時に、 前向きになりたい時にぜひぜひ読んでもらいたい一冊だな。 そして、続編も発売されているようです。 そっちも必ず読みますよ!
2投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ面白かった。 いとちゃんがとても良い子で、メイドカフェで働く人達もお客さんもみな良い。 登場人物がみな良い人だと、たまにご都合主義の残念な物になってしまう場合もあるのだけれど、この本はイヤらしさがまるでなく素直に楽しく気持ちよく読めて笑ったり泣きそうになったりして、楽しく読めた。
4投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白い!本当に楽しめた。 これはこのまま映画になってしまう。既に映像が脳裏に浮かんでいる。 ヴァン・ヘイレンを三味線で弾いてしまうハツヱさんも、全身全霊で奏でるいとも、オーナーも幸子も智美も店長も…かっこいい。 でも私は…津軽メイド珈琲店の常連にして救世主の青木さんに拍手喝采! 「陽だまりの彼女」と違って大団円で終わるところが何よりも心地よかった。いい本でした!
0投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログライトノベルは普段全く読まないけど、三味線かぁと思って本屋で手に取ったら、津軽が舞台じゃないですか。津軽出身者としては読まない手はないと思って即購入。 東京出身の作家さんのようだけど、この忠実な津軽弁はいったい…!?そして、岩木山に対する気持ちやじょっぱり精神が、津軽人を代弁している。 軽い気持ちで購入したけど、不覚にもかなり泣いてしまいました。良かった。津軽三味線やりたい。
2投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログ越谷さんは地元に住んでいたことがあるのではないか―と思わせるくらい、地元の詳しいことまで描写されている。地元の人以外には通じないのではないかと思うくらいなのだが、地元を知っている人からすれば、ここまで詳しく描写されていることが心地よい。
0投稿日: 2013.11.02
