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ふたたび嗤う淑女
ふたたび嗤う淑女
中山七里/実業之日本社
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総合評価

74件)
3.8
12
35
22
3
0
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    一作目は、かなり昔に読んでいたので、すっかり忘れてしまっていましたが、読みたい本が山積している状態で再読するのも癪なので、忘れたまま読んでみましたが面白い( ̄▽ ̄) というか、ちょっと怖い(-。-; 蒲生美智留。 何となく記憶にあった名前。 この女が凄いのです。 まぁ、騙す、騙す、騙して、騙して、騙しまくりでございます(-。-; 怖いですねー。こんな女が近くにいたら(-。-; 感情移入しまくる私は、毎回騙される人に感情移入してしまうわけで、読んでいる間中苦しくて、苦しくて、苦しくて。゚(゚´ω`゚)゚。 この本はかなり読み終わるまでに時間がかかってしまいましたε-(´∀`; ) 10月10日の金曜日から今日まで、一泊で76歳の母を連れて親孝行の旅に行って来ました。 以前母と行った長野の駒ヶ岳、千畳敷カール。 母が秋に行きたいと言っていたんです。 その夢を叶える為に母を連れて行ってきました。 昨日は最高の天気!! そして、最高の景色でございました。 秋の千畳敷カールは凄すぎですっ! 絶対にオススメできます!みんな行って!! 母は絶景に絶句。放心状態で眺めておりました。 暫く眺めた後、少し散策したいと、歩きだしたのですが、標高2600m以上の場所なので空気が薄く、高齢になってきた母は少し登るとゼイゼイハーハー。 前回来てから5年くらいだと思うのに。。。 母も老いてきたのかなぁ。。。 途中、山を見ながらベンチで休み、母が持って来てくれた羊羹と緑茶でお喋りしました。 この景色がお庭だったらなぁ(*´∇`*) と母の満面の笑み、ゲットしました (๑˃̵ᴗ˂̵)و 降りてからお昼にしようと、ロープウェイで降り、バスで駐車場まで降りました。 バスで母の隣に座ったのがフィリピンの女性で香水が凄かったらしく、母は山道で酔ってしまったらしいのです。 その後、光前寺に連れて行ったのですが、母の具合が悪く、参道を少し歩いて戻ることに。 日陰で少し冷たい空気を吸ってもらい、次第に落ち着いてきたのですが、ご飯は食べられないとのことだったので、そのまま杖突峠ルートで宿泊予定の諏訪湖へ。 色々行きたいところを考えていたのですが、母が楽しめないのなら意味がありませんので^^; ホテルで母の肩揉みをし、下諏訪温泉に入ると母の具合もすっかり良くなり、夕ご飯は楽しく食べられました。 翌日も母の具合が心配だったので、1箇所だけ、山梨の忍野八海に寄って帰ってきました。 午前中は何とか傘をささずに大丈夫でした♪ 富士山は雲の中だったのが残念でしたが(-。-; お店がめっちゃ増えてました。外国人観光客が押し寄せているから潤っているのでしょうね。 こちらも美しいお水と、お魚に母も喜んでくれました♪シャインマスカットや椎茸など、母もたっぷりお土産を購入していました♪ 最後はネオパーサ静岡に寄り、これまた母がたくさんのお菓子を購入して大満足のご様子でした(*´∇`*) 全行程、532キロ。時間にして8時間41分。 頑張って1人で運転してきました (๑˃̵ᴗ˂̵)و 少しは親孝行できたかな?

    110
    投稿日: 2025.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一作目と似ている展開で新鮮味には欠ける感じがしたけど、相変わらずの悪い女っぷりだった。 ここまでくると無敵だなあ。

    6
    投稿日: 2025.10.08
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    嗤う淑女シリーズ2作目。ここまでくると展開のパターンはなんとなく読めてくるのに、それでもページをめくる手が止まらなかった。 国会議員・柳井耕一郎と関わる人たちが次々と事件性のない死を遂げていく。淑女は自分の手を汚すことなく、人の心を操り、嗜虐心のままに追い詰めていく。その恐ろしさは前作以上。 途中までは控えめな亜香里の存在感が強い気がしていたけれど、最後にその理由がしっかりと明かされる。そしてまた淑女は嗤う。 読み進める中で時折覚えた違和感も、ラストで一気に繋がって「そういうことか!」と驚かされる。前作に負けない大どんでん返しに、またしてもやられてしまった。

    20
    投稿日: 2025.09.23
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    シリーズのなかの二冊目ということで読ませていただきました!サクサクと読める感じは変わらず。最後まであっという間に読めてしまいました。トリックとしては少し第一作目と似ているかなぁ、なんて思いながら読んでおりました。まだシリーズあるので読んでみたいと思います!

