
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
他のシリーズよりミステリー強めです! 結末はスッキリしたハッピーエンドだった。 結構他の作品と関係ある人物、ワードが出てきて「あっ!」となりました! 首が伸びる女怪異や蔵の中の這いずり回る怪異はなんとなく百蛇堂、蛇棺葬に登場する怪異に似てる気がしました。ただ蛇迂郡它邑町の近くなので蛇を連想させる怪異が多めなだけかもしれませんが。 私は関西出身なので関西弁(大阪弁)を話す祖父江偲が多く登場するのは個人的には嬉しかったです!
0投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ水魑が水の神様という存在だからか、今回の作品にはおどろおどろしい恨みつらみの怨念ただよう怖さは少なかった。 連続殺人にしたのは少し無理がある気がする。謎解きを盛り上げるためだろうけど、犯人側の心理としたらあの人だけ殺せば満足なはず…と 特攻隊の話もでていて、ほんとあの戦争は日本人が日本人の命を軽く扱っていたなと心が痛くなる
0投稿日: 2025.01.14
powered by ブクログ怪奇幻想作家である刀城言耶の怪異憚蒐集に編集者の祖父江偲が同行するいつもとは違うパターンで始まり、湖上での儀式の最中に密室殺人が起こり、連続殺人事件に繋がっていくストーリーで、民俗学要素のホラーと多重解決ミステリーが融合していて唯一無二の面白さだった。
1投稿日: 2024.06.26
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今作は出だしや序盤でオカルト色が強すぎる感じがした。 クロ先輩の話では、(能力を持つという)修験者たちからの水使神社には超常的な力や仕掛けがあるという話を当たり前のように受け入れているし、正一少年の話でも一つ目蔵の周囲に結界が張られているというように、異能を当たり前のように出してきていて、拍子抜けというか残念というか。 刀城言耶シリーズは、「一見オカルトに見える事件が推理で解き明かせる」。そして「(解明される直前の)最終版までオカルト的な気味悪さ・怖さが残る」というのが良さだと思っていたので、作品中で超常現象が肯定されているとその良さが死んでしまい、論理や常識を飛び越えてどうとでもできるようになってしまうのではないかとの危惧を覚えた。 発刊された順番を調べると、首なし→山魔→本作の順だったので、最後に怪異が出てきて犯人一味を穴に連れ去った『山魔の如き・・』からシリーズの流れが変わったのかもしれないと思った。 その点を置いておけば、作中での(特徴的な)面白さは健在で、游魔が儀式中の殺人の犯人だと思った途端に、正一と共に行動しており実行不能だったり、ボンベでの潜水のアイディアは推理に利用されたりで、常にこちらの思っていることの先を行ってくる。 正造じいさんが犯人説も思いついていたが、それも作中で否定された。 読みながら読者が推理していることの先をちょうど良く行きながら、オチもおかしくない。この書き方はスゴいと思う。 被害者(:死んだと思った人物)が真犯人であるというのは推理小説の常套手段であるのに、それでも小夜子が犯人であるとは考えられなかった。被害者になったのが物語の時系列では最初でも、文中では終盤だったからなのだろうか。 終わりもハッピーエンドで文句なし。 『首なし・・』を読んでいなければ星5だったのだが、 あの整合性のとれた推理とそれをあっさり否定し、さらにもっともらしい推理を持ち出してきた展開の驚きと、真相がわかっても何が真実か掴みきれない気味悪い読後感を知った後だと、どうしても見劣りしてしまう感じがする。高望みなのはわかっているのだが・・。
0投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ前作よりさらにホラー感少なめ、というか、首無しのホラー感が強かっただけか。 今までと違い爽やかな読後感。作中も偲ちゃんのおかげで柔らかくなっている。ここが評価の分かれる所だと思うが、ちょっと頑張ってホラーを読んでいる自分としては、今作が一番読みやすい。
0投稿日: 2024.01.05
powered by ブクログやはりこのシリーズは俺には難しすぎる。最後らへんの仮説の定立と否定、論理のどんでん返し、みたいなあたりはとくに理解がおよばない。 とはいえ謎解きそのものの理屈はそんなに難しくなかったので一応理解できたのでよかった。 怪異や怖い存在の描き方は本当に不気味で恐ろしく、さすがだなあという感じ。儀式も怖いしその由来も怖い。夜に一人で読んでいると普通に怖くなる。たまらない筆致。
0投稿日: 2023.10.18
