
総合評価
(316件)| 49 | ||
| 122 | ||
| 100 | ||
| 17 | ||
| 0 |
powered by ブクログ今回で読むのは恐らく3回目になる。主人公である萌絵の友人である杜絵の家族に起きた不可解な誘拐事件のお話。意外な結末に、3回目でも驚かされて楽しませてもらった。トリックというよりもその真相に辿り着くまでの登場人物の会話が面白い。この話では犀川先生よりも、萌絵と萌絵の叔母である睦子の会話が印象に残る。睦子の余計なお節介に怒り捲し立てる萌絵に対して、騙し討ちした睦子は反省する事なく、逆に「今回は見逃すけど、今のは言い過ぎ」とキッパリ言ったり、別れ際には服装の事を実は気にしてる素振りを出してお茶目な一面を見せたり、完全には憎めないキャラクターだと改めて思った。登場人物の会話に知的さとユーモアさが混じってて、こんな会話に参加したいなぁと思わせてくれる。
0投稿日: 2026.10.04
powered by ブクログ面白かったんだけど腑に落ちない点がいくつかあって気になってしまった 東京なんて人がいくらでもいるのに容疑者と被害者の接点をうかがうとか ミスリードのためなのかもしれないけど人物像から想定できない人間関係をもってくるのがずるいというか それも含めてこの作品の良さなのだったらちょっと向かないのかもな〜と思いつつ読みやすくて読んでしまう
0投稿日: 2026.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ読み進めてきたけど、珍しく第三者目線で話が進む。ちょっとテイストが違うので合う合わないが結構あるのでは。 自分は犀川&西之園さんの会話が好きなので、それが少ない今作はあまり刺さらず。さらに、人の心理の複雑さをいつも書いてくる森先生、今作はいつにも増してすぐ理解できる内容ではなかった。タイトルに相応しく、ラストでこれまでの内容(過去)がレプリカだったと示されて、頭が?でいっぱいに。ということは‥どういうこと?という悶々状態です笑。
29投稿日: 2026.08.29
powered by ブクログこの上ない満足感。圧巻の一言。 ミステリーとしてもヒューマンドラマとしても極上の作品であった。 今後好きな作家を問われた際の回答には森博嗣の名が加わるだろう。 普段は自分の考えが上手く整理できるかと、少なからず億劫になる感想も今は思うがままに書いている。考えをまとめている場合などではない。 ここからは少し冷静に。 作中の登場人物も言っているように一見すると事件自体は地味なようにも感じた。 それでも退屈しなかったのは西畑刑事や萌絵が次々と仮説を立ててくれたおかげだろう。 巧妙なトリックも衝撃の犯人も最後まで見破ることができず、ミステリー作品として充分面白かった。 那古野の屋敷で銃声が響いたシーンの伏線回収には驚いた。 最終章ではあらゆる謎の解決、華麗な伏線回収、予想だにしないどんでん返しなどミステリー作品の魅力が次々と溢れてきてページを捲る手が止まらなかった。 しかし、"面白いミステリー"だけでは終わらないのが森博嗣。 杜萌を筆頭に様々な人間関係が描かれている点も今作の魅力の1つであった。 素生の間に起きた出来事や萌絵との友情、そして何よりラストに明かされるとある人物との関係性には驚いた。 そして登場人物の間で交わされる会話にユーモアがあるのも森博嗣作品の特徴であると思う。 萌絵と犀川のタッグにはその要素がふんだんに盛り込まれていて飽きることなく読むことができる。 すべてがFになるに次いで夏のレプリカもこの満足感。S&Mシリーズは読破しようと心に決めた。 個人的に50~60ページという丁度いいページ数で章が区切られていると読みやすいことに気がついた。 他の作品の解説は一作者として書かれているものが多いが、今作の解説は散文的な要素もあったことから一読者としての解説かのような親近感を感じる解説であった。
1投稿日: 2026.08.13
powered by ブクログこのシリーズの中でも好きな作品でした。 トリックどうこうでなく、物語として。 前作、幻惑の死と使徒の対になる作品。 よくもまあ、この二作をこれだけ上手に絡めながら同時進行させる話を書きましたね。本当にすごいですね。 事件・謎の部分はほんの些細なところ。トリック自体はなんとなく想像はできたけど、この作品の本質はそこでない気がするなぁ。 個人的にささったのは、エレベーターに乗って降りるシーンの表現、「重力加速度が減少し、やがて増加する」の部分。客観的に物理現象として表現してるあたりが、その時の彼女たちや読者の心境をよく反映してると思う。
28投稿日: 2026.08.03
powered by ブクログ今作の事件は前作の事件と並行して起きていることであるから、今作には偶数章しかない、ってとこからお洒落でかっこいい〜。定期的に摂取したくなるS&Mシリーズ。今回は萌絵の最強お嬢様っぷりが控えめだったような気がする。杜萌が犀川先生のことを「どこにでもいる特徴のない男」と評しているのが面白い。最後の最後に少しの希望があってよかった。
11投稿日: 2026.05.12
powered by ブクログ一夏の再会が、私を一つ大人にした。 S &Mシリーズも随分と読み進め、犀川と西之園二人の掛け合いにもだいぶ心地よさを覚えてきたこのタイミングで起こった事件は、前巻のマジシャン事件と同時並行に起こっており、そのため犀川、西之園コンビがあまり出てこない。キーパーソンの杜萌の視点から殺人事件と失踪事件が描かれていた。 ミステリーを読む時には色々と推理をしながら読み進める人もいれば、そのときの雰囲気に浸るのを楽しむ人もいる中でこの作品はどちらかというと「後者」の読み手がより楽しめると思う。いつものような「仮定」とか「論理」とかの視点よりも、登場人物の「立場」や「過去」、「心情」といった視点から味わうことができ、それはいつもと違うキーパーソン杜萌の視点から描いたという良さが出たところだと思う。 人はどのようなときに大人に近づくのであろうか。受け入れられないことが受け入れられるようになったとき、過去の出来事に区切りをつけられたとき、新しい自分を人や自分が見つけたとき、色々なときがある。「変化」をどのように捉えて、どのように受け入れるか、それにより「今」の見え方、「真相」の見え方も変わるのであろう。 物語のラストに向けて様々な「余韻」が残されている。一夏の出会いや別れ、出来事ってそんな感じの「虚い」や「儚さ」を纏った朧げなものがあって、自分が目の前にしている「現実」に向き合えるのではないだろうか。そんな一夏に魅せられて、人はまた一つ何かしらのカタチで大人になるのだろう。
49投稿日: 2026.05.05
powered by ブクログ萌絵の人間的成長が感じ取れる面白い作品。 サラッとスッキリ。 進めていくうちにどんどん文庫本が厚くなるけど、すごい優しい読み心地。
0投稿日: 2026.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
S&Mシリーズ7 今作は偶数章のみの構成 ほとんど犀川がでてこず物足りない印象、萌も前作の事件の謎に興味がありなかなか関わってこない、これ同時期に起こってなかったらすぐ解決したんじゃって思ってしまう。
0投稿日: 2026.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作「幻惑の死と使途」と並行して起きていた事件を扱っており、前作が奇数章しかなかったのに対して今作は偶数章しかないという細かい仕掛けに感心した。 これまでのシリーズとは少し変わって萌絵の親友・杜萌が巻き込まれた事件を主に杜萌に中心に描くが、まさかの結末に驚いた。たしかに見返してみると、家での誘拐シーンなど、事実と矛盾しないように表現されており、一種の叙述トリックのようで、してやられたという感じだった。男女の痴情のもつれではあるが、杜萌と赤松の背景がもう少し描かれても読者としては面白かったと思う。 シリーズも後半に入ってきたが、まだまだ先が楽しみ。
0投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログ奇数章が「幻惑の死と使途」、偶数章が「夏のレプリカ」となっており、並行して読めばより良く楽しめます。物語の途中途中で、もう一つの事件に触れたり関わったりしています。
9投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログこれまでのS&Mシリーズとタイトルの雰囲気が違うなと思って読み始めたからか、中身もなんとなくですが新鮮に感じました。タイトルから勝手に爽やかさを感じていたのもあって、ラストは余計に心が苦しくなりました。 蓑沢家はこれからどうなるのかな… 知り合いの読書王の感想をききたくなる作品でした。 とてもおもしろかったです!