    15
    投稿日: 2025.09.09
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    蒲生事件の生き残り野々宮恭子は、粉うかたなく蒲生美智留の後継者だ。犯罪のスタイルは酷似というよりも引き写しだ。仮に美智留がまだ生存していると言われても、全く違和感が無い。金銭欲でも物欲でも復讐でも無い。ただ愉快だから他人の人生を弄びそして捨て去る。絶対神崎亜香里は美智留だと私は思った。では一体野々宮恭子は誰?エピローグまで作者は彼女の名前と動機も明かさなかった。柳井のせいで仲が良かった妹の自殺のせいで精神が錯乱する為らしい。でもこれだけでは美智留の食指は動かないだろう。柳井の初当選のインタビューを偶然見かけた時に柳井の人生を握り潰したい衝動に駆られた。嗜虐心である。美智留は又何処かで長く低く嗤っていることでしょう。こんな人が周りに居たらと思うとゾッとしますネ。でも誰にも悟られず事故、事件で片付けられているので有れば貴方の近くにもいる筈。

    6
    投稿日: 2025.09.06
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    人の心を弄び、転落していく様を見るのが好きな人間がいる。カネよりも人を陥れるのが好き。そして自分の手は汚さないタチの悪すぎる女。シリーズ第二弾にしてより強固な悪女として生きている人間の怖さがひしひしと感じられた。 これは本音じゃないな、嘘だな。とか、ここに利用価値を見出したかなど、そういう事を考えながら読むのが楽しかった。

    3
    投稿日: 2025.08.09
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    嗤う淑女シリーズの2作目。 ここまでくると話のパターンが読めてくるところもあるけど読み進める手が止まらない。 3作目のラストどうなるのかネタバレを見ずに読了したい。

    1
    投稿日: 2025.08.09
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    終わる訳はないと思っていた通り、悪魔の再登場 獲物を手のひらに上で転がし思い通り動かして、その様子を見てただただ楽しむ悪魔。今回も驚きの終わり方です

    8
    投稿日: 2025.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前回に引き続き、自分で手を加えはせず、マインドコントロールで人を殺すサイコサスペンス。 今回は殺人をさせるのではなく、自殺に追い込んでいく… 政治と宗教の絡み、その辺にいそうな人たちが1つの大きな過ちでどんどん自殺や死に追い込まれていく。 投資詐欺とか、宗教組織内での圧倒的な失敗など、自分には起こることもないだろうが、人って視野が狭くなって欲を出せばこうも簡単に人生詰むんだなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.07.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    蒲生満智留が野々宮恭子と名を変えて復活した。 本編も、それぞれ単独の話かと思いきや、それらが関連してフィナーレを迎える。 前作に劣らぬ怖い作品だった。

    6
    投稿日: 2025.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これぞ中山七里作品って感じ!最後まで騙されて逆に嬉しい(笑) 前作で美智留の人となりを描いた上で、今回は1人のターゲットを周囲から滅亡させていくスタイルで面白かった。 色んな人の復讐心や嫉妬心、出世欲などが絡み合って前作よりも惹き込まれました。 次はさゆりが出てくるんだねー!! カエル男先に読むかどうするか迷うな……笑

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    次はどんな手で騙すのか、もはや騙すこと前提で読み進めました。毎回思うけど、このみちるの知識はどこからきているのだろう。

    1
    投稿日: 2025.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相も変わらず巧みな話術で人を翻弄し次から次へと破滅に追いやるその手口はもう流石としか言いようがない。 ただ逆に言えば手口が同じということは話の流れも同じなのと、今作は前作と比べるとFXだの不動産の土地売買だの選挙だのとやや専門的な内容が多かったのとで途中ちょっとだけ飽きてしまった…^^; でも最後の最後でやっぱり何かしらあるのが中山七里✨ 前回「野々宮恭子」になりすましたかと思ったら今度は全くの他人になりすましていたとは……恐るべし‼︎

    1
    投稿日: 2025.06.29
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    中山さんといえば最後のどんでん返し、とわかっていても、そんなことは忘れて読み進め、最後にえっ?となってまた最初の方を改めて読む私。 甘いなー。 真垣総理も名前だけで出てきた。 次はいよいよ有働さゆりが出てくるので楽しみです。

