Reader Store
泣いたらアカンで通天閣
泣いたらアカンで通天閣
坂井希久子/祥伝社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

17件)
3.8
2
9
5
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ブクログでの感想を読んで気になっていた作品。 こういった分野の作品は多くは読んでいませんが、王道な人情物語という印象でした。 最初の方はやり取りの面白さもあってそんなにジーンとくるかとも思いましたが、後半になるにつれてそういったシーンも色々と増えていきました。 自分の周りにはこういった環境はなかった分、主人公のいる環境は少し憧れました。

    13
    投稿日: 2025.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    購入前、新喜劇を見ているように面白いという評がたくさんあるのに、「泣いたらアカン」? 表紙絵も影がある。読んで分かりました。面白いんだけど、何かしら手放しで笑い飛ばせない今や過去をもっている人たちのドラマなんですね。ストーリーにそぐわぬ細野さん絡みの(とカメヤへの切り替えが早すぎる)センコに不快感を覚えましたが、これも、「そこ」につながのですか。でも、ちょっと奔放すぎるかな。続編があれば読む…んじゃないかな。さておき、あだ名とは言え、ツレコミはダメでしょ、ツレコミは(笑)

    0
    投稿日: 2025.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よくある頑固親父とその娘の下町の物語だが、その舞台が、馴染みの通天閣界隈とあって、親近感湧きまくりのくせして、私にはこんな人と人との距離が近い関係性は無理やと、思いながら。

    0
    投稿日: 2025.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    千子と賢悟の父娘の テンポよいやりとり、うっとおしいほどの愛情に笑いと涙が止まらない。 続編ないのかな。

    0
    投稿日: 2025.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分の地元の関西弁バリバリで、吉本新喜劇的な掛け合いの連続で、笑ってしまった。一人一人の個性的なキャラが立っていて面白かった。続編が出てほしい。

    19
    投稿日: 2024.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大阪新世界のラーメン屋。放蕩親父・ゲンコと一人娘・センコ、そして商店街の鬱陶しいほどの人情話。不倫、シングルマザー、育児放棄の話があるが、コテコテの関西弁で笑いに変わってしまう。願わくば、生まれてくる子供の父親がカメヤでありますように。

    20
    投稿日: 2023.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    内容(「BOOK」データベースより) 大阪・新世界のどん詰まりに店を構える「ラーメン味よし」。放蕩親父ゲンコの作るラーメンはえらく不味くて閑古鳥が鳴いている。しっかり者の一人娘センコは頭を抱える日々だ。最近、ぼんやりしているおばあやんも気にかかる。そんなある日、幼馴染の質屋の息子カメヤが東京から帰って来て…。下町商店街に息づく、鬱陶しいけどあったかい、とびっきりの浪速の人情物語。 大阪人情モノに外れ無しやな!

    5
    投稿日: 2023.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんともベタな題名と思いつつも、帯に北上次郎氏のコメントが「つい読みふけってしまうのである」とあったのて読んでみたが、まさにその通りであった。主人公の父親の破天荒ぶりとえらくまずいラーメン屋主人という設定には、「そないな人おらんやろう」とツッコミたくなるが、大阪下町の人情話なので、「まあ、おらんとも言えへん」として許容。カメヤのキャラクター設定が良く、こんな風に大切な人を守れたらと思う。

    0
    投稿日: 2022.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    居酒屋ぜんやシリーズで知った坂井さん、 独特の湿り気が感じて好きだけど、こてこての大阪弁が渦巻くこと作品は面白いけれど、ちょっとクドイ感も…。 面白いお話であることには変わりありません。

    0
    投稿日: 2021.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    中盤からとても面白くなった。 「血ぃ繋がっとっても子供を捨てられる親はおるし、繋がってなくても実の子以上に愛せる男もおる。アンタをこんなええ子に育ててくれた奴のこと、もうちょっと信じたらんか?」 この言葉は、この話を表してる。 大阪の人情と、らしさに何度もぐっときた。 あとは、カメヤが素敵。内面の優しさと男らしさにキュンときた!

    3
    投稿日: 2020.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大阪・新世界の下町商店街を舞台に、鬱陶しいけどあったかい浪花の人情が身にしみる涙と笑いの家族小説。 もう思いっきり「じゃりん子チエ」の世界観。しっかり者の娘と放蕩親父が織り成すナニワのドタバタ劇は、私たちの世代にとってあのアニメしか思い浮かばないのである。でもそこは流石に坂井さんの筆力で、アニメでは出せない空気を感じとることができる。

    0
    投稿日: 2018.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「ヒーローインタビュー」が良かったので追いかけてみようと手に取った坂井希久子作品の2つめ。で、これも当たりやった。 最初の方読んだ時に「あぁ、じゃりんこチエ、パクリよった」と短絡的に思って興ざめしたが、その想像は良い方向に当たり、良い方向に外れた。 詳しくは核心部分になるので書けないけど、「新世界」とか「ディープ大阪」あたりの単語から思い浮かぶ小説のイメージを崩さないのに、読んでる最中はマンネリ感を感じさせず、ちょいちょい張られた伏線に見事にはまる、後半のそれら伏線を回収するあたりの上手さ、ぐいぐい引き込まれて行く。そうか、大阪下町もんも展開次第によっては、まだ十分使えるやんと感心して読了。 で、レビューを書こうとして思い出すと「あれ、やっぱこれってじゃりんこチエやん」と…(笑 ついこないだ西加奈子の「通天閣」を読んでいる。両作読み比べると、物語の色や方向性は違っても、どっちも「あのあたりの物語やな」と思える。「串カツ」と「ビリケン」だけではないし、「朝ドラ」だけではない、それもこれもディープ大阪なんよね。

