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運動会小説 走れ! ヒットン
運動会小説 走れ! ヒットン
須藤靖貴/講談社
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総合評価

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    足が速く運動会のリレーで期待されていたヒットン。しかし運動会直前に足を骨折してしまう。「走れない私は何の取り柄もない」とおちこむヒットン。そんな中、担任の先生から「走るだけが運動会じゃないよ」と言われ、何かできることはないか、とできる事を探します。僕も「今、自分ができることは何か」日々考えながら行動して生きていきたい。

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    投稿日: 2019.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    運動会を前に捻挫して全治2ヶ月。小学校ラストの運動会に間に合わない。毎年、リレーの選手で走っていたのに・・・。ヒットンは泣いた。 でも、担任のオダキョンに、新聞委員会での運動会の新聞作りに力をそそぐことをすすめられた。リレーでは走れないけど、取材に走る! 校長先生・教頭先生、町内のボランティアの人たちへの取材ではじめてわかったこともある。 6年生で取り組む組体操では、クラスが一致団結しなくてはならないのに、勉強は出来るけど理屈ばかりで非協力的なエガワにムカついたり、応援団長のダッチュとクラスの雰囲気をなんとかしようとしたり。 トラブルもあったけど、運動会の後にはヒットンも成長した。例年通りリレーをしていたら、気がつかないこともあった。 運動会をやりきれたからこそ、卒業式もおだやかにむかえられた。

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    投稿日: 2018.01.28