Reader Store
クリスマスに少女は還る
クリスマスに少女は還る
キャロル・オコンネル、務台夏子/東京創元社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

79件)
3.9
22
30
15
6
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ページ数が多いし、登場人物が無駄に多くて(こんなにたくさんの警察関係者いらないでしょ)なかなか読むのが大変だった。 でも、最後まで頑張ってよかった。 10代初めの頃の女の子の、なにより大切な友情が心に沁み入る。あなたが私を助けてくれたから、頑張れたんだよ。って言う気持ち。悲しい結末なのに、懐かしく暖かくなる。

    0
    投稿日: 2025.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キャロル・オコンネル著、務台夏子訳『クリスマスに少女は還る』(原題:JUDAS CHILD)のレビューです。 600ページを超える長編で、読むのが大変でしたが、読み終わったときの達成感と余韻はなかなかのものでした。 序盤から中盤にかけては、登場人物が多くて名前が覚えられないとか、誰が大切なのか分からなくなるとか、海外文学あるあるの読みにくさはあります。 ・過去に双子の妹を事件で亡くしたルージュが主人公ポジションですが、この本の真の主役は、サディーとアリ・クレイでしょうか。 ・今回行方不明になった二人の少女のうち、グウェンは裕福な政治家家庭の可愛い娘で、サディーはその親友でぶっ飛んだ性格。 ・主人公ポジションのルージュは、地方警察署の警官。 地方警察署には上司にあたるクロフト署長がおり、また職員のマージ・ジョナスは世話焼きおばちゃんのイメージ。 ・州警察のコステロとバディー・ソレルはエリートの位置づけでしょうか。ルージュの妹の事件の捜査を担当したオズ・アルモも州警察で、いまは辞めて私立探偵。 ・事件に首を突っ込んでくる法心理学者、アリ・クレイはヒロインポジション。FBI捜査官のアーニーも捜査に入ってきますが、彼はアリと男女の仲の模様? ・オズに逮捕された神父のポール・マリーは服役中です。 ・アリの伯父には、精神科医のモーティマーがいて、医師兄弟、ウィリアムとマイルズの二人と懇意にしています。 ・他にも警察、教会、学校それぞれでいろいろな登場人物がおり、物語に重厚感を与えています。ただ、霊能者のくだりは冗長かも……。 過去と現在の事件を題材にして緻密に組み立てられた読み応えのある小説ですが、ミステリとして読むと少し違和感があるかもしれません。 信仰と職業倫理に関する考え方が核に据えられた、硬派な文学のような雰囲気も漂います。 厚さも相まって手を出しにくいかもしれませんが、読んで良かったと思いました。 —「グウェンは、自分がひとりぼっちで生き延びられるとは思っていなかった。だから、親友だったサディーが、あの子のためにもどって来たんでしょう」

    1
    投稿日: 2025.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    第二章(60ページ)まで読んで、もうやめようと思った。 日本語訳が酷すぎるし、(そのせいで)話がよくわからず面白くない。 文庫本で600ページ以上ある小説なので、時間の無駄は最小限にとどめたい。 ってことでとりあえず、解説を読んで終わりにしようと決める。 その解説に書いてあったことは、本書の読者評価が高いということと、監禁されたホラー映画好きな女の子が友達と窮地を脱出するために活躍する、という内容。悪くない。 そして、再読開始。 その後日本語訳もだんだんこなれてきて(第二章まで別人が訳してた?)、ホラー映画の騙しテクニックを駆使して少女たちが犯人を煙に巻く展開を心待ちにして読み進める。 昔の少女誘拐事件で一卵性双生児の妹を亡くした少年は、いつしか地元の警察官となっていた。 そして、今回もよく似た誘拐事件が発生、警察官としての主人公の活躍と並行して、監禁された少女たちの戦いを、かなりリアルに描写してゆく。しかしそこに、奇跡は起こらない。あくまでも、現実の厳しい状況と悲しい結果のみ。とはいえ、一人だけ助かる事実がまた辛い。 少女たちの犯人を欺く八面六臂の活躍からの生還というストーリーを期待していたから、その悲しい結末に驚く。本作は現実離れした面白ストーリーよりも、リアリティ重視の人間模様を優先したミステリーとなっている。 2000年度「このミス」海外ミステリー部門第6位。

    4
    投稿日: 2025.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    623頁となかなかのボリュームで読み応えもある。だが残念ながらそこまで響かなかった。こればかりは好みや嗜好の問題なので深くは言わないけれど、確かに物語として引っ張る力はあるのだが何となく先の想像がついてしまう。そこまでの分量は必要でなくてもよかったと感じた。

    0
    投稿日: 2025.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・600ページ超え!読むのに時間はかかるがとてもよかった。タイトルの意味に気づいた時涙がこぼれた。 ・エピローグで裏切られる 「あたしにあんたを置いていけるわけがないでしょう?」

    0
    投稿日: 2025.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子供の頃に双子の妹を誘拐され、殺されたルージュ(男)は警察官になっていた。 ある年のクリスマス間近、二人の女の子がいなくなる。 一人は副知事の娘で、知能指数の高いグウェン。 もう一人は、ホラー映画が大好きで、他者を驚かせることが楽しみで仕方ないサディー。 親友の二人はそれぞれの家に帰れるのか…

    0
    投稿日: 2024.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    事前情報なにもなしに読んだのだけど、ずっとホラーじゃないかってドキドキしていました。 なんでそんなにホラーを疑ったかというと、多分、タイトルの「還る」って表記なんじゃないかな。 いかにも「よみがえり」見たいじゃないですか。(個人の感想です) 普通に「帰る」にしてくれれば、怖くなかったのに。 でも200ページまで読んでも、誘拐された少女たちの話が見えてこない。 あくまでも親や警察など、大人の話で。 なので前半しばらくびくびくしながらも退屈でした。 少女たちの状況が見えてくるにつれて、目が離せなくなりました。 たった10歳の少女たちが、自分の知っていること、できることを総動員して、二人で生きて帰ろうとする。 ところが、警察は一連の誘拐事件のパターンでは、一人はすぐに殺される、もう一人はクリスマスの朝に殺されるので、生きているはずの一人だけは早く救い出そうというスタンス。 え? 死体も上がっていないのに、いつものパターンでひとりは死んでいるはずって、決めつけちゃうの? タイムアウト。 もう一人も殺されたであろうことにショックを受けて飲んだくれる警察署長。 マジか。 ちゃんと探してくれよ。 これはフィクションだからなのでしょうか。 それとも、アメリカの捜査ってそんなものなんでしょうか。 それに引き換え少女たちは本当に健気で痛々しくて。 心も体も傷だらけで、それが癒えることは当分ないのだろうけれど、それも含めて自分を受け入れて成長してほしいと思ったよ。

