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少女残酷論 完全犯罪研究部
少女残酷論 完全犯罪研究部
汀こるもの/講談社
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総合評価

15件)
3.7
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    シリーズ3作目。 洗脳、宗教、夜の仕事などがテーマ。 どっぷりな人には何を言っても無理。 だって聞く気がないんだもの。 正義とは何か? 無関心ほど残酷なものはないのかもしれない。

    9
    投稿日: 2021.10.28
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    ぼんやり少女を捕まえ、新メンバー? 春休みが明ける前の学校では、立てこもりが発生。 のおかげで勝ち取った合宿。 罠にはめられるのを察知して、はめ返す怪談。 いじめの因果応報を仕立てるのが怖い話。 新メンバーの友人が、昔ネットにのった事件。 そしてそれに対して、の…。 当然のことながら(?)最後になるにつれ 犯罪の度合いが凄いです。 むしろ、最後は犯罪ぎりぎり、ではなく 犯罪そのもの。 ばれないようにしてください! という状態です。 ここだけ見たら、うわぁ…な話ですが、ここに至るまで 犯罪にならない事をしているので、うっかりと そのまま流しそうになってしまう話の順番。 学校の先生が、不憫でたまりません…。

    1
    投稿日: 2018.07.23
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    好き。作戦を実行しているときのテンポがいい。出てくる固有名詞が半分わかるくらいがちょうどいいのかも。全部わかったらあっちの世界の仲間入り。

    1
    投稿日: 2014.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ3冊目。前半楽しげ、後半重め。 「完全犯罪っていうか完全に犯罪」はそんなの今更いうのか!と突っ込みたくなった。一巻から思ってたけど、キャラのセリフとして出るとは思わなかった。 みんな本気すぎ真剣すぎ真面目すぎで怖い。続き、でたらまた読んじゃうけど。

    1
    投稿日: 2013.09.05
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    新キャラ登場…って他校生な辺りから相変わらずの破天荒ぶり。このキャラがキーとなって結末へ続くわけですが、結末よりも日常パートの無茶っぷりが面白い。ネットやモバイルを駆使した手法がリアルで、よく調べてるなーと思う。 今回不憫だったゆりっぺも、次回は挽回してほしいところ。

    1
    投稿日: 2013.05.16
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     ネット上の人格を認めない世界。  ……を、リアルでもここまで書けるっつーのはライトノベル的なのか今の社会はこうなのか。読んでいて怖くなった。  表紙は萌えだが油断してはいけない。

    1
    投稿日: 2013.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    完全犯罪研究部のメンバーが揃ってワイワイ騒ぐシリーズ3作目 <あらすじ> mission 1 Ustでヒット数稼ぐために援交オヤジを狩る様子を中継する mission2 校内に立てこもった生徒を引きずり出す mission3 合宿中に殺人事件クイズを作ってみんなで論じる mission4 百物語で新聞部のドッキリに対して逆ドッキリでお返し mission5 イジメっ子をtwitterを利用して再起不能にする mission6 女子高生がトイレで出産して失血死し嬰児も死亡していた mission7 上記事件に対してクズコメントを書き込んでいた人物を特定し制裁を加える mission8~10 mission1とmission6の話がつながり物語が決着する <感想> SNSを組み込んだ話が主で、話は繋がってるけど、大きな謎とか一切なく 短編集のようなつくりだったのが残念

    0
    投稿日: 2013.04.11
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    面白い。ふつうは踏みとどまるところを躊躇せず何をしでかすかわからない完全犯罪研究部の面々から目が離せません。Twitter使ってのいじめ報復は最たるものですが、彼らの徹底ぶりには恐れを抱くとともに感心してしまう。 今回東條君が一線超えた行動に出てしまい洒落になってなかったですが、そこまで行動できるという熱量には、かすかなあこがれを感じる部分もある。もちろん真似しちゃだめですし尊敬もできないですが。 本気でぶつかり合えて、踏み越えたらちゃんとブレーキかけてくれる仲間がいるってなんかすごく青春してますね。

    1
    投稿日: 2013.04.04
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    犯罪行為をしているのに、なんだか問題を解決しているから、いいことしてるように思える。 いや、騙されてはいけない。 完全犯罪研究部の面々は、ワルモノです。

    0
    投稿日: 2013.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    みんな楽しそうだなが半分、こんな高校生いたら怖いなが半分。 話のテンポが速く、さらっと読めた。 キャラ語の半分は?が多かったが、ミステリ関係の隠喩にはときどきにやりとされられる。 面白かった◎

    0
    投稿日: 2013.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も台詞回しが見事。特に杉野二号。 攻城戦と「かんぜんっ!」の展開にエキサイトした。 直井アヤかわいい。くーらんが不憫

    0
    投稿日: 2013.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    楽しそうだなぁ、というにはいろいろ抱えてる人々なのでなんとも。しかし怖い時代になったもんだなぁといじめ返しを読みながら思う。だって、これ実際にやってたらネットリテラシー……とか呟かずにはいられないよ。 ゆりっぺは相変わらず大変。

    0
    投稿日: 2012.12.30
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    相変わらず読んでるとすごく頭が冴えてくる。 ヒーロー漫画や洋画のようだ。 アニメ化実写化してほしいけど内容がアウトーだろうなぁww それにしても汀さんの引き出しの多さに毎回感服します。ネタも新鮮。 東條…やってくれるぜ…

    1
    投稿日: 2012.12.29
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    おおぅぅっ...シリーズ3作目!! この方にしか書けない クズオタ高校生達の青春小説の新作。今作では 新たに新メンバー(他校生なのにw)が加わり、新たな 暴走と暴徒化するゼロ研たちのカオスぶりがメーターを 振り切ってます。一般的には悪書の類の小ネタが もう...バンバン。 特にMission5における彼らの「いじめ」に対する報復が もう...ハンパじゃないです。ネットの世界は自分の知識量が 足りない所為か、(もしくは偏ったイメージ)現実に普通に コレに近いことが、日常起きてるんじゃないか...とそら恐ろしくなったり。 そういったネットを駆使して一人の中学生の人生を、軽く 終わらせた次の章では、そんな人間たちを(120%自分たちを 棚に上げてw)、次々と報復していくという...鬼畜高校生っぷり。 なのに、憎めない彼らのキャラ造詣と会話のテンポ、その内容...etc 本当にこの方にしか書けない作品なんだと思います。 個人的には一気読み、ニヤニヤし通しでした。 もはやミステリ的要素は殆どない。あるにはあるが ゼロ研の合宿と称したプチ旅行で申し訳程度に起こる仮想殺人事件の推理合戦のパートも...とんだ肩透かしで、本当に食えない方ですw。 大好き。

    1
    投稿日: 2012.12.25
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    さすが、こるもの。 ここまで乗ってくるとは期待以上だ。twitterの炎上とか特定とかリアルにアウトな気がするけど、最近で一番尖ってる気がする。 劣等感疎外感。完璧

    1
    投稿日: 2012.12.08