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ケロニャンヌ
ケロニャンヌ
安田夏菜、しんやゆうこ/講談社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    友達には毎日バカにされるし、ペットの猫のマリニャンヌに続いてアマガエルのケロポンまで死んでしまって… 落ち込むカイトくんの前に不思議な生き物が現れた⁉︎ 挿絵に惹かれて買って読んだんだけど、子ども向けとは言え大人にも通じるテーマで、しんみりしてしまった。 (ペットの)喪失に向き合うこと、自分を肯定すること。 子どもの頃に読んでいたらどう感じていたのかなぁ。もしかしたらピンと来なかったかもしれないけれど。子ども時代の自分に感想を聞いてみたい。 それと、カバー装画と本体の装画がほんの少し違っていて、遊び心があって面白かった。ケロニャンヌがかわいかったです。

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    投稿日: 2016.05.29
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    カイトはとっと太めで運動が苦手な男の子。そのことで、クラスメイトのヨシキやルカちゃんにからかわれてしまう。 でもカイトにはペットのケロポン(みどりアマガエル)がいる。学校で嫌なことがあっても、家にケロポンがいるから、なぐさめられる。以前は猫のマリニャンヌもいたけれど、寿命で死んでしまった。 ところが、ケロポンもついに寿命で死んでしまった。 悲しむカイトの所に、ケロポンとマリニャンヌが合体して、ケロニャンヌが現れた。 他人から見たら、ちょっと気持ち悪くも見えるケロニャンヌだけど、カイトにとっては、自分を思って天国から戻ってくれた2匹の気持ちが嬉しい。 けれど、死んだのに合体して生き返って帰ってくるなんて、ルール違反。そこで、神様が怒ってやってきた!? 死んでも、誰かを思う気持ちは消えない。 そして、誰かに思ってもらえているという安心感。 小学生中学年むけ

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    投稿日: 2015.08.11