多彩なエンターテインメント
巻が進み登場人物が増えているにもかかわらず、1人1人を絵柄だけでなく性格・人柄まで描き分けているところが素晴らしい。敵側の人物、(特にシグルス皇帝ディミトリ)も一筋縄の悪者ではなく、個性的で人として魅力的であることも。主人公のフレイヤが戦いや冒険のなかで成長していくのみでなく、周囲の人物たちも彼女とかかわることで気づき、成長していくところも深みがある。また、フレイヤの出生に知られざる秘密があることが所々で感じられ、それがどのように展開するのか今後も楽しみ。