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祖父江さんと阿武隈川さんのキャラがどうにもこのお話のテイストと合わないので、この二人はいらない気がしてしまう。すいません、先生…… それで欲しい4つから一つ消しました。 今回は特にお話の登場人物のキャラが立ってたし、習わしに対して盲目的狂信的な人物の描き方が良かった!言耶が推理を何度も組み直すのはシリーズ定番なのでこれは多分別に真相あんだろうなと思ったけど。ハッピーエンドでよかった。神々櫛とさぎり、にはびっくりしたけど。ここで絡めてくるのかと。正一少年はどうなったんだろうなあ。どこかで生きてるのだろうか。
1投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログ刀城言耶シリーズ第五長編。水神水魑様の儀式の最中に起こった密室殺人を皮切りに、次々と神男が殺されていく。練り上げられた舞台の設定と、それを活かした事件の真相、トリック・動機に驚愕。解決編の伏線回収も圧巻。
3投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログなんだこのぶっ飛んだ儀式はww…………(T^T) 〜あらすじ〜 水神を祀る四つの村。奇怪な雨乞いの儀式。湖上の密室殺人。神男たちは次々と……奈良の山奥、波美地方の"水魑様"を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。儀式の日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で起こる不可能犯罪。今、神男連続殺人の幕が切って落とされた。ホラーとミステリの見事な融合。シリーズ集大成と言える第10回本格ミステリ大賞に輝く第五長編。 刀城言耶シリーズ第6弾!! 今回のシリーズ!いつもと様子がちゃう…… いつもなら禍々しさを突っ走ってく言耶ワールド しかし今回は……めちゃ笑えるーーww その一因はなんと!今回は!まさかの!あの! そう!祖父江偲ちゃんが言耶に同行している! わぁーい!! この子がめちゃいい味出してる〜ww 今までなかった和やかさ!そんな!祖父江偲ちゃんに 拍手!!大活躍でしたww 物語の始まりは言耶、偲ちゃん、阿武隈川烏の 3人のやり取りから始まるのですが……めちゃ 笑えますww偲ちゃんめちゃ阿武隈川さんを手のひらで転がしとる〜ww なんやいつもの感じと違うやんと終始和やかムード…………が!! 皆さん! これは刀城言耶シリーズですよ! 三津田信三作品ですよ! 和やかで終わらすはずがない!! 怖い描写ではガッツリ!背筋を凍らせて ゾッとさせてきます。 油断は禁物ですぞ!! そしていよいよ村に、到着し、噂の水魑様の儀に 参加するのですが…………やばい! とにかく!この儀式がめちゃやばい!! 恐らく、皆さん儀式の本当の真実を知った瞬間 口を揃えて言うでしょう……………… 『オーマイガーッッッ!!』とww それぐらい衝撃でした(T^T) そしてそれだけでは終わらせない!刀城言耶 この儀式のどさくさに紛れての連続殺人…… も〜〜〜う〜お腹いっぱいだよーww でもね!ちゃんと推理したましたよ! 晴れの日も〜晴れの日も〜めげずに! そして!いざ!犯人を絞込み! 多重解決の嵐にいざ行かん!! …………(´・_・`)……ハズレたぁぁぁぁぉぁww いやそれでも!!ラストの衝撃!! 泣けるーーー!! 色々思い出してきたーーー!! なんかめちゃかっこいい人でてくるわぁーー!! と言う様に余韻が凄かった……(T^T) かなり僕的にはめちゃ面白かった そして楽しめた作品でした〜! 皆さんも是非宜しければ読んでくだされ〜 最後に一言……「あの人の未来に幸あれ」以上! ww
3投稿日: 2023.03.02
powered by ブクログ刀城言耶シリーズ第5弾! 今回もしてやられたぁ〜!! しかし!全く悔しくない、衝撃のラストです!! (≧∇≦) え〜、こちら、フレンドと推理バトルの課題本としました。 めっちゃじっくり読みました! 何度も何度も読み返しました! 満を持しての犯人当ての結果は…(-∀-`; ) …まぁ、当たらんよね笑笑 刀城言耶に全く歯が立たず!でしたぁ。 今回は奈良の山奥の湖で起こった殺人事件なのですが、この沈深湖には『水魑様』という神がいるそうです。 晴天が続くと水不足となり、田んぼが枯れてしまうので、増儀と言われる雨乞いの儀式を行います。 (逆に降りすぎたら、減儀の儀式を行う。) 過去に2度、不審死と行方不明の事故があったという事。 儀式を控えたある日、刀城言耶と祖父江偲が村に到着する。 前半の、言耶と偲と阿武隈川烏とのやり取りにほんわかしました。(*´꒳`*)~❀ この巻まで想像していた言耶のイメージと少し印象が変わりました。(かなり良い意味で。) ホラー味は、少なめだったように感じます。 物足りないという訳ではなく、程よく軽いトリハダレベル。 ミステリー要素が強めだったような感じ。 (当たり前か(^▽^;)) 毎度言耶の多重推理にしてやられる訳ですが、やられるのがタマラナイデス…(ღ*ˇ ˇ*)。o♡ 三津田作品、やっぱりどれを読んでも面白い!! 超超おすすめです!!!
