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うちの姉ちゃんが最恐の貧乏神なのは問題だろうか
うちの姉ちゃんが最恐の貧乏神なのは問題だろうか
鹿島うさぎ、かやはら/KADOKAWA
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総合評価

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     貧乏神に憑かれている最強主人公が非道な金持ちのサイコパスと戦うという、少年バトル漫画みたいな話。経済力による差別を制度化した特区とか、貧困層の通信を監視するシステムといった設定があるが、現代日本の新自由主義の風刺というにはストレートすぎて笑えない(ほとんど現実になっているだけに)。敵を上回る力で倒すのではなく、敵に呪いをかけて引きずり降ろし失脚させるという展開は、漫画的な「強さのインフレ」を回避する便法としては正しいが、ある種の「引き下げデモクラシー」的なイデオロギーを示唆していて、それ自体が「弱者バッシング」と通じるので気持ちはよくない。タイトルの「うちの姉ちゃん」のキャラがいまいち薄く、(設定上やむをえないのだが)目立つ活躍がないのは肩透かし。

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    投稿日: 2018.07.27