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息子が人を殺しました 加害者家族の真実
息子が人を殺しました 加害者家族の真実
阿部恭子/幻冬舎
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総合評価

40件)
3.7
8
14
9
5
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    自分の知らない事件や人生がたくさんありすぎて。たくさんの例をさらっと紹介してるけど、どの事件ももっと知りたくなる内容ばかりだった。 どこか他人事でエンタメ的に読んでしまった。

    7
    投稿日: 2025.10.04
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    加害者家族への鋭い分析さは、大変参考になりました。たぶんに加害者家族の支援を行なう困難を乗り越えて、ご活動されていることに敬意を表したく思います。

    0
    投稿日: 2025.04.11
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    当事者になってみなければ、分からないことなのに。 安易に「親兄弟の責任」を追及することのイヤらしさ。 だって、誰かのせいにしとかないと、落ち着かないものね。 他人を糾弾できる、めったにない機会。 殺人犯の親兄弟という、相手にとっては抗いようのない事実があるんだもん。 自分のしたことではないことで、自分の人生が詰む。 明日は我が身かも、しれないのにね。

    0
    投稿日: 2025.03.28
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    読み応えガッツリあるノンフィクション。犯罪加害者の家族になるなんて、日本では人生の罰ゲームだ。筆者の文章上手のためか、加害者家族に共感し、恐怖で眠れなくなる。当たり前の日常を、大切にしていこうと思わせてくれる一冊だった。

    0
    投稿日: 2024.01.17
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    今月19冊目 ★★★ 加害者家族の本 いやー、辛い、これは辛い。 人に迷惑をかけていけないと育てるといい子になろうとしてその反動で、、ってあるが、ちゃうよ、そんなんじゃ無いよ。我が子にいい子にならなきゃなんで1mmもねえよ。 SNSで拡散されて炎上が怖い、、ネット永遠に残るし

    0
    投稿日: 2023.03.28
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    提起されている問題は非常に意義深く重要な視点で、価値のある活動なのは間違いないのだが、いかんせん、本として見た時に、体裁が整っていないというか、整理されていないというか。 様々な事例が挙がっているのはいいとして、こんなことがあったという事実のほかに、それでどうなのか、そこから何を学ぶべきで、何が足りなくて、どうすべきだったのか、といった考察や問題提起がないままに次々と事例が紹介されていくのが半分以上。だからなんなの、と言いたくなる。加害者家族支援に取り組むきっかけとして著者の経験が語られている章もあるのだが、自分の体験が伝えたかったのか、それとも加害者家族支援がなぜ必要なのか、家族支援として何をどうすべきということを訴えたかったのか、そのあたりがあいまいになってしまっている。 筆者が本書で訴えたかったことはなんなのか、焦点がぼやけてしまったことが残念。構成の問題かな。

    0
    投稿日: 2023.01.19
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    著者は殺人、傷害、詐欺、痴漢などさまざまな事件の加害者の家族を支援している。たしかに、センセーショナルな事件が起きた時、マスコミが犯人の自宅周辺にどっと押しかけ、近所の人に話を聞くという場面はよく見る。しかし加害者の家族がここまで人生を、生活をめちゃくちゃにされているとは驚きだった。 加害者の家族への社会的制裁には犯罪抑止効果はないこと、更正のためには加害者と家族のよい関係が必要なのだと納得した。

