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ゼロからわかる「世界の読み方」―プーチン・トランプ・金正恩―
ゼロからわかる「世界の読み方」―プーチン・トランプ・金正恩―
佐藤優/新潮社
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総合評価

7件)
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    日露関係・北方領土問題良く判る。必須のテキスト。 特に北方領土問題は政府・マスコミがタブー化して国民を欺いているのは、国益を毀損している。 1.北方領土問題 1855 安政元年日露通好条約 1875 明治8 樺太・千島交換条約 1950朝鮮戦争 1951サンフランシスコ講和条約peace treaty 国後・択捉を放棄 1956日ソ共同宣言歯舞・色丹は返還 国後・択捉は不可    「北方領土」用語の誕生 1960日米安全保障条約 1961グロムイコ覚書 外国軍隊駐留の排除 2001プーチン「イルクーツク秘密提案」森喜朗    1956宣言の確認 両国批准済み 2.3.4.5.

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    投稿日: 2022.12.18
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    アンネの日記を読むとオランダ人は善い人みたいなイメージあるけど、ナチス時代のオランダのユダヤ人の殺害率は75%。ポーランドと同じくらい。ドイツ、フランス、ベルギーよりも突出。だからこそアンネの日記が必要。オランダ人は良い人たちだったとう印象をオランダが世界に向けてプロパガンダするためにもアンネの日記をオランダの国策として火止めて行かないといけない。そのことによっていかにオランダ人がナチスに協力してユダヤ人排斥を進めたかを隠蔽する効果がある。

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    投稿日: 2021.12.31
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    ・一方的な論かもしれないが、北方領土問題の理解にはすごく良い。つまり、日本政府はサンフランシスコ平和条約で国後・択捉は一度放棄しており、この二島は復活折衝であること、冷戦時は北方領土問題が解決しないことが国益であったことを認識し、当面は二島返還と、国後・択捉における特別な地位を獲得し段階的な出口論で交渉を進める。 ・冷戦下は、北方領土問題は解決しないことが国益。なぜならば小笠原も沖縄も返還されていなかった。そんな中、歯舞群島と色丹島が返還されたたらソ連は米国よりもいい国になってしまう。 ・歯舞群島と色丹島は返還交渉、国後島と択捉島は復活折衝。前者はバカでもできる。 ・1951の政府見解は「南千島は千島列島に含む」。つまりサンフランシスコ平和条約にて放棄。1956には「千島列島には国後と択捉は含まない」。二重見解。 ・1960のグロムイコ覚書「歯舞群島と色丹島の返還には米軍撤退が条件」により、二島返還すら不可能になったので、安心して四島一括返還キャンペーンができるようになった。いま、プーチンは米軍撤退を条件としていない。 ・色丹島に資金を投入すれば数千人用のインフラは劇的に改善。それを国後の人に見せる。択捉の人に見せる。 ・なのに宗男事件のといにインフラ整備を止めた。モスクワが援助したときに整備状況を察知し、クリル開発計画を進めて日本化を防いだ。 ・二島を取り返して、将来の四島につなげる。最大の問題は、米軍の展開をいかに回避するのか。 ・ロシアとはクリミアと尖閣諸島のバーターをうまく進められるか。アメリカの態度をどう抑えることができるのか。

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    投稿日: 2018.07.16
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    プーチン・トランプ・金正恩と、最近のニュースを賑わす各国首脳について書かれているが、本書の半数以上のページを割いて解説している北方領土問題の分析が秀逸。 2001年3月の森首相、プーチン大統領のイルクーツク声明で段階的な返還の道筋まで見えたところで、その直後に発足した小泉政権、田中眞紀子外相で外務省の政策は大混乱に陥ったとか。本書を読んでいると、よく状況を分かっていない政治家に仕える有能な官僚たちに同情を禁じ得ない。

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    投稿日: 2018.02.10
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    面白い。とても深い洞察だ。あまりにも表面的にしか知らなすぎた。 佐藤さんみたいに高度なインテリジェンスを身に付けたい。

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    投稿日: 2017.11.02
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    2018/3のロシア大統領選挙が終わったら何らかの動きがでる ダレスの恫喝に関する文書は外務省に残っていない 今でもドイツとロシアの間には平和条約が結ばれていない 松本俊一 モスクワにかける虹 日ソ国交回復秘録 日本はロシアに尖閣を認めさせ、ロシアは日本にクリミアを認めさせる ワシントン・ポスト取材班によるトランプ 長老派の信者 生まれる前から、神様によって選ばれた人は決まっている。そして、選ばれた人には特別な使命がある。それは自分の潜在的な能力をできるだけ顕在化させるように努力しないといけないこと。だkら常に勤勉であらなければならない ミッキー安川 ふうらい坊留学記 宗教からよむアメリカ 講談社選書メチエ 東京タラレバ娘 hulu 世界のメジャーリーグ 3カ国 アメリカ、ロシア、中国 中国の弱点はエネルギー スーダンの資源は傭兵 映画 闇金ウシジマくん ザ・ファイナル 北朝鮮 首を狩ったあとの核をどう担保できるかについて保証がない限り日本にとっては喜ばしいことでない

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    投稿日: 2017.11.02
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    図書館で借りた本。読み応え充分あった内容。講演会での話をまとめた本のようで、大衆に分かるよう示した話になっている。プーチンについての話では安倍・プーチン会議が成功だと判断できる理由に一つに島民からの手紙。声明で露・日で平和条約終結後に歯舞群島・色丹島を引き渡しの為の環境整備を進めていく示唆をした事。インフラ整備だけで1兆円かかるなら、今の日本の経済状況でやる価値はあるのか?と疑問に思ったがやる意義について著者で述べている。この章ではサイバー戦争論・伊東寛の本を読む価値有りとお薦めしていた。第ニ部でトランプと北朝鮮の金正恩についてだが、どちらもハッキリしてる分、解りやすいかな。マレーシアでの金正男殺害に使われたVXについて、アメリカがオウム真理教事件で死刑囚になっている中川智正に意見を聞いていた事、なぜ空港という大衆の前で行ったのか?を分析している。

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    投稿日: 2017.10.22