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日曜の午後はミステリ作家とお茶を
日曜の午後はミステリ作家とお茶を
ロバート・ロプレスティ、高山真由美/東京創元社
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総合評価

32件)
3.5
2
11
15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殺人事件、初版本の盗難事件、自分が被害者になった強盗事件と色んなバラエティーに富んだ事件が楽しめた。探偵役のミステリ作家シャンクスも割りと性格がひねくれてるし奥さんとのやり取りも面白い。作家の持つ悩みや不満がちょくちょく作者の本音のように出てくるのもちょっと笑えてしまう。他にも1冊積んであるから読もうかな。

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    アメリカの作家ロバート・ロプレスティの連作ミステリ短篇集『日曜の午後はミステリ作家とお茶を(原題:Shanks on Crime and the Short Story Shanks Goes Rogue)』を読みました。 ここのところアメリカの作家の作品が続いています。 -----story------------- 「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」そう宣言しているミステリ作家のシャンクス。 しかし実際は、彼はいくつもの謎や事件に遭遇して、推理を披露し見事解決に導いているのだ。 取材を受けているときに犯罪の発生を見抜いたり、逮捕された作家仲間のため真相を探ったり、犯人当てイベントで起きた『マルタの鷹』初版本盗難事件に挑んだり、講演を頼まれた大学で殺人事件に巻き込まれたり……。 図書館司書の著者が贈る連作短編集! 解説=大矢博子 ----------------------- 初老の作家レオポルド・ロングシャンクス(お気に入りの愛称はシャンクス)が活躍する14の作品を収めた短篇集……2003年(平成15年)から2014年(平成26年)に本国版『アルフレッド・ヒッチコック・ミステリー・マガジン』に発表された作品を収録して刊行された作品で、原書は悪魔の1ダース、つまり13篇の収録でしたが、日本版には1篇追加があって14篇になっており、各話に「著者よりひとこと」が付されているのも楽しみどころの作品です。  ■シャンクス、昼食につきあう(原題:Shanks at Lunch)  ■シャンクスはバーにいる(原題:Shanks At The Bar)  ■シャンクス、ハリウッドに行く(原題: Shanks Goes Hollywood)  ■シャンクス、強盗にあう(原題: Shanks Gets Mugged)  ■シャンクス、物色してまわる(原題: Shanks on the Prowl)  ■シャンクス、殺される(原題:Shanks Gets Killed)  ■シャンクスの手口(原題: Shanks on Misdirection)  ■シャンクスの怪談(原題: Shanks' Ghost Story)  ■シャンクスの牝馬(原題: Shanks' Mare)  ■シャンクスの記憶(原題: Shanks for the Memory)  ■シャンクス、スピーチをする(原題: Shanks Commences)  ■シャンクス、タクシーに乗る(原題: Shanks' Ride)  ■シャンクスは電話を切らない(原題: Shanks Holds the Line)  ■シャンクス、悪党になる(原題: Shanks Goes Rogue)  ■訳者あとがき  ■解説 大矢博子 「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」そう宣言しているミステリ作家のレオポルド・ロングシャンクス(通称シャンクス)……しかし実際は、彼はロマンス作家である妻のコーラと一緒にいくつもの謎や事件に遭遇し、推理を披露して見事解決に導いているのだ、、、 取材を受けているときに犯罪の発生を見抜いたり、殺人容疑で捕まった友人のため真相を探ったり、犯人当てイベント中に起きた『マルタの鷹』初版本盗難事件に挑んだり、講演を依頼された大学で殺人事件に巻き込まれたり……結婚20年余りになる作家夫妻の日常と謎解き、図書館司書の著者が贈る連作ミステリ短篇集。 人生の最優先事項は、本が売れることと結婚生活の維持というミステリ作家のシャンクスが探偵役となり、 何気ない街の情景から犯罪を見抜く『シャンクス、昼食につきあう』や『シャンクスの記憶』、 逮捕された知り合いを助けるために事件の謎を解く『シャンクス、ハリウッドに行く』、 財布を奪われたシャンクスが犯人をあぶり出すために凝りに凝った罠を考える『シャンクス、強盗にあう』、 会話だけで隠された真相を見抜く安楽椅子探偵モノの『シャンクスはバーにいる』、『シャンクスの手口』、『シャンクス、タクシーに乗る』、『シャンクス、悪党になる』、 等々、本格ミステリから殺人の起きない〈日常の謎〉、ささいな会話だけで事件の真相を見抜く安楽探偵椅子ものまで、ヴァラエティに富んでいてしゃれた展開の14篇が愉しめました……シャンクスによる謎解きのほか、本書のもうひとつの魅力は小説家の日常をユーモアと皮肉たっぷりに描いたところですかねー 面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.06.14
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    ちょっぴり皮肉屋だけれどお茶目で、なんだかわだ事件を解決しちゃうチャーミングなシャンクスおじさん。 アメリカンジョーク炸裂で、軽快で、この空間が楽しい。 もう一度、彼らにお会いしたい。