    1
    投稿日: 2024.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    積読の中から1冊。いつかクリスマスシーズンに読もうと思っていたけど、結局、今。1999年初版との事。意外と古かった! 少女2人が誘拐され、行方が分からなくなってしまう事件。過去に双子の片割れを誘拐され殺された経験を持つ刑事ルージュが事件を追っていく。警察やFBIの連携の悪さにイライラしつつ(携帯電話もない時代だし余計に)、早く彼女たちを助けてあげてとハラハラしながら読んだ。一方で誘拐された少女たちグウェンとサディは、協力し困難に立ち向かう。 そして最後の最後でどんでん返し。あ〜これは思いもしなかった。クリスマスの奇跡だったのか。少しビターな結末でした。 中盤でルージュが事件を目撃したディヴィッド少年と、グラウンドで野球をするシーンが、いかにもアメリカっぽくて良かった。

    7
    投稿日: 2024.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマス目前に誘拐された少女達の物語。 登場人物が多く理解が大変だが、少女達が懸命に戦う姿、助けたい大人達の奮闘、そして15年前の事件など、どれも続きが気になりスイスイ読めました。 結末には驚愕と感動と喪失感…すごい小説でした。

    0
    投稿日: 2024.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    評価が高いのでずっと気になっていた作品。 が、とても忙しい時期に流し読みになってしまい、失敗… ボリュームもあるし、登場人物の名前を忘れ、すぐに真相に気づけず。 ネタバレサイトと2度読みでようやく理解。

    0
    投稿日: 2024.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「小説という毒を浴びる」で紹介されていなければ読まなかった。 紹介頂いて桜庭一樹さんには感謝。 良かった。 最後も、あーそんななんだと驚きあるし。 もっとボリュームがあっても良かったな。もっと登場人物の話があって欲しかった。 ルージュのお母さん良い感じだったし。

    0
    投稿日: 2023.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アメリカの作家「キャロル・オコンネル」の長篇ミステリ作品『クリスマスに少女は還る(原題:The Judas Child)』を読みました。 アメリカのミステリ作家の作品が続いています。 -----story------------- ●「近藤史恵」氏推薦――「残酷さと優しさに心を揺さぶられるはず。」 ●「浅倉卓弥」氏推薦――「直近の慟哭本です。ラストがこれなら、この厚さに付き合っても納得。」 クリスマスも近いある日、2人の少女が失踪した。 刑事「ルージュ」の悪夢が蘇る。 15年前に殺された双子の妹。 だが、犯人は今も刑務所の中だ。 まさか?  一方、監禁された少女たちは奇妙な地下室に潜み、脱出の時をうかがっていた……。 一読するや衝撃と感動が走り、再読しては巧緻なプロットに唸る。 新鋭が放つ超絶の問題作! *第2位「本の雑誌」この10年の絶対おすすめ翻訳ミステリー・ベスト10(「霜月蒼」・「杉江松恋」・「千街晶之」選/2005年10月号) ----------------------- 1998年(平成10年)に刊行されたノンシリーズ物、、、 『東西ミステリーベスト100』では、海外篇の58位にランクインしている作品… ミステリとしても愉しめ、クリスマスの奇蹟として感動できる作品でした。 クリスマスも近いある日、二人の少女が町から姿を消した… 州副知事の娘「グウェン・ハブル」と、その親友でホラーマニアの問題児「サディー・グリーン」だ、、、 誘拐か? メイカーズ・ヴィレッジ署の警察官「ルージュ・ケンダル」にとって、これは悪夢の再開だった… 15年前のこの季節に誘拐され殺されたもう一人の少女――双子の妹「スーザン」。 だが、あのときの犯人で神父だった「ポール・マリー」はいまも刑務所の中… まさか……。 そんなとき、顔に傷痕のある女「アリ・クレイ」が「ルージュ」の前に現れて言う… 「わたしはあなたの過去を知っている」、、、 一方、何者かに監禁された少女たちは、奇妙な地下室に潜み、力を合わせて脱出のチャンスをうかがっていた……。 600ページを超える長篇で、登場人物が多いので万人向けではないかもしれませんが… 個人的には、とても愉しめた作品でした、、、 捜査する側の立場(これも地域の警察署、州警察、FBIと入り乱れていますが… )からは警察小説として愉しめるし、捕らわれた少女たちの立場からは冒険小説として愉しめるるんですよね… 捜査側は「ルージュ」、捕らわれる側は「サディー」に、それぞれ感情移入して愉しみました。 それにしても… ラスト数ページで物語の様相が一変しましたねー 「サディー」のことにはホントに衝撃的! クリスマスの奇蹟、まさに"クリスマスに少女は還る"でしたね。 この真実を知って、さらに「サディー」のことを好きになっちゃいました… メインのミステリ要素よりも、こっちの方が強く印象に残りましたね、面白かったです。 以下、主な登場人物です。 「グウェン・ハブル」  聖ウルスラ学園の生徒 「マーシャ」  グウェンの母。ニューヨーク州副知事 「ピーター」  グウェンの父 「サディー・グリーン」  グウェンの親友 「ベッカ」  サディーの母 「ハリー」  サディーの父 「デイヴィッド・ショア」  聖ウルスラ学園の生徒 「ルージュ・ケンダル」  メイカーズ・ヴィレッジ署の警察官 「スーザン」  ルージュの双子の妹。故人 「エレン」  ルージュの母 「ブラッドリー」  ルージュの父。故人 「チャーリー・クロフト」  メイカーズ・ヴィレッジ署の署長 「マージ・ジョナス」  メイカーズ・ヴィレッジ署の職員 「フィル・チャペル」  警察官 「ビリー・プア」  警察官 「ハワード・チェイニー」  検察官 「コステロ」  州警察の警部 「バディー・ソレル」  州警察の捜査官 「オズ・アルモ」  私立探偵。もと州警察捜査官 「アーニー・パイル」  FBI特別捜査官 「アリ・クレイ」  法心理学者 「モーティマー・クレイ」  精神科医。アリの父 「ドッド」  クレイ家の執事 「ウィリアム・ペニー」  心臓外科医 「マイルズ」  ウィリアムの弟。医師 「ポール・マリー」  神父 「ドミナ」  神父。マリーの師 「エリオット・カラザーズ」  聖ウルスラ学園の園長 「ミセス・ホフストラ」  聖ウルスラ学園の寮母 「ジェラルド・ベッカーマン」  聖ウルスラ学園の教師 「ジョン・スチューベン」  犬の調教師 「マーティン・フランド」  霊能者 「ジュリアン・ギャレット」  ジャーナリスト 「バーマン」  上院議員

    0
    投稿日: 2023.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマスが近いある日、本棚にふと手を伸ばし扉を開いた途端、異様な雰囲気にとり憑かれ、ホラ-とサスペンスが横行する小説世界に引きずり込まれる悶絶必死の物語。 パトカ-が1台に警官6人のニュ-ヨーク州メイカ-ズ・ヴィレッジという静かな田舎町で、二人の少女が姿を消す。15年前のクリスマスの日、妹が死体で発見された双生児の兄(警官ルージュ)、小児性愛専門の病理学者(アリ・クレイ博士)、州警察の捜査官、FBI特別捜査官ら混迷する捜査陣と、少女たちの脱出を追った、息つく暇もない衝撃のミステリ大作。