18投稿日: 2023.03.02
powered by ブクログ★3.7くらい ホラーのテイストが若干物足りなかった気がする(もしかしたら麻痺し出してるのかもしれない)けど、本格推理の箇所は楽しめた。完全に犯人読めたな…って思ったのに…
0投稿日: 2022.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
氏の作品では「厭魅」は衝撃的だった。その時の衝撃や感動は残念ながら味わえなかった。 ただ、横溝正史や京極堂にも通じる民俗学、怪異譚を調味料にして、本格ミステリを十二分に楽しませてくれる。 本作は700ページオーバーの文庫本で、いささか冗長に感じた。とは言え、後半の展開は怒涛でありラストはこの手の作品としては明るい終わり方で、好感が持てた。
5投稿日: 2022.05.05
powered by ブクログ密室ともいえる衆人環視の湖上で、いかにして殺人は起きたかー。 第1作と同様の多重解決が、ちとやりすぎの感があるものの、面白く、最大の読み所だ。そしてシリーズの他作品よりも、ずいぶんとリーダビリティが向上している。 トリックの驚きもある。最高傑作ではないものの、十分にエンタメとして合格点だ。
0投稿日: 2021.08.11
powered by ブクログシリーズ物らしいが一巻が図書館で借りられていたので適当にこちらを手にとった。この作者の本は初めて読んだ。 ところどころで語られる民俗学的なうんちくは面白いが何しろ主人公とヒロインのキャラ付けが安っぽすぎる。これで話も安っぽければまあそういうもんかですますが、主人公たち以外ではそれなりに人情の絡むドラマが展開されているだけに、なろう小説にでも出てきそうなバカっぽいヒロインのキャラが浮いている。おかげで肝心の謎に集中できない。砂のジャリジャリするアサリの味噌汁を飲まされた気分だ。
0投稿日: 2021.02.03
powered by ブクログ波美地方の四つの村が舞台のホラーミステリ。毎回よくまあこんな前時代的鄙村や祀りを考えるなぁと…。 いつものような可能性を消していく犯人探し、正直思いもよらなかったのでビックリだった。
4投稿日: 2020.09.14
powered by ブクログ『サギリ』と来て、主人公がピンとこないところを見るとまだシリーズ一作目の前日譚なのかな? と、 それはさておき、このシリーズ、怪異的なものは沢山出て来るものの実はそれが犯人の意図したトリックの一部だったり、たまたまそう見えてしまった結果だったりと最後の解決編で説明なり回収なり解明出来ることが殆どで、本当の怪異のありかは大団円のあと、最後の一頁でまさにゾッとさせられるという流れが確立されていた…が、今回は異例の非常に爽やかな結末。 アレ? と思いつつ、回想してみると…あるじゃない! 未解決の案件! 少年の見聞きは霊感体質の彼特有のものとして、冒頭の主人公によるお馴染みの覚書でも触れられている主人公と霊感少年以外に一章がマルっと主観表現で綴られている人物! そしてカノジョに起きた怪異! あれは何? 誰? 最後に『異例』と記したけれど、この結びは個人的には大好物! 残った人たちには末永く幸せであって欲しいな。
0投稿日: 2019.10.14
powered by ブクログ刀城言耶シリーズ、第五作。本格ミステリ大賞受賞作。いや〜(シリーズイチ)面白かった!!700p以上あったのに、あっという間でした^^ 他シリーズ関連の名がでてくるとやはりワクワクしますね。もうなんて書いていいのやら——。個人的にパーフェクトでした!星五つ。
0投稿日: 2019.04.02
powered by ブクログ刀城言耶第5長編。期待を裏切らない圧巻の内容だった。何がどうなっているのかさっぱりわからない状況からの怒涛の展開。「解決編の中で推理し解決していく」やり方に磨きがかかっている。ちょっと無理があるのではと思う箇所もあれど、読後感はさわやか。偲ちゃんにもフォーカスが当たってうれしい。
0投稿日: 2019.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2018/04/05 系統の違う二人の姉とかそれなんて○ロゲ つっったらこれだよなぁ!だからミステリってこわいんだ アワビ……すけべねぇって思ったらあたりだった 水中の原初たる恐怖、雨と日照りと 役割はやがて装置になってしまう
0投稿日: 2018.04.05
powered by ブクログ今回は異様な世界にどっぷり浸かることができた。雨の中に立ってる蓑をまとった人影は、人間であるはずなのに、もしかしたら…と感じれるほどに。奈良県蛇迂郡とか、神々櫛村のサギリとか、三津田作品読者にとっては「うっ…」となる設定も心憎い。
0投稿日: 2017.08.16