1投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログ萌絵犀川シリーズにしては難解さはあまりなくスラスラと読めたかな。 萌絵が最後にトリックを解き明かすシーンでは何故このトリックが思いつくのか読んでも分からなかった。犯罪者赤松と杜萌の経緯も明かされないし基生のことも描かれないし、後の作品で出てくるのかなぁという感じ
0投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんたって最後のチェスのシーンでの緊迫感 仮面のトリックとか途中は、まあ、という感じ 動機もイマイチ
0投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログS&Mシリーズを私が好きな理由は2人の掛け合いが読みたいからという一点に尽きるのですが、今作はまさかの犀川先生めっちゃ出てこーへんやん えーてなるどころか今までで1番好きですこれ。めっちゃ面白かった… 儚い… なんでそうなった?ていう謎が多いに残りめっちゃ考えさすやんて感じです。読後感が切ないー
1投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログS&Mシリーズ第7作品。T大学大学院生の蓑沢杜萌は夏休みに帰省した実家にて仮面の誘拐犯に捕まり、一方で家族も拉致され蓑沢家の別荘にいた。しかし、誘拐事件は奇妙な事に別荘の誘拐犯が車の中で相打ちで死亡し、実家にいたはずの蓑沢杜萌の兄・蓑沢素生が失踪するという結末に。夏の事件に隠された過去とは。 前作「幻惑の死と使徒」と同時系列であり、前作が奇数章、本作が偶数章の章立てとなっています。本作は萌絵の友人である天才・蓑沢杜萌の物語。萌絵と杜絵という天才同士のチェスシーンは印象的でした。
8投稿日: 2025.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
s&mシリーズの7作目。 有里匠幻の事件と同時期に起きた蓑沢杜萌の事件について描かれた話。 これまでの作品とはややテイストが異なる感じがした。他作品と比べると理系要素はかなり薄めだと感じた。 事件自体がおまけというか、あまり事件にフォーカスした内容ではないと思った。どちらかというと杜萌の過去だったり杜萌自身について描かれていた。 杜萌が殺していたというのは分からなかったけど部屋に入ったのが赤松ではない事や恐らく杜萌の彼氏が関わっているという事は分かりやすかったと思う。 萌絵がチェスを通して杜萌が殺人を犯した事に気づくシーンは悲しかった。親友の犯罪をこんな形で知ってしまうっていうのは辛かったと思う。 ただ素生が生きていたというのは杜萌にとっては救いになると思う。 この萌絵が杜萌の殺人に気づく→杜萌は自分が素生を殺した事に気づく→実は素生は生きていた、という流れは感情を揺さぶられた。 s&mシリーズの中でもスピンオフ的な立ち位置なのかな? この後杜萌の話がまた出てきたらアツい。
0投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログS&Mシリーズ第7弾 「幻惑の死と使徒」の裏で起きてた別の事件。 あれ?これで終わり? まだ謎が残ってるような…。 今までにないサラリとした結末 もやもやする|ω・*) 理解しきれてないだけか。 「名前が逆…」はネタバレ調べてやっと分かりました。この事件のキーワードじゃなかったのか。
7投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログS&Mシリーズの第7作目である本作。前作と同時期に起きた殺人事件について描かれており、前作の伏線がしっかり回収されており、とても満足しました。 以下あらすじです。(サイトより引用) T大学大学院生の簑沢杜萌(みのさわともえ)は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。眩い光、朦朧(もうろう)とする意識、夏の日に起こった事件に隠された過去とは?『幻惑と死と使途』と同時期に起こった事件を描く。 本作は西之園萌絵の親友である杜萌の視点で描かれるストーリーで、スピンオフ的な立ち位置かと思いきや、しっかり主人公が解決してくれる展開でした。内容に触れてしまうので、あまり詳しく言えないのですが、本作の結末は結構お気に入りで、シリーズもののミステリーではこういう結末も1つはあって良いのかなと思いました。 本作はあまり萌絵の視点から描かれないので、萌絵のファンからすると物足りないかもしれません。
53投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ西野園萌絵の親友、杜萌の一人称視点で進む本作。ミステリとしてはシリーズで一番驚きが少ないと思いましたが、ストーリーはかなり好きです。「客観視した時に初めて見えるものがある」「忘れたいものは記憶のキーに閉じ込めてしまう」という前振りからの萌絵が結論にたどり着く流れ、チェスを通して杜萌が記憶のキーを開く演出があまりに綺麗で、鳥肌立ちっぱなしでした。そして何より良かったのが「杜萌」のキャラクター像。親友の萌絵とよく似た人物でありながら、犀川先生のような人物に出会えなかったことで歯車がズレてしまったレプリカのような存在。切なかったですね…。 ただ、気になる点はもちろんあって、素生は結局なんで失踪したんだとか(一緒にいた人誰?)、「幻惑の死と使徒」であれだけスカッと事件解決した数日後にこんな結末迎えたらショックでかすぎだろとか、犀川先生一瞬で解決しすぎでしょとか。いろいろ思うところがあるんですが、それ以上に好きなポイントが多いので満足度高かったです。
11投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログS&Mシリーズ第7弾 夏のレプリカ 最後の展開が余韻残しすぎで少し困惑してますが 徐々にそういうことだったのかと この7弾だけ、今まで違う位置付けなんでしょうね 杜萌が今後も登場してほしいなと思いながら読んでいたので、どうなるのだろうか ほぼ犀川先生登場しないので 物足りなさはありますが 萌絵と杜萌のチェスのシーンは過去から今まで流れもあってよかったですね エヴァーグリーンゲームを思い出しました あの作品も盲目の人いたな確か(強かった) 想像を超えての結末だったので大満足の5点にしたいのですが、やはり犀川先生にもっと登場と解決に入り込んでほしい(勝手に想いが強くなってる)ので ⭐️4とします 夏のレプリカというタイトル。。。 杜萌からみた事件の視点と実際の事象が起こった視点という意味のレプリカなのか。。。 (うーん、もう一度見返したい、それでも気づける自信がない) 続いての8弾へ 今はもうない (また、今までにないタイトルで楽しみだぁ 中身みてないけど、タイトルが全部いいです 読み終わった後にそういうことねとわかる)
24投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログS&Mシリーズ第7弾読みました。 前作と同時期に発生した事件をある女性視点をメインに事件を紐解いていく物語であり、もちろん犀川さんと西之園さんも登場しますが今までとは趣向を変えた新鮮な作品でで凄く良かったです。
1投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
杜萌と萌絵の関係性が素敵。杜萌と素生の話を聞いた時、萌絵が「あなたが悪いです」とはっきり言ったところでさらに萌絵が好きになった。
0投稿日: 2024.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少し癖があり、慣れが必要だと思った。 偶々古本屋で手に取ったためなぜ偶数章のみなのか?と疑問に思ったけど奇数章だけの前編?がある事を知りなかなか面白い表現だなと思った。順番は逆だけど今度は奇数章を読みたい。 そこまで奇数章を意識して読まなかったが、それでも物語としてミステリとしてはとても楽しめたし、最後までモトキが犯人もしくは家族の誰かがグルだった(トモエ以外)だと思ってたが普通に騙された。 夢や少し犯行日のトモエがとった行動の不可解さ、大学にアカマツが現れ何もしなかった事等のヒントがあったのにも関わらずトモエを疑えなかった。トモエの記憶を信じ兄に対する思いを根拠に勝手に犯人候補から外してしまった。 記憶の見せ方や日常の行動からトモエを活動的で嘘偽りがなく男に対する目もキツいと勝手に読者に思い込ませ最後の最後でその認識を変える。とても面白い小説でした。