    6
    投稿日: 2022.12.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    知り合いなのにモンスターの正体知らないとか、犬の件の展開など、理解できない処もあるが、読ませるパワーはある。消えた少年たちを思い出した。

    0
    投稿日: 2022.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマスを控えたある街で二人の少女が姿を消す。事件を追う警察官ルージュは15年前に双子の妹を殺された過去を持つ。監禁されながらもなんとか生き延びようと力を合わせ奮闘する二人の少女のパートと、警察、法心理学者、両親たちが事件を追う側のパートが交互に進む。少女たちの強さは涙が出るほどだが、大人たちの奮闘にも心奪われる。それは親の愛情であり、あるいは贖罪であり…。半端なピースが思いもかけないところにはまり、別の場所では思いもかけない真実が見え、読後は邦題にため息をつく。クリスマスの素晴らしい読書タイムだった。

    0
    投稿日: 2020.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よく練られたストーリー。 いくつもに折り重なるプロット。 はじめは複雑に感じるが一気に引き込まれる世界観。。少女は誰に助けられたのか。 最後に訪れるクリスマスにふさわしい奇跡とは。

    1
    投稿日: 2020.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマスストーリーが好きだ。クリスマスに起こる小さな奇跡で暖かい気分にさせてくれる話だ。この小説は少女誘拐事件を追うサスペンス警察小説なのだが同時にクリスマスストーリーである。クリスマス直前に10歳の2人の少女が消えた。政治家の娘グウェンと親友の問題児サディ。15年前双子の妹が誘拐されクリスマスの朝に殺害されていた刑事のルージュ。彼の前に現れた顔に傷のある女、法心理学者のアリは何故か犯行のパターンに拘る。一方囚われ怪我をしたグウェンはサディに励まされ力を合わせて脱出のチャンスを伺う。2人は助かるのか?犯人は誰か?事件を通して苦しみ、翻弄され、あがき、闘う人たちの贖罪のドラマが平行する。ハラハラドキドキの展開で解決後エピローグでとんでもない事実が明らかになり驚愕の奇跡に感動が押し寄せる。すぐにページを戻って読み直したくなる見事なプロット。すべての人に平安を!メリークリスマス

    0
    投稿日: 2020.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そうとも、あの子は死んでいる。そうでなくてはおかしい。 原題は「囮の子」。この邦題は素晴らしい。 誘拐された女の子を、過去の類似事件から殺されることが予想されるクリスマスの日までに助け出せるかが主題になるが、手に汗握るタイムリミット・サスペンスではない。 600ページを超す話だが、警察パートの大半は遅々として進まない捜査の描写にあてられる。それを読むことで、読者も半ば絶望しながらもすがるような思いで我が子を待つ親の気持ちになるのだ。 最後に驚くべき真実が明かされるが、個人的には捜査に参加する法心理学者を巡る謎の結末の方に感動した。

    1
    投稿日: 2020.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマスも近いある日、2人の少女が失踪した。 刑事ルージュは、15年前に双子の妹が殺されたときと同じ状況だと苦悩する。 一方、監禁された少女たちは奇妙な地下室に潜み、脱出の時を伺っていた。 話の展開は面白いと思うが、登場人物が多く、翻訳もののせいなのか、とにかく読みにくかった。 2人の少女の意味、ラストは驚かされた。 (電子書籍 kindle)

    0
    投稿日: 2019.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ややネタバレ含むかな? 少女の誘拐がモチーフになっているので、しんどくて一気には読めなかったけど、15年前の少年少女と事件、今の少年少女と事件、大人達が絡みあって終盤一気に収束して行くのは快感。 古さを感じなかったので、20年前の作品だという事に驚いた。 ※ポール・マリー神父とアーニー・パイル捜査官が似ているのは、ドクタークレイを追い詰める以外に何か意味はあったのかな? ※原題JUDAS CHILD、途中で気づいて裏切りの子?意味深、と思っていたけど、解説によると囮の子っていう意味だとか。 日本語のタイトルも印象的だけど、原題も好き。

    1
    投稿日: 2018.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物がたくさんいてごちゃごちゃするところと,その割に魅力的な人物に欠けるところがあるけれど,たった10歳の少女達の生命の輝きが,特にサディーの一風変わった魅力がこの本の軸だ.精神科医の守秘義務のあり方も考えさせられた.

    0
    投稿日: 2017.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    こんなに時間をかけて読んだ本は今までにないくらい、丁寧に読んでしまった。 ミステリーの枠を超えファンタジーかとも思えるし、登場人物の多様性から群像劇とも思えるような。 クリスマスを迎えるたびにこの本を思い出しそう。

    1
    投稿日: 2016.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少女二人が力を合わせて無事の脱出を祈るように読んでいたが最後の最後に、えっ、そうきたか…どんでん返しくらうとは…マジか~  女目線で読むと、ルージュ派(赤毛)or アーニー派(金髪)どっちに惹かれるかってとこですが、私はアーニーかなw アリとも元さやに戻ったようで…って、えっ戻ってなかった?花ことば「友達でいよう」か ん~、アーニーよ、それでいいのか⁉

    1
    投稿日: 2016.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    厚さは「双頭の悪魔」(有栖川有栖)くらいだろうか?また登場人物の多いこと。読み始めた時は、ありゃ、これはなかなか進まないかもしれない(^^;と思ったのだが、半ばを過ぎた頃から止まらなくなった。おそらく登場人物がしぼられてきたせいだろう。どんな作品でも、前半は全体像がわからないだけに進むのは遅くなるものだ。今回も同様。いかにして、それを抜け出すか、という子供たちの視点と、助け出そう、探そうとする大人達の視点。同時進行しているせいかもしれないが、登場人物のイメージも薄い気がする。伏線も多い(警察モノの性か?)ので、私には、「スズメバチの巣」(コーンウェル)を連想させた。正直言えば、「スズメバチ・・・」よりも面白かったけどね(笑)。

    0
    投稿日: 2016.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    分厚くて、読みきれるのか心配になったけど、癖のある登場人物ばかりのわりにスラスラ読めた。職業倫理を守りすぎ!もう少し融通を利かせれば…と思ってしまった。記念品の隠し場所は、犯人の残忍さが現れていて、吐き気がした。自分より弱い者に手を出すなんて、本当に許せない。 結末は、驚いて読み返した。犬への合図が犯人に届かなかったのは、そういうことか!と納得。 サディーもルージュもアリも、そしていつの間にかアーニーも好きになっていく不思議な物語だった。

    0
    投稿日: 2016.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アカン、外国語文学を読めるスキルをもっと磨かなアカン。背景の理解に時間がかかるし、それでもなお理解し切れていないところもあるし。会話分も、日本語なら言外に含まれた微妙なニュアンスまで汲み取れるところが、表面通りの内容しか理解出来ん。結果、主人公たちの感情の機微が追い切れず、最期に準備されたタネ明かしの醍醐味も、存分に味わえたとは言い難い。あり得ない話なんだけど、十分な存在感を持って彼女は存在し、感動と仰天のクライマックス。人気作品というのも納得の充実作とは思うんだけど、上記理由で個人的ベストな作品とは思えず。残念です。頑張ります。

