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ハゲタカ2.5 ハーディ(上)
ハゲタカ2.5 ハーディ(上)
真山仁、山田章博/講談社
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総合評価

28件)
3.5
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12
1
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    ハゲタカ3のスピンオフ ミカドホテルの松平貴子を軸としたホテル事業買収サスペンス 甘言にただ載せられて動くのではなく、主体性を持ってミカドホテルを取り戻す

    0
    投稿日: 2025.03.04
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    「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品。 鷲津は名前が触れられるだけで、世界的リゾートグループのリゾルテ・ドゥ・ビーナスの傘下となったミカドホテルを取り戻そうとする松平貴子が主人公。 中国の大富豪から救済策が提案されるが、彼の真意は? 誰が味方で誰が敵か、松平貴子はミカドホテルを取り戻せるのか、日本とフランスを舞台に虚々実々の戦いが繰り広げられる。 題名の「ハーディ」とは、スコットランド人の元恋人が貴子を評した言葉だった。 「HARDY、元々は我慢強いという意味だが、図々しいと言う意味もある。他には、耐寒性という意味もある。耐寒性というのは、君にぴったりだ。寒くてもじっと我慢して耐えている。その実、中はたぎるほど燃え盛っている。うっかり触れると火傷しそうだ」 彼女の行動を見ていると、言い得て妙である。

    9
    投稿日: 2025.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 金色屋を貴子がどう建て直していくかに興味があったが、話がドンドンビーナスグループの買収の方向になり、ちょっと期待した展開からそれた。 貴子の場合、買収される側なので、鷲津目線とは違ってコントロールできず流されるままなので読者としても一緒に不安になってしまう。 あらすじ ビーナスグループの傘下に入った日光ミカドホテルを支配人の松平貴子がどう建て直すか?貴子はビーナスグループの担当執行役員の任を受け入れ、熱海の金色屋の再生を任ぜられる。 記憶をなくしたさおりは六本木のクラブで働いていたが、香港の富豪の陽将明に目をかけられ、部分的に記憶を取り戻していく。さおりの名前は美麗で、アランを亡くした後、記憶喪失になっていたのだった。 美麗は賀との再会で全ての記憶を取り戻す。ビーナスグループの会長であるビーナスが急逝する。ビーナスグループの跡目を巡って、香港の将やKKLも買収に名乗りを上げ、グループの行方が混沌とする。そんな中、美麗は将への復讐の機会をうかがっていた。

    11
    投稿日: 2024.03.16
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    ハゲタカシリーズのスピンオフ。本編シリーズと当たり前だけどリンクしながら、謎であった部分が見えたりして軽快に読める。後は下巻に期待。

    1
    投稿日: 2023.01.17
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    ハゲタカシリーズのスピンオフ上巻。 シリーズファンにとっては重要なキャラクターの一人である、松平貴子を取り巻くストーリー。 鷲津が登場しないにも関わらずやっぱり面白い! 下巻に期待。

    0
    投稿日: 2022.09.04
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    大好きなハゲタカシリーズのスピンオフ。 個人的にあまり好きでない松平貴子さんが主人公だった為読むのを後回しにしていたのですが、 やはり流石の面白さです。 個人的に貴子の妹の珠香、ビーナスグループのモニカに魅力を感じました。二人とも仕事に一途で実力があり周りを惹きつけるところが好きです。 メインキャラクターのアランの死の謎も明かされるのか…下巻も楽しんで読ませていただきます!

    0
    投稿日: 2022.07.15
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    鷲津ではなく松平貴子が主人公の本書。 怠く読み始めたが、いい感じ。 アランが亡くなった理由も下巻で明らかになりそう。

    0
    投稿日: 2022.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    専門的な部分が多くてちょっと難しかった。経済や金融の話と思っていたので、スパイとか殺人とかそんなものが出てくるとは知らず、驚きつつもハラハラしながら楽しめた。 終盤は結構残酷な部分も多くて後味は悪い。 ハゲタカシリーズは初めてだったので、パートワンから読みたくなった。

    0
    投稿日: 2021.03.22
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    10月-13。3.0点。 ハゲタカのスピンオフ。日光ミカドホテルの松平貴子が主役。 フランスのホテルチェーンの一つとなっているミカドグループ。チェーンのゴタゴタに翻弄される貴子。 中国の富豪が、味方に付くとの申し出が。 すっと読める。鷲津が出てこないと、やっぱり物足りないが。。 下巻に期待。

    0
    投稿日: 2020.10.14
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    真山仁さんの代表作・ハゲタカシリーズの登場人物であるミカドホテルグループCRO・松平貴子が主人公の当著。 ミカドホテルグループは外資のビーナスグループの傘下に入っているのだが香港の大富豪・将陽明は、貴子に対し”見返りの無い援助”を申し出る。ただより高いものは無いと考える貴子は、将の提案を怪しむも、将の口から”鷲津政彦”の名が出た時、複雑な感情が芽生える。一方、記憶喪失から回復した将の娘・美麗は、将への復讐を企てる。。。 貴子は多くの陰謀が渦巻く中、どう闘っていくのか!?

