
総合評価
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powered by ブクログ担当編集K島さんのお題に沿って書かれた中編集。 タイトルと表紙に惹かれて。森のくまさんの人か~! 会話文のみ、回想は無しなどの制約の中、書くのに苦労されたんだろうなぁと読みながら思ってたけど、あとがきを読むと色んな工夫や苦労があった模様。 奥様が役者さんだそうで、舞台でできるように意識されたとのこと。 表題作が好きかな。
0投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログ「演劇を扱った中編。登場人物は三、四人程度」、「回想、場面変更、一行アキ一切なしのワンシチュエーション・ミステリ。登場人物は三人で」、「会話文のみで書かれた作品」、「三人の女性たちによる独白リレー。出番を終えた語り手はふたたび語ってはならない」というような編集者が出したお題に沿って作品を書くという挑戦的な作品。 難しいお題をこなしていてすごいことはすごいのだが、ミステリの練習作品を見せられている気もしてくる。 どうしてもテーマに縛られてしまうので、物語の深みがないせいだと思う。 ただ、パズル的な面白さはあるし珍しい形の作品なので、ミステリ好きなら一度読んでみても損はしないはず。
1投稿日: 2021.01.22
powered by ブクログ人数指定とか会話文のみとか、編集者からのお題にあわせて書かれた短編集とのこと。登場人物に無駄がないというか、無駄がなさすぎて、そんなに思い通りに行かないでしょと突っ込みたくなる。
1投稿日: 2018.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
各短編の冒頭というか表紙に書かれたお題がなんなのか、これが後々大きな伏線めいたものになるのか?!と期待しましたが・・・あとがき読んで「なるほど」と。ホントにそのままの「お題」だったんですね。 感想としては・・・なんというか最後の一編を除いてだいたい同じようなオチというかどんでん返しが続いちゃってるような印象。読んでいて最初から裏を疑ってしまうし、短編というボリューム上そんなにころころとどんでん返しもないからだいたい予想できてしまうというか。いやでも最後の一編でこれまでの不満を払しょくするような・・・と思ったら別段そういうこともなく。なんとなくこれまでの登場人物がでてるだけで「連作短編」でもなんでもないんですね。でもだからといって、これまでの登場人物が同一人物として登場してるのに本編での犯罪行為を示唆している部分について「どうにか切り抜けたんでしょう」はないよな。 まあ舞台台本を強く意識している書き方なので実際に演じてるものを観たら違った感想なんだとは思いますが、小説としては今一つでした。
1投稿日: 2018.08.01
powered by ブクログ編集者が設定した「お題」に著者が挑んで書かれた5編の短編集。1話から4話までは関連性が無いが、5話で・・・という構成。 演劇ミステリと呼べそうな、どれも舞台にかけられそうなストーリーだった。意外な結末が待っているが、捻り方が似ているので、段々サプライズが薄くなっていくのが若干惜しい。それでも、また一人クセ者の新鋭作家が現れた事は素直に喜びたい。
1投稿日: 2018.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
失礼ながら、初めて聞く名前だったが、編集者から「お題」を課せられたという点に興味を持った。本作が、初の四六版単行本での刊行だという。 最初のお題は、「演劇を扱った中編、登場人物は四、五人程度の少人数に絞る」。前例もあるし、さほど困難とは思えない。しかし、終盤のどんでん返しと嫌な読後感は、自分が読んだ似た設定の作品と比較しても、かなり高レベルと感じた。 続くお題は「回想、場面変更、一行空き一切なしのワンシミュレーション・ミステリ、登場人物は三人で」。いわゆる一幕劇のミステリも前例は少なくないが、本来、ミステリとは文章ならではのずるさを許容するジャンルである。手枷足枷が増えていく。 次に「会話文のみで書かれた作品(地の文は削除)、登場人物は二人で」。お題の制約と同時に、作品そのものの苦しさも上がっているのが涙ぐましい。この長さまで、よく引っ張ったと言うべきか。それにしても、この二人、どちらが勝者なのか。 ところが、続く作品にはやられた。お題は、念のため伏せておこう。個人的に、本作中のNo.1で、お題とミステリとしての驚きを見事に両立させている。お題を遵守すると同時に、お題の抜け穴を突いた作品と言えるだろう。著者の柔軟な発想力の勝利。 最後の作品に至り、おやと思った。自分はたまたま元ネタを知っていたので、にやにやしながら読んでいたが、知らなくても謎解き部分は十分に楽しめる。ややこじつけっぽいのはご愛嬌。あなたが元ネタを未読ならば、そちらもお薦めしたい。 全5編、お題そのものはいずれも前例がある。それだけに、難しかっただろうし、時間がかかって当然である。堀内公太郎という作家に依頼した、編集者の慧眼。編集者と作家の二人三脚で完成した苦労の結晶を、見逃すのはもったいない。
1投稿日: 2018.07.09
