
総合評価
(53件)| 15 | ||
| 18 | ||
| 9 | ||
| 3 | ||
| 2 |
powered by ブクログアニメが面白かったので原作を読んでみました。 まずは序章。 だんだん面白くなるはずなので、続きに期待!
1投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゲームの最強ギルドごと異世界に転移。最強たちによる蹂躙。おもしろい!て感じではない。救いがない。この人たちまで…と引くし正直読みづらい(わかりにくい?)と思うこともあるけど、つい読み進めてしまう。途中から積んでるけどたぶん最後まで読みます。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログラノベを久しぶり読んだ。読了が爽快な一冊であると言えよう。良作である。 調べてみると、国内外で考察サイトがあるので、合わせて読み直すと新たな発見がありそうである。
0投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログアニメ→原作に入りました。 かなり詳細に書かれていて、場面を想像しやすかったです。 アニメにはなかったキャラクターのセリフ、表情を知ることができ、非常に満足です。 コキュートスがアインズ様のご子息を想像するシーンは爆笑しました♪ 最高でした!
0投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なかなか物語が入ってこなくて読み進めることが出来ずに無念のリタイアです。他の方のレビューを見ているとアニメから入っている方が多いのかな?その方が世界観に入り込めそうなので、アニメを見てから改めて挑戦したいと思う。文章的には登場人物(人骨?)の心情を深堀りしているなど、好きなはずなんですがファンタジーということもあり、まったく情景のイメージがわかなくて苦労しました。
0投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログアニメを観てから、原作を読みました。 さすが原作の方が細かな説明と描写が書かれていて、アニメで観ている内容がより深く知る事が出来て面白かったです。 ただオーバーロードの世界観の設定が細か過ぎて、本を読み理解するのにかなり時間が掛かります。 細かな設定まで興味のある人には原作の方が良さそうです。
0投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログアニメ版を見ていたので、面白い事は知っていたが、アニメよりも細かい描写説明が多く、書籍の方が面白い気がした。 また、書籍では時間を行ったり来たりするので、知っていても、楽しめてしまった。 2巻目が凄く楽しみです。
0投稿日: 2023.07.19
powered by ブクログ今まで小説を読むのは苦手でこの物語をアニメと漫画で読んできました。しかし漫画を見てもアニメを見ても飽きることのない楽しさそこにはありアニメや漫画では無かった描写が小説にはあるのではないかと思い読み始めました。 やはり文章でも揺るぐことのない面白さがそこには有りあっという間に読んでしまいました。 2巻目に突入します!笑
0投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログ分割でアニメ化されていたので前々から興味があり、購入し読んでみたがとても面白く、ページをめくる手が止まらなかった。 個人的にはアルベドが推し。
0投稿日: 2022.08.02
powered by ブクログオーバーロード1 不死者の王 著作者:丸山くがね 発行者:KADOKAWA/エンターブレイン タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 王道異世界ものとは一味違った作品を楽しみたい方にお勧めです。
0投稿日: 2021.09.28
powered by ブクログ「ようこそ実力至上主義…」に味をしめて気になるラノベへ読書範囲を拡大。 アニメが面白かったが、原作もやはり面白い。 とにかく楽しむことを優先するならラノベも選択肢のひとつだ。 他者を寄せ付けない「悪」の痛快な物語。
15投稿日: 2021.02.12
powered by ブクログ1/10. 説明書を読んでいる気分だった。いちいち細かく述べなくてもいいと思う。少しは読者の御想像に任せたらどうでしょ。最初の200ページは何も起こらない。