    25
    投稿日: 2025.04.15
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    アメリカの日常の謎の短編集ですね。 作家は、ロバート・ロプレスティさん(ニュージャージー州生まれ)ワシントン州で図書館に勤務する傍ら、主に短編を発表している。優秀な短編に贈られるデリンジャー賞を二度受賞している。 訳は、高山真由美さん(1970年生まれ) 英米文学翻訳家。  実は、この作品は高山真由美さんが“持ち込み”、(翻訳者が見つけた原書を出版社に紹介し、邦訳出版をもちかけること)が通って出版が決まった本だそうです。解説の大矢博子さんも「いやもう、翻訳者の慧眼には恐れ入る。よくぞ見つけ出してくれた。」と、述べられている通り、素敵な作品です。  主人公は五十代のベテランミステリ作家、レオポルド・ロングシャンクス(通称シャンクス)。  「捜査は警察の仕事だよ。ぼくは話をつくるだけ」 と言いながら、ほとんど毎回なにかしら謎解きをするはめになる。相棒は結婚二十数年になる妻、コーラ・ニール。こちらも作家(恋愛小説家)で、絶妙なコメントでシャンクスをリードする。  小気味の良い、しゃれたユーモアミステリーです。  ショートショートを含めて、14篇の連作短編集。  とにかく軽妙で、会話がウィットとユーモアに富んでいて、謎解きもすっきり納得のいく面白さにあふれています!  寝るまえに、ちょっと読むのにピッタリですね♪  続巻も出ていますから、そちらも楽しみたいと思います(=^ェ^=)

    69
    投稿日: 2025.02.14
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    ミステリ作家のシャンクスは「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」という持論を持っているのだが、事件の方がシャンクスを逃がしてくれない。これは些細な違和感から大きな犯罪を炙り出したり、殺人事件に巻き込まれたりと、何かと忙しい彼の日常生活を綴った連作短編集である。 まず本書が“持ち込み”スタートの出版ということに驚かされる。見つけて翻訳出版に持ち込んでくれた訳者には感謝しかない。シャンクスという癖の強い人物を生き生きと表現し、物語に彩りと独特な香りを与えてくれたように思える。 短編同士の時間の流れは極端にスピーディーでもスローでもなく極々自然に動いているため、知らないうちに売上が逆転しているシャンクス夫婦の作家としての立ち位置の変化なども面白い。 作家仲間やエージェントなどの登場人物たちも“いかにも身近にいそうなタイプ”なのが読んでいて楽しい。 全般を通して、ミステリなのに日常系小説を読んでいる気分になった。不思議な読後感。

    1
    投稿日: 2025.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「事件を解決するのは警察の仕事だよ。ぼくは話をつくるだけ」が口癖のベテラン・ミステリ作家レオポルド・ロングシャンクス。「シャンクスと呼んでくれ」も口癖。 結婚して20年余りの作家夫婦の日常生活を舞台に、小粋で洒落た風味ただよう、ユ-モア・ミステリ連作短編集。・・・本書は、ヒッチコックス・ミステリ・マガジンに掲載された10篇と未発表の4篇が加えられ、夫々の短編のあとに、読者のみなさんへ愛をこめて「著者よりのひとこと」が添えられてあり、作品の中で「いちばん好きでない」という作品がいちばん好き。