    0
    投稿日: 2018.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2013年に読売テレビ開局55周年記念ドラマとしてTVドラマ化され、2014年にDVD化されたさいに観ました。大阪人ならばツボをくすぐられる作品で、すぐにでも原作を読みたかったのですが、そのときはまだ文庫化されておらず。2015年にめでたく文庫化。 大阪・新世界、通天閣が見下ろす町。この下町の商店街のラーメン店“味よし”の一人娘である千子が主人公。味よしはそもそもは千子の母親が祖父の味を引き継いで切り盛りしていた店だが、母親が他界。店を畳まずに父親の賢悟が続けているが、賢悟がつくるラーメンは何の罰ゲームかと思うほど不味い。 そんな父親と店を陰ながら支える千子は、実は会社の上司・細野と不倫中で悩んでいる。妻子を残して単身赴任中だった細野がまもなく東京へ戻ることになり、別れは目前。辛い気持ちを誰にも相談することができない。 そんな折り、味よしの向かいの質屋の息子・雅人が突然帰ってくる。大手銀行に就職し、この町には二度と帰ってこないと豪語していたのに。取り繕おうとする雅人が銀行を退職していたことが判明。 賢悟は賢悟で見ず知らずの小学生男子を店に入り浸りにさせている。どうやらその子はネグレクトに遭っているようで……。 というように、下町で起きる数々の出来事。放っておいてほしいときにも誰も放っておいてくれない。プライバシー皆無、何もかもが大げさに即伝わる。こんなおせっかいきわまりない大阪の下町の様子が温かく描かれています。 TVドラマ版では、千子役が木南晴夏、賢悟役が大杉漣、細野役が長谷川朝晴、雅人役が鈴木亮平でした。原作のほうが妙に生々しさを感じ、サバサバした中にも人情味が深いTVドラマのほうが私は好きでした。もしもTVドラマ版を観ていなければ、原作にはなかなか入り込めなかったかも。それでも、「大阪人がお笑いを好きなのは、どんなことでも笑いに変えてしまえば毎日楽しく生きていけると知っているから」なんて一文を読めば、大阪人であることを幸せに思います。 「ムカつくことも悲しいことも辛いことも、人間のやることはみんなオモロイやないかい」。 映画の感想はこちら→http://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/98d5202a94409413462d701674d5023e

    0
    投稿日: 2017.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    下町と人情話はあいもんや。 そやけど、その下町が大阪も新世界のどん詰まりともなると、人情話も超ど級や。 深刻な話も深刻にさせてくれへん街の日常。 どんな重い荷物を担いでても、こうやって歩いてることが幸せやと思える物語。 不倫相手に観光案内させて、そのコースどおりに、妻子に家族サービスするようなまねする男にだけはなったら、あかんで。

    0
    投稿日: 2016.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなり前のことになりますが、夫の転勤で関東地方に住んでいたことがあります。 大阪出身と言うと、「大阪弁じゃない!」、「浜ちゃん(ダウンタウン)としゃべり方が違う!」と言われること度々。 さらには、大阪の人の挨拶は「もうかりまっか?」「ぼちぼちでんなぁ」なの?等々。 若かりし頃、東京に遊びに行ったとき、友人と大阪弁でしゃべっていると視線を感じたし… 東京で就職した友人が帰省したさい、標準語でしゃべっていてビックリ。 大阪弁は肩身が狭いと言っていたっけ… ダウンタウンが売れて、吉本印天然素材が売れて… 大阪弁はとてもメジャーになったと勝手に思っています(笑) その一方で、大阪弁のイメージが独り歩きしてる、と感じることも。 祖父母が使っていた大阪弁の中には現在は使われなくなってきているものも多いし… と、この本とは関係のないことを書いてしまいました。 というのも、この本、こてこての大阪弁で書かれています。 ちょっとこてこて過ぎると思わないこともないのですが…(笑) この本の舞台は大阪、新世界の北端にある北詰通商店街。 主人公のセンコの実家はこの商店街で「ラーメン味よし」を営んでいる。 おせっかいでうっとおしい近所のおっちゃん、おばちゃん。 そうそう、大阪のおっちゃん、おばちゃんってこんな感じやったなぁ~ と、子どもの頃を懐かしく思い出しました。 中盤からどんどんひきつけられて、最後は涙腺が…

    9
    投稿日: 2016.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    コテコテである。 ”人情小説”と言えば時代小説の独擅場の感があるが、大阪の新世界界隈を舞台にすれば現代小説でも人情喜劇が描けるんだ。 嫁が早逝してから味が不味くなったラーメン屋「味よし」の娘千子と父親の賢悟。センコとゲンコの二人と半径1キロメートル位の界隈を描いた物語。 意地っ張りで、頑固で、照れ屋で思ってることと反対の事をしてしまう優しい面々のドタバタ喜劇。 寛美さんの松竹新喜劇のような雰囲気。 よってたかって気ぃつかって、お節介な親切する様は半村良の「雨やどり」の雰囲気を思い出した

    0
    投稿日: 2016.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大阪、新世界は北詰商店街における人情物語。キャラクターもさることながら、一章一章どの話にもぐっとくるものはあり、またストーリーを通しても心にこみあげるものはあった。 でも、こういう人情ものって、いかに読者に共体験をさせられるかが重要なんじゃないかという気がしていて、それを考えると大阪という地理的なズレがあり、それはそこまで感じられなかった。 それでも、大阪というステレオタイプのイメージがそこにはあって、どこか懐かしい感じがした。それが良かったと感じた要因だろうか。

    0
    投稿日: 2015.11.01