powered by ブクログシリーズ最長編の名に恥じない、重厚さと濃厚さ。偲のキャラクターもいいアクセントになっている。事件の真相は勿論、それに伴って明かされる儀式の真実のインパクトが物凄い。
0投稿日: 2017.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【ネタバレあり】 刀城言耶シリーズ5作目。文庫版は見取り図が付いてて助かります。 言耶が次々と推理を披露して、それをあーでもないこーでもないと打ち消して行くのはこのシリーズのお決まりで、それが面白いところだったりもするのですが、毎度煙に巻かれた感じが否めない。今回は最後まで言耶の「~~だったのでしょう、~~だったと思われます」という憶測(決め付け?)のみで推理が進み、物的証拠が何もないので釈然としない部分が多かった。それとも私が拾い切れていないだけだろうか?偲はうるさいので大半蔵に幽閉されててくれてよかった。彼女はこのシリーズのヒロイン的ポジションなんだろうか?正直うざい。 本格ミステリ大賞受賞作ですが、私は「首無」の方が好きだなぁ。好きなシリーズなので、どうしてもハードルを上げて読んでしまいます。続刊に期待。
0投稿日: 2017.05.27
powered by ブクログ適度に予想外で、適度に納得できる真相。満足。水上密室の謎がとても魅力的でグイグイ読めた。シリーズを追うごとに読みやすくなっているんじゃないかな。ただ偲の存在だけがラノベ的でやっぱり浮いている。このシリーズにラブもコメも求めていないので、ベタベタ付きまとう偲にちょっとうんざりしてしまった。謎解きはミスリーディング一発勝負といった感じ。あれこれ疑ったけどどれも違った。疑問点を羅列するいつものやりかたもグッとくる。次作も楽しみ。
0投稿日: 2017.05.04
powered by ブクログ三津田信三、2009年発表の小説。民俗学ホラー&ミステリー「刀城言耶シリーズ」の5作目。 昭和30年頃の奈良県の架空の山村が舞台。特異な雨乞いの神事の取材に山村を訪れた作家の刀城言耶が連続殺人事件に巻き込まれるお話し。 このシリーズはいつもそうですが、本作も架空の山村の風俗の作り込みが見事です。また、前半、民俗学的蘊蓄の堪能出来る刀城言耶の物語りと、戦後の満州から本土へ引き上げてくる一家のホラーめいた物語りが交互に入るあたりは、とても興味深く読み応えがあります。 しかしこの二つの流れが合一し、山中の村での神事を廻る物語りになると、神威があからさまに過ぎ、どうにもリアリティがなく、読んでてバカバカしくなります。面白い物語りではありますが・・・。
0投稿日: 2017.03.30
powered by ブクログ『その土地に密着した宗教者という存在は、しばしば家とか家族とか個人とかという単位を超えて、完全に地域の一部と化す場合がある。 言わば自然のようなものだ。』 このシリーズも面白いな。一作目から読みたくなった(@ ̄ρ ̄@)ミステリのガジェットが詰め込まれていて最高!
0投稿日: 2016.12.30
powered by ブクログ長いだけはあるよくまとまったミステリーだった。昔の土地神への恐れがいい雰囲気をかもし出している。警察や探偵ではない、言耶の立場もよく見えてくる長編。ただ巻きぞえをくった宮司たちがかわいそう。
0投稿日: 2016.11.14
powered by ブクログ面白シリーズですね、やっぱり。分量が更にアップしていることもあり、読み応え抜群でした。冗長なだけでダレるということもなく、スーパーナチュラルな存在を仄めかせ続けることによって、一定以上の緊張感を維持することに見事に成功してます。地方ならではの因習に絡んだ事件が起こる展開はいつも通りなんだけど、それがある意味安心感に繋がっていて、信頼のブランドって感じです。かといってマンネリ化って訳でもなく、今回は、謎が結構なところまで解決されている(ように思える)点はいつもとちょっと違うかも。
0投稿日: 2016.11.09
powered by ブクログこのミスベスト10、2011年版7位。 この人の読むの3冊目。ホラー感満載の本格推理。京極さんぽいけどもう少し粗削りというか稚拙というか。途中の展開とかドキドキして、そんなに悪くないんだけど、いつも終盤が好きになれない。主人公の探偵さんが推理の過程を公開しながら解決していくんだけど、全て矛盾なく説明できたと思ったら、そのすぐ後、それを否定する事実(目撃証言とか)が判明して、それじゃ別の人が犯人だとかいうのが繰り返されるのが特徴。やっぱそこがいまいちなんですわ。どんでん返しの大安売りで、ほとんど誰を犯人にしてもストーリーが成立しちゃう感じがするのが、余詰めだらけの詰将棋みたいで美しくない。ちゃんとした核となるトリックもせっかくあるんだけど、それがないがしろにされるというか、どうでも良くなってまう。本格の悲しさか人物描写もちょっと薄っぺらいし、途中でつきあうのがしんどくなってきて、もう、勝手にやってよ状態になる。ほいで、結局どんな話だったっけとトリックやストーリーが思い出せなくなっちゃいます。あと、やっぱり長くて時間かかるのが一番いや。でも、皆さんの評価は結構高いんですよね。