    0
    投稿日: 2022.12.14
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    家族が重大な事件を起こしたら、 その家族も罰せられるべきなのか? この問いにYESかNOかという単純な答えは出せない。 そんなことを考えさせれた本 加害者家族の苦悩やその後の人生は壮絶だ 賠償、贖罪、被害者家族に謝罪ができればいいが全てを拒絶される絶望、そして世間からのバッシングと差別 あらゆるものを背負って生きていかなければならない。 この本はそんな加害者家族の苦悩を綴っている。 それはドラマではなくひたすら残酷な事実 犯罪は誰もを不幸に陥れる 加害者家族に対し 「身内が犯罪を犯したのだから家族も罪人」 「家族が悪かったから身内が犯行を犯した」 などと考える人も多く ネットなどでの誹謗中傷 住む土地を追われたり、仕事ができなくなったり 結婚をあきらめたり、離婚したり… という現実がある この本は苦悩する加害者家族を支えるためのNPO法人「world open heart」を創立した阿部恭子さんのルポ アメリカでは加害者関係を支える人たちがいますが 日本には今まで加害者家族を支える団体はなかったそう。 阿部さんは、このNPOを作った経緯と苦悩、活動や実態なども書かれていますが、その心と信念と勇気に感動。 と言いつつも私も自問自答する 例えば… 自分の家族が殺されたり残酷な犯罪に巻き込まれた時に 加害者家族を許せるのか?謝罪を受け入れることができるのか? と言われると、おそらくできそうもない。 頭ではわかったつもりでも 現実問題、心が付いていくかと言われると… 憎しみで何も考えられなくなるような気がする。 いや、もしかしたら逆に私や私の家族が犯罪を犯したら… 被害者の方にどうやってお詫びするのか? 謝罪を受け入れられないとしたら… ネットで住所を特定され 住居を追われ、仕事を失い… となると… 死を考えるかもしれない… 犯罪はあってはならないこと 自分には無縁だと思っていても 被害者、加害者、関係者になることはゼロではない。 ただ、この本や阿部さんの活動を知ることで 加害者家族の苦悩を知ることは大きい。 そして、阿部さんの活動によって救われる人も多い。 深い内容でした。

    7
    投稿日: 2022.09.26
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    突然自分の家族が事件の加害者になったなら、一体どういう状態になるのだろうという事を考えさせてくれる本。 100%可能性が無いとは誰も言えないところが恐ろしい。 被害者の家族も加害者の家族も救われるにはどういった社会の対応が好ましいのだろうか。 先ずはとにかく理解からかな。

    0
    投稿日: 2022.08.20
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    人は他人に対して、自分が受けてきたような対応しかできないのではないだろうか。 これは私の中では真実に近い言葉でした。 死刑囚の生育歴を読んだことがあるのですが、被害者の事を忘れてしまう程可哀想だと感じてしまいました。 そうしてこちらを見れば、苦しむ加害者家族の姿がありました。因果応報という言葉と、とばっちりという言葉が両方思い浮かびました。 一番印象的なのは、第六章の家族のために父を殺したお兄さんでしょうか。私にもアルコール依存症の似たような父親がいるので、気持ちがわかるような気がします。 殺人は犯罪なので褒められたものではありませんが、家族を守りたかったのですね。辛かったなぁ、と声をかけたくなりました。

    2
    投稿日: 2021.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    加害者家族支援のNPO法人を立ち上げた著者の、加害者家族に関しての話や相談内容といった内容でした。冊子も薄く200Pもないのでさらっと読めると思います。 一番驚いたのは、加害者家族に一切何も知らせてもらえないのですね。 これは驚きました。 加害者家族はみんなから後ろ指さされ、何も教えてもらえない。どれほど疎外感を感じることでしょうか。加害者家族に自殺者が多いという傾向があると書いてあったのは少し納得してしまいました。 またクローズアップ現代のインタビューの話が出てましたが、そういえば何年か前にとある毒物事件の加害者家族である方が「これまでどのような暮らしをしてきたか」という内容見た記憶があります。やはり通常の生活にはほど遠い暮らしをしてきたようです。 そして、最近、その方の親族が自殺されたようだとニュースになっていました。 SNSで簡単に家族情報など拡散され、晒される怖い時代になりました。 全く知らない人にまで石を投げつけられると思うとこの世にはいられないと思うのも 納得です。 NPO法人ができてたった13年。 本でも書いてありますが、まだまだ日本に浸透するには時間が必要なのかなとは私も思います。でも、一人でも救われる世の中になっていったらいいなと思いました。 私も世間に踊らされず一人一人を見ていける人になりたいと思います。 最後に、「同級生による残酷な嫌がらせ」の項目ですが、これ絶対最後に会ったのは、被害者の子供と加害者の子供ですよね・・・。 この2人は後にどうなったのか知りたいなと思いました。

    0
    投稿日: 2021.09.22
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    最近はSNSのせいで、ほんとに加害者の これまでのことや家族、顔写真など 簡単に調べられたり、晒されてしまうので 加害者家族側にも興味がありこの本を 手に取ったが、普通に考えが及ぶレベルの 話が多く思っていたほど 深い内容ではなかったのが残念。 加害者家族に対しての世間の眼差しに ついて、他国との違いなどを もっと知りたいなと本書を読んで思った。