    9
    投稿日: 2024.01.20
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    50代のミステリ作家シャンクス。 恐ろしい事件が起きるわけではなく、日常の謎解きです。 とても力の抜けるいい感じです。 夫婦共に小粋です。

    0
    投稿日: 2022.09.26
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    “小粋でしゃれた味わいのミステリ”(by解説者)、連作短編14話が収録されています。 ミステリ作家のシャンクスが、遭遇する様々な謎を解決していく話で、事件性があるものというより(無くは無いですが)、基本的には“日常系”の謎解きがほとんどです。 シニカルで始終ぼやいているシャンクスですが、妻のコーラに頭が上がらなかったり、クセのある作家仲間たちやエージェント、面倒な一般人に“やれやれ”と憂鬱になりつつも、何だかんだで“謎を解く羽目”になった際は、鋭い視点を発揮してくれます。 個人的には、シャンクスVS詐欺電話の「シャンクスは電話を切らない」が、めっちゃ短い話でしたが小気味よくて好きでした。 あと、「シャンクス、タクシーに乗る」も、結果“ええ話”になっているのと、オチも効いていて良かったです。 各話に「著者よりひとこと」という独り言のようなコメントがついているのも面白いですね。 タイトル通り、ティー・ブレイク(お茶だけに)に読むのにぴったりな一冊かと思います。

    6
    投稿日: 2022.08.08
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    まさにコージーミステリーど真ん中と言いたくなるようなお話が詰め込まれた短編集。 各話のページ数が少ないうえに重々しい事件も起きないので、コーヒーを片手に寛ぎながら読むのにピッタリだなと。 何だかんだで謎を解いてしまうシャンクスと妻コーラのやりとりも非常に微笑ましい。

    1
    投稿日: 2021.07.09
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     さて。これ、大好きなんですが、いわゆる衝撃のどんでん返しとかトリックとか伏線とかテーマとか、そういった一点突破の特長を持つタイプの作品ではないため、固有の面白さを説明するとなると、ややもごもごしてしまうところ。でも個人的にはやはり生涯ベスト級くらいに好きな一冊なので、以下、頑張って言葉にしてみようと思います。  50代のミステリ作家であるレオポルド・ロングシャンクス。通称シャンクス。自己紹介でも自分から「シャンクスと呼んでくれ」と言い、ロマンス作家で結婚20余年の妻であるコーラからもそう呼ばれている。そんなシャンクスは、日常の仕事がらみや交友関係などで訪れる先々で、なぜだかたびたび事件や謎に遭遇し、ぶつくさぼやいたりしつつもウィットに富んだやりとりで切り返しながら、何だかんだとそれらを解決に導いていく。妻のインタビューに同行した店で、ふと窓の外に見えた男たちのやりとりに軽犯罪の匂いを嗅ぎつけ(「シャンクス、昼食につきあう」)、殺人容疑で捕まった友人の罪を晴らしてほしいという頼みを断れず、しぶしぶ警察署に赴き(「シャンクス、ハリウッドに行く)、知人の主催するミステリー・ウィークエンドで死体役を務めた翌日、犯人当ての景品である稀覯本が消えてしまうという事態に巻き込まれて……(「シャンクス、殺される」)。  などなど、人が亡くなる話もありますが、全体としては“日常の謎“テイストのエピソードが多く、またシンプルな謎解きとはやや趣向を異にした展開のもの、ショートショートに近い枚数のものなど、ユーモラスにしてバラエティ豊かなミステリ連作短編集となっています。 ――「ぼくは話をつくるだけです。本物の事件を解決する方法など何ひとつ知りませんよ」  偏屈なところもあるが基本的には常識人で、妻から詰め寄られて言い訳を考えたり誤魔化したりしながらも、冷静な洞察と機転、そして時には「これは作品に使えるかも」というような下心を発揮して、皮肉を交えたりしながら立ち回って事態を落着させる、そんなミステリ作家シャンクスという探偵役の造形がまず、絶妙なバランスで好感が持てます。また夫婦ふたりとも作家ということもあって、そういった業界の社交の場の描写では、作家を名乗るただの自費出版のアマチュアにからまれたり、的はずれなインタビューを繰り返す記者に脱線しないようそれとなく水を向けたりと、お仕事小説としても読んでいてついニヤニヤしてしまう「あるあるなんだろうなぁ」という描写が散りばめられてもいます。  短編ミステリとしてもしっかりロジカルで巧み、またどのエピソードも洒脱な読み味でとても小気味良いです。そのうえ現代の話なので、翻訳だといわゆる古典に名作が多い印象の「コージー・ミステリ」の系譜で、ふつうにパソコンやスマホといった昨今のアイテムが登場するという雰囲気も何だか新鮮。ひたすら「あぁ、楽しい~」とクスクスしながらページをめくりながら、気の利いたセリフとともに締まる軽味に毎回嘆息し、読了後から「この調子でシャンクスものをあと100作くらい読みたい!」と本気で思うほどに、個人的には続編熱望。  ちなみに本書、訳者(高山真由美)さんが海外のミステリ雑誌を購読していて発掘し、翻訳の企画を日本の出版社に持ち込んだところから刊行にこぎつけたという、実に貴重な収穫たる一冊でもあります。高山氏の「疲れた日の寝る前に読めるような、軽やかな読み物があってもいいのに」という表現がまさにしっくりくる、ゆったり構えず楽しんでほしい連作短編集です。