1投稿日: 2016.06.28
powered by ブクログ私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2016.6.16読了 刀城言邪シリーズ5作目の作品。 シリーズにおけるパターンを踏襲していて、その範囲においては間違いなく面白い 最初の頃の新鮮味は無くなっているが、完成度と安定感は絶好調です。 また、新鮮味が無いと言っても、そのテーマ毎の怪異は練られているので、マンネリ感は無い。 そして、本作では解説にもあったが、全体を一度水に流すような形で終わるので、読後感が従来になく明るく、サッパリとしたものだった。 これまでの何となくグジャりとした感が無くなり、今まで私が三津田さんのものを読んだ中で一番の作品にも思う。 少しネタバレになりますが、最後、正一の行方が明らかでなく少し不満だが、これは今後の作品に絡んでくるのでしょうか? この後の作品を読んでいないので、楽しみにしていようと思います。
0投稿日: 2016.06.18
powered by ブクログホラー感は薄まった分、ミステリとして面白かったです。 このシリーズはいつも最後まで楽しませてくれます。
0投稿日: 2016.03.18
powered by ブクログ前作等と比べると、さほどホラー味は強くなかった。 しかし、閉ざされた村に残る怪しい風習は忌まわしい雰囲気たっぷりで、 さんざん散りばめた伏線を見事に回収するラストは シリーズナンバーワンの面白さだった。 某宮司の胸糞の悪くなるクズっぷりもこの作品の大きな魅力。
0投稿日: 2016.01.01
powered by ブクログ面白かったです。今回はいつもよりも軽い感じでとても読みやすかったです。 前半はおどろおどろしい雰囲気のホラー色が強いですが、後半になると完全にミステリーといった趣でした。 登場人物の一人がとても厭な奴で、これは……と思いますが最後の読後感は悪くないです。いつもの、後を引く恐ろしい感じはありません。 幸せになれたならばよかったなと、ただそう思います。 このシリーズは外れがなくて素晴らしいですね。どれを読んでも面白いです。
0投稿日: 2015.09.24
powered by ブクログ刀城言耶シリーズ最長編で最も面白いと評判が高く、本格ミステリ大賞を受賞した作品。・・・ということでとても期待していました。好きなシリーズだけに大変楽しみでした。 が、あれれ。 実際に蓋を開けてみると、どうも勝手が違う。たしかに面白いしよく出来ているとも思うけど、どこか薄い。どこかライト感覚なのです。読みやすいけど中毒性はない、といえばいいのか。 自分なりに理由を考えてみた。 ※以下、ネタバレはしませんが小説の内容に若干触れています※ 1、「厭魅」「首無」「山魔」にあるような圧倒的な怖さ=ホラー要素が薄い。常識ではあり得ない設定ともっとあり得ない人物造形にもかかわらず(笑)、そういう世界が世の中のどこかにあるのかもしれないと思わせる、読者をねじ伏せて納得させてしまう強さ、魅力にやや欠ける。 2、厭魅(まじもの、カカシ様、ナガボウズ他)は文句なしに怖かったし、首無も山魔も夜中にトイレに行けなくなる!的な(笑)昔ながらの怪談としての薄気味悪さがあった。正体の知れない邪悪な何か。人間を襲う何か。それが水魑(ミヅチ)にはない。因習の村を覆う大いなる悪しき影のような存在であるはずなのに、怖さが足りない、弱いのではないかと思う。 3、三津田ワールドの昭和であり、都市部から隔絶された超田舎の山村であり・・・という前提条件をもってしても、警察の介入を拒否する長老と、彼の脅しの手段、かつそれに屈してしまう周囲(刀城言耶含む)の言動があり得ない。どうしても警察を排除するなら別の方法を考えるべきだったと思う。 4、このシリーズの弱味は、常連キャラに個人的な魅力がないこと。探偵役の刀城ですらキャラが十分に定まっていないし、あまり魅力的ではない。彼は狂言回しとして優秀だし読者の反発を買うタイプではないから「問題がない」という程度。不幸にもこの作品は、他の二人のレギュラーの会話から始まる。阿武隈川烏(刀城の先輩)と祖父江偲(編集者)の二人に人間的魅力があれば楽しいのだろうが、二人とも人物造形にリアリティがなく一面的。ヘタなラノベ以下のキャラづけしかされていないため、第一章のもたつきが半端なかった。 以上、書き殴り失礼。 文句ばかり書きましたが、本棚を見ればおわかりのとおり私はこの作者のファンなのです。この人の編み出す異様な雰囲気、ホラー要素に満ちたきっちりミステリ、そこが好きなのです(ホラーが好きなのではない)。それだけに今回は肩透かしを食らった気分でした。 おかしい・・・(笑)。 なんでこれが彼の最高傑作とか呼ばれるんだ。 謎である。
