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うっかりの玉
うっかりの玉
大久保雨咲、陣崎草子/講談社
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総合評価

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    お年寄りが主人公の童話集というのもめずらしく、新鮮な読書体験だった。くすくす笑えて読後じんわり心が暖かくなるような素敵なお話が詰まっている。この作品に流れるユーモアのセンスやオノマトペの使い方がものすごく好み。わたしは特に「ばなぁーんなの話」がお気に入り。

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    投稿日: 2020.08.23
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    お爺さん、お婆さんが出てくるちょっと不思議な話ばかり。 お年寄りの方が記憶を沢山持っているから? タイトルのうっかり玉は、その人が忘れてしまった記憶が玉になってころりと落ちているんだそうで。 思い出せたら、玉も消えます。 NHKのラジオドラマのような静かなあたたかい雰囲気だった。

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    投稿日: 2020.02.11
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    台所の前までくると、ばあさまは「はて。なにしにきたんじゃろう」 しかたなく階段を上ってもどろうとすると、そこには見たこともない小さな女の子がすわっていました。そして、ばあさまがうっかり忘れた用事の“うっかりの玉”を拾ったというのです…。 不思議な空気の短編が6つ。どれもおじいさんやおばあさんが主人公です。年を取ることがちょっぴり楽しみになるような、素敵な物語たちです。 フリガナが少ないので、高学年以上ですね。

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    投稿日: 2018.01.07
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    生き物やものと話せたりする不思議なお話、6編。 気に入ったお話もありますが、非現実感が先に立っちゃいます。

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    投稿日: 2017.11.25