    10
    投稿日: 2025.06.14
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    嗤う淑女シリーズ第2弾。伏線は最初から張られていたのに、違和感をスルーしてしまった。柳井さんと久津見さんのやりとりに見当がついたことですっかり満足してしまったのが不覚。その後からのどんでん返し、ホント悪い人だわぁと走馬灯のように物語がフラッシュバックしてきて、後味は最悪なのに次の巻も気になってしまう、中山七里マジック。 カエル男最終巻の前に嗤う淑女シリーズ第3弾読んで 免疫をつけておかなくては(笑)

    17
    投稿日: 2025.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    蒲生美智留の入れ替わりトリックにまたも騙されてしまった。あかり、どっから出てきた?と謎多き人物だっただけに、見破れなかったのが悔しい。 嗜虐心ってなんだろう?と調べてみたら、他者に対して苦痛を与えることに喜びを感じる心理状態のこと。嗜虐心には、他者の苦痛を見ることで自己の優越感を満たすという側面があると書かれていました。 おぉ、これはまさに美智留にぴったりな心の状態ではないか。美しさも、1/fゆらぎのある声も、相手のこころを思いのままに操る話術も総動員して、他人を陥れていく。陥れることで、自分の優越感を満たしているということなのでしょう。 相手を思いのままに行動させてしまうのは、ふたたびでも思う存分発揮されていて、背筋に寒いものが走った。 嗤う淑女や嗤う淑女二人と比べると、美智留の犯行動機はその中でも表面的で、騙されていった被害者たちもおのおの勝手な言い分ばかりなところが気に入らなかった。二人へ続く橋渡し的に読むにはいいと思う。

    3
    投稿日: 2025.05.27
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    今回も大どんでん返しのオンパレード 今回の話、主人公がやたら影が薄いと思ったら、全くの間違いだった。 いくつかの小さなストーリーを最後には結びつける、中山七里先生の総合力がすごい なんだろう、この小説の主人公って希代の悪人なんだけど、応援したくなる。 この主人公と、犬養刑事の対決見てみたい。

    4
    投稿日: 2025.05.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初から「野々宮恭子」と名乗ることに違和感を感じてしまった。やっぱりおかしいよね。 どんでん返しってより、まーそうだよねって感じだった

    4
    投稿日: 2025.05.14
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    嗤う淑女シリーズ第二作。内容は前作以上と思われましたが、唯一フィナーレが、残念でした。惜しいですが、次も読んじゃうかな?

    9
    投稿日: 2025.04.14
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    「嗤う淑女」第二弾! 前作の方が怖かったので、今回はそんなにゾワゾワしませんでしたが、やっぱりミチル怖ぁ!! 今回は1人の人物を中心に色々な方が嵌められていきますヾ(・ω・`;))ノ 前作でお金がっぽりだろうから、今回は本能のまま、人を破滅に導き… 本当にこんな人居るのだろうか((;゚Д゚)) 次作も楽しみです。

    25
    投稿日: 2025.04.02
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    中山七里さん大好きで、『嗤う淑女』の続編と知り読みました。恭子(ミチル)の自分の手を直接汚さず人を追い込み陥れていく様が怖すぎます!早く捕まってほしいと思う反面もっと見てみたいという黒い気持ちを持ちながら読みました。 読む前はワクワクしてたけど、読んだあとは怖くてたまりませんでした。

    2
    投稿日: 2025.02.28
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     前作の最後には居ないはずの本人として活動できる準備を整えて嗤って終わったのが記憶に新しく残っていた。次々と現実社会で起こる重大な事件に類似した形で嗤う女の悪事が続けられる。  政治と教団の密な関係、議員の性的スキャンダル、後援会の後ろ盾、権力者の若気の不起訴、組織的な集団暴行。平成のニュース番組やワイドショーの尺をたくさん使った話題が軒並み並び、これらを巧みに関連させて組み立てる物語はお見事でした。  騙すターゲットは巷の人たちの心境を察知したかのような選定ではあるものの瞬時の激しい落胆を与える裁きはえげつない。罠が近づく瞬間は読者側にはすぐにわかる。ダースベイダーのテーマやホラー映画のキッキッキッキッとガラスを擦る様な曲が頭の中に流れると時すでに遅し。あれよあれよと嗤いのツボにズブズブと埋もれていく。モデルになった事実があったとしたら恐ろしいばかりだ。

    22
    投稿日: 2025.01.28
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     「嗤う淑女」シリーズ第2弾。  前作は、繋がりのない個人個人をターゲットにしたのに対し、本作は1人の人間を軸にその取り巻きを1人ずつターゲットにして破滅させていく内容。連作短編集といった趣。ただ、破滅のさせ方は基本的には同じ。ターゲットの懐に入り込み、気にしていることをあぶり出し、動き出すのを待って一気に破滅に追い込む。自分の手は一切汚さず、自爆したと見せかける巧妙な手口。ホントに人心コントロールに長けている快楽犯罪者が描かれている。