    12
    投稿日: 2021.06.14
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    そこそこ名の売れた?推理小説家、レオポルド・ロングシャンクス。 妻のインタビューに付き添った喫茶店の窓から、とある立食パーティーの会話から、タクシー運転手の相談で、シャンクスは謎や事件に巻き込まれて、解決してゆく。14話が詰まった短編集。 殺人事件、ポニー誘拐、特殊詐欺、強盗、それぞれがコンパクトに語られて、最後にニヤリとして終わる。 「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」なんて言いつつ、警察に助言したり。 50代の余裕を見せつつ、作家仲間へは皮肉な視線をむけて、妻の顔色を伺うシャンクスがリアルで、アメリカの作家の私生活が垣間見えるのも面白かった。 一話一話の最後にある作者のあとがきとか、シャンクスが時々みせる偏屈ぶりにヘゲーとなりつつ 「あなたってときどきいけ好かないわね。だけどその話をぜひ聞かせて」という気持ちに。 もう少しカルフォルニアへはお手柔らかにお願いします。

    5
    投稿日: 2021.02.20
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    ミステリー作家が主人公のミステリー小説短編集。 一つ一つの物語が短いので、読みやすいです。また、主人公が「俺が俺が」と言うタイプではなく『ミステリー作家は文章を書くのが仕事で、事件を解決するのは仕事ではない』と言うタイプであるところも、面白いところです。それでも、なんだかんだ言って、事件解決に関係してしまうんですけどね。

    0
    投稿日: 2020.09.28
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    広間に集まる関係者、歌舞伎か浄瑠璃の口上みたいな謎解き、「仕方なかったんだ」と泣き叫ぶ犯人、近づくパトカーのサイレン……みたいな〝あからさまな勧善懲悪〟が皆無で読んでてストレスがない 結局ミステリ系統はこういうのに行き着いちゃうな にしてもシャンクス(とコーラ)は善人すぎるな 資産家のご子息でも超絶売れっ子作家でもないのに容疑者の更生にこんな積極的にお金と時間を使えるのかよ

    0
    投稿日: 2020.08.13
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    推理小説作家自身が主人公となって、自分の身の回りで起こった事件や謎を推理し、解決していく内容で、結構面白く読めた。短編集で気軽に読めるのもいいし、1作ずつ著者自身の解説が付いているのも面白い。

    0
    投稿日: 2020.05.18
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    ミステリ作家が主人公の短編集。 盗難や殺人などの事件もあるが全体的にユーモア溢れる雰囲気で、一編が短いこともあって軽く読める。作家同士のやりとりなども楽しい。