0投稿日: 2019.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今更ながら読み始めました。アニメは1~3までガッツリハマったんですけどね。 1巻では異世界転送から現地調査、カルネ村の戦いまでになります。 地名を結構聞き違いしていることが発覚したので、やっぱり文章あるものはそれも読まなきゃだめだなと。エ・ランテルとかリ・エスティエーゼとか、中点必要だと思ってなかったのです。 非常に楽しくて、アニメを思い出しつつ一気に読んでいました。 スレイン法国の陽光聖典との戦闘が非常に楽しいんですよね。こういう圧倒的な力でねじ伏せる話はかなり好きなのです。 アニメと違って、各種装備品やアイテム関連の解説、名称とかがしっかり表現されてるのが文章のいいところですね。 非常に面白かったです。
0投稿日: 2018.12.31
powered by ブクログ睡眠時間を削ってweb版を1週間弱で読了、その後 書籍1巻購入から2週間弱で既刊13巻まで一気に読了。 これだけ集中して読んだのは高校時代のグインサーガ以来だw ライトノベルと敬遠していたんですが、一気の読ませる魅力があるな~♪
0投稿日: 2018.10.26
powered by ブクログなぜかKindleにないので本版を買う 大規模オンラインゲーム世界で主人公最強する話 上手く『ソードアートオンライン』とかの既存作と目先を変えているけれど 凡作よりはましだが表現したいものに技術が追いついていないかんじが残念
0投稿日: 2018.10.19
powered by ブクログ文章自体はあまり好みではないけど内容はおもしろい。 アニメ版も見てるとより楽しめる。(アニメ版はキャラが魅力的に描かれてるけどもう少し説明が欲しかったりするので書籍版と合わせてみるとちょうど良い)
0投稿日: 2018.03.25
powered by ブクログMMORPG の世界に閉じ込められるというのは他でもよく見るのですが、主人公が悪の首領(でも、本人が悪いことしたいわけではあまりない)というのと、MMORPG の世界とはちょっと違ってしまっているというのが特徴的。 部下からの信頼されっぷりが読んでいて気持ちのいいところです。 モンスターが味方なので、キャラクターのバリエーションがあるのも良いですね。 主人公の名前がハンドルなのがちょっと世界観にあわない感じもするけれど、そこは我慢のしどころかと。
0投稿日: 2018.03.17アニメ観てからラノベ読んだ。
アニメよりラノベの方が面白かった。 アニメが面白くて、一晩でシーズン1を一気に観てしまい、その勢いでラノベを電子書籍で読みはじめました。ラノベを読んでからアニメを観ると、アニメの方が物足りなく感じてしまう。 つまり、この本面白い。 話は変わりますが、私の脳ミソでは、登場人物の名前をおぼえることができず、もやもやしてしまうことがあるので、相関図ほちいです。
0投稿日: 2018.03.12
powered by ブクログ骸骨はきもいけど強いならそうしたくなるのかもね~ 強くてニューゲームだ 見捨てられたと思うことはあるんだなあ なーる
0投稿日: 2018.01.14
powered by ブクログあまりにも簡単に状況を受け入れるのですね。 そんな印象です。 そして設定も、元のゲームがどういう接続状態なのかは、冒頭の数行でしか語られません。彼の体が今現在、現実世界でどうなっているかは、まったく語られないし、彼自身も心配をしていない。 知っている世界から移動してしまったことは心配しても、現実世界から断絶してしまったことについては、それほど心配をしていない。 それが、彼がこのゲームにこれほど入れ込んだ、その理由になっているのかもしれませんね。
0投稿日: 2017.07.05
powered by ブクログよくある俺つえー系のようでそうでもない。主人公に共感できるようで出来ないけど面白い。そんな感じ。周囲と本人の認識のギャップが小気味良いです。
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログみんなが真面目にモモンガ様って呼んでるのが好きだなと思ったのでお名前変えるのちょっと残念だなと思ったけど、自分も気楽にHNをゲームで使ってはキャラに呼ばれて若干の恥ずかしさを感じたりするので仕方ないですね…。 ちょっと日本語表現が曖昧なところがあったりルビ多めだったりが自分には読み難いんですが、アンデッドもの好きだし面白かった。 何で天使って呼称なのかとかゲーム世界と共有設定があるのかとか、これから明かされていくのかなあ。
0投稿日: 2017.03.12
powered by ブクログとても評判がいいシリーズと聞いたので読んでみた。私も、スマホのライトなやつだけどオンラインゲームから脱落した経験があるので、ちょっと胸が痛かった。続き、どうなるのかな?!