2投稿日: 2015.09.09
powered by ブクログ刀城言耶シリーズ第5弾。 波美地方の5つの地域(神社)での、雨を降らしたり止ましたりする儀式を舞台に殺人事件が起こる。 みづち様を祭り沈深湖での儀式の最中に十数年前にりゅうじの息子のりゅう一が死亡。(その前に水分辰男が死亡) そして刀城言耶が訪れている最中にりゅうじの二男りゅう三が死亡。 そして次々に宮司が殺されていく。 りゅうじは皆に知られぬように密かに、湖に沈める樽に生贄となる人間を入れていた。 さぎりの子供3人のうち長女の鶴子を生贄にするつもりだったのだが、次女の小夜子をりゅう三が仕切る儀式の最中に生贄とした。 辰男の死は事故であったようだが、りゅう一は生贄となった男が樽から逃げ出しりゅう一を殺した。 りゅう三の死が最後まで謎であったが、一旦はさぎの長男(末っ子)の正一が犯人と決定づけるのだが、最後の最後で次女の小夜子が真犯人と分かる。
0投稿日: 2015.06.30
powered by ブクログ力作。毎度思うのですが三津田先生の作品、こういうおどろおどろしい村、そして一癖ありそうな登場人物達を創造する労力ってのが凄いと思います。その結果が、この作品にもあるような、前半の延々とした物語・民俗学的な背景(設定…)の説明部分なんでしょうな。伏線としてネタを散りばめる必要もあるのでしょうが、それ以上にこの前半に持ってくる雰囲気作りがね、毎回すごく好みです。 今回、祖父江偲ちゃんも出ずっぱりで楽しかった。ラストの推理してはそれを崩すの二転三転も相変わらず健在。お腹いっぱいですw
0投稿日: 2015.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズを重ねるごとに読みやすくなっている印象。 刀城言耶シリーズに慣れたということでしょうか。 今回も辛くやるせない真相だった。 それでも、こいつだけは許せないという人物はちゃんと報いを受けたこと、とても穏やかな「その後」だったことが救いかな…… 刀城先生の民俗講義も楽しかったです。 偲ちゃんでずっぱりで嬉しい。 まじものが手元にないのが悔やまれる。
0投稿日: 2015.04.17
powered by ブクログ三津田作品、初読。 全体的に軽かった。読みやすいんだけど歴史設定や舞台設定が浮いてしまっていてアンバランス。少年や女性編集者が体験した怪異現象は最後まで触れられず、また重要人物なしでのラストはすっきりしなかった。
0投稿日: 2014.07.15
powered by ブクログ事件が起こるまでが長い。というか長すぎる。 最初の200ページ弱は村の風習であったり過去に起きた不可解な事件の説明に費やされる。 しかしそこを抜ければ、あれよあれよと言う間に連続殺人へと展開していくので中弛みすることはありませんでした。 ただ、シリーズ恒例の二転三転する推理はどこか物足りなさを感じてしまいました。 なにかもう一発入っていたなら確実にその年の賞を総なめにしていたでしょう。
0投稿日: 2014.05.13
powered by ブクログ事件が起こるまでがかなり長く、中弛み気味でした。説得力をもたらす為の仕込みとして重要なのは解りますが、もう少しコンパクトに纏めて欲しかったです。 犯人を特定するロジック、ミスリード、物語全体の仕掛けなどの作り込みは相変わらず素晴らしいです。しかし、二転三転し辿り着いた真相に裏付けがないので、「これがゴール?まだ何かあるでしょう?」という気持ちを捨て切れず、物足りなさが残りました。
0投稿日: 2013.11.27
powered by ブクログ「厭魅」→「首無」と読み終わって本作を読んだ。 2作を読んだ上で、こちらがトータルして一番面白かった。 何よりも読みやすくなった。文章が分かりやすくなった。 どの作品もドキドキ感はかなりあるんだけどムラがあったのに対し、本作ははじめから最後までずっと「で、どうなるのー!?」という感情がつきまとっていた。 一番、登場人物に思い入れしやすかったんじゃないかな。 こいつ腹立つな、とか。恐怖とか。 ホラー色が強かったような気がする。 読み終わっている2作では個人的に全く感じなかったゾッとする感じが本作では感じられた。トイレに行けれなくなる…とかそこまではなかったけれど、夜中に読んでいてカーテンはさりげなく閉めた。 初めに語られる、少年が満州から日本へ帰省する件がすごくよかった。あそこを読むだけでもかなり面白いんじゃないかな。それがあとの事件にも上手く混ざっていて、「厭魅」に関することがちょっと加わっていたりしてワクワクしました。 刀城が事件を思考錯誤しながら解明していく。 解説でもその魅力が語られていますが、癖になりますこの雰囲気。 ぜひ、父子対決や父子合同解決、を読んでみたい!! だいたいこのシリーズは6時間あれば読めると思います。