0投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『幻惑の死と使徒』と連続して読んだ。前作が奇数章しかなかったので、偶数章があるのだろうなと思っていたけれど、パート2や番外編などではないこういった作品の形はとても好きだと思った。 ミステリ好き、そしてシリーズのファンとしては、そろそろこのタイプの犯人(ストーリー)が出てくるだろうという予想があったので、犯人は何となく予想できたがそれでもやはり驚くものがあった。萌え絵や犀川先生目線の章が、これまでの作品より少ない分、少し読んでいても張りがなく、事件も中盤から最後の最後まで進展しないため、だらだらとした印象を受けるが、『夏のレプリカ』というタイトルも最後まで読んでからなるほどな、と納得したのでそこが1番楽しめた部分だった。
0投稿日: 2024.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
幻惑の死と使徒の裏で動いていた事件のお話でした。萌絵ちゃんと杜萌のチェスのシーンが良かったですね。最後、殺されたはずの人物が登場しますが、??となりました。どなたかわかる人教えていただきたいです。
6投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログまっちゃん本。 あーー!!ーー 面白すぎる。 前回の幻惑の死と使徒 の裏で起きてる事件。 モエのお友達が同時進行で事件に巻き込まれてた!!!!! もう、これだけで十分にスリリングなのに。 なのに。 なのに。 いわん。 これ以上は言わない。 森博嗣の類稀なるミスリード発射に、 数々打ち取られ、 ラスト惨敗です。 わたしも絶対ウラをかいてあいつが犯人だな。と思わせられた。 うますぎる、、、、 この人が犯人っぽいなぁ。と思わせられてる気がするから、この人は犯人じゃない気がする。 大体こういうのはここでオチルし、こいつかこいつが犯人だな。 が。ことごとく間違い。笑 大いに楽しみました。 #森博嗣 #うますぎる #なんの細工もしてないのに #淡々と騙される #いや、ちょっ、待って #この気持ち #森博嗣だけ #幻惑の死と使徒 #リンク #裏事件 #事件は起きすぎてる気はする #モエの周りで #あまりにも多すぎる #けど面白いからそこはよし
0投稿日: 2024.05.16
powered by ブクログ前作の間の別事件の話。 犀川先生と萌絵の出番は少なかったけどとても楽しめました。 このシリーズももぅ少しで終わってしまう。でも森先生の本はまだ沢山あるのでまだまだ楽しめそうである。
26投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログS&Mシリーズ7作目! 奇数章だけという前作に続いて 今作は偶数章だけ ということよりも何よりも あくまで前作の奇数章の方で動いてるからか 今作はS&M視点で話が進まない… 大半がM=萌絵の親友であり 今作の事件の渦中の人物でもある 杜萌視点! S&Mの会話や空気感が好きな身としては 物足りない… もちろん2人のちっとも進まない関係は 出てこないのだから 尚更進まない… 杜萌視点だと昔の萌絵と今の萌絵が 友達目線で同じレベルで描かれるから そこは楽しめた。 今までも萌絵の友達ポジションはいたけど 今作の杜萌は親友というだけあって 萌絵の過去を知っていて 萌絵としっかり繋がっているというか それでいて 同種というか同等というか… そして今作は萌絵の代わりではないだろうけど 萌絵の叔母の睦子さんが ちらほら出てきてくれるのが救い。 「あんなにお優しくてはね、ちょっと大物にはなれません。これ、嫌味じゃなくてよ」 なんて、叔母さまが言うからこそ素敵。 乗馬とゴルフの小話も良き。
14投稿日: 2024.01.26
powered by ブクログ切ないお話。杜萌の心情と素生の失踪事件の謎が気になる、、、 萌絵と犀川先生の絡みが少なくて悲しかった。
2投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった! 萌絵の親友のお話だったので、犀川先生不足に加え、いつもの萌絵らしさが欠けてましたが、それでも楽しめました。 犀川先生の登場が少なくて、四季のような登場人物もいないので、あとがきにあったように、文章にさらり感がありました。 と言っても、私は犀川先生のあの難しい話し方や話も好きなので、良し悪しではなく、単なる感想です。 あっという間に読み終えてしまいそうだったので、あえて休憩を取ったりしました。 素生のことは、もう少し詳しく知りたかったけど… 何はともあれ良かった。
1投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったのかどうか、星5つの評価で付けるのが難しい。 ただし、読者を惹き込む謎とキャラクター、真相に辿り着くまでの道のりや登頂した時の満足度はあったように思う。 これまで犀川と萌絵が解いてきたミステリーに対して、似た内容でありつつも路線が異なる内容だった。以下列挙。 ・殺人が密室ではない。ただし、人のアクセスが限られた空間で殺人が起き、誰が殺したか不明な屍体が2つあがる。 ・前巻と並行して進むストーリーである。 ・天才的な詩人家が登場する。 ・犯人視点で物語が進む。 読者視点からは、前巻と並行して書かれた意味が乏しい。評価できる点としては、前巻と並行した物語を作る上で登場人物の動きや感情面の整合性が取れている(と思われる)点だ。時間軸を同じくして2つのシナリオを書くという作者の挑戦は成功していると思うが、読者にとってはあまり意味がないと思える。これを行った理由は、シリーズ物の中で特殊性のある巻を作り出したかったからだと思うが、先に述べたように読者からすると味気ない。 「夏のレプリカ」はミステリー物として、全10巻中の第7巻に位置する。 これまでの流れからは、天才的な博士らが犯人であることが多かった。しかし、今回は天才的な詩人家が犯人であることを想像させつつ、犯人ではない。読者のミスリードを誘うものだった。 今までのシリーズがあるからこそ、読者をミスリードに誘うものであった。 あくまで、これまでのシリーズを読んだ読者を騙す仕掛けがされていることを楽しめる作品だと思う。 裏を返すと、この作品単体で読んで楽しめるものではない。 他の作品にもいえることだが、犯人像や動機がブラックボックス化しており、読者の想像に委ねるものとなっている。 今回だと、赤松の犯行動機、杜萌の犯行動機、素生のラストが特に謎に包まれている。 これらに関して、想像はしたいが答えの出ないものだと思うためあまり時間はかけずここに記載もしない。 これらは、読者に考えることを促すものだと思っている。全てを解決することがミステリー作品の前提という意見もあるとは思うが、考えることを促すこのシリーズが私の好きな所である。 犀川も萌絵も、考えることをやめない。 そんなキャラクター達に惹かれてこのシリーズを読み進めているため、残り3作品も考えることを楽しんで読み進めたい。
1投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズを一貫して、自分とはかけ離れた天才が活躍し、それを楽しんできました。 今回登場し、事件に巻き込まれる蓑沢朴萌も盤がなくてもチェスを指せるなど天才の一人だと思います。 朴萌の兄の失踪の謎も相まって最後まで謎を楽しみながら読むことができました。 ただ、動機が… 犀川先生は動機は当事者しかわからないと言うけれど、蓑沢朴萌が、その理由でというのは納得しきれなかった。 例え天才だとしてもということなのかもしれないけど… 最後はちょっとだけ救いがあって良かったです。
0投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