    2
    投稿日: 2025.01.27
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    前作と同様のストーリー。短編集ながら全体では一つの物語という構成。どんでん返しもあるが、なんとなく総合できて驚きはあまりなし。

    1
    投稿日: 2024.12.10
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    中盤から違和感には気づきつつも、確信が持てず最終的にはどんでん返しを喰らいました。 相変わらず話の展開が面白いのと、ダークヒロインの人を騙す手段の多さに脱帽。

    3
    投稿日: 2024.11.28
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    野々宮恭子と名乗る女は 女神なのか、それとも悪魔なのか… 落ち着いたハスキーボイス 掴みどころのない笑顔 信頼したくなる巧みな話術 嫌味のない美貌 政治や宗教や事業のために 金と欲望にまみれた人々を弄ぶ野々宮恭子… 恭子の巧みな話術で 餌食となった人々の人生を狂わせていく 不正に動くお金の額も 人生を転げ落ちていくスピード感も 第一弾から さらにパワーアップしている!! あぁぁ… 恭子のあざ笑う 甲高い声が聞こえてきそうだ… 続編が気になって仕方がない!!

    3
    投稿日: 2024.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第1弾ほどの生々しさはないけれど、彼女に縋った人は全員陰惨な死を迎えるところが恐ろしい。彼女の美しさを表現する言葉が第1弾とは異なっていて、そこまでの美貌を感じさせないゆえ、別人だろうと思っていたらやはり。 七里作品のダークヒーローは嫌いになれないものだけど、このダークヒロインはまだまだ好きになれません。人をさんざん煽るだけ煽って最後にどん底へ叩き落とす。まぁ、彼女の依頼人もオイシイところを狙いすぎで同情はできないけれど。Netflixで『地面師たち』を全話一気に観たあとだったから、より面白く読めました。 そんなにオイシイ話が転がっているわけないっちゅうの。

    2
    投稿日: 2024.09.30
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    究極の人たらしの能力を発揮して、人を破滅させる主人公。どうやって追い込むのかに興味を持たされるのは、まあまあ楽しかったかな。

    2
    投稿日: 2024.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サイコパスが主人公。 気持ちいいほどにみな操られ悪い方にいく。 残酷さがクセになってもっと読みたくなる。 最後にびっくり。そう簡単に死なないか。

    1
    投稿日: 2024.09.08
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    倫理観も正義感もなく嗜虐嗜好による完全犯罪、なぜならば決して自分の手は汚さずに人の虚栄心、承認欲求を操り犯罪を起こさせる。 前作同様の胸糞悪さでした。

    2
    投稿日: 2024.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嗤う淑女 第二弾 今回も言説をもって 人を陥れていく 全員死ぬのはご愛敬だが、シチュエーションが違うので面白く読めた。

    1
    投稿日: 2024.08.16
  • シリーズ第2作

    シリーズ第2作。 新たなアシスタントが出てきて、何者かと思ったり、なぜ特定の人を攻撃するんだろうと読み進めていくと、また最後にどんでん返し! でも、結局、何が目的なのかはよく分からず、人を不幸にして喜ぶ根っからの悪女ということなのか。 唯一、人をだますときに仮名を使わないことには納得いかないけど、分かりやすくしているだけなのかなぁ。

    0
    投稿日: 2024.07.04
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    再読。前回より評価上昇。 ひとつひとつの話が だんだんとつながってきて 最後にまたまたどんでん返し よく読むと 文章のところどころに 最後の展開を予想させる伏線が… あらすじは わかっていても 面白く読める これだから本は面白い

    4
    投稿日: 2024.07.04
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    どんなドンデン返しがあるのかなと期待して読み進めたが、あまり衝撃はなかったかな。でも直接手にかけてはいないがあまりにも人を殺しすぎですね。

    9
    投稿日: 2024.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディブルにて。 1作目はどう正体を欺くか、というどんでん返しだったからこそ2作目からはミステリーとしてどんなどんでん返しをするものかと考えてたら、そうきたか。 シリーズ通して最後のエピローグに重きを置いているせいで、それまでの騙して死に追いやるまでの物語が通過儀礼というか中弛みのように感じてしまうのが残念。 良くも悪くもそこまでは先が読めてしまうので。 とはいえ3作目もエピローグを期待して読んでみるかな。

    1
    投稿日: 2024.06.01
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    野々宮恭子と神崎亜香里が、国会議員・柳井耕一郎にとって大切な人を葬り去っていく。野々宮恭子は前作で、蒲生美智留に思慕し美智留そっくりに整形し、無罪となっていた。今回の悪女は野々宮恭子と思って読み進めると、やっぱりありましたどんでん返し。ただ前作のような衝撃は無かった。