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ三津田さんの作品読破・Part2 夜中に読んで背筋ゾクゾクしました。 相変わらずのホラーと推理小説の同居がミステリアスな雰囲気をさらに増幅。いつもエンディングにスッキリしないのですが、今回は意外な終わり方でちょっとホッとしました。 今回はみずち伝説に絡めて、いろんな伝承が出てきます。昔と現代のすれ違いが多く出てきますが、なんだか切ない。
0投稿日: 2013.08.06
powered by ブクログ刀城言耶シリーズの新刊。分厚い。 最初の殺人が起こるまでに300ページほどかかった。少し、間延びする感じもあったが、引き込まれる感じはした。 シリーズ特有のどんでん返しに次ぐどんでん返し。
0投稿日: 2013.08.03
powered by ブクログ本格ミステリ大賞ということで、いつも以上に期待してしまったのがいけなかったのかしら。三津田信三氏独特のホラー要素は幾ばくかあったけど、犯人が読めてしまっていつもの後半の後半にくるドキドキ感がなく。少し残念やも。厭魅や首無が傑作過ぎたのか・・・。
0投稿日: 2013.07.14
powered by ブクログ準主役の正一少年の章がやたら怖い。さすが「あの一族」の血を引くだけあって、怪異に会いやすいのか… 今回は編集の祖父江偲も刀城に同行していて、この二人のやりとりも面白かったです。がんばれ偲!
0投稿日: 2013.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これはミステリフリークとして読まざるを得ない垂涎要素のオンパレード\(^p^)/もうお腹いっぱいです先生! 偏狭な村の権力者達のイザコザ、 屋形船という一風変わった密室設定、 曰く有りげな慣習と儀式、 そして極め付けは、 【雨乞いの儀式によって雨が齎されることへの揺るぎない信念】と、 【人ならぬ存在に対する問答無用の肯定姿勢】!!笑 いやー、【論理性がしっかりしてれば世界観がトンデモ設定でも許せる】って豪語してる私ですが、村の外部からやってきた主人公達が、こうも簡単に雨乞いやら幽霊やら信じちゃうのが面白かった(OvO)まあそういうシリーズな上に、一作目から読まずいきなりこの世界観満開な最新作に触れた私の自業自得なわけですが(OvO)←← 導入部はかなり長いです。 村に伝わる儀式の説明や、過去に発生した怪死事件のあらましを説明し終わって、さてそろそろ次の章では密室にご登場頂けるのかしら…と思ったら、登場人物の回想入っちゃいました\(^o^)/焦らすううう ただ、湖上の屋形船の中から刺殺体が発見されてからは大変スピーディに犯人さん、動いております。あまりに手際よ過ぎて「プロの犯行だろコレ…」と突っ込みながら読んでいきました。 それにしても、ちょいちょい入ってくるホラー要素が怖いです。 【人ならぬ物】が見えちゃう少年の描写が怖いです。家族が寝静まった夜中のリビングで読んでたので、まあ何となくテレビつけたよね\(^o^)/なんというビビリ 村の権力者の意向で警察も呼べず、主人公に同行した編集者を人質に取られ、主人公は犯人推理に奮戦します。 その間にも、続々死体が量産されてしまうのですが、この作品の特筆すべきところは、そんな慌ただしい展開の傍らでひときわ存在感を放つ【曰くありげな蔵】です。 浮世で主人公達がワァワァ騒いでる一方で、【中に誰かがいると思われる蔵】の静けさがまあ不気味極まりない。これは、他の推理小説ではなかなか味わえない読感です。 ホラーは昔、リングの小説版を読んで以来忌避していたのですが、今作では本格推理小説でありながらホラー小説の雰囲気も味わえるという、私のようなビビリな人間でも楽しめる新しいミステリのジャンルを示してもらえたように思います。京極シリーズに近いかな。 というわけで、このシリーズ制覇するの決定〜\(^o^)/わーい 湖の上に浮かぶ屋形船という密室で、【神男】と呼ばれる祭主が殺害された。更に、【神男】を務めたことのある宮司達を次々と犯人の凶刃が襲う。 過去にも不審死を出したことのある儀式を調査する為に入村していた刀城は、宮司達の依頼を受け事件の究明に挑むが…。
0投稿日: 2013.06.22
powered by ブクログ再読。おどろおどろしいホラー色は少し薄れるが、その分謎解きがしっかりしていて、一気に読めた。面白かった。
0投稿日: 2013.06.11
