タイトルや表紙から察するように始終コメディだと思わせといて、ちらっと胸が痛むような展開もあって面白かったです。 主人公の腐男子な大垣のところに、新人として会社に配属された渡辺。 彼は大垣の大好きなBLの攻めキャラに似ていて、妄想過多な大垣がときめかないわけはなくドキドキした日々を送っていたが、本当にBLみたいに襲われてしまったのでもう大変。 大垣は鈍感ではあるかもしれないけど、ちゃんと素直に言葉にしている。ただ渡辺が余裕なく話を聞かないことがあってすれ違うところが切ない。 態度に出ちゃうところは可愛いけど。 で、描き下ろしは本作に入りきらなかったのか、キサラギ先生のその後が描かれています。 その中での「あの時の」渡辺の様子とか、本気度も垣間見れて余計に胸がぐぅとします。 ま、キサラギ先生はネコかタチかって、結構重要な問いかけもあったけど(笑)本当に童貞怖…。 別作の勇者ものも可愛かった。助けに来たのに食べられまくる勇者、全然旅立てないじゃん。