    30
    投稿日: 2024.04.27
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    うーん! 色々な悪人のタイプはいると思うけど、このタイプに狙われたら最悪! やってることはなかなかエグいのに読み終わった後、爽快感があった。 お化粧がやぼったいってところが何度も出てきていたからきっとこの人が本命かな?と思っていたけど最後の最後でやっぱり!となって嬉しかった。 こんな悪女にはなれそうにないですがどこか共感してしまうところもあった。

    7
    投稿日: 2024.01.30
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    パターンが安定してきてとても良いと思います。 今作は、議員さまを中心に周辺の人々がお亡くなりになるコンパクトな設計で充分に楽しめました。 シリーズ3作目も近々読む予定。

    24
    投稿日: 2024.01.02
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    みんな簡単に騙されすぎー!って思うけど、騙される時ってこうにコロコローっといってしまうのかもしれない。 相変わらず面白かった。次作もすぐに読んでしまいました。

    2
    投稿日: 2023.11.01
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    今回は前作で手管が分かっていたのでそれほどインパクトもなく、新鮮味に欠けた。 最後のオチも、それまでの描写で伏線とまでは言わないが微妙な表現を読み取れれば大概は想像がつく。 また本作での彼女はシリアルキラーというか殺人プロセスのみを楽しむような性格が強調されていたのも興醒めだった。もう少し彼女に欲得の要素がある方が悪女感は出るように思うのだが…。

    13
    投稿日: 2023.09.07
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    「淑女」シリーズ2作目。 自らの手を汚さず標的を追い込むのがこのシリーズの見どころ。 野々宮恭子を名乗り投資アドバイザーとして接触、大金を持ち出させる話術のあっぱれなこと。 儲け話が気付けば一転…。 じわりじわりと手足をもいでいくように獲物に迫る周到さは、恐怖。 中山先生の代名詞、『ドンデン返し』も勿論ありまっせ!

    4
    投稿日: 2023.07.03
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    笑う淑女シリーズ 第2弾。 何を語るもネタバレになりそう。 とある議員に関わる人々からの依頼をこなしていき、 どうなっていくかと言う流れの連作短編で、 この作品だけでも楽しめるのですが、とある人物を知るうえで、 第1弾の笑う淑女を読んでおくことで、より楽しめてより騙されること でしょう。 30代以上なら知ってる人もいるであろう、某大学のサークルで起きた事件が 出てくるのと、その事件がちょっと前に読んだライトミステリーにも似たのが 出てきたことで、少々驚きもありました(笑)。

    3
    投稿日: 2023.06.20
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    最恐の悪女第2弾… 蒲生美智留はどこまで行くのか。 とにかく面白い。 絶対に順番に読まないといけない作品です。 あと、1.2.3全て手元に用意して読み出さないとダメ。 3巻一気に読みたい…! 中山七里の独特な言い回しがヌルッとしていて少し不快感があるんだけど そんなこと二の次にして続きが読みたいと思わせる。 違和感はやはり違和感だったし 美智留はどこまでも美智留です。笑 この悪女どのように成敗されるのか… 悪女の最期はどんな最期なのか…気になりますね。 (4時間30分)

    6
    投稿日: 2023.05.27
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    悪女ミステリー第2弾! ダークヒロインの物語。 これも、前作から読まないと面白さ半減と思います。 前作からの続編として、ダークヒロイン、野々宮恭子の物語。 右腕の亜香里とともに、次々と人を破滅させていきます。 最終的なターゲットは政治家の柳井。 (っていうのも徐々に明らかになっていくのですが..) それに至るまでに、世の中にある様々な手口で周りの人間を破滅に追い込みます。 こうした手口があるのね!って勉強になります(笑) FX投資、出版ビジネス、不動産詐欺、美人局などなど。 この周りの人間たちの心の闇につけこみ、破滅に追い込む(追い込まれる)のは、やはり、人間の欲望ゆえか.. そして、最後の最後は恭子自身が...という展開 これまた、続きがあるんでしょうね。 エンターテイメントとしてとても楽しめます。 前作から読みましょう! あいだ開けずに読みたかった(笑) お勧め

    74
    投稿日: 2023.05.20
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    一行目:「元始、女性は太陽でした」 いただきもの。 イヤミスは得意じゃない‥と思っていたけど、気づけば一気読み。