    0
    投稿日: 2020.01.09
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    ミステリー作家が探偵役になるちょっと洒落た感じの連作短編集。主人公の身の回りにあれやこれやの事件が起こるのだが、うーんたくさん起こりすぎだと思いつつ、アメリカだったらこんなものかなとも思ってしまう。作家もパーティーやチャリティーだとか、作家仲間やエージェントとの関りやゴーストライターの問題やら、いろいろ大変そうだなあと他人事ながら心配してしまう。主人公のシャンクスはロマンス作家の奥さんにもいろいろ気を使っていて大変そう。「幸せな結婚生活がこんなに長くつづいている理由のおよそ半分はシャンクスにあったので、『だからいっただろう』などという言葉が口をついて出ることはなかった」という文章があって見につまされる。続編が出ているらしいので楽しみだ。

    20
    投稿日: 2020.01.08
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    中年ミステリ作家、シャンクスを主人公にしたミステリ短編集。シャンクスは探偵役なんかやりたくないのに結局謎解きをさせられるハメになる。シャンクスのぼやきにクスリと笑ってしまう。どの短編もユーモアを感じる終わり方で、タイトル通り、お茶でも飲みながら軽く読める。特に「シャンクスの怪談」のラストが好き。それぞれのお話の最後に、著者のコメントがあるのもいい。

    0
    投稿日: 2019.11.25
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    日本初お披露目ロバート・ロプレスティ。本作は翻訳高山真由美さんの持ち込み企画。主人公は50代ミステリー作家奥さんもロマンス小説作家。主人公がなんやこんなんで殺人事件、日常のミステリーに巻き込まれ解決する14の短編。軽く楽しく読めました。続編よろしくです。

    0
    投稿日: 2019.10.10
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    図書館司書のロバート・ロプレスティによる、ミステリ作家シリーズの第一弾! ミステリ作家のレオポルド・ロングシャンクス(通称:シャンクス)が、身近に起こる様々な事件を解決していくという短編集です。 いや~、おもしろい! なんというかクセになるシリーズです。 全体的に物語に流れる空気はスローテンポで落ち着いた感じ。 これは主人公シャンクスが50代で、落ち着いた大人の男性だからかもしれません。 実は読み始めたときは、このリズムがなかなかつかめなかったので、少しずつ読み進めて慣らすという作戦をとりました。 そうやって読み進めていくうちに、シャンクスのキャラクターと物語の空気感が好きになっていきました。 基本的に落ち着いているシャンクスですが、物語の中では喜怒哀楽もしっかり表現されていて、その人間味に好感が持てます。 妻のコーラとの関係も、お互いを知り抜いているという感じでとっても素敵。 扱われている事件は詐欺や窃盗、殺人など、多岐にわたりますが、無駄に劇的じゃないというか、単純にミステリとして楽しんで読めるという感じです。 その中に、シャンクスの日常もうまく織り込まれていて、しっかり生活感があるのがまたいい。 おだやかな読書時間を楽しみたい方におすすめのミステリ作品です。 ◇おすすめポイント  ・主人公シャンクスの人間味  ・物語に織り込まれた生活感  ・ミステリ作家あるあるも楽しめる ◇こんな方におすすめ!  ・ミステリが好き  ・短編集を何か読んでみたい  ・心穏やかな読書時間を楽しみたい

    0
    投稿日: 2019.10.09
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    面白かったなあ。 読み終わりたくなかった。 思わずニヤリとしてしまう短編集。 黒後家蜘蛛の会を彷彿とさせる雰囲気。

    0
    投稿日: 2019.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルだけで「あぁ、軽いヤツな。海外版ラノベな」と思っていたのだが、いやいやこれはオモロい。タイトル通り、お茶でも飲みながら、あるいは通勤電車で1編ずつとか、軽く読めるのは間違いないのだが、決してラノベではない。 日常ミステリーもの…と括ってしまえばそうなのだが、短くて(20Pくらいかな、中にはショートショート程度のものも!)かつ、起承転結はっきりしてて、ミステリー部分も抜かりなく、キャラクターの個性まで書き分けている。その上で洒落ているというかあか抜けているというか…。 重厚長大な作品もいいが、薄くても軽くても面白い小説は駈けるのだということ。星新一が教えてくれていたこのことを、歳をとって忘れていたみたい。この本を読んで思い出せて良かった。 作者の短編集がもう1冊出たみたい。機会をみて読むこととしよう。