    0
    投稿日: 2021.07.21
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    今までの私には無かった、事件加害者の家族・関係者の「保護」という視点。 確かに、今でこそ配慮がなされるようになったのか、ワイドショーや週刊誌での事件報道は一昔前に比べれば控えめになったような気もするが、それでも不必要と思える取材内容を報じている。 また、ネットの発達と共に’ネット世論’なる誹謗中傷が本来無関係である人から加害者側へダイレクトに届くようになったり、あらゆる個人情報が公開されたりと個人の歪んだ正義感・悪ノリによる無分別が横行しているのはその通りだと思う。 もちろん起こした事件の社会的影響などで心情的にわからなくもない面はあるものの、日本の場合は徹底したえげつない’社会的処刑’が割と普通に行われるのが問題。 少年法の問題も見逃せない。 そこでこの新書であるが、ざっと8割がたが事例紹介に割かれており、残り1割が著者の略歴、更に残った1割が本題。もう少し事例を絞って、問題提起や当該家族からのインタビューや具体的対策・展望にページを使った方が良かったのでは。 非常に大切なテーマではあると思う。 4刷 2021.6.13

    0
    投稿日: 2021.06.13
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    加害者家族に対して、厳しい発言をしてしまうのはどうしても仕方がないことだと思う。 特に近所に住んでいたり、職場が近いとなおさらのこと。 ただ、加害者家族にもこれからの人生があるわけで、それを支援しようとする著者の取り組みが素晴らしいと思った。 加害者家族がどういう思いを持っているのか。 なかなか歩み寄ることは難しい部分。 人の気持ちは他人にはわからない中で、寄り添おうとする支援団体に敬意を持った。

    1
    投稿日: 2020.10.23
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    ずいぶん前から、加害者家族について知りたいと思っていた。『少年A この子を生んで』を読んだのも、その思いからだった。 家族が加害者になったという事実だけで大きな傷を負い、徹底的に、「世間」からの容赦ないバッシングと排除を受ける。報道がそれを加速させる。 多くの事例を知ることができた。また、アメリカとの違いも興味深かった。 ただ、具体的にどのような支援がなされるべきなのかについては、まだ手探り状態なのだなと思った。 少なくとも、加害者家族は多くのことを諦め、息を潜め、細々と人生を歩んでいかなければならないことに変わりはない。

    2
    投稿日: 2020.08.19
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    「手紙」など加害者家族に焦点を当てた作品はいくつか読んだことがあったけれど、フィクションではなく実際に存在する加害者家族の生の体験がたくさんリアルに書かれていて、改めて罪がない加害者家族が辛い思いをしているという現実が突きつけられた。かといって、どんな事件の加害者であっても家族とかに関する情報全て加害者側の人権として守るために報道規制するべきなんかと言われれば簡単に答えは出せない難しい問題。むずかしい。

    1
    投稿日: 2020.07.14
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    この分野に興味があって読んだが、言われてみればまぁそうだろうなぁということが多く書いてあった。 実際、この筆者のように活動をしてるから初めてちゃんと分かる、ということもあるんだろうが、 本としては、あまり新しい発見や予想外の話というのはなかった。

    1
    投稿日: 2020.07.13
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    これまで読んできた本の中で一番読むのが辛く、また読み切らなければという強い使命感を感じた。 家族の中での少しの歪みが、回り回って犯罪に結びついてしまう実例を何件も読んですごく心が痛んだ。 自分がどこまで影響を与えられるか分からないけど、world open heartにはこれから定期的に寄付をしていこうと思うし、少なくとも家族には感謝と愛情を今まで以上に伝えていきたい。 この文章を読んだ方のうち数人でも本書を手に取ってくださることを願います。

    2
    投稿日: 2020.01.26
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    加害者家族がどれだけ世間から差別されて辛い思いをしているか、この本を読んでイメージすることができても、実際に経験したわけじゃないから本当の苦しみは分からない。そして、自分が被害者家族にもしなったら、やり場のない憤りを罪のない加害者家族に向けるということの方が容易に想像できてしまう。 だからこそこういう支援が必要なのかもしれない。良い勉強になった。しかしながら、この本は少々内容が薄い気がする。これを読んで当事者意識が生まれるかというと微妙。読み物としてはちょっと辛口評価にさせていただきます。