0投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログ仮想世界の中で設定・選択したキャラになって、現実世界にいる時のように 行動ができる体感型ゲームを楽しめる、未来の世界。 仲間たちとともに時間と労力とお金をつぎ込んで作り上げた 強大なギルドとその本拠地、ナザリック大墳墓。 ギルド長であるモモンガは、そのゲーム『ユグドラシル』のサービス終了を 惜しみ、かつての仲間たちの最後の訪問を待っていた。 そして、サービス終了の時を迎えた時、モモンガにも予期しない事態が発生し… といったファンタジー。 シリーズ化しており、この1作目は「導入」の部分にすぎない。 物語が展開するまでは、そして、展開した後もこの世界の常識や普通という 設定部分に慣れるまでは物語そのものを楽しむのが難しい。 だけど、客観的な立場ではどう考えても、「悪のラスボス」キャラである モモンガが「普通の人間」の要素を持ったまま展開していく葛藤が面白い。 今作時点では無敵状態のモモンガ。 今後はそんな彼にも窮地が訪れるのかな!? 訪れるとして、どんな形になるのかな。 脇に控えるキャラたちもそれぞれ個性があって強そうだし、 モモンガへの忠誠心は本物のようだけど、それ故に何か起きるのか!? という気配も最後に少し出てきたし、続編が楽しみだ。
0投稿日: 2016.12.31
powered by ブクログ「オーバーロード 1」 ネットとつなげて行なうロールプレイングゲームの世界が現実になる話し。 凄い大作だからまだ全くワカリマセーン!
0投稿日: 2016.11.30
powered by ブクログ賛辞を全身に浴びながら、アインズは思う。 ――友たちよ。あの誇りある名前をたった一人が独占することを皆はどう思うだろう。喜ぶだろうか。それとも眉をひそめるだろうか。ならばここまで来て、告げて欲しい。その名前はお前一人の名ではないと。そのときは快くモモンガに戻ろう。 (P.379)
0投稿日: 2016.11.19
powered by ブクログ異世界へ転移した小市民で廃課金者のゲームプレイヤーが、支配者としてNPCとともに異世界を自らのものにしていく様を時にシリアスに、時にコミカルに、そして精細に綴ったダークファンタジー。 アニメからポロロッカ。面白い! 現実では平社員だった主人公が、異世界でいきなりトップになり、NPCたちの期待に応えようと四苦八苦。そしてそんな彼を好意的に評価し、時に勘違いして主人公を戸惑わせるNPCたち。そしてテンポの良さ、展開の面白さもさることながら、物語を面白くする要素の一つである、世界全体やモブにまで至る、手抜きのないキャラクターの徹底した作り込み。これらはやはり作者のプロフィールにもある、TRPGの経験が活かされているからでしょうか。漫画原作者の大塚英志氏も自著の中で、物語製作のトレーニングとして、TRPGプレイの重要さを語っていますし、『ロードス島戦記』の水野良氏も、小説の勉強にTRPGの経験は役に立ったと語っているそうですし。 2巻以降も読むこと確定。
0投稿日: 2016.10.09
powered by ブクログ元々アニメから入っていましたが、アンチヒーローものが読みたくなって試しに買ってみました。 内容はアニメの1〜2話ほどだったのですが、やはり忠実なしもべと最強主人公は見ていて楽しいですね。 また、より細かく各キャラクターを見て行けたので良かったです。 近いうちに2巻も読みたいところ。
0投稿日: 2016.09.12
powered by ブクログ仮想現実ゲームの世界が現実になっちゃった!(とかゲームの世界に入りこんじゃった!)的な設定な小説、3シリーズ目(1つ目ログ・ホライズン、2つ目ソードアートオンライン)。 いまんとこ個人的にはログ・ホライズンが一番好き。
0投稿日: 2016.08.02