    5
    投稿日: 2023.05.11
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    まぁ、ターゲットは、死んでも仕方なしの人なんで、ええけど… 周りを巻き込み過ぎ〜! 何か、趣味で…自分の手を汚さず、人を掌でコロコロ弄ぶ… 相変わらずの悪女ぶり。 本人とは分からん登場ぶりやったけど、やっぱり凄い。 「あっ!何か、コイツ鬱陶しい!潰そ〜!ルンルン(*´∀`)♪」 みたいな軽いノリで、いとも簡単に人を弄び、潰す… 何か、小さい子が、アリさんと遊んでる感覚なんかな… 確かに潰す相手が相手なだけに、弄ぼうが、何しようが、内心はスッキリしてしまうのは私だけ(⌒-⌒; ) しかし、美人かなんか知らんけど、もうちょっと、騙され過ぎちゃうか?って思わんでもないけどね。 でも、この人長生きしそう〜笑

    52
    投稿日: 2023.04.20
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    ネタバレ有りです。 被害者の皆様が、流石にあまりにも簡単に騙され過ぎて、ご都合主義が荒唐無稽レベルやね、と思いながら読み進めました。ただ、ずっと感じてた『大体何で同じ名前で活動し続けるねん』が、本作のどんでん返し、実は秘書側が蒲生みちるでした!本人の影武者は最後に消します!に繋がっていて、そこはおぉ!っとなりました。あと、内容はエンタメ一辺倒ですがこの手の本の割には日本語漢字レベルが高くて、筆者も多分半分悪ノリで書いてるんじゃないかなー、と。シリーズ第三弾もあるらしいけど、、、どーしよーかな、くらいで読了です。

    5
    投稿日: 2023.04.01
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    一作目はトンデモ設定に苦笑したが 今作はそれをふまえてもなかなか面白かった。 次作も読むのが楽しみです。

    8
    投稿日: 2023.03.24
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    中山七里さんの『嗤う淑女シリーズ』2作目読了 今作品は蒲生美智留の存在が薄いと思っていたら、 天賦の美貌だとか女優のように美人だとあまり言わないなあと思ったら、 騙されていたのはこっち(O_O) カネには一切目もくれず、ひたすら被害者を追い込んでいく 自分の手を汚す事なく相手を死に至らしめる非情で悪辣な女、蒲生美智留 1作目の方がインパクトは強いが、2作目の方が度を増していた 1作目を読んでから間を空けずに読むのがおすすめ

    35
    投稿日: 2023.03.09
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    いやぁ〜、今回もまたもやみちるさんにやられちゃいました なんかほんと最後の最後・・・で、そうでしたかぁ〜って 最初に戻って色々思い出してみると・・・あぁぁぁぁぁ〜ってなる ほんと、手玉に取られた感MAX、実に楽しかったですわ にしても、ちゃんとみちるさんに目的があるってことがわかってホッとしました。

    7
    投稿日: 2023.02.04
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    人の心の闇の部分に付け込み、次々と殺人を犯していく様は恐ろしくもありましたが、展開が面白く一気に読み進めることができました。第一弾の方もすぐに読みたいと思います。

    5
    投稿日: 2022.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察はすっかり騙されてるなーと思ってたら自分も騙されてた 小説ならではのどんでん返しが素晴らしい(だって映像になったらねえ…) 政治家を狙っているからなにか理由があるのかと思ったらただの嗜虐心で美智留の残虐さを改めて思い知った

    5
    投稿日: 2022.09.28
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     嗤う淑女を読まずに先にこちらを読み終えました。  話の途中で「まずっ」とは思ったんですが、その時にはすでに前作ネタバレ部分を読み終えてしまった後で、さらに「今更止まれない」なところで、そのまま一気読み。  その後書評を巡って、「あぁ、やっぱり何も知らないまま前作を先に読みたかったー!!!」とは思いつつも、用意されていたどんでんに綺麗ににんまり!  相手も割と悪い奴ばかりなのですが、「ここまでしなくったって?」の人が大半。でも、そこも「彼女」の悪い魅力だと思えてしまうのは、すでに惑わされている気しかしません……  こんな風に相手をただ弄んで駆逐して楽しむ主人公って、こないだ観た「死刑に至る病」にも似て、でも、タイプの違う悪辣さかも。  次回作、あるといいなぁ……!