    1
    投稿日: 2020.01.23
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    あまりにも辛い読書体験だった。加害者家族が置かれた立場はあまりにも過酷だ。 機能不全家族の実例は、人によっては閲覧注意だ。トラウマや心の傷を刺激されるかも知れない。 それでも、この本を読めて良かった。現実である以上、どんなに辛くてもそれを知りたい。本を通じて現実を知り、自分の世界を拡張していく。その結果、少しでも人と世界に優しくなれるかもしれない。それが読書家としての矜持であると思う。 なんとも意味のある読書体験だった。少額ではあるけど、WorldOpenHeartのホームページより寄付を行った。今後も自分にできることを考え続けたい。 (詳しくは書評ブログでもどうぞ) https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E5%8A%A0%E5%AE%B3%E8%80%85%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F_%E6%81%AF%E5%AD%90%E3%81%8C%E4%BA%BA%E3%82%92%E6%AE%BA%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F_%E9%98%BF%E9%83%A8%E6%81%AD%E5%AD%90

    10
    投稿日: 2019.11.02
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    犯罪の加害者は罰せられるべきだ。それに異論はない。よくあるのはセンセーショナルな殺人事件の犯人の家族が自殺したという報道。それって当然の報いなのか。犯罪者の家族を守る必要はないのか。 例として登場する加害者家族の多くは住居も仕事も人間関係も捨てて、正体がバレないよう息を潜めて生活している。やがて、彼らは犯罪者本人を家族と思わず、憎悪を向けるか、最初からいなかった者とみなすようになる。それは犯罪被害者を増やすに過ぎない。 犯罪加害者の家族を守ることは、被害者への賠償責任につながるし、将来の加害者の自立や再犯防止の助けにもなる。加害者家族を守ることは社会的な利点があるのだ。なにより、彼らには直接の罪はない。 本書は、こうした考えで加害者家族の支援を目的とするNPO法人を立ち上げた著者によるその活動記録。加えて、なぜ、著者は加害者家族支援を志し、具体的にどのような行動を起こしたのかが語られる。

    7
    投稿日: 2019.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で本を漁ってたら目について借りてしまいました。 ある日家族が犯罪をおかす、その後加害者家族がどうなっていくのかが書かれています。 警察には疑われ、厳しい取り調べを受け、 マスコミに追われ、ネットで叩かれ、自宅を暴かれ、住む家や仕事や財産を失う。 犯罪者を育てた家族はそこまで悪いのか… 人数的には被害者より加害者(この本では家族もある意味加害者として含めているし)の方が多いのではないかな?と思うので、加害者家族の顛末を知ることで、犯罪の抑止力になるんじゃないか、そう思わされる本でした。 重いテーマですが、中学校の道徳で取り扱ったり高校以上の学生に読んでほしい。 マスコミや捜査関係者にも読んでほしい。 『息子が人を殺しました 加害者家族の真実 (幻冬舎新書)』 阿部恭子 #ブクログ #ブクログ

    3
    投稿日: 2019.01.28
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    加害者家族が犯罪に責任を背負わされるのは辛い。 しかし、「『あなたのため』という名の虐待」など、犯罪の背景に家族の病理がある例があるのも確かだろう。 探偵を雇って息子を監視していた母親の話は、ゾッとした。 第8・9章からは、加害者家族を支援する側の葛藤がうかがい知れた。

    1
    投稿日: 2018.12.29
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    想像してみてください。あなたの家族がある日、事件・事故に巻き込まれてしまったら?そして、それが加害者側だったとしたら? この本は加害者家族について、まとめられたものです。 2008年から凶悪犯罪、性犯罪、交通事故、いじめ事件など1000組以上の加害者家族を支援してきた著者が、今までの体験をもとに、あまり取り上げられてこなかった加害者家族の実態について赤裸々に語っています。 家族の誰かが加害者になる、その日から家族の生活は一変します。 警察からの嫌疑・取り調べ、報道地獄、多額の損害賠償金、親族から離縁、立ち退き要求、解雇・倒産、差別・いじめ・暴力、転校・進学の断念、SNSによる個人情報の拡散、中絶、自殺。 自身は何も悪いことをしていないにも関わらず、肉体的・精神的に追い詰められていくのです。 収監され、世間や情報から隔離される加害者に対し、その家族はずっと被害者や報道関係者、世間の憎悪・関心の矛先として、さらされ続けます。しかし、周囲の人は離れていき、後ろ指をさされ、誰も助けてくれず、誰に頼ることもできない…そんな日々を送る加害者家族の苦しい現実はあまり知られていません。 無責任な非難や批判は誰も幸せにしないばかりか、負の連鎖を引き起こします。まずは一読、現状を知ることから始めてみませんか? 徳島大学附属図書館にあります。 本館2階学習室(新書) 080||Ge||472 kame

