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忘霊トランクルーム(新潮文庫nex)
忘霊トランクルーム(新潮文庫nex)
吉野万理子/新潮社
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総合評価

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    忘霊という設定と話の構成は面白かった。隣室の少年から忘霊の真実は意外性がある。 文章も表現がさっぱりとしていて、読みやすい。どこかライトノベルよりの文体で難しい言葉が出てこない。 ただ、西条さんへの主人公への感情が、そこまで入れ込む何かがあったように思えなかった。また、高校生らしいといえばそうかもしれないが、所々西条さんへの想いが下心めいていてそこは好みでなかった。

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    投稿日: 2023.08.21
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    「二○六号室のペンダント」 大切な想い出の品に。 過去の出来事であり、今は幸せに暮らしているのであれば処分して反省も終わりでいいだろう。 「一○二号室のウエディングドレス」 サイズを合わせる為。 後悔する事は沢山あるかもしれないが、事故の原因が当人にあるというと何とも言い難いよな。 「二○九号室の貝殻」 憧れの人と三人娘は。 勝手に祖母の名まで使い連絡を取るのは、いくら結末を知りたいからとはいえダメな事だろう。 「隣室の少年」 父親だと確信したが。 扉を開ける事すら厳しく忠告されていたというのに、室内にまで入るのはルール違反なのでは。 「忘霊の真実」 忘れ去った記憶には。 憶測で語ってはいるが、二人の記憶と現場の状況を思うと辿り着く答えは一つしかないだろう。

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    投稿日: 2023.05.20
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    言い回しがあまり好きではない 主人公の感情の変化に不自然さを感じる それぞれの登場人物の設定がすっと落ちない

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    投稿日: 2018.05.06