    4
    投稿日: 2022.09.05
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    前作「嗤う淑女」の裁判で得た“野々宮恭子”として、蒲生美智留が、美貌と話術でターゲット達を破滅させていく。 メインターゲットの国会議員をその周辺から巧妙に追い詰めていく。資金源には、投資詐欺。新興宗教の組織票(時差ありだけど、タイムリーだ)を潰して、後援会長には資金調達に不動産詐欺(地面師ですね、D和ハウスもやられましたね)。有能秘書には、スキャンダル。美智留の背のり行為もお見事でした。 ターゲットの国会議員への大学時代の狂乱への私怨から連なる復讐。騙される事を期待して読むのがルールかな。昔あったよね「必殺仕事人」的な。依頼者まで抹消するのが淑女シリーズ。

    44
    投稿日: 2022.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっと続き読めた!期待通り、いや以上の悪女の勝利! 絶対野々宮恭子が勝ってくれるんだろうなと思って、仲間と思われてる人たちも捨てられるんだろうなとわかってはいても、この終わり方は想像してなかった。…最初から違ったなんてずるい。 フィクションだけど、フィクションとも割り切れない、現実に起こっている問題ともリンクして考えてしまう部分があって、ますます怖くなった。続きも早く読みたい。

    4
    投稿日: 2022.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も最後にどんなどんでん返しが待っているのか楽しみにしながら読み進めていく。途中から急に横槍を入れてくる登場人物が居たので、この人も操られているんだろうと思いながら読むと最後には腑に落ちる展開になる。 恐るべき美智留は様々な人心掌握術に長けているので次回はどんな手を使ってくるのか、怖いもの見たさではあるが続編も楽しみである。

    4
    投稿日: 2022.07.11
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    第2弾。 相変わらず絶好調なみちるさんであった。 「できるからやった」みたいな感覚が本当に怖い。

    3
    投稿日: 2022.06.05
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    悪魔的淑女「蒲生美智留」が今回は政治家柳井耕一郎をその関係者から順に自分は直接手を下さずに陥れていき(死に追いやる)、最後に当人を自分を仲間と思わせていた部下を使って殺していく話。 エピローグでどんでん返しも用意されている。面白かった。

    3
    投稿日: 2022.05.29
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    こわいこわい。さすが美智瑠様。面白かったけど。でも精神的に病んでしまいそうなので、嗤うシリーズはもうやめておこうかな。

    6
    投稿日: 2022.04.29
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    個人的には前作の方が面白かったけど、今作の方がトリックや被害者の属性がしっかりしてて賢い人には面白いのかもしれない。

    2
    投稿日: 2022.03.09
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    みちるちゃん改め恭子ちゃん。前作に比べればイヤミス感は多少なりをひそめた感もあるけれど、人の欲は尽きないものですね。と。

    2
    投稿日: 2022.03.05
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    やられた! 思わず感嘆の声をあげてしまった。 これから起こる悲劇にばかり注目して、全く気づかなかった。 人の欲を引きずり出し、破滅に導く稀代の悪女。 何か恨みがあるわけでも金欲しさでもなく、ただ「面白そう」というそれだけの理由で人の命さえ玩具にする。 相変わらず恐ろしい女だった。

    4
    投稿日: 2022.02.28
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    続編もいつもの安定感ある、悪女っぷり。 人の弱さに漬け込んで騙し、絶望させる。そして、そんな野望もついに終焉。最後は…と思ったところでのエピローグ。よくもまぁ、こんな小説が書けるなぁ。稀代の作家さん、読み応え十分!

    2
    投稿日: 2022.01.05
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    もうゾクゾクします。 前作もそうでしたが、どんでん返しとイヤミスの融合といった感じでした。 経済の勉強にもなったりしました。 悪い淑女とわかっていても近づきたくなってしまいます。 怖い怖い。

    2
    投稿日: 2022.01.01
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    今回はがめつく稼がない(そこそこ稼いでるけどね)美智留さま。ほうほう、美智留さまは人生を弄んで命が浪費されていく様を眺めるのがお好きなわけだ。 一巻での胸くそ悪さも大分慣れたので、楽しめました。軽いどんでん返しも用意されていて、良かったです。

    6
    投稿日: 2021.12.25
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    巧みな話術で唆し、餌食となった者の人生を狂わせる―稀代の悪女・蒲生美智留が世間を震撼させた凶悪事件から三年。“野々宮恭子”と名乗る美貌の投資アドバイザーが現れた。国会議員の資金団体で事務局長を務める藤沢優美は、彼女の指南を受け、不正運用に手を染めるが…金と欲望にまみれた人々を弄ぶ恭子の目的とは!(e-honより)

    2
    投稿日: 2021.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の最後が酷かったなぁ。それまで、彼女に選ばれて死んだ人間にはあからさまに悪の部分があったけど、そうじゃない人間も躊躇なく殺すってところが凄かったです。自分で手を掛けず、言葉だけで「死」に誘導しいく巧みさに引き込まれました。 ただ、あの警官は、登場させる必要があったのかは疑問です。入れ替わってた所は、前作からの流れでわかってしまったので、それ込みでの伏線が張られてたのかなーと思いました。 前作読んだはずなのに、読書登録してなかったです。何となくしか覚えてない……。