    0
    投稿日: 2018.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説かもおもってたら、まさかのノンフィクション。 前半8割の実録集を通して、加害者家族の苦悩に触れる。後半2割が重要で、著者の生い立ち経歴が語られる。書評するのも憚られる。 読んでおいて損はないです。

    0
    投稿日: 2018.11.04
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    家族が突然犯人として連行され、共犯を疑われ、報道陣やネットに追い回され、記録に残る。家族病理もあるが、社会的制裁による被害甚大。家族を追いつめることは犯罪抑止どころか、連鎖にもつながる。犯罪が少ない国でこの傾向が高い。 個人ではなく、家族は一体・任として見る。家族に責任負わせすぎの一端ではあるのだろうけれど、それが家族離れ・少子化に至るわけで。でもそれだから犯罪率が低いと指摘されると…その組み合わせしかないのだろうか。

    0
    投稿日: 2018.10.13
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    本というより記録集といったイメージ。 これまた知らない世界だった。被害者家族に注目することはよくあるが、加害者家族というのは新しい見解だった。確かに自分の子どもや配偶者が罪を犯してしまうとその家族に全責任があるように考えてしまうが、実際はそう一筋縄にはいかないようである。あとから見れば犯罪を予防できたかもしれないように見えるが、それが自分だったらと考えれば全ての原因追求を家族にするのは違うのではないかと思う。特に加害者の子どもについては作中にもあったが、この子が親のようになるとは限らないわけで、親が罪を犯したからといってその子どもの可能性まで潰してしまうのは一番あってはならないことだと思った。

    0
    投稿日: 2018.10.10
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    加害者家族を支援するための組織を主宰する著者が、その実態を紹介した本。 加害者自身に比べて、その家族は何か守られるものはない。特に大きな事件になると報道やネットによってさらされることになり、通常の生活が営めなくなり、引っ越しや転職を余儀なくされることもあるという。何かの事件が起きたときに、同じような事件で自分が加害者家族の立場に立たされる可能性を考えたことはあるだろうか。被害者家族の方であれば心情的にも寄り添えるのかもしれないが。 著者は、日本でも例のない加害者家族に対する支援というものにとまどい、ときに焦りを感じ、悩んでいることを隠さない。そして、支援を支援してくれる人への感謝を忘れない。 そういえば、どうしてこの本を手に取ったのだろう。

    6
    投稿日: 2018.08.19
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    連日のように耳にする殺人事件。当然ながら犯人には家族がいる。突然地獄に突き落とされた加害者家族は、その後どのような人生を送るのか? 日本で初めて加害者家族支援のNPOを立ち上げた著者が、その実態を赤裸々に語る。 本のタイトルは煽情的だけど中身はいたって真面目。ただ語られている加害者家族の数多のエピソードが薄味に感じるのは、やはり制約が多いためか。「愛を感じたことがない人が、大切な人を失った人間の痛みや悲しみを理解することはできない」というが、それは確かに加害者の一面かもしれない。 (Ⅽ)

    0
    投稿日: 2018.06.24
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    ブクログさんでちらりと見かけて興味をもち図書館より拝借。映画や小説等ではたとえ「事実に基づいた」話だったとしてもやはりそれは作品である限り事実ではないわけで、本作を読んで、実際の事件の裏側には様々な家族の真実、ケースがあるのだなと、本当にわずか一部ではあるが知ることができた。

