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暴君誕生――私たちの民主主義が壊れるまでに起こったことのすべて
暴君誕生――私たちの民主主義が壊れるまでに起こったことのすべて
マット・タイービ、神保哲生/ダイヤモンド社
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総合評価

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    狂気と道化の大統領、Insane Clown Presidentが原題だ。タイトル負けすることなく、全編通じて知性の欠如と判断力の欠落という文脈でトランプをこき下ろす。 ただ、そんな人物が大統領に選ばれねばならなかった米国の社会情勢にも、鋭くメスを入れる。 自身、米系企業に勤めているものの、やはり対岸の出来事、いまひとつピンと来ないところもあるが、あえて例えるなら、前回、自民が下野したときのような感覚なのだろうか?! ただ、我らが「宇宙人」たちは早々に馬脚を現し、失速したが、かの地では、はなから「馬」であることがバレているので、逆に背筋の冷えるものもある。 本旨とは関係ないが、パニックグーグリング(Googling)、失言時にその根拠となりえるファクトを後付けで必死に探すこと…という表現があるらしい。言いえて妙だ。 「#暴君誕生」(ダイヤモンド社、M.タイービ著) Day88 https://amzn.to/2SvjLlm

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    投稿日: 2020.02.15
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    面白かった。著者は雑誌(ローリングストーン』で長く人気のコラムを担当しているジャーナリストだそうだが、皮肉の効いた筆致で、それを日本語に訳した訳者の表現もこなれていて読んでいて苦笑すること多数。 本書は後付けのトランプ論ではなく、大統領選〜当選後まで、その時々に書いていた長編コラムの再編集版らしいので、まさにリアルタイムで当時の雰囲気が少なくとも著者の目を通した形で窺え、とても興味深い。(実際、著者は選挙戦の終盤近くまで「それでもさすがにトランプにはならないだろう」というスタンスで見ていたようなので尚更) トランプ現象とは何だったのか?何なのか?アメリカ人の目から見た肌感覚の一端がリアルに感じられ、かつ、それに対する筆者の考察も鋭く、なるほど…と思わされた。

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    投稿日: 2018.02.17