    2
    投稿日: 2021.12.05
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    今回は野々宮恭子と神崎亜香里のパートナーシップを軸に、NPO法人、宗教団体、後援会、秘書を結果的に犠牲にした議員の自己保身を題材として、学生時代の女性を食い物にする悪辣さと政治とカネに纏わる人間模様を描いている。そしてそれを上回る悪辣な淑女の意図が明らかになる。これぞ中山七里ミステリーと感じられる作品。 余談だが、172ページの深夜◯時は0時の間違いだろうか?

    6
    投稿日: 2021.11.17
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    中山七里『ふたたび嗤う淑女』実業之日本社文庫。 シリーズ第2弾。 非常に面白い。今回も何か大きな仕掛けがあるような予感がするが、やはり…… 野々宮恭子の身分を手に入れた蒲生美智瑠が次々と人びとを騙し、不幸のどん底へと叩き落とすのだが、何故か国会議員の柳井耕一郎を最終ターゲットにしているようだ。その理由は…… あの稀代の悪女、蒲生美智瑠は3年前の凶悪事件で無罪となると行方をくらまし、因縁のある野々宮恭子という名前で投資アドバイザーに転身していた。さっそく政治資金団体に魔の手を伸ばした美智瑠は言葉巧みにFX絡みの詐欺に誘い込む。さらに宗教団体に触手を伸ばした美智瑠だったが…… 国会議員の柳井耕一郎に関連する政治資金団体代表、集票基盤である宗教団体の幹部、後援会長、政策秘書が次々と不審死を遂げる。 またも、恐ろしいまでにつまらない松田洋子のあとがき漫画『美チルアウト』が掲載されている。 定価814円 ★★★★★

    19
    投稿日: 2021.11.04
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    悪い女でも、どこか共感できたり理解できたりするものだけど、この女はそんなところが1つもない。何が目的なのかもわからないし、人間らしいところが全く感じられない。 サイコパスとはこのことか。 そして最後の最後まで見事に騙された。ゾッとする終わりかただった。

    2
    投稿日: 2021.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    騙される。 ヒントは所々にあったのに。 気がついたときはすでに遅し!! 仲間を率いれれば、破滅していくのが今まで読んだ展開の本たち、だが、それとは違う。 相手に対して金にも執着せず、怒りもない、お金がおまけ程度に貰えれば、次の標的への準備となる。 ただ、積み上げた経歴と力を踏み潰す快感だけで、行動するので、警察も追えない、近づけない。 こんな人に出会わないことを望むが、取捨選択しなければ、どこにでも甘い罠はある。 家の中にもあるわあるわの甘い罠?! 「簡単に話せる○○語」 「時短!簡単!!○○レシピ」 テレビで見る、「短時間で稼げる○○、時給○○万円」といった、怪しいものまで。 結局は自分次第。 惑わされないように。周りに話すこと。

    2
    投稿日: 2021.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2年前に読んだ嗤う淑女の続編。 自己評価が高い人間ほど騙しやすいという言葉通り、本当にこんなに次々と騙されるのかとその手腕に脱帽。言葉巧みにその自尊心を誘導しちゃうのね。それにしても目的がお金じゃないから恐ろしい。 自戒を込めて、身の丈に合わない欲は持つべきでは無いと改めて思いました。 前回はオチ読めたけど、今回はまさかのそっちかー!!と気持ちよく騙された。更に続編もあるみたいなので楽しみ。

    4
    投稿日: 2021.08.29
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    どうして彼女はこんな事をしているのか。言葉と態度で思う通りに人を動かす能力には驚いてしまう。 でも、面白いからやってるのならイヤな女としか思えない。

    2
    投稿日: 2021.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    淑女の仮面を被った悪女再び。「身の丈に合わない欲は我が身を滅ぼす」の彼女の言葉通り、欲に目が眩むとこうも人は簡単に操られてしまうものなのか。 他人を陥れていく展開は1作目と同じだが、今回はターゲットを高みから引きずり下ろすためにその周りの人間から次々毒牙にかけて追い詰めていく容赦なさ。他人の足掻く人生をジワジワ握り潰す暗い喜び。協力者たちの動機が復讐というのはわかるが、嗜虐心からという美智留の動機には相変わらずゾッとする。 最後まで読んで、自分も操られ騙されていたのがわかった瞬間はもう苦笑するしかなかった。

    2
    投稿日: 2021.08.21