    1
    投稿日: 2018.06.20
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    加害者家族の受けている苦しみと支援を知ることができました。 今のメディアは被害者や被害者家族はもちろん加害者と家族に対してもこれでもかというほど追いかけまわします。 世間は被害者とその家族には同情するのに被害者家族にはむしろ背中を押す傾向にあります。 私もそうでした。 この本を読んで加害者も苦しんでいるんだということがわかりました。 確かに家族を加害者にしたかったわけでもなりたかったわけでもないんですよね・・・。 それでも私はもやもやしたものを抱えてしまいます。 犯罪者の中には親のしつけが行き過ぎていたりして家族との関係がよくない場合があります。 同情するわけではありませんがその批判を受けないでいたりすることには葛藤が生まれます。 だから被害者支援ほど素直に応援できないのかもしれません。

    0
    投稿日: 2018.06.16
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    加害者に人権などない。 罪を犯したものは、その罪を一生償え、死を持って償え、同じ苦しみを味わえ! 家族だって同罪だ、だってそんな奴を作り出したのだから。 そう思う人も一定数はいる。 凄惨な事件であれば、幼子が死ねば、その怒りの炎は鎮まらない。 しかし、だ。 家族、親族が同罪だ、というのはあまりに行き過ぎではないか。 それらは短絡的思考に他ならない。 自分だって、いつ、その立場になるか。 そもそも連座制を持ち出すなんて現在の法体系を否定するものだ。 村八分、非国民、そうやって私たちは誤った考えで大きな過ちを犯してきたではないか。 もちろん、中には家族そのもののあり方に大きな問題があることもある。 だが、「加害者家族は一様に責められ、形式的な謝罪会見が絶えないが、全く無意味と言わざるを得ない」(60頁)のだ。 私が気になるのはとりわけ「犯罪者の子供」の立場の人々だ。 社会学のラベリング理論に当てはまる、負の再生産が行われてしまうことを私は恐れている。 ずっと疎外され、差別される立場であれば、子供に歪んだ認知を抱かせてしまうことは容易に想像がつく。 そして、社会に対し憎しみを抱き......犯罪を生み出すのは、社会、いや、私たちではないか。 その意味で、被害者家族への救済や支援は必要なものだ。 加害者家族しかできない事件への向き合い方、これができれば、今も家庭の中にある「芽」を摘めるのではないか。 そこからが犯罪を減らし、償う事の始まりであり、つまはじきにすることは結局私たちが犯罪を容認することにつながるのだ。

    1
    投稿日: 2018.06.10
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    最近高齢者の交通加害事故の報道がある度に、『家族も出てきて謝れ』とか心ない反応を目にすることが多く、違和感を感じていた。家族は関係ないだろう、と。この本を手に取ったのもそんな違和感がベースにある。 予想通り加害者家族の壮絶な体験が綴られていて、日本社会の未熟さに改めて絶望的になった。唯一の救いは、こうした正義感の強い人が支援の手を差しのべてくれていることだ。特に交通加害については全く他人事ではないから、頭が下がる。 前半は脈絡もオチもない話が淡々と語られ、それが逆に妙なリアリズムを感じさせる。後半は加害者家族支援の背景とビジョンについて著者の迷いや決意がよく伝わってきた。

    0
    投稿日: 2018.06.09
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    何ともショッキングなタイトルだが、書かれているのは加害者家族の実態と、なぜ彼らと向き合うのか、向き合う必要があるのか、といったこと。 家族の中から犯罪者が出るとその一家は悲惨な道を辿ることになる。 新書版なのでページ的に難しいのかも知れないが、被害者家族に対する言及がもっとあっても良さそうな気もする。