powered by ブクログ10巻くらい出てるから面白いのかなぁ、と思ってひとまず1巻のみ。 レベルがほぼカンストしたキャラクターを操るうしろの人が、 気づくとゲーム世界に投げ込まれてる。 となると、細かい設定や多少の違いはあっても、ログホラと同じように感じてしまう。 同じような土俵で何が違うのかといえば、登場人物に魅力を感じるかということになるかなぁ。 主人公が無敵絶対君主(他登場人物がNPC出身ということもあるのかもしれないけれど)で、独りよがりな部分が見受けられるのは、読んでいて疲れます。
0投稿日: 2016.07.13
powered by ブクログアニメではなくコミックから興味を持って購入した派です。 異世界転移系の話は数あれど、「自分がオンでプレイしているゲームの軍団ごと転移」ってのは他では見たことない斬新設定でしたね。 一介のリーマンが異世界では一大組織の長に。悪の軍団長のロールプレイに四苦八苦する骨の主人公―アインズ様の姿が好きです。 組織の長としてのロールプレイはハッタリや出たとこ勝負感が強いですが、軍団の運用については慎重を重ねている姿勢がいいですね。部下と組織のことを第一に考えるアインズ様マジ超ホワイト企業社長。
0投稿日: 2016.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
至高の支配者異世界に降臨。 闇の軍勢を従え、いざ世界征服に乗り出す(のかどうかは分からないけど、部下は超ノリノリw)。 現実世界でのしがないサラリーマンとしての思考と、部下たちの理想に応えるべく支配者っぽく振る舞うアインズのギャップが面白い。 明らかに最強の存在なのに慎重に事を運ぶアインズの用心深さは、ちょっと物足りないように感じながらも好感度高い。 部下たちのキャラも良くて、今後の活躍にも期待。 圧倒的な力での俺TUEEEEも楽しいが、アインズが苦戦するような強敵との戦いも見てみたいような・・・・・・。
0投稿日: 2016.03.01
powered by ブクログゲームから異世界転移ものです。 遊び尽くしたゲームの終わってしまう寂寥感から一転、新たな世界に飛び出したものの、そこは楽しいばかりではなかった・・・というダークファンタジー的な雰囲気を持っています。 何となくですが十二国記シリーズの序盤の理不尽を思い出しました。 まあ、だいたい主人公がアンデッドで悪の本拠地ごと異世界転移してしまった事が理由なんですけどね!
0投稿日: 2015.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
え?あれ?面白いじゃんーーー アニメ?を知ってる風の人に「おもしろくないよ」って言われてたので期待しないで読んだからかなー けっこう面白かった! SAOや(読んでないけど)ログホラ系っちゃ系なのかな ゲームの世界がリアルになっちゃう でも表紙こんなだし(かっこいい)もっと重たいのかと思ったら めっちゃ軽かった。笑 でも軽すぎないでいいかんじ?ちょうどいいバランス イラストかっこいい ゲームの世界なので属性とかステータスとか設定がめんどくさそう(それを言っちゃおしまいだけど)だけど ゲームっぽさとリアル感のバランスがまたいい感じなんだと思う 主人公アンデットってのが絶妙だよね あと他のプレイヤー仲間の名前が微妙すぎる(笑) 男の娘がかわいい 悪の集団で、(そんな悪いことしなそうではあるけど) 最強軍団ってのがまた楽しい おもしろいじゃん!つづきも読みたいかも~
0投稿日: 2015.11.23
powered by ブクログアニメ見たので原作にも手を出した アニメって大分はしょられてたんだなぁ・・・ 中々進まないけど面白いw
0投稿日: 2015.11.05
powered by ブクログ【所在・貸出状況を見る】 http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11530195
0投稿日: 2015.10.06
powered by ブクログRPGのラスボスが主人公の話。 設定として面白いし、ゲームをしたことのある人なら面白く読める。 web版を読んで面白ければ、設定と話が少し違うので楽しめる。 一気読みしてしまう部類。 みんなのレビューも長いだろ?
