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左ききのエレン 6
左ききのエレン 6
かっぴー、nifuni/集英社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひとつの凄い才能がなくてもそこそこの才能を いくつか掛け算すれば良い。 凡人なりの戦略だったのかと思いきや言い訳だったと 認めてしまう光一。 自身も才能も無いくせに普通の人生じゃ嫌だ。 正直光一の気持ちはよく分かる。 間違ってると言わなければと思ったのに 出た言葉が頑張ったね、なのが なんだかんだでさゆりの情を感じた。 叶わなかった夢は趣味になる という琴美の台詞も刺さる。 そんなことを考える間もなく描くしかない エレンの気持ちも分かる。 あかりに「いいよ」とエレンが言うシーンが好き。 顔もファッションセンスも似ていて、 名字の下の文字が谷であることまで明かされていた 真里が神谷の妹だということがここで明かされる。 広告の世界では天才になれなかったヤツらが ヒーローになれる。 神谷さんのこの言葉が光一に響くのも無理ない。 しかし見ていて恥ずかしくなるほどストレートな影響の受けぶりだ。 真里が面接であやのの名前を出せないのも 出すべきだったというあかりも どちらも考え方が違うだけだとは思う。 真里は清廉潔白だが、本当にAKに入りたいなら せっかくの巡り合わせを利用すべきだったのもそれはそうだ。 「足りてない自覚あるなら取り返せばいいのに」 はその通りでもあり、仁義や常識からそれができない、 むしろやらない人間もいる訳で難しい。 そしてこんな言われようをしてもあかりを嫌いにならない 真里のことが可愛らしくも思う。 良い人だ。あかりたち天才とは違った意味で生きづらいかもしれないが。 『Hello! It's me!』から始まるデートの誘いがあかりらしい。 人生のピークで消えたい。これ終わったら死んでもいい。 そう思える最高な生き方をしたい。 だったらセックスしかない、の理由はよくわからないが いま機嫌悪いし疲れてるから会ってもしない、 とはっきり言えるあかりはちょっと羨ましい。 駄目なカメラマンもモデルも写真のバリエーションが少ない。経験が浅いか引出しが少ない。 ワンパターンと作家性は違う。 傍若無人なあかりだが、やはりプロなのだな。

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    投稿日: 2025.04.12
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    コーイチってあれもできるこれもできるって使えない出来ることかき集めて、何も捨てられずガラクタ数えて安心しようとして、そんなに自信ないんだ自分に

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    投稿日: 2024.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 あかりという1人のモデルによって、ファッションショーの空気は変えられてしまった。彼女の姿に魅せられたエレンは楽屋に乗り込み、お前を描かせろとあかりに告げる。その場に居た光一は、エレンの瞳に自分は映っていない事に気付く。ショーの成功も岸姉妹の実力によるもので、消沈する光一は…!? ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

    3
    投稿日: 2022.10.14
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    自分がダサいって知ってるやつは伸びるか… 色々なことに手を出してきた学生時代。何でもできる気はするが、突き抜けたものはない。天才にはなれない

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    投稿日: 2021.04.30