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中盤くらいまでとりわけここが凄く怖いというシーンが無かったのだけど、その分後半に来るとそれまで少しずつ増えてきた溜まりに溜まった恐怖にじわじわと責められてくる感じ また本作は怪奇現象の怖さよりも、儀式に関わる残酷な行為が暴かれていくことへの恐怖の方が大きかった けれど今作品は同シリーズの中において、解明しようともせず最後まで謎のまま残る超自然的な怪異が一番多い気もする 個人的にはとある場面(○○が暗闇で何ものかに追われる場面)が一番怖かったので、”アレ”の正体が一体何だったのかとても気なるところだった 物語の結末に関して言うと他作品の比べるとハッピーエンドな感じがするけれど、やはり事件に関して無辜の人が犠牲になった可能性もあることも考えると素直にめでたしめでたしとしていいかどうか…… あと犯人の正体もまた○○かと思わないことも無きにしも非ず(犯人の可能性が最も高いだけではっきりとは断定されていないけれど) 最後に今回出番の多かった祖父江偲について、前作までは正直に言うと喧しくて鬱陶しい子だなと思ってたのだけど、今作での健闘っぷりとコメディ要員としての憎めなさ可愛さを見て段々好きになってきた 今後の刀城言耶と、祖父江偲や冬城牙城等の彼の周囲の人物達との人間関係についても益々興味が出てくる
0投稿日: 2013.06.10
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刀城言耶シリーズ。 このシリーズは文庫で追いかけているのですが、今回は今までで一番の厚さに期待も大きかったです。 水魑様を祀る、4つの農村で起こる連続宮司殺人事件。 村に入ってからは厚さを感じさせない展開の速さで全く飽きを感じさせませんでした。 そして相変わらずの推理を組み立てては崩し、組み立てては崩し、のラストスパート。 最後になるまで気を抜けないのがこのシリーズの面白さですね。 そして前編通して漂う雰囲気が本当に良いです。 その雰囲気に反して素人には読み取れない部分を瞬時に読み取って解決!な天才探偵ではなく「分からないです」と言いながら少しずつ解決していく天然探偵の刀城言耶には相変わらず和みます。笑 世路さんだけがちょっと報われなかったなー…。
0投稿日: 2013.06.01
powered by ブクログ今までのシリーズ作品の中では一番ページ数が多かった今作。 そのせいか、少し今までよりテンポが悪いなぁという感じもしたが、最後の方引き込まれる感じや、推理の二転三転は相変わらずで面白かった。 キャラも多くて名前がにてるし最初は戸惑ったけどキャラ分けがきちんと出来てるので結構すんなり覚えられました。 にくったらしいやつはやたら憎たらしいし、若者組は各々味があって好きです。 珍しく最後はぞっとする感じじゃなく、結構いい結果で終われたのかなぁと…。 全体的にホラー要素も今までのよりは薄めだったので、ホラー要素苦手な人でも読みやすいんじゃないでしょうか。
0投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログ前半の事件が起こるまでが読みにくいが、一度流れ始めると止まることもできずに読み進めてしまう。 やはり言耶の迷探偵ぶりがたまらない。一進一退しつつ身の毛もよだつ答えへと進んで行く感じ。 皆殺し探偵では金田一耕助が有名だけれど、彼は後に謎を残さない。しかしこの作品は伏線は回収し事件の謎はとくも、物語としての謎は残し、読みてに想像の余地を残す。
0投稿日: 2013.05.21
powered by ブクログ『厭魅の如き憑くもの』を連想させる左霧の名前に早くも怪異体験の予感…。 好奇心を刺激される怖い謎が豊富でドキドキし通し。事件らしい事件がまだ起きていないのに半分まで一気に読んだ。盛り込まれた謎に比べて、終章の淡々としたまとめで普通に完結した肩すかし感が少々残念。もう一つホラーな後味が欲しかったなぁ。 今巻は怪異の怖さより生きている人間の狂気の恐ろしさの方が顕著で、それがまた今までのシリーズとは違って新鮮に思えた。 三津田氏の手に掛かればどんな場所も恐怖の舞台になってしまうのが凄い。
0投稿日: 2013.05.19
powered by ブクログ久々の、そして待望の、刀城言耶シリーズ。 731ページもありましたが、2日で一気に読んでしまいました。 シリーズものではありますが、読む順番は関係なく、しかも、単独でも楽しめるという、嬉しい構成は相変わらずです。 とは言え、今回、「さぎり」という名の女性が登場するので、過去の作品を読んでいると、より、面白いかもしれません。 今回は、衆人環視という密室状態の湖で起きる殺人に始まる、連続宮司殺人事件や、それに関係する諸々の謎を解決します。 人間による事件も勿論とても面白いのですが、今回も、科学では解明出来ない事象の描写が凄まじくて、そちらも、とても楽しめました。
1投稿日: 2013.05.18
powered by ブクログ刀城言耶シリーズの1冊で、本格ミステリ大賞の受賞作。 人気シリーズだけあって流石にしっかりしている。事件が起きるまでがやや長いように感じるが、起きてからはテンポ良く進んで飽きさせない。
0投稿日: 2013.05.16