    0
    投稿日: 2015.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    単なる犯人探しではない結末  もっとも大きな謎は犯人探しとは別の次元にある。困るのは、そっちの次元のほうが高いということだ。日本人向けの作品だなぁ。原題はとってもシンプルなんだけれど、邦題の意味は、最後まで読んで、さらに解説まで読んで初めてわかるという凝りに凝ったもの。還ったのは彼女だったのか!  たくさんの登場人物で犯人探しを難しくするのはいいんだけれど、かすかにオカルトチックというか心理的なエンディングはあまり好みではないな。  それでも、このダブルストーリーというか、ど派手な結末は大いに賞賛に値する作品だと思うね。

    0
    投稿日: 2015.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人は闇を嫌う。恐れる。 闇の中に光があれば、それに向かって歩みだす。 光は希望で、光は正義だ。 人は光に近づき、そのまぶしさに目を細め、 そして穴に落ちる。 もっと端的にいえば、 ろうそくの明かりにひき寄せられ、 炎で羽を焦がしかけた蛾の気分、というか。 この前に読んだ同じ著者の作品「愛しい骨」も 子供の殺人事件を扱い、犯人を追うのは残された兄弟という似たような設定だが、 まったく展開も雰囲気も違う。 強烈な女性が登場するところは、どちらも共通しているが。 犯人の追及の過程もさることながら、 途中で子供たちの居場所がわかりかけた後の、 引き込まれ感はすごい。 そして、私は穴に落ちたわけだが。 このラストについては納得いかない人もいるかもしれない。 単純な私は、穴の底でただただびっくりしただけで、 不快感や怒りはなかった。 そして、 雪が降る中、売却されてしまった野球場で野球が始まる場面は、 ぜひ映像化してほしいと思うほど、美しかった。

    1
    投稿日: 2015.11.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    少女が二人誘拐された。 一人は副知事の娘で超がつくほどの美少女。 もうひとりは、中の上くらいの家の女の子。しかし、とにかくユニーク、ホラー映画マニアで悪趣味ないたずらもしょっちゅう、およそ正反対の二人だが無二の親友。 実はこの町では10年以上前から何度も類似の事件が起きている。美少女が誘拐され、クリスマスの朝に凌辱された遺体が発見されるというおぞましい未解決事件。 さらに犯人は捕まっているものの類似事件が過去にあり、その被害者は今回の事件を担当することになるハンサムな警察官の双子の妹。 双子と言っても、二人はありえない一卵性双生児の兄妹で離れがたく結びついていた。 彼が優秀な子供たちが集められている学校の寮に入り、離れてしまい妹を救えなかったその時から彼は心に穴を抱えて生きている。 さらに、顔の半分に傷跡がありながらも魅力的な謎の女性博士が現れ、過去の事件も今回の事件も同じ犯人、つまり拘留されている神父は無罪だと主張する。 さらには二人ずつ誘拐されているうちの、一人が犯人の真の目的であり、もうひとりは囮や手段であるため、本命を手に入れた犯人はすぐさま一人を殺す、この場合は美少女はまだ生きているが、もう一人の親友は殺されていると断定する。 しかし、少女たちは二人で犯人の隠れ家から逃げ出そうと手を取り合い模索していた。 この話の魅力の八割はホラーマニアのサディーの活躍に尽きる。 彼女はいい子キャラではない。冒頭は言葉をあまりしゃべられない少年をひどくからかったり、結果的にけがをさせたりしている。 けれど、その少年も彼女の魅力に引っ張られているということが中盤でわかる。 グウェンを溺愛し、彼女に悪影響を与えると引き離したグウェンの娘の友達としては賛成しかねるが、彼女のことが好きだった。 主人公ルージュや少女たちの通う学園の校長はルージュに容疑をかけられたときに、もし自分が少女を恋人に選ぶ嗜好があるならサディーを選ぶという。 サディーの母親が断言するように、皆が彼女を好きになるという魅力的なキャラなのだ。 さらに、その親友グウェンも自分ならサディーを見捨てて逃げてしまうかもと自責の念に囚われたりしながら、必死で脱出方法を考えるやはり勇敢な子供なのだ。 子供だけではない、登場人物はそれぞれ個性的だ。 過去の被害者であるルージュは事件を追いながらも、娘を奪われた怒りですべてを破壊してしまった父の過ちを調べ、母や己の再生へ向かって歩き出す。 他も最初はやな奴と思った人間が実はけっこうロマンティストだったり、強いと思っていた人が過去の傷に苦しめられていたりとミステリーとしてより群像劇として楽しめる。 無実の罪を着せられ、牢獄で性的な虐待を受けた神父の人物造形もすばらしい、普通は彼の心境のうつりかわりなどスルーしてしまうだろう。 ただ、あまりに登場人物が多すぎて混乱してしまうのも確かだ。 犯人もだいたい途中で見当がつく。しかし、犯人の書き込みがほかの人間に比べて希薄だ。 最後にタイトル、特に邦題はすばらしい。

    1
    投稿日: 2015.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キャラクターがとても魅力的だった(*´∀`*)どの登場人物も濃い!(笑)ただ、登場人物が多く「ん?これ誰だっけ?」となってしまう節が…。物語は視点がころころ変わり、ハラハラ度合いが増すような仕組み(✧◡✧)最後はまさかの展開に感動してしまった。2015.08.08読了

    0
    投稿日: 2015.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマス直前に起きた少女の拉致事件を入れ替わり立ち代りいろんな登場人物の視点から追っていく。とにかく入れ替わりが激しくキャラ数が多い。油断してると覚えきれなくて振り落とされそうになるけど慣れてしまえば本当に面白かった。群像劇好きなら迷わず薦めたい。返却期限が近くて通読1回で終わってしまったけど時間が許せば再読したかった…。最後にひと捻り残るものがまたたまらない。欲を言えば学校のほうも舞台として魅力的だったのでそっちの話も何かあったらなあ。

    0
    投稿日: 2015.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2015.7.10.とにかく長くて読み終えるのに苦労した。それなのに、一回読んだだけではよくわからない。いつか、再読してからかな…。評価できるのは…。

    0
    投稿日: 2015.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    *クリスマスを控えた町から、二人の少女が姿を消した。十五年前に双子の妹が殺された刑事ルージュの悪夢が蘇る。そんなとき、顔に傷痕のある女が彼の前に現れ―。一方、監禁された少女たちは力を合わせ脱出のチャンスをうかがっていた…。巧緻を極めたプロット。衝撃と感動の結末。超絶の問題作* まさかこういう話だったとは!原題「 囮の子」もいいけど、この邦題には唸らずにはいられない。 「みなさんはあの子を愛さずにはいられなくなるわ」。その言葉通り、ホラー映画フリークの超問題児でやんちゃ過ぎる、勇敢で健気なサディーに心底魅惑された。これは、「少女たち」の救済と贖罪の物語。そして、クリスマスに少女は還る。

