よくあるパターンの漫画をまた買ってしまった… と、自己嫌悪でしたが、意外な展開でした。 2巻以降に期待しています。 今ひろげている風呂敷がちゃんと畳まれるか不安があります。 作者がよくよく考えて書いているのか、はたまたノリでやっているのか分からないんです。 伏線、回収してください！と、なぜか祈りたくなります。 これからの展開に期待します。 最後に、蜂の色が特殊である記述が時々ありますが、色を想像する書き方をして欲しいです。 イメージが全然わきません。 ドキドキしないというか… 蜂が重要なはずなんで、もう少し描（えが）き方に工夫が欲しいです。

「アラクニド」、「キリングバイツ」、に続く第３の生き物ネタ漫画です。 「アラクニド」は昆虫、「キリングバイツ」は動物ですが、今作品は寄生する蜂が題材です。 ストーリー本編はシリアスなスタートですね。前2作品のようなコメディシーンが薄いです。 いじめられっ娘のヒロインが手に入れた能力に罪悪感を抱きながらも、その能力にすがるしかないジレンマなんかが描かれているなかでは、流石にコメディ要素は入れられませんかなぁ。 巻末ショートにはその分を補うかのようなコメディが笑えました。 ヒロインがこの先手に入れた能力でどんな世界を築いていくのか、それに対して社会はどんな対応を仕掛けるのか、この先の展開が大きくなりそうで楽しみですね。