    0
    投稿日: 2019.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさにお茶をしながら読めるようなかなり短い短編集。題材も身近なものが多く、文体も読みやすかった。 主人公もなかなか魅力的。 ただ、短編ごとにあるあとがきはいらないかな。

    0
    投稿日: 2019.07.16
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    作家が探偵役の小説は多いが、この主人公のミステリ作家はでしゃばることなく謎を解いているのが気持ち良い。ロマンス小説作家の奥様には逆らわないところも良い。

    1
    投稿日: 2019.07.10
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    ミステリ作家が身の回りでいろんな謎に遭遇し、推理力で解決していく短編集。直感で解く軽いものから、フェアプレイなフーダニットまで、出来にバラつきはあるが面白かった。タイトルの様にお茶でも飲みながらサラッと読める一冊になっている。 一話ごとに「著者よりひとこと」があり、手の内をさらけ出していて良かった。最後のあとがきすら書かない日本人作家がいるけど、こういうサービス精神が欲しいね。

    0
    投稿日: 2018.12.16
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    最初の1-2篇を読むと意外性が足りない気がするが、読み進むにつれ、控えめなユーモアとそこはかとない品のよさを感じるようになる。

    1
    投稿日: 2018.10.31
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    それぞれ短い中で謎とその解決がユーモアを散りばめらながら語られています。趣味の良さが感じられる小品集。 小品とはいえ、14話それぞれ事件と解決のバリエーションが豊富でワンパターンにならず最後まで飽きることはありませんでした。 それぞれのストーリーは完結していますが、14話を通じて登場人物たちの関係性や環境の変化が感じられて読み込むとまた違う面白さもあります。 続編を期待してしまいます。

    1
    投稿日: 2018.10.02
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     ミステリ作家が事件に出会ったらというシチュエーションでの短編集。  シャンクスが偏屈で頭が良くて皮肉屋で楽しい。  そしてミステリ要素満載で、短編なのに気を抜いて読むと伏線がわからなくなるほどである。短いのに濃密だ。  解説で「黒後家蜘蛛の会が好きなら」というくだりがあり笑った。ああ、好きだよ。

    1
    投稿日: 2018.08.05
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    【収録作品】シャンクス、昼食につきあう/シャンクスはバーにいる/シャンクス、ハリウッドに行く/シャンクス、強盗にあう/シャンクス、物色してまわる/シャンクス、殺される/シャンクスの手口/シャンクスの怪談/シャンクスの牝馬/シャンクスの記憶/シャンクス、スピーチをする/シャンクス、タクシーに乗る/シャンクスは電話を切らない/ シャンクス、悪党になる

    0
    投稿日: 2018.08.04
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    作家が探偵になる(わたしは探偵ではないといいながら)日常の謎系の連作短編集。ユーモアたっぷりでほのぼのしてて、でも作品によっては殺人もあったりして、ミステリらしさもたっぷり。とても読みごごちがよかった。

    1
    投稿日: 2018.07.30
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    本書の主人公・シャンクスはミステリ作家。 ロマンス小説家の妻に持ち,結婚して二十余年という中年の作家夫婦である。 そんなシャンクスのモットーは次の通り。 「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」 シャンクスはミステリ作家であって,探偵ではない。 それなのに事件の話を少し聞いては,たちまち謎を解き明かしてしまう。 ユーモアと知性のあふれる作家夫婦のやりとりも読んでいて心地いい。 そんな軽妙な味わいの物語が詰まった短編集です。

    3
    投稿日: 2018.07.08
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    翻訳者の持ち込みによって出版された短編集。ミステリ作家の主人公は少しばかり皮肉屋で、読んでて「作家ってみんなこんな感じなの?」と苦笑してしまいました。どの短編も後味良く、楽しく読むことが出来ました。

    2
    投稿日: 2018.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルが本当に秀逸だと思うけど、正に日曜の午後にちょっと一息ついて、お茶など飲みながら読みたい感じ。ミステリ作家のレオポルド・ロングシャンクスを主人公にした連作短編集。殺人事件もあるけれど、読み終わった後に嫌な気持ちが残ったりしない。14編あるので、忙しい合間に少しずつ楽しめます。

    1
    投稿日: 2018.05.16