    0
    投稿日: 2015.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    訳のせいか読みづらかった。各方面で絶賛されているものの、そこまで入り込めなかった。衝撃的と評されているラストも何だかなあといった感じ。

    0
    投稿日: 2015.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    サディーのお母さんの「みなさんはあの子を愛さずにはいられなくなるわ」の言葉は、読者にとってもその通りだ。冒頭の登場シーンのサディーの印象はちっとも良くないのに、読み終えてみれば一番魅力的なキャラクターは間違いなくサディー。前半を乗り切れば彼女が活躍する中盤からは本当に面白い。 主人公格の一人美貌の青年警察官ルージュ・ケンダルにそっくりで一心同体の双子の妹スーザンの存在はルージュが少女誘拐の捜査にのめり込む重要なファクター。彼ら双子にまつわる表現にはなにやら背徳的な雰囲気(果たして一般的米国人は妹にAIMMなどと書くものなのか!?)を感じたが別になんでもなかった。考えすぎか。 ルージュが警察官として活躍するシリーズがあったら読みたいと思ったが残念ながらないみたい。

    0
    投稿日: 2015.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半が退屈で読み始めは苦労した。 脇役が誰が誰だか、て感じになって読み進めるたび戻ったり。。 後半は夢中になって読めた。ラストは感動的。

    0
    投稿日: 2015.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長かったー。 訳のせいもあるかと思いますが、登場人物が多く人間関係を追っていくのが大変でした。 でもエピローグは予想外でした! 伏線でもあるかと思いますが、個人的にはもう少し集約してもらいたかったです。

    0
    投稿日: 2015.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひとつ、ひとつのピースがあるべき場所に収まりパズルが完成すると、切ない気持ちがこみ上げた。 虐げられた犬、顔に傷があるアリの謎、双子の妹が誘拐され殺害されたルージュ、そして新たに誘拐された2人の少女。 切ないけど、前向きな様子が窺えたので読後感は悪くなかった。 エピローグでは、「え、サディーはそういうことだったの?」と驚きでしたが、私としては母親が想像した通りだったらいいのにと思ってしまう。 緻密な構成も素晴らしかったけど、物語を引っ張る登場人物たちが魅力的でした。 アリに歪んだ愛情を持つアーニーも最後には好きになっていた。 この作者さんは、女性の刑事を主人公にしたシリーズものを書いているようだけど、そこにルージュが登場したりしないのかな? 他の作品も追いかけたくなった。

    0
    投稿日: 2015.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマスが近くなったある日・・・ 2人の少女が町から消えた・・・ 州の副知事の娘グウェンと、その親友でホラーマニアでいたずら好きの問題児サディー・・・ 家出? それともまさか・・・ 誘拐? 刑事ルージュはバーで顔に傷痕のある女と出会う・・・ 見覚えのないその女が言う・・・ 私はあなたの過去を知っている・・・ 消えた2人は誘拐された・・・ そう、誘拐されて殺されたあなたの妹と同じ・・・ え?お前は・・・誰だ? やめろ、同じじゃない・・・ 妹を殺したヤツ(神父)は刑務所の中だ・・・ そんなまさか・・・ 15年前に同じようにクリスマス前に誘拐され、殺されたルージュの双子の妹・・・ 今回の失踪は過去の妹の事件と同じなのか? 犯人は神父じゃなく他にいたのか? そうだとしたら・・・ クリスマスの日に2人の少女は・・・ その一方で・・・ 何者かに監禁されたグウェンとサディーは何とか逃げ出せないかと、身を潜めて、2人であれやこれや考えて、協力して脱出のチャンスを狙っていた・・・ クリスマスというタイムリミットが迫ってくる緊迫感や・・・ 登場人物たちの味わい深いキャラや、彼、彼女らが抱える傷や罪や闇や・・・ 少女たちの友情や、2人のやり取りや・・・ 母親の愛情や(父親のもだけど)・・・ 罪の許しとずっと抱えてきた傷の癒しや・・・ 反則ギリギリのラストの衝撃やら・・・ モロモロ楽しめます・・・ 分厚かったけどもボクはグイグイ行けちゃいました・・・ 特にやっぱりラストですね・・・ ラストの衝撃はホントにギリギリなトコ攻めてます・・・ ホロっとするか・・・ え?それはナシでしょ?と思うか・・・ 分かれるでしょう・・・ 何が起きるのかはもちろんナイショです・・・ 犯人が誰か?というミステリー感もグッドですが、とにかくラスト・・・ ちょうどクリスマス前・・・ この時期にこそゼーヒーで・・・ クリスマスに少女は『還る』

    0
    投稿日: 2014.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなりの分量で、少女疾走事件がおわるまでの一部始終を描いたミステリ。登場人物の描き方によく分量が割かれているために、多面性があって面白い。最後に、ああタイトルはそういうことだったのか、という展開へ。 天才の集まる不思議な学園や、顔に傷がえる女性、コミュニケーションのうまくとれない少年、捕らわれの神父など様々な舞台やキャラクターが出てくる。しかし、ミステリアスな一方、だんだんそれらのミステリアスさは別にどうでもよかったようで、ただ冒頭で世界観を作っていただけ、というのが残念。ただストーリーにグイグイ引き込まれる面白いミステリだった。

    1
    投稿日: 2014.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    アマゾンのレビューを見てしまったので、読む前からオチは何となくわかってしまった。それにも関わらずラストでは「そんな!」と思わず叫びたくなった。 並の小説ならば、ただの凡作で終わるであろうこの結末。それがこの作品では、これ以上ない、というほどに成功している。 とにかく、サディーのキャラクター造形が素晴らしい。それがすべて。

    0
    投稿日: 2014.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    舞台はニューヨーク州メイカーズヴィレッジという静かな田舎町。天才的な子供を集めている学校、性別の違う一卵性双生児の兄弟、女児二人一組を誘拐殺害事件、毎回時期はクリスマス、というおもしろそうな気になる要素がちりばめられている。600頁は長いが、たくみな構成と内容が長さを感じさせない。少女二人の絆に感動し、15年前の真相に驚き、結末に完敗した。すばらしいミステリーを読めた。

    0
    投稿日: 2014.03.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマス間近に誘拐された少女2人。 その土地では何人もの女の子達が誘拐されて被害にあっています。 外国の物語はやはり登場人物の名前を覚えるのに手こずってしまう。。 物語に馴染むまで少し時間がかかってしまいます。 だけど、それを差し引いても面白い! かなり入り込んで読んでしまった。 2人の女の子がどうにもキュートで。 更に賢い子たちなのです。 終わり方は賛否両論ありそうですが、私は好きですね。 登場人物、脇役がいないと言っていい程に 魅力的な人たちばかりです。