0投稿日: 2015.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今期のアニメ「OVERLORD」に大層ハマった私は、気づけば小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載されている原作を一晩で読み漁り、ついにはこの書籍版にまで触手を伸ばしていた。若干ややこしいのでこの作品群の流れを説明すると、まずオリジナルの「なろう版オーバーロード」があり、それを書籍販売するにあたって改稿や新規エピソードなどを追加した「書籍版オーバーロード」、次いでその書籍版をアニメ化した「OVERLORD」といった形になる。ネット小説を超えて書籍化し、文字媒体を超えてアニメ化まで果たしたこの作品はまさしくエンタメの垣根を越えていく超越者(オーバーロード)って感じだ。 その超越者っぷりは話の内容にも如実に表れていて、「なろう作品にありがちなMMORPGモノねー」と思いきやまず主人公はオンラインゲームの世界からファンタジーな異世界に飛ばされる。そして主人公は滅茶苦茶TUEEEのだ。ちなみに主人公は邪悪な魔法を操る骸骨のアンデットでもあったりする。つまりはMMORPGモノでありながら異世界ファンタジーモノでもあり俺TUEEEモノでもあってダークヒーローモノだったりすると。いやいやなんでしょうこの盛り具合は。属性てんこ盛りが当たり前になってきているサブカル界隈でも驚きの要素ペガサスMIX盛り状態である。 これだけ聞くとセンセーショナルに流行りの要素をただ積み重ねただけに思えるかもしれないけれど、その考えはきっと間違っている。アニメ化をするにあたって監督を務める伊藤尚往も述べているが、この作品からは「原作の丸山先生の勤勉さとその物量と世界観の作り込みの半端なさ」がとにかく伝わってくるのだ。それがこの「オーバーロード」をここまで面白い上質な作品たらしめていると私は思う。ファンタジーやゲームのような世界を創作する時、作者の労力は個人的に現実を下敷きにしたフィクションを創造する場合の何倍もの労力が必要とされると思う。何故なら作者は異世界を創造するにあたって、現実には存在しない生物や魔法といった現象を考えるだけではなく、時にはその世界の物理法則といった細かいところまで考えなければいけないからだ。これは所謂「設定」という奴だけど、この設定をどこまで細かく作り込めるかで創造する世界の説得力が変わってくる。ただ忍者が火を吹いて敵を攻撃するのにも、その過程に「チャクラ」という設定があるのとないのでは説得力と面白みが大分変わってくるはずだ。「オーバーロード」では作者によって積み上げられたそんな細やかな設定たちが、一見異なる様々な要素を見事に調和させ、それぞれの良さを十二分に活かしたものにしている。 またこの作品では様々な要素をテンプレとして取り込むにあたって、それぞれの要素の良さを活かすだけではなく、それらの弱点を上手く回避しようとしているふうに見える。例えば俺TUEEEモノの弱点は読んで字のごとく主人公が強すぎることだ。能力的にも精神的にも完全無欠な主人公では読者も「どうせまた勝つんだろう」と飽きがきてしまう。では「オーバーロード」の主人公はどうだろうか。作中の主人公は飛ばされた異世界のなかで神にも匹敵する力を持っている。しかし精神的には非常に脆い。圧倒的な力で敵を倒した主人公は真っ先に「え? 相手弱すぎない? 嘘嘘! こんな訳ないよ!」と思い悩む。実際に自分がこの世界において最強の部類であると自覚しても尚、「俺の力、強すぎ……!?」と驚くのである。しまいには、神にも等しい力を持つ主人公に人々が畏敬の念を示すと居心地が悪くなってしまう始末だ。つまりは読者が主人公の力に引くより先に、主人公自身が己の力にドン引いている。他にもダークヒーローたる主人公は一貫して悪役を貫いている。利用のために人間に好意的に接することもあるけれど、基本的に人間を虫ケラ同様に認識している。ままありがちな展開として決して途中で正義に転向することもないし、悪役の定めとして負けることも決してない。個人的な話になってしまうけれど、テレビの前でバイキンマンを一生懸命に応援し、ロケット団の完全勝利を待ち続けていたような子供だった私としてはこれが大変楽しい。この主人公は映画の時に良い奴としてサトシを助けないし、アンパンマンを無力化させた後は油断せずに生産者たるバタコにジャムおじさんまで血祭りにあげ完全勝利を得るような痛快無比の悪役である。 こういった工夫が随所随所に施され、作品をより面白いものにしている。他にも伝えたい良い部分が沢山あるのだけど、いささか長文になりすぎたのでそろそろ筆を置こうと思う。作者の丁寧な物語の作り込みにテンプレを用いながらその定石を破っていく話の展開。この「オーバーロード」はあらゆる部分でこれまでのものを超越していこうという気概を感じさせる作品だ。
3投稿日: 2015.08.22
powered by ブクログオンラインRPG(DMMO-RPG)を極めた主人公がそのゲームの終わりを受けいれようとしたとき、彼が目にしたのはそのゲームとそっくりの異世界でした。しかし非プレイヤーだった存在は自我を持っており、かつて仲間とつくったギルドの要塞の外界に広