    0
    投稿日: 2020.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    松平貴子が主役のストーリー。誰が味方で、誰が敵なのかまだ分からず、下巻でアランが死んだ本当の理由、美麗との関わりがどう展開していくのか楽しみ。 余談ではあるがドラマ版で貴子役を演じていた女優が適役だった。色々ありドラマの続編はないであろうなのが残念

    0
    投稿日: 2020.07.15
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    ハゲタカ2=バイアウトとハゲタカ3=レッドゾーンの間の物語。シリーズではおなじみの松平貴子が主人公。存続の危機に陥る日光ミカドホテルを救うために奮闘する。しかし彼女はいつしか国際的な謀略に飲み込まれていくのだった…。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou23406.html

    0
    投稿日: 2020.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハゲタカシリーズは全作品制覇のつもりが、(文庫本)書下ろしの本作に今まで気付きませんでした。 鷲津がほとんど出てこない作品ではありますが、貴子の奮闘ぶりに胸が熱くなりました。 スケールの大きいシリーズであることを再認識しました

    0
    投稿日: 2020.01.23
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    日本を代表するクラシックホテルの日光ミカドホテルは、経営難に陥り世界的リゾートグループのリゾルテ・ドゥ・ビーナス傘下に。創業家の長女、松平貴子は、執行役員になって目標値を達成すればミカドを返すとビーナスから約束される。一方、謎多い中国の大富豪から救済案の提示が。陰謀の渦巻くなか貴子が闘う!

    0
    投稿日: 2019.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハゲタカシリーズのスピンオフ。 時期的には、レッドゾーンの少し前のストーリー。 ミカドグループの松平貴子とアランの恋人 美麗が主人公。鷲津は上巻には登場しなかった。 スピンオフのためか、企業買収のハラハラ感はあまり感じない。 少し物足りない感じ

    0
    投稿日: 2019.03.04
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    今月の1冊目。今年の24冊目。 番外編ということです。本編のような重厚金融ストーリーはないです!本当に番外編という感じです。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    【感想】 うーん。 下記「あらすじ」の通り、奇しくもビーナス傘下に入ってしまったミカドが、ビーナスから抜け出すようにもがきつつ、ビーナスからも色んな学びを得ていくストーリーなのかなと思っていたが・・・ 中盤からもはや中国のスパイ映画のような内容になっていった。 タイトルの様にシリーズ3の「レッドゾーン」に突入するプロローグっていうわけでもなかったし。 途中から貴子もスパイみたいに冷酷になっていってたし。 そして何より、「サムライキャピタル」の人間が出てこないと「ハゲタカ」は面白くならないね! ハゲタカシリーズでは唯一の駄作に終わったのではないかと個人的には思う。 途中から思いきり迷走していたやん。 正直、本シリーズの恥部というか、蛇足以下の作品だった気がする。 さぁ、気を取り直して、「レッドゾーン」を読もう。 【あらすじ】 日本を代表するクラシックホテルの日光ミカドホテルは、経営難に陥り世界的リゾートグループのリゾルテ・ドゥ・ビーナス傘下に。 創業家の長女、松平貴子は、執行役員になって目標値を達成すればミカドを返すとビーナスから約束される。 一方、謎多い中国の大富豪から救済案の提示が。陰謀の渦巻くなか貴子が闘う! 【引用】 p249 「どうせビジネスをするなら、双方気持ちよくありたいものです。特に感情の行き違いだけは、避けるに越したことはありません。」 「ご存知ですか?世界の命運を左右する最大のエネルギーは、金でも経済的合理性でもない。人間の感情や欲望です。」