    2
    投稿日: 2014.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなり前に読了。 海外小説はなかなか感情移入しづらいものが多いけど、この作品は感性にピタリと合った。 何よりも複数いる主人公格のキャラクターたちが魅力的で、彼らの複雑な心情が手に取るように分かる。 女流作家だからか、根底に作品やキャラクターに対する愛情と誠実さが感じられ好感を持った。(やや叙情的とも言えるかもしれない) 物語自体はさほど目新しいものではないが、それでも犯人と対峙するシーンは夢中で引き込まれた。

    0
    投稿日: 2013.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱ今んとこ、コレが一番好きかもしれんなぁ。 久々に読んでそう思った。 初めて読んだ時の衝撃は今でも残ってます。 普通のミステリとしても、 魅力的なキャラクターをいっぱい登場させ、 それで犯人を最後まで隠し 分析官アリの傷のなぞとかも見事に解決。 警察官ルージュと、目撃者の少年デイヴィッドの 打ち解けるまでのやり取りもイイ。 で、囚われのグウェン、サディーも、 必死で脱出のチャンスを探るのです。 サディーのキャラがこの作品の最大の魅力ですが ホラー映画マニアで人を驚かせるのが趣味。 知識と経験で犯人に立ち向かおうとするの。 この二人のやり取りも大好き。 「これでも一生懸命やっているの」 「あたしにあんたを置いていけるわけがないでしょう?」 一生モノの友達なんだな、と感動します。 そう、エピローグまでは、とてもいいミステリです。 ここまででも星4つはあげちゃう。 エピローグは、もうどんな反応をしていいかも分からない。 エピローグで真相が逆転する小説もあるけど これはそういうのとは全く違う。 何ていうかな、 それまでの出来のよいミステリ、っていう雰囲気を 根底から覆し、昇華させるのです。 言えないのがほんと辛い。 でもこのエピローグがあることで 星はさらに1つ半位あげてしまいそう。 なので、星5つじゃ足りないの。それほど好き。

    0
    投稿日: 2013.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こういう終わり方にしたのか~!と本当、びっくりものでした。私は感動した組!。 この結末は賛否両論でしょうね。 いや、でもいいよん。だって・・・クリスマスだもん(謎&笑)。 最初は犯人は誰?主人公の刑事ルージュの双子の妹を殺した犯人と同人物?などなどミステリ要素の方が強く読み進めていましたが、途中からは少女たちの脱出劇の方が心配になっちゃって、もうハラハラドキドキ。 二人の少女は性格も全然違うし、1人の子はとっても面白いキャラクターをしているんです。おまけにルージュの妹の事件のこと、ルージュの前に現れた顔に傷のある謎の女。誘拐された少女たちの親のこと。更に破産寸前のルージュの家の問題などなどいろいろな要素が絡まりあい、本自体は結構厚いのですが嫌になることはないです。 オコンネルの作品にはキャシー・マロリー巡査部長を主人公にしたシリーズもありますが、私はマロリーがあまり好きではないので、もっとこういう作品を書いて欲しいなぁ~とせつに願う次第です。

    2
    投稿日: 2013.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ようやく読了。 誘拐され、必死で脱出しようとする少女2人と、行方を懸命に追う刑事。 海外物の訳本で、さらに登場人物が多いということもあり、かなり読み辛い部分はありましたが、それにしても、エピローグでの驚きが凄かった。 そして切なかった。

    0
    投稿日: 2013.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初に読んだ時、サディーの母親が「あの子は誰からも好かれる」て訴えてるところは「このバカ親が」とせせら笑ったけど、最後まで読んでもう一度読み直した時には「ああ、本当に」と深く同意し、そしてせつなくなった。

    2
    投稿日: 2013.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りたら、だいぶ読み込まれていて驚き。10年以上前に出た本だから、という理由もあろうが、それだけ多くの人に読まれた証拠だろう。 正月休みに分厚いミステリがどうしても読みたかった私にはぴったりだった。 小さな町の仲良し少女2人が姿を消す。15年前に同じ手口で妹を亡くしている警官が捜査にあたる物語。大勢の人物、複雑な伏線。サイコ的要素が多い犯人の正体は、ありきたりといえばありきたり。だけど、作者が本当に描きたかったのは犯人はだれだ!ってことじゃないのが分かるので、よしとする。 娘たちを探すそれぞれの親の姿に涙涙…。 原題『囮の子』もいいけれど、邦題もうまい!

    0
    投稿日: 2013.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    確かに、最後の最後には驚いた。こういう意味だったのか、全てがここにつながるのか、と思い、その剛腕な繊細ぶりに大いに感心した。 しかし、それまでが長く感じられてしょうがなく、読むのが苦痛だった。 作者が特定のキャラクターにばかり肩入れをしているように思えて、どうにもストーリーがうまく受け入れられない。登場人物が多い上、エピソードも過剰でごてごてしている。ストーリーの展開が頭に入ってこず、混乱した。ミステリーとしてはかなりわかりにくいと思う。 この本を読んだ感想は、サディーとその母親の造形、これに尽きる。そこに全てを注ぎ込み、書ききった作者のエネルギーはすごいと思う。

    0
    投稿日: 2012.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    良質のサスペンスとしてグイグイ読ませる筆致もさることながら、この本の真価はサスペンス以外の部分にある。ネタバレになるので詳しくは書かないが、一言で言うと人間の心が生みだす奇跡。ラストについては賛否両論あるみたいだが、僕はこれがベストだと思う。ほとんどの読者は、僕と同じように、しばらく何が起きたかわからず、それと気付いた時には形容しがたい感動?感傷?がこみ上げてくるだろう。

    0
    投稿日: 2012.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長い上に、そろそろトシなのか、翻訳物は登場人物とその役割が なかなか頭に入らなくなってきていて、 読みながら何度も最初のページの紹介一覧を見返しました。 でも、今は警察官となっている双子の妹を亡くしたルージュや ちょこちょこと顔を出し入れする(笑)さまざまな人たちにも興味惹かれ、 また当然ながら、誘拐された少女たちの運命がどうなるのか 興味津々で読み進みました。 最後、こういう終わり方をするのか?というか こういうエンディングはあり?というか、 うーん、予想もしない終わり方で非常に余韻が残りました。 ★4,7という感じで、★5にしました。

    1
    投稿日: 2012.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    少女たちの救済と贖罪――そして奇蹟。 ミステリを超えた、衝撃と感動の物語(ミステリ)。 正直なところ、話の流れを完全に理解できていないため、再読が必要だ。 ただエピローグで明かされるある事実を念頭に置いてみれば、また違った景色が見れるのかもしれない。 蛇足のエピソードと登場人物が多すぎる。 ミステリ:☆☆☆☆ ストーリー:☆☆☆☆ 人物:☆☆☆ 読みやすさ:☆☆