理系に憧れる。難しい数式を滑らかに解く自分を恍惚と幻想しながら、読み進めるのが、楽しい。子どもの時に読んだハリーポッター、現在視聴中のNetflixのドラマ「クイーン・ギャンビット」に続き、本作でもまたチェスが登場した。これは流石やってみなければいけない。「メイト」と言ってみたい。でも勝ち越しの西野園萌絵がこれを最後に行っていた。だからもしかすると、負けることになる人が言うセリフなのかもしれない。
1投稿日: 2023.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この話、犯人とチェスのシーンだけすごく印象に残っていました。久々に読み返した。友達が幻惑〜と並べて、一章ずつ交互に読んでたなーっていうのを思い出しました。面白そう!って思うけど、多分混乱しちゃって、何も覚えていられないと思う…。
0投稿日: 2023.09.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終えてすぐの感想は切ない、、、だった。 トリックはなるほど!とはなったものの解決編を見ている時の心境はトリック云々よりも「マジか、、、」と心の中で呟きながら読んでいた。
1投稿日: 2023.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ唯一、主人公が犀川でも萌絵でもなく、萌絵の親友である杜萌。 そして、殺人犯(の一人)が杜萌だったという、叙述トリック的な?作品。
1投稿日: 2023.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「幻惑の死と使徒」の姉妹作なのかな、前作読んでなくても読めるけど前作読んだほうが楽しめると思う。 事件としてはS&Mシリーズの中では至って地味。 萌絵の親友の杜萌が強盗殺人事件に巻き込まれる。 事件の最中失踪する兄の存在。 チェスのシーンはかなり衝撃的だったし、 それまでのグダグダ恋愛話がなぜ必要だったかわかってゾッとした。恋はあの西之園萌絵もバカにしてしまう。そしてそれに例外はない。
1投稿日: 2023.07.11
powered by ブクログシリーズ7作目。今回はいつものメンバーはあまり登場しないので番外編のような感じ。ただトリック然り犯人然りとても面白かった。ただ、500ページある中で300ページくらい話が進んでなくねと思ったり、、、。それが森博嗣作品の良いところでもあり辛いところでもあるかも。作中にあった『穴』の定義や図形と色の違いなど、各所に理系チックな話があるので今作も楽しく読めた。
1投稿日: 2023.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
N大工学部の犀川助教授と学生西之園萌絵のコンビが事件の謎を解く森博嗣のS&Mシリーズの7作目。萌絵の高校時代の友人杜萌は、夏休みに帰省した実家で誘拐事件に遭う。同時に実家にいたはずの兄も行方不明となってしまった。萌絵は友人の話を聞きながら、事件に興味を持ちいつもの行動力でどんどん関わっていくが・・・。 ネタバレになるが、サイコホラーだった。読者に対してもずっと感情を隠していたのね。 今回犀川はほんとうに先生だった。萌絵にすぐ仮説を教えるのではなく、客観的に見るように伝えて、謎が解けた帰りの新幹線では萌絵に大人になったねと言う。今回は犀川先生のペースだったので、次は萌絵にペースを乱してほしいと思った。笑
0投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログわぁ〜!どんどんM&Sシリーズに夢中になってしまう!今回は前作と同時に起きた事件について書かれているので、これから読む方は前作「幻惑の死と使途」を読まれてから、こちらの作品を読まれた方が良いです! 今回も犯人予想ハズレました(^^;
3投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログ何がどうやって進んでいるのかさっぱり分からないままに読んでいくわけだけど、意外や引き込まれるわけで。と言ってもね、雰囲気だけで謎解きの方は全く分からんというかついていけてないんだけど、しかしこの助教授はこの情報から謎をとくっていうんだからすごいというか、いやどうやって分かるんだこれ。 なんか勢いというか最後の展開がドラマチック過ぎてそれは良かったんだけど、ね。
3投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログシリーズ中の異色の作品として取り上げられる本作。第三者を通して萌絵や犀川の側面を知ることができて面白かった。 奇数章、偶数章しかない構成で、同時期に起こった2つの事件が並行して進んでいく点は、森さんの筆の力にただただ驚嘆するばかり。 敢えてこの構成を取った意図としては、個人的には萌絵の精神的な成長を表現したかったのかなーと思う。 個人的には前作が好きすぎたために、評価は低め。 タイトル「夏のレプリカ」について、自分なりの解釈は出来た。自分の過去の経験と照らし合わせて、(もちろん作中で起こる出来事には遠く及ばないが)しっくりくる部分があった。
3投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
分からないけど分かってしまう。そんな感覚。 なんでこんな複雑な人間を描けるのか。 チェスのシーンは、杜萌が子供から大人へと変化してしまったこと示す印象的なシーンだった。 しかし、好きな人を手に入れたいと言う動機は、少女の時に抱いていた夢や純粋への憧れが感じられ、大人になることへの抗いが起こしてしまった事件なのだろうと思う。 変化しつつも純粋さを持つ萌が眩しく見える。
0投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログ前作と合わせた感想。 面白かった。 この同時進行した2つの事件を2冊に分けて描くという手法が、史上初だったのか既にあるものだったのか知らないけれど、楽しめた。 でも、今作を独立した作品としてみると弱いかな? スピンオフみたい、、、。
0投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログなんだかしっくりこない巻だった。いろいろと想像できる要素があるのは良いと思う。だけど、簑沢家の面々がどうにも受け付けなかった。もうずっと「ロッキィ...(´・ω・`)」ってなってた。あと、犀川先生の「名前が逆だったていうのには、気がついていた?」が意味深すぎて全然わからなかった。自分では手に負えなくて答えをみたけど、これは分からないですよ先生...萌絵はこの言葉の真相に辿り着けたのだろうか?まあ、萌絵のことだから忘れるってことはないだろうし、最終的には答えに辿り着けるんだろうな。私自身、犀川先生はとても好きだけど、この巻の先生は不思議ちゃんだなと感じた
0投稿日: 2023.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一人称がいつもの主人公ではない、という試みは多くのシリーズもので扱われるものだが、これはずるい。面白い。再度最初から読みたい(次のシリーズ読むから再度はまたしばらくしてから)。 Mの高校時代の女性の友人が一人称で展開される。巻き込まれた拉致事件、犯人グループが殺害される事件、兄の失踪事件。 幻影のシトシトと同時進行で展開されるが関係ない、ある意味二部作の後編。 主観で語られることが如何に曖昧で、事実との相違があることを伝えて来る。 Mは謎解きに参加するけど今回は外野。Sも割と外野。Sの会話劇が好きなんだという勢からすると物足りないかも? ラノベもサラッと楽しいけど、やはり心理描写や細かい表現、没入感がたまらない!森博嗣先生最高です。 ファクトで語る!の語り手にバイアスかかりまくってますよ!て感じ。それはもうファクトではない。 であれば、数値で示されること以外には客観的に述べることは難しい、だから分析して数値に落とすことって大事だよねと。 これ結末ぼやっとしてるけど、後のシリーズでわかるのだっけ?覚えておかないと。 (追記)犯人の動機がわからんというレビューがよくあるということだけど、主観で書かれてて解決編の回想がないからってことかな? 人間の精神の多様性が面白い、外に見えてる面は数多ある顔のひとつってのがこのシリーズ通じてよく出てくるから、描かれてる犯人の性格で考えると難しいけど、動機は意外に単純なのか話かと思った!