    5
    投稿日: 2018.09.14
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    ハゲタカのスピンオフ作品。 ミカドホテルの松平貴子が主人公。 とは言え、アランの死にもつながる話。 下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2018.07.22
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    ハゲタカ番外編。主人公はミカドホテルの創業者一族の娘であり、同ホテルを買収したリゾルテ・ドゥ・ビーナスの役員を務める松平貴子。 ミカドホテルを取り戻すため立ち向かう貴子と暗躍する中国投資家の存在。 やっぱりハゲタカは外しません。

    0
    投稿日: 2018.06.05
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    貴子が主役のハゲタカ外伝。本筋はスケールが大きくなりすぎの感がありますが、外伝だけあってとっつきやすいかんじになっていると思います。展開も早くて面白いので下巻が楽しみ。ただ、貴子が任された熱海のホテルの再建の件がどこかにいってしまっていて、どうにも必要性と辻褄あわせをどうするのか気になっています。下巻で帳尻があうのか・・・?

    1
    投稿日: 2018.02.01
  • まさにハーディ

    その意味で、一番大切なのは、逞しさでもずうずうしさでもなく、耐寒性でしょう。厳しい状況に際しては、冷静に対処しながら反撃の時を待つ。 そんなタイプの主人公がとても魅力的に描かれています。

    0
    投稿日: 2018.01.31
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    ここまで相手と自分のことを俯瞰して商談するのってすごいよなと毎度思う小説。このくらいの余裕と熱量持っていたい。

    0
    投稿日: 2018.01.03
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    ミカドホテルを元オーナー松平貴子がとり戻そうと奮闘、記憶を失った中国人の女スパイ美麗の復讐と交錯、そして、ちらつく鷲津政彦の影…。誰が見方でだれが敵なのか、陰謀渦巻く国際的な謀略の中、彼女はどう切り抜けていくのか。題名の通り「我慢強い」彼女を応援しながら下巻へ。

    0
    投稿日: 2018.01.03
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    ミカドホテルグループのCRO 最高再生担当責任者  松平貴子を軸に、物語がすすんでいく。 リゾルテドゥビーナスの社長 フィリップビーナスに 評価されて、取締役に。 アンリドヌーブ社長、モニカバーンスタイン副社長の確執。 貴子は 熱海の温泉 金色 を立て直すように言われる。 そんな時に ビーナス会長が 突然 死んでしまう。享年62歳。 ビーナス会長は モニカに代表取締役をやるようにと言われるが、 ビーナス会長のヨメ マリーヌビーナスが、大株主となり モニカを解任させる。 香港の富豪 将陽明は、貴子の祖父母も知っている。 戦争の時に、世話になったと言う。 そして、ミカドをとりもどすと貴子に言う。 美麗は、記憶喪失で登場。徐々に記憶がもどっていく。 アランのことを思い出し、 将陽明の娘であることを思い出し、そして、自分が何ものかを知る。 ピアノに触れて、自分の中にしまわれていた記憶が蘇る。 さて、物語の流れは 明確になってきたようだ どう下巻に 展開していくのか?

    0
    投稿日: 2017.12.25
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    日本を代表するクラシックホテルの日光ミカドホテルは、経営難に陥り世界的リゾートグループのリゾルテ・ドゥ・ビーナス傘下に。創業家の長女、松平貴子は、執行役員になって目標値を達成すればミカドを返すとビーナスから約束される。一方、謎多い中国の大富豪から救済案の提示が。陰謀の渦巻くなか貴子が闘う!

    0
    投稿日: 2017.12.23
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    話の展開が早い。 どんどん進みます。 ホテルの話と鷲津の話の絡め方が少し強引な気がしますが、とりあえず下巻が楽しみです。

    0
    投稿日: 2017.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハゲタカⅡとレッドゾーンをつなぐのは、シリーズの3人目の重要キャラ、松平貴子さんの実家のホテルから始まる国境を超えた企業買収。死んだアランの恋人だった美麗こと翁藍香がまさに『ラスト、コーション』な感じでおいおい!と思ったけど、彼女とあの賀一華の家系の総帥・將陽明の企てとアランの死が鷲津さんをめぐる件と思うと非常にワクワクする。ゴールデンイーグルの降臨もある下巻も楽しみ。

    1
    投稿日: 2017.11.26
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    愛するホテルを守れ! 貴子が世界と闘う金融サスペンス劇 日光ミカドホテルは経営難に陥り世界的リゾートグループ傘下に。創業家の長女、松平貴子は執行役員になって目標値を達成すればミカドを返すとグループから約束される。国際的な陰謀の渦巻くなか貴子が闘う!

    0
    投稿日: 2017.11.13