    0
    投稿日: 2012.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    事前に「少女誘拐もの」というキーワードのみ知っていたので、読むのに少し勇気がいった。少女達が酷い目に遭う描写があるのではないかと思っていたからだ。また邦題の「還る」という言葉に何となく不穏なものを感じたせいもある。 結論から言うと、それらは全くの杞憂だった。勿論誘拐された少女達がどうなるんだろうと読みながら常にはらはらしてはいたし、過去の事件の絡みなどもあって陰鬱な気持ちになる部分もある。だが終わってみると、私が恐れるほどの残虐描写はなく、ほっとした。事件が事件なのでゼロというわけではないが、その際も事実だけをさらっと書くに留まっていた。 不満点を挙げるなら、描いている主題に対して、登場人物が多すぎることとエピソードが過多なこと。出てくる人物の中で名前が必要なのは限られているし、途中で出てくるペテン師になんて名前を与える必要はなかったと思う。犯人をぼかすための作戦かもしれないが、その場合あまり成功しているとは思えない。 また、登場人物それぞれを描こうとした結果だと思うが、エピソードの多さで冗長になり、全体的に印象が散漫になっているのが残念。もう少し焦点を絞り込めばページも少なくなったんじゃないだろうか。 そんな不満を感じつつも、先が気になって600P超を一気読みした。 これをミステリとして読むと、ラストについては賛否あるだろうなと思う。ただこの作品は「ミステリ」というよりも、危機に対して果敢に立ち向かう少女達の友情の物語なのだろう。 読み始めた当初、この物語の主人公はルージュなのだと思っていた。自らの半身である双子の妹を誘拐事件で亡くし、心を閉ざして誰とも馴れ合わなくなった孤独な美貌の青年。実家は元資産家で、非常に優秀な才能を持つが、敢えてその能力を無駄にする生き方をしている。少女漫画のような嫌味すれすれの背景設定を見れば、どう考えても彼が主人公だと思ってしまう。 しか彼はあくまで主人公「達」の一人だった。読み進むにつれ彼の印象は薄くなっていき、それに反比例するように作中の女性達が強烈な存在感を示していった。 ルージュの母、グウェンの母、サディーの母、アリ、グウェン。 そして何よりサディー。 さらわれた二人の少女のうちの一人、サディー・グリーン。 最初第三者の言葉を通じて描かれるサディーの姿にはあまり好感が持てなかった。特に彼女の部屋の描写には正直ひいた。 でも彼女を知る人々は口をそろえて言う。「あの子に会ったらあの子を愛さずにはいられない」。娘への悪影響を恐れてサディーとの交際を禁じたグウェンの父さえも。ページを繰って物語の途中でサディーに「出会った」時、私はその言葉に納得した。 明るくて勇敢で賢く、何より友情に篤い少女。 陰鬱な空気漂う前半部分を読み進めた後だっただけに、その存在は眩しく映った。グウェンだけでなく読者である私も、彼女の存在に随分気を楽にしてもらったように思う。 気弱になりがちなグウェンを励まし、一緒に脱出の道を探るよう導くサディー。どんどん惹きつけられていく自分を感じながら、サディーの母の言葉を思い出していた。確かに、彼女と「出会った」ら愛さずにいられない。 だから、あのエピローグには言葉を失った。 読後すぐは驚きの方が強かったが、時間を置いてこの感想を書いている今、やるせなさと悲しみで胸がいっぱいになっている。サディーは本当に、勇敢で友情に篤い、最高に魅力的な少女だ。 結末まで読むとタイトルの意味が分かると言われているが確かに。原題よりも好きだ。

    0
    投稿日: 2012.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2012.2.1読了。 クリスマス前に2人の少女が誘拐され、一人がすぐに殺され、もう一人も殺される事件が小さな街で繰り返し起こっていた。一卵性の双子の妹をそれに寄ってなくした刑事のルージュは、そのようにして拐われたグウェンとサディーを見つけ出そうと心理学者のアリと捜索をするが…という話。

    0
    投稿日: 2012.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【愛おしい骨】を読んで、次に読んだのがこの本。 2作通して感じたのは、、この著者の書く女性はとても魅力的だな、という事。 サディーは確かに皆に愛される子だろう。 ラストの切ない二つの誘拐の被害者達の話は、ミステリーという枠にはめられない感動的な話だ。

    0
    投稿日: 2012.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やはりアメリカやイギリス(フランスも?)のストーリーテラーたちは物語の構築方法が日本人とはちがう。材料をふんだんに投げ込み、伏線を引きまくる(勝手にそう思い込んでいる?)のに、綺麗に収束させることを半ば放棄するように映る。本書はニューヨーク州の片田舎を舞台に選んでいるが、細部の美しいことこの上ない。誘拐や殺人といった「非現実」な出来事が起きる最中、思春期の少年少女の憂鬱、選んだ道について首をかしげる若者たち、現実を知る大人たちが、躍動感をもって活写される。そして「シンメトリー」がこの小説の根幹である。この西洋思想を代表する強迫観念は、少女連続誘拐殺人事件の犯人を狂気に駆り立て、破滅に追い込む。同じ要素が密接に結び付く状態を「ホモ」、異なる要素が密接に結び付く状態を「ヘテロ」と呼ぶが、犯人は「シンメトリー」に反する後者を嫌悪する。だが、神聖なる前者の関係を断ち切ってしまったため(故意に?)、禁忌に触れるかたちで罪を償わされる。ハリウッドを想起させる「神秘的」な結末を期待しつつ、ルージュとサディーの活躍を追うべし。

    1
    投稿日: 2012.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    驚愕と号泣の結末で名高い キャロル・オコンネル著『クリスマスに少女は還る』読んだ。 文庫だが厚さ3cmもある。 クリスマス前に誘拐された少女2人が知恵と勇気で奮闘…。 確かに最後驚きのあまり涙が止まらんかったわ!

    1
    投稿日: 2011.12.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りてみました。個人的にはこの書き方が苦手なのかこの翻訳が苦手なのかわかりませんがちょっと合いませんでした。 途中で犯人はこいつだろうと言う目星は付いたのですが主人公たちが犯人を知っているだろう人間を脅したりすかしたりの方に時間を費やしていて肝心の少女たちは誰が探してるんだ?とイライラしました。話のテンポが自分に向かなかったのかも。個人的に私はあまりジリジリしたミステリーを楽しめるタイプじゃないんだろうなあと思いました。 そして冒頭でサディと言う子が苦手だな、と思ったので最終的に大活躍(?)して良い場面が出てきてもなかなかそのイメージが払拭出来なかったです。人を傷つけて平気な子は私は嫌いだな。親友とのやりとりは良いな、とジンとしたところもあるのですが。

    0
    投稿日: 2011.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    翻訳のせいなのか私の理解力が乏しいせいなのかわからないが、何を表しているかわからない単語があったり、場面転換がいきなりであることが多く、正直読みづらさが先に出て内容を味わうことができなかった。ただ、内容も正直私にはキツかったので親切な翻訳がなされていても受け付けられなかったかも。

    0
    投稿日: 2011.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『愛おしい骨』がつまらなかったので、著者の別の作品をと思い、ネットの書き込みでも評価の高いこの本を読んでみた。確かにこっちのほうが数段面白い。

    0
    投稿日: 2011.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「愛おしい骨」から過去作品に遡り。多彩な登場人物で楽しめた。多彩すぎてうまく追えないところもあったけど、かなり細切れに読んじゃったせいかも。って、「愛おしい骨」と同じ感想になってるな。