1投稿日: 2022.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【2022年74冊目】 そういうことだったんかー!という予想外の犯人に驚きつつ、兄貴は誰といたのか、そしてどこへ向かおうとしているのかがめちゃくちゃ気になったまま終わってしまいました。次作以降に出てこなかったら暴れそう。 森博嗣先生は人の感情の脆弱さを書くのが本当に上手いです。
1投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これがチェスではなくて 将棋だったらどんなイメージになるんだろう 囲碁だったらどんなイメージになるんだろう オセロだったらどんなイメージになるんだろう 流石にバトルラインやバックギャモンのようなゲームでは ランダム性が入りすぎる? 麻雀では一対一の物語にならない? チェスの持つイメージ チェスだけが持つイメージ でもチェスってゲームがこの国だからこそ持つイメージ いろんな物語にチェスが活かされるけどね 謎が提示されて その謎を解いて自分で納得して終わりではない 警察という仕事 この仕事をしている人とは 多分ボードで向かい合うことはできない 手段が近くても 目的が違うから
1投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ森博嗣のS&Mシリーズも7作目まできて、彼の物語は「そんなのありー?」と若干思いつつも、途中でなんとなく予想がつきつつ、 それなのに早く先が読みたくなり、読み終わった後も読んだことを後悔しないし、やっぱり面白いなぁと思う
1投稿日: 2022.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第7弾 蓑沢家の誘拐事件、仮面の男、山荘の死体、仲間割れ?兄の失踪、誘拐? 前半はいつもの登場人物があまり出てこなくて、その代わり鋭い刑事が杜萌を追い詰める。詩人の兄の件が不可解だけど、ストレスなく読めた。最後はちょっと予想できてしまっていた。相変わらず犀川は、他はとてもとても好きなのに、萌に甘いところだけが本当に不快。そうしないと物語が進行しないのかも知れないけども。ラストの、兄が出てくるところは、ちょっと要らない気がしたけど、理解が追いついてないだけかも。
0投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログ星3.5 前作とほぼ同じ時間軸で進行していました、という珍しいテイストを持つ今作、犀川と萌絵特に犀川の出番が少ないのはそのため。 二人が不在でも全体としてメリハリが利いていた点を評価、二人が介入してからはさらに引き込まれる、特に終盤萌絵が真相に辿り着くシーンときたら、、、誰しも胸にグッとくるものがあるだろう。 作者が文中でくどいほど説いている通り前作との関連性は皆無と言ってよい。シリーズ読者であれば今作は飛ばさず読むことを推奨する。
1投稿日: 2022.09.17
powered by ブクログ犀川&萌絵シリーズでも少し毛色が変わった作品だったが、ちゃんと萌絵が活躍して嬉しかった。真相はなるほどそうきたかと騙されたと同時に清々しい気分になった。
0投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
S&Mシリーズ7作目。 今回も一気に読み切りました。 いつもはパソコンで書いている為、 なんだかんだと時間が経過してしまうのですが (そのお陰で読後の新鮮な気持ちは忘れてます。苦笑)、 これはすぐ書きたくて携帯で書いています。 前作のマジシャン殺人事件と同時進行していた、この事件。 本作は偶数章しかありません。 その代わりに前作は奇数章しかないです。 今回は萌絵の友達、杜萌が主人公として物語が展開します。 3年ぶりに帰った実家で突然仮面の誘拐者に拉致される。 残りの家族は別荘で拉致されている。 犯人と別荘に向かったところ、家族を拉致していた犯人達が死体で発見される。 杜萌と同行していた犯人は逃亡。 実家に帰宅すると、鍵をかけて引きこもっていたはずの兄だけいなくなっていた。。 後半で、犀川先生、萌絵が登場し、 物語の謎が解明されていきます。 昨日の夜、あまりの眠さに読書を中断したんですが、 どうしても気持ち悪さが残って、 皆さんのレビューを読みました。 犯人がわかって、まさか…ああ…ってなったんですが、寝ました。苦笑 何でこんなに続きというか、 犯人が気になるんだろう、と思ったら、 今回は萌絵の友達が事件に巻き込まれ、 客観的ではなかったからだ、 と犀川先生の言葉を見て思いました。 今までの時間は、 犀川先生と萌絵の(私の中では) 外側で起こっている事件だから、 少し離れて見てたんだな、と。 犯人とトリックは納得でしたが、 他の人のレビューにあるように、 動機とか関係がイマイチわかりませんでした。 でも萌絵の大切な友達がひとり殺人犯として姿を消すのはとても悲しかったです。 素生については、 アンバランスで危うい感受性豊かな人なんだな、 と杜萌同様に美化してましたが、 普通の男の人で安心しました。彼女いて良かった。 いつから、どう生活してるのか気になりますが。 これまでの作品に登場した人物達に思いを馳せることはありませんでしたが、 杜萌だけは、何か悲しい気持ちになりました。 赤松がいなければよかったのに。 ダメとわかってて惹かれちゃうのは、 過去の素生に対しての想いへの反発なのかなあ。 今回の作品は色々と含みを残してるし、 気持ち的にもモヤモヤが残るのは、 全く客観的に見れてないからなのかもです。 昨日頼んだ次作、早く届きますように。
9投稿日: 2022.05.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ネタバレ感想を書く前に、 シリーズ7作目まで来て、ここで読む感想も読み慣れた人が多いからか素敵な感想が多い気がする…! 今回は萌絵の友人メインでストーリーが進んだことに対して 「7だけは数字の中で孤独」という『すべてがFになる』の台詞を思い出した辺りとか、なんかみんな読み込まれてるなあと感心。 わたしはさらっと読みすぎて、犀川先生の「名前が逆だって気づいてた?」が全く意味わからなくて気持ち悪くなったくらいなのに… 今回は語り手が犯人パターン。ミステリーとしてはあまり好きなフーダニットじゃないんだけど、でもこれは許せた。 トリックが論理的だったからかな。思い込みというか…旨いトリックだなと思った。 でも杜萌はせっかく出てきたのにここでもう作品からは退場なんだなと思うと寂しい。
4投稿日: 2022.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
複雑な謎が出てこなくて、シリーズの中では比較的地味な印象を受けた。トリック云々より物語重視的な。 そして、やはりこういう系のトリックは、ちょっと卑怯だと感じてしまうなー。
0投稿日: 2021.12.24
powered by ブクログまさかの展開にびっくりです。後半は目が離せませんでした。今回は出番の少なかった犀川先生ですが、やはり天才なんだと思わされました。このコンビ…心底いい関係なんだと思います✨シリーズがどう終結するのか楽しみです。 …感想でもなんでもないなコレ笑
2投稿日: 2021.12.09
powered by ブクログすべてがつまびらかになることなんてない、犀川先生ならきっとそうおっしゃるはずですね 得てしてミステリィ小説というものは「動機」あるいは「トリック」が重視されるわけだが 本作の著者の作品はそこから一歩引いた地点に焦点を合わせていて、それがなによりも魅力なんだと改めて感じられる作品だった 「つまり、私のまえの…」 たったそれだけのはずなのに、なぜ、そのような行為に及んでしまったのか 萌絵が自らの手で真相に辿り着くケースが多く、彼女もまた成長しているのだなぁ、と 素生と杜萌の"関係"はなんとなく察することができたけれど、そこから更にもう一つ展開があり、しかしながら本筋には関係がなく…と思えばやっぱり…