    0
    投稿日: 2018.05.26
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    書名にギョッとされた向きもあるかもしれません。 息子さんがいる親御さんなら、「何を縁起でもない」と眉を顰められた方もいるでしょう。 ただ、犯罪者は、一般に想像されるように崩壊した家庭からのみ生まれるのではありません。 むしろ、どこにでもあるような平凡な家庭から生まれるようです。 本書は、加害者家族支援に長年携わってきた著者による問題提起の書。 書店で何の気なく手に取って読み始めたところ、知らないことばかりで読み耽りました。 本書には、加害者家族の実例がいくつも載っています。 ある日突然、警察が自宅にやって来ます。 「息子さんのことで話があります」 親はそこで初めて、息子が殺人事件の犯人であることを知らされます。 自宅を報道陣が取り囲み、それまでの平穏な生活が根こそぎ奪われます。 ようやくマスコミが退散したと思ったら、今度は近所からいわれのない誹謗中傷に晒されます。 息子にきょうだいがいれば、学校でいじめに遭う可能性が大きいです。 それどころか、校長や教頭から暗に転校するよう勧められます。 「育て方が悪い」 「もっと厳しく躾すべき」 そんな声が聞こえて来そうです。 しかし、本書によると、実は犯罪者には、厳しく躾けられた人が少なくないとのこと。 特に、「人に迷惑をかけるな」と厳しく教わり、迷惑をかけまいと自分を抑圧し、親や他人にも相談せずに生活を送った果てに、何らかの引き金を引いて犯行に及んでしまう。 そんな犯罪者が実に多いのだとか。 本書には、息子だけでなく、妻や夫、あるいは母親など、身近な家族が加害者となってしまった家族の実例が、これでもかというくらい出てきます。 そして、その多くが、加害者の家族だという理由で、社会から厳しい制裁を受けます。 特に、日本は伝統的に地縁、血縁的要素が強く、さらに治安が良いため、加害者家族にも厳しい目が向けられがちです。 では、加害者家族を追い詰めることが、果たして犯罪の抑止につながるのでしょうか。 もしつながるのなら、加害者家族に対する制裁にも意味はあるでしょう。 しかし、現実にはむしろ逆で、結果として再犯を後押しすることだってあり得るのです。 「加害者家族を追いつめ、罪を犯した人が更生するための重要な機会や更生の支え手を奪う結果となりかねない」 という本書の指摘は重要です。 より安全な社会をつくるために、広く読まれるべき本ではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2018.05.20
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    わが子を殺人犯を育てようと思う親はいないはずです。 愛した配偶者や、血縁、知人を、わざわざ犯罪者にするために縁を結ぶひとも、おそらくいません。 なのに、凶悪犯の家族は、いつも、糾弾され、責められ、追いかけ回された挙げ句、忘れ去られていきます。 秋葉原事件の犯人の弟が自殺していること、それは、贖罪になるわけではない事実です。ある幸せな未来があったかもしれない若者を、死に追いやったことを、兄を持った責任というのは酷すぎると思います。 殺された人は被害者です。 身内が殺されて、怒りをぶつけるならどこかにぶつけなければ生きていけない苦しさも、想像に難くありません。 殺人事件の背景を分析ごっこしながら消費する瞬間に立ち会わないこと。 そんな映像が流れてきたらすぐテレビを消すこと。 見出しに出ていたらその新聞は買わないこと。 背を向け、糾弾の輪から距離をおくことでしかできずにいました。 支援と簡単には言えませんが、一人の人とその人の人生を気軽に壊す権利は、だれにもないことを教えてくれる一冊です。

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    投稿日: 2018.03.13
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    ■加害者支援とは何か ・加害者支援を提唱するにあたって,「支援」を「応援」や「保護」と区別して,「加害者家族が抱える問題に介入すること」と定義している。

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    投稿日: 2018.02.10
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    なかなか読んだことがない。認識したことがあまりない 視点でした。 きれいごとと思われる部分はあるかと 思いますが、逆にきれいごとで何が問題なのか? 加害者の子供が夜中の誰もいない小学校で 走ってお別れを言うっていうところは単に感傷的になる だけではなく、心が痛む話でした。 自分の息子が犯罪者になる。自分が犯罪者になる。 となった場合に自分がどうなるのか? 自分は大丈夫なのか?自分の家族は大丈夫なのか? ということに完全に自信を持てないところがあるのは しょうがないかもしれませんが、そういうところから 考えることが意味があるのだと思いました。

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    投稿日: 2018.01.20
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    とても考えさせられる本である。加害者が非難されるのは、当然であるが、本来、その家族は関係ないが、この本を読むと残された家族の過酷さがわかる。欧米諸国の例も取り上げてあるが、いかに日本が加害者家族に対する対応が遅れていることがわかる。社会的なレベルの低さが、現れている。

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    投稿日: 2017.12.27
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    家族が犯罪の加害者になった際に受ける差別や社会的制裁などの事例を通じて、新たな被害者となっていくことを止めていこうとする支援を行っている筆者からのメッセージ。 一方、私は被害者支援の活動を学んでいますが、この活動が身近にあったらと思うだけに、加害/被害にとらわれない支援が必要だと思います。

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    投稿日: 2017.12.08