    0
    投稿日: 2011.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誘拐された少女らと、同じような過去を持つ女性の救済と贖罪の物語。 ミステリの枠組みに留まらない、深い感動を読者に与える。

    0
    投稿日: 2011.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「愛おしい骨」を先に読んでしまったので、この作品の衝撃度が薄れてしまったようです。やはり、田舎の顔見知りも怖いということですね。

    0
    投稿日: 2011.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この間読んだ同じ作者の愛おしい骨より全然おもしろかった。サディーは友達を救うために亡霊となって残っていたのかな?最後のほう、ちょっとわかりずらかったです。

    0
    投稿日: 2011.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    こんなにたくさんの登場人物がいるのか ルージュの母親は、ほんとに再生したのか モーティマーの行動、こんなのありか、反則 サディの活躍、もっと見たかった だからラストが気に入らない 再読してプロットに唸りたい?否

    0
    投稿日: 2011.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一読するや衝撃と感動が走り、再読するや巧緻を極めたプロットに唸る、というのは決して言い過ぎではない。 小説を読み慣れた人なら、再読せずともまずこのプロットに驚かされるだろう。この巧緻さとラストの感動は女性作家の母性を強く感じさせた。 救いようのなくラストを放置するミステリーは多いし、それはリアリティさえ齎すことも多い。そしてそれを非難する気もないけれど、敢えて理詰めの緻密なプロットにこのオチを用意するなんて、これが愛でなくてなんだろうか。 そうか、だから日本語のタイトルは「クリスマスに少女は還る」なんだなぁと納得する。 「帰る」じゃなくなぜ「還る」なのかがこのミステリーの全て。 記事URL:http://spenth.blog111.fc2.com/blog-entry-6.html

    1
    投稿日: 2011.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終わってから、サディ・グリーンという女の子のことが忘れられなくなりました。この子が主役なんですよね〜。登場する箇所は少ないのですが〜。 本当に心優しい女の子ですよ。

    0
    投稿日: 2011.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少女監禁物のは最近色々とやばいな やや、反則じゃぁ!という犯人だったが、読みごこちが良かったので許そう。

    0
    投稿日: 2010.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    邦題のセンスが悪すぎる。原題のままにしたら良かったのに。物語としてはそれなりに楽しめたけど、最後のどんでん返しはいらなかったのでは…

    0
    投稿日: 2010.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     クリスマスを目前にした田舎町で、少女が二人姿を消す。それは、15年前の殺人事件を彷彿とさせる状況だった。  感動した。はっきり言えば、結末はそんなのあり?って感じなんだけど、もうそんな小さいことなんてどうでもいいよって思わせるパワーがあった。10歳の少女達の切ないまでの互いを思いやる気持ち、勇気。子供ではなく小さい大人なのだと、娘を信じつづける母親の真っ直ぐさ。  人は、再生できるのだ、どんな形であれ。いつかは、傷も癒されるのだ。そんなことを信じさせられる作品だった。

    0
    投稿日: 2009.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こういう終わり方にしたのか~!と本当、びっくりものでした。私は感動した組!。この結末は賛否両論でしょうね。いや、でもいいよん。だって・・・クリスマスだもん(謎&笑)。 最初は犯人は誰?主人公の刑事ルージュの双子の妹を殺した犯人と同人物?などなどミステリ要素の方が強く読み進めていましたが、途中からは少女たちの脱出劇の方が心配になっちゃって、もうハラハラドキドキ。 二人の少女は性格も全然違うし、1人の子はとっても面白いキャラクターをしているんです。おまけにルージュの妹の事件のこと、ルージュの前に現れた顔に傷のある謎の女。誘拐された少女たちの親のこと。更に破産寸前のルージュの家の問題などなどいろいろな要素が絡まりあい、本自体は結構厚いのですが嫌になることはないです。 オコンネルの作品にはキャシー・マロリー巡査部長を主人公にしたシリーズもありますが、私はマロリーがあまり好きではないので、もっとこういう作品を書いて欲しいなぁ~とせつに願う次第です。

    0
    投稿日: 2009.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館。 クリスマス直前にさらわれた二人の少女。 彼女たちが無事戻ってこれるのだろうか? 原題は「囮の子」。感慨深い。 ちなみに、いちおう主役のルージュ。 名前だけで、女性だと勘違いしてた。

    0
    投稿日: 2009.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    8月25日読了。「このミステリーがすごい!」海外編2000年度の第6位、総合でも第13位の作品。終盤に作者が仕掛けたトリック(?)が明らかになるが、この作品ほど「だましてくれてありがとう!」と思わされたミステリはない。誘拐された少女の無事を祈る両親の心痛、肉親を失った過去の事件の傷を引きずる警察官など主役・脇役含めた人物描写も巧み。読み返すと、登場人物の発した一つ一つの言葉に込められた意味・伏線にうならされるとともに、じんわりと涙が出そうになる。願わくば、クリスマスの夜にこの本を読みたかったものだ。

    0
    投稿日: 2008.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子供が逞しい。沈みがちな時に読むと「やるぞ!」と元気を分けてもらえる。つらく切ない気持ちを越えて、流れてくるものがあります。

    0
    投稿日: 2007.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好き。陰惨な事件を取り扱っているのに、読後感はやるせなく切なく、しかしやさしく、いとおしい。あのエンディングはミステリとしてどうなのか?というのは置いといていいでしょう。だってクリスマスだもの。それにしても、文学の世界における姉-弟の関係は、どうしてもこうなるものなのかしら。

    0
    投稿日: 2007.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み応えあり。お勧め。2回読んだが、それぞれ違う面白さがあった。3回めが楽しみ。(っていうか、何回でも読み続けると思う。)

    0
    投稿日: 2007.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こういう終わり方にするのか〜と私は感動した組です。この結末は賛否両論でしょうね。いや、でもいいよん。だって・・・クリスマスだもん。(謎) 久々に読み終わりにジ〜ンときた作品でした。最初は犯人は誰?主人公の刑事ルージュの双子の妹を殺した犯人と同人物?などなどミステリ要素の方が強く読み進めていましたが、途中からは少女たちの脱出劇の方が心配になっちゃって。二人の少女は性格も全然違うし、1人の子はとっても面白いキャラクターをしているんです。おまけにルージュの妹の事件のこと、ルージュの前に現れた顔に傷のある謎の女。誘拐された少女たちの親のこと。更に破産寸前のルージュの家の問題など違う要素が加わり、本自体は厚いのですが嫌になることはないです。本書によって名を知らしめしたオコンネルですが、既刊の作品も読んでみたくなりました。調べてみよ〜っと。

    0
    投稿日: 2004.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマス前の2人の少女誘拐事件を、少女側と捜査側(彼らも子供の時に誘拐事件に関わっている)から書いたミステリ。登場人物が一人一人強烈で、なかでも少女の一人はとても魅力的。クリスマスらしく奇跡的なエンディングで泣けます。

    0
    投稿日: 2004.11.01