1投稿日: 2021.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
S&Mシリーズ中一番理解不能です。杜萌の殺人動機はともかく、手法としても穴だらけ。ただ萌絵が悲しくなるだけの話ではないか。。。
0投稿日: 2021.10.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
赤松の存在がどういうものか、という点がひとつのポイントになることは予想がつくところだと思うけど、彼のキャラクターが全くといっていいほどみえなかったのは最後の最後で犯人のキャラを際立たせるため、だったのかもしれないなぁ。 その一方でその他の登場人物たちは揃いも揃ってみんな役者かよと思うほどに不自然な立ち振る舞いで、シェイクスピアみたいだった(笑) さて、ミステリーにおいて何が伏線になるかは終わってみなければ分からない。今回、「幻惑の死と使徒」の同時並行という仕掛けは伏線になったのかというとなっていない。どういう意味があったのかというと別段大きな意味を見いだせない。事件は待ってくれないしね、という氏からの呼びかけも必要の度合いはそんなに大きくない。穿った見方をすればエクスキューズなのかもと思うほど。 ミステリーの伏線としてというより、登場人物たちの心情を揺さぶる要素としてこうしたテイストを用意したというのが一番大きなところか。もえが変わり始めていることをクローズアップするための前作・今作だったなぁ。
0投稿日: 2021.09.02
powered by ブクログ210824*読了 数ヶ月ぶりにめぐってきた何度目かの森博嗣さんブーム。 今回のブームで「S&Mシリーズ」は読み終えてしまうぞ、と決意。 今作は「幻惑の死と使途」の裏版に位置づけられます。 「幻惑の死と使途」は奇数章だけ、こちらは偶数章だけ、という構成がおもしろい。 先に「幻惑の死と使途」を読んでいただけに、あの事件の裏側でこんなことが起きていたのか、という楽しみ方ができました。 萌絵の親友である、杜萌ちゃんが東京から愛知に帰省中に巻き込まれた事件。 いったい誰が犯人で、どんな仕掛けがあるのだろう…と予想しても、毎度のことながら、全く気づけませんでした。 しかも、まさか…という展開だった。 森博嗣さん、さすがでございます。好きです。 本当に毎日読み進めるのが楽しみで、寝る前の至福でした。 続巻の3冊もすべて買ったので、一気に読むぞ!
1投稿日: 2021.08.24
powered by ブクログ犀川と萌絵があまり出てこない、シリーズの中でもちょっと異色の作品。 クライマックスは邦画でありそうな独特の緊張感と生温かさであった。 しかしそれはさすがに無理があるのでは?
0投稿日: 2021.08.05
powered by ブクログ実家に帰省したT大大学院生が仮面の男に実家で誘拐された。他の家族も誘拐されるが、誘拐犯2人の死亡で誘拐事件は突然終わる。しかし、実家にいたはずの盲目の兄が消えていた。 N大助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が不可解な誘拐事件の謎に迫ります。 S&Mシリーズの第7作。本作は、前作『幻惑と死と使途』と同じ時期に起こった事件を描いています。
1投稿日: 2021.07.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「僕を追わないで」大好きなSMシリーズ、第7弾。1998年に刊行された作品。今読んでも全く遜色なくむしろ鮮やかに心に届く。誘拐事件、殺人事件。犯人は、、。【現実は、常に複雑を装った単純なのだ。】今回も萌絵ちゃんと犀川先生の会話ににんまり。「ええ、先生には、少しくらい私のことで苦しんでもらわないと困ります」
3投稿日: 2021.04.11
powered by ブクログ今回は前の巻と同時進行で起こった、萌絵の友人宅での事件。 単純なようで不可解な事がチラホラと出てきて、やっぱり簡単には解決しない。 最後に萌絵が事件の真相を突き止めた時には悲しくなった。 最後の最後に少し救いがあってほっとした。 犀川先生の登場が少なかったけれど、人伝に事件の話を聞いてトリックが分かるって本当に凄い。 いつの時点から分かっていたのかな? 萌絵の叔母さんと犀川先生の会話シーンは面白かった。 また、犀川先生の妹の世津子さんに良い出来事があってほっこりした。
9投稿日: 2021.03.17
powered by ブクログ1998年作品 萌絵の友人の犯行動機・計画がピンと来なかった。 なぜ、被害者の元カノと彼、共犯者の彼と萌絵の友人の関係が警察に分からなかったのだろうか?? 盲目の兄について、家族が隠す理由も分からなかった。ノイローゼの治療?お金? 現実と妄想が分からなくて、困った。そういうミステリーなんだったんだろうか?
9投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
名前、記憶、夢、穴、見える・見えない 偶数章。まさかの前作と同時進行の事件。それが分かった時点で、「好き!」と。 杜萌ちゃん目線で、スピンオフ感があるな〜と思っていたら、後半、ちゃんと萌絵ちゃん・犀川先生出てきます。 いろいろミスリードがあったけど、まさかの杜萌ちゃんが犯人という結論はびっくり。 赤松さんから杜萌ちゃんに辿られそうだけど、その関係は秘密だったのかな? 初登場の長野県警・西畑刑事がなかなか気になる。萌絵ちゃんのタイプだそう。 あと3作!どうなるのやら…
0投稿日: 2021.02.25
powered by ブクログS&Mシリーズを読んでて初めて号泣しました。 最後のチェスのシーンからが悲しかったです。 結末は悲しかったけど、引きずらないような終わり方にしてるのはさすがです。 偶数章しかないせいか、章のタイトル全てが『偶』の字から始まります。 こういう遊び心が好きです。
0投稿日: 2021.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった〜〜〜 あの空気感の表現が本当に好き 信頼できない語り手大好きです 真ん中引っ張りすぎて最後赤松との関係がゆるかった感じがちょっとだけした お兄さんのことも結局はモヤモヤしたまま終わった感じはするけれどここまで読んでたらそういうものかってもう納得できる 結構好きだったな
0投稿日: 2020.12.01
powered by ブクログ台風の猛烈な風の中読了。 「幻惑の死と使徒」と同時進行する物語で前半はS&Mの2人は出演控えめです。 番外編みたいになるのかなぁって思ったりもしましたがしっかりS&Mシリーズでした。
0投稿日: 2020.09.06
powered by ブクログ初読 2013.09.04 再読。簑沢杜萌の独白が多く、犀川先生と萌絵ちゃんの出番があまりないのでいつもと印象が変わる。チェスシーンが悲しい。ラストが少し消化不良ではあるけど、「夏のレプリカ」というタイトルが作品を上手く表していて余韻が残る話だった。 2020.07.24
0投稿日: 2020.07.24
powered by ブクログうわー面白かった!これも!犯人!全然!覚えてなかった!!!! 最後に犯人がわかる謎解きのシーンで、初めて読むみたいになるほどな〜ってなってたわ…どうなんそれ…。 この後どうなったのか、次の巻で触れられるんだろうか…どうなったのか気になる。再読とは。 幻惑の死と使途と同時期っていう設定、やっぱ面白いな〜。本当にテープのA面とB面。 儀同さんが妊娠してたのもなんか嬉しい。犯人全く覚えてなかったけど、お隣さんのことはずーっと覚えてるからソワソワしながら読んじゃう。楽しいな!
0投稿日: 2020.06.15
powered by ブクログ再読。終盤まですっかり犯人も何もかも忘れていたんだけどチェスのシーンで思い出した。今作は「幻惑の死と使途」と平行に起こっていた事件。そこまで複雑な事件ではないし起こった出来事も単純なんだけれど犯人の姿は見えにくい。でもその見えにくさが好みなんだけどね。
0投稿日: 2020.01.27
powered by ブクログ萌絵の友人杜萌視点で物語が始まったことで、このシリーズの中では少しイメージが違いました。不思議に思っていることもあったし、伏線はきちんと見える所にあったのに今回も全てが明らかになると驚くばかりでした。人はいつまでも変わらないままではいられないのですよね。ラストのチェスシーンが印象的です。そしてそのまま終わり、ではなかったのも衝撃でした。前作を読んですぐだったので、前作の話題だとすぐわかった部分はありましたが、いつか2冊を章番号順にきちんと対比させながら読んでみたいです。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログS&Mシリーズの中では異色なのかな…前後編とも違う連続のような、前後するような作品でした。 でも個人的には不満。同じ文章の繰り返しが多すぎるし、杜萌のキャラがイマイチ好きになれないし、なにより犀川先生の出番が少ない‼ これを一番最初に読んでたら森作品は読まなかったかもしれません。
0投稿日: 2019.06.13
powered by ブクログやはり誰が犯人なのか、どんなトリックなのか毎回予想するがそれを上回って来るのが森博嗣の作品なんだなぁと感じた。
0投稿日: 2019.05.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
森博嗣さんのS&Mシリーズ、7作目。 前作の「幻惑の死と使途」と同時期に起こっていた事件ですが、関連はあまりありませんでした。 萌絵の親友、杜萌の視点からお話が進むため、犀川先生はあまり登場せず。 萌絵も同時に動いている前作の事件と、試験勉強に手いっぱいで積極的には関われなくて。 それもあって、最初の方は少し退屈に感じてしまいました。 結末は切なく悲しかったです。 このシリーズ、動機がいつもはっきりしませんが、今回も動機がぼんやりしていたため、悲しい気持ちが処理しきれなかったよー 今回、犀川先生は安楽椅子探偵状態でしたね。 トリックについてはヒントがたくさんありましたが、やっぱり分からず。。。 叙述トリック!とびっくりしました(笑)
0投稿日: 2018.10.24
powered by ブクログいつも通り緻密なプロットとあっと驚く結末はさすが。しかし他の作品と比べるとどうしても地味な印象が否めない。犀川先生の登場シーンが少ないのも少し残念だった。
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログS&Mシリーズ7冊目。 6冊目の「幻惑の死と使徒」と、同時進行で発生している、萌絵の親友である杜萌が巻き込まれる事件。 最終的な犯人は、想定外だった。 そして、悲しい結末。 いくつもの記憶のすり替えを行い、それに気づいていく過程。 それは、無意識であるが、とてつもない苦しみを伴うものだと思う。 萌絵も杜萌も、辛く悲しい結末。 しかし。。 睦子さんは、なんて恋愛エキスパートなんだ! 学ばねば(笑)
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログそれはちょっとずるいでしょ!という真相。 犯人の動きに少し納得のいかない部分もある。 『幻惑の死と使途』との相関関係も薄く、ただ時期が重なっているだけ・・・といった印象。 ただ、名家の誘拐、仮面、犯人死亡など、想像を掻き立てるキーワードが多かったので、推理しながら読むと楽しい。 それだけに、細かいことが気になってしまう。。。 ”どれくらい細胞の数が増加したときに、生命は意思を持つのだろう。単細胞であれば、いつまでも生きられるのに、意思を持つために、自らの寿命を縮めるのである。いや、寿命があることが、意思を作るのかもしれない。意思とは、消滅の自覚だ。”
0投稿日: 2018.05.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「すべてがFになる」以来手が出なかった森博嗣作品。ミステリィが読みたくて、久々のS&Mシリーズ。相変わらずわかりにくい名前と、馴染まないカタカナの表記に悩まされるが、それなりに引き込まれて次を読みたくなる展開はさすが。ただ、事件の真相自体は想像の範囲でそこまでの意外性がなかったのが残念。萌絵と杜萌が最後にチェスをするシーンは美しくて哀しい。 杜萌には同調も同情もできないけど、兄の素生とはもう一度会えるといいな・・・とおもった。 それにしても、素生はいついなくなったんだろうな~
0投稿日: 2018.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中で気付いた。 萌絵ちゃんじゃない、と。 で、笹木さん・・・? ささきさん???てなった。 S&Mではとても異色な作品で面白かった。 ラブストーリーを読んでる気分だった(笑)。
0投稿日: 2018.02.07誘拐犯の仲間割れと思われたが
本作はこれまでと大いに変わっていて、西之園萌絵の親友吐萌が主人公視点。前作「幻惑の死と使徒」の偶数章であり、前作の奇数章で萌絵と分かれた後に吐萌が体験した誘拐・殺人事件の謎解き話。 犀川先生も出番は少なく、萌絵も謎こそ解くものの大活躍とまでは行かないのである。 読み終わって、トリックは全然違うのだが某作品を連想したが、ネタバレになるかもしれないので黙っておく。
0投稿日: 2017.12.17
powered by ブクログ死と使徒のB面だけれど、どれだけ内容の濃いアルバムなのかと。感性だとかそういった類の、萌絵の人間らしさの表出が一番感じられる気がする。
0投稿日: 2017.06.12
powered by ブクログあまり、犀川先生が登場しません。 西之園さんと途中まで出番がありません。 幻惑の死と使途と同時進行の物語。 西之園さんの友達の簑沢さんが実家に帰ると誰もいない?翌朝仮面の男に拉致される。他の家族は既に誘拐済み!? 誘拐事件が解決すると今度は盲目の兄が行方不明に・・・
1投稿日: 2017.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 T大学大学院生の簑沢杜萌は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。眩い光、朦朧とする意識、夏の日に起きた事件に隠された過去とは? 『幻惑と死と使途』と同時期に起こった事件を描く。 【感想】 このお話は二つの意味ですごいと思った。一つは、『幻惑の死と使途』という話と連動しているところ。そしてもう一つは、起こった事件のことも家族のこともすべてにおいてが、異様なところ。一つ目の方で、この異様さについてもっと萌絵に関わって欲しかったけれど、向こうの事件があってそれができなかった。もう一つのその異様さ。普通の人からして見たら、普通だとは思えないだろうと思うことを普通にしている。情報や状況が錯綜しすぎていて何が何だかわからなくなっていた。でも、杜萌と杜萌の詩人のお兄さんを描いた、和やかなシーンは好きだなあと思った。
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログ『幻想の死と使途』と同時期に起こった萌絵の友人、簑沢杜萌の話であり、簑沢家で起こった誘拐事件と誘拐された先、別荘での殺人事件の話でした。 杜萌が家に帰ると政治家である父と後妻である母と実の姉は誘拐された後。義理の兄は行方不明。杜萌自身も誘拐犯の仲間に監視されることに。 そして全員が別荘に集まった時、仲間割れと思われる銃声が響き、誘拐犯の遺体が二体。いったい誰が殺したのか。 途中からイリュージョニストの事件を解決した萌絵と犀川先生が加わり、事件の詳細が徐々に明らかになります。 兄はどこへ行ったのか。あの夏の出来事は。誘拐犯を殺したのは誰か。 わからないままで終わった方が、萌絵にとってはよかったのかもしれない事件。 でも犯人は、正直そりゃないよと言いたくなりました。記憶違いとそんなつながり出てないよ、と。
0投稿日: 2016.12.19
powered by ブクログ前作「幻惑の死と使途」と対になり、偶数章のみで構成。さらに、全て「偶」から始まるタイトル。 第2章 :偶発の不意 第4章 :偶感の問 第6章 :偶後の思惟 第8章 :偶詠の悔い 第10章:偶然の差異 第12章:偶合の恣意 第14章:偶人の舞 第16章:偶成の無為 第18章:偶像のせい ================= 「幻惑の死と使途」と同時並行で読んだ。文中でいうところの、西之園萌絵状態である。 両者は事件として、ミステリィとして、しっかり区別されて展開されているのだけど、登場人物がクロスオーバーする点はスムーズに、且つ、整合性美しく書かれていて、矛盾は一切なし。森博嗣の頭の中はどうなっているのだろう?と改めてこの人の着想はすごいなと実感。 本作では、今まで幾つもの事件に巻き込まれ、時に生命さえも狙われることがあっても、大きく動揺することのなかった萌絵がぽろぽろと涙を流す、非常に辛い展開が待っていた。私史上初めて、森博嗣のミステリィで心がぎゅっとなった。 それにしても…犀川先生は謎解くの早すぎます。
0投稿日: 2016.10.20不可思議な一冊だった
前作の「幻惑の死と使途」と同時進行で話が進んでいく。萌絵も犀川先生もなかなか出てこない、萌絵の同級生の杜萌の周りで起こった事件が中心だ。 拉致されたのか、家出をしたのか分からない兄の失踪と、屋敷で起こった強盗・殺人事件が大きな進展もなく淡々と月日が過ぎていく。 後半からラストまで意外な結末と驚くようなシチュエーションが読者を混乱させる。自分も混乱して何が起こったのか未だに分からない。 犀川先生は気づいたらしい。「ものごとを客観的に物事を見ただけのことだよ」と言ったのはどう言うことだろう。 人は嫌なものに対して都合よく記憶の修正が行われる?人はそうでありたいと記憶の修正が行われる?なんだろう・・・
3投稿日: 2016.10.13
powered by ブクログ3 幻惑の死と使途と同時期に起きた誘拐事件の話。萌と同級生で親友の簑沢杜萌を中心に話が進む。犀川が事件にほとんど関与せずあまり出てこなくなり萌の全て分かってるアドバイザーな感じ。ところどころに含蓄のある言葉がある。自分は怯えて何もできず作業してるだけなのに子供には新しいことに挑戦させようとする。忙しくしてる方がなんとなく安心。 なかなか面白い。
0投稿日: 2016.10.08
powered by ブクログ意外な犯人だったことについては面白かったです。しかし、もう少しそうなってしまった経緯等もっと説明がほしいなと思うところがありました。(わざとうやむやにしているのだと思うのですが)萌絵にとっても忘れなれない事件になったのではないかと思うので今後の作品にどう影響してくるのかが楽しみ(?)です。
0投稿日: 2016.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「幻惑の・・・」は奇数の章だったが、こちらは偶数の章である。同じタイミングで別の事件が起きていた。その中心になっていたのが、萌絵の友人の杜萌。正直言うと、前回の作品よりも、こっちのほうが好きかもしれない。しかし、ちょっと安易な感じがしてしまう。犯人にしろ、トリックにしろ何かレトロな感じがしたのは気のせいだろうか。時間的な流れは、両方の本を読むと面白いとは思う。
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
都内の大学院生の主人公が夏休みを利用して帰省し、誘拐事件が発生した。誘拐されたのは主人公の家族。後に殺人事件となるが、殺害されるのは誘拐された人物ではなく、誘拐者が殺害される。S&Mシリーズを7作読了したが、一番異端な作品だと感じる。前作「幻惑と死と使途」と同時期に発生した事件で、密接に関係していると思われるかもしれないが、そうでもない。ただ単に、同じ軸で進んでいるという表現を使いたかったのだろう。伏線を気にされる方は順番に読むのが望ましいが、単品で読んでも違和感なく読むことが可能。さて、トリックを解くカギとなるのは「主観性と客観性」、「乗り物」だろうか。私の中では大きなカタルシスを味わえた作品だったので、満点を付けることにした。
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログS&Mシリーズ第8弾。前刊とほぼ同時期に別場所で起こった事件の話。なので、萌絵と犀川は終盤にさしかかるまで登場せず。犯人と犯人と目された人とのなれそめを含めた関係性描写がもっと欲しかったのと犀川があっさりと真相に気付いたところのロジックを深掘りしてほしかった。
0投稿日: 2016.09.03
powered by ブクログ『幻惑の死と使途』と対になっていて、偶数章のみで構成されている。S&Mシリーズの中で一番犀川先生の出番が少ないんじゃないだろうか?(まだ、全部読んでないけど)今回の事件そのものは、何となく想像がついたので、あまり興味が持てなかった。最後、萌絵があの人に会ったことだけが意外だったかな。犀川先生が言った通りこの事件をきっかけに萌絵は少し大人になったのかな?2人の出番は少なかったけど、儀同家に変化が見られたことが次回以降のポイントなのかな?初対面の杜萌に好きな形は何かと訊ねる犀川先生の変人っぷりが好きすぎた。
0投稿日: 2016.08.18
powered by ブクログ同時進行で2つの事件を扱う試みが印象的です。こちらの作品は派手さはないものの、とても切ない。トリックがシンプルなので、期待を裏切って欲しかったという気持ちがあります。ちょっと冗長な感じがしました。
0投稿日: 2016.08.05
powered by ブクログシリーズのこれまでの中では一番王道のミステリーっぽい。 杜萌というなかなか魅力的なキャラクターが良い。 トリックとしてはわりと単純だったけど、物語として読んでいて楽しめた。
0投稿日: 2016.07.31
powered by ブクログ読了。 「幻惑の死と使徒」とは、同時期に起こっている事件というだけで、2つが合わさることによるなにか秘密がある…というような扱いではなかったので偶数、奇数に章をわけた試みの意図がよくわからなかったなー。 「夏のレプリカ」のほうが好きだった。 切ない。 今回も犀川先生の出番が少ないのは寂しいけど、萌絵ちゃんがどんどん大人になっている。
0投稿日: 2016.07.07
powered by ブクログ一気に読みました。「幻惑の死と使途」より、こちらの方が好きです。最後の新幹線に乗る前の出来事、自分が萌絵なら犀川先生にすぐ話してしまうだろうなと思いました。すぐじゃなくても、後から話すのかな?全部をハッキリさせないかんじは、どうも気になります!初心者だからでしょうか。
0投稿日: 2016.06.06
powered by ブクログ"ある意味では" 傑作なのかもしれない 「幻惑の死と使徒」と同時期に起きたもう1つの事件。奇数章、偶数章に分けて交互に描くというアイデアはいいですが、プラスαを期待していた身としては物足りなかったです。加えて、S&Mの出番が少ないこともあり、中盤まではシリーズとしての面白さも希薄でした。 しかし、チェスの対決シーンから評価が一変しました。萌絵が犯人の正体に気付くことになるトリガが出来過ぎですし、改めて見返してみると、萌絵と杜萌の心情の変化を確かに感じることができます。 ミステリの基本である "見方を変えること" で真相を暴けるのもそうですが、真相以外にも見えなかったものが見えてくる不思議な作品です。
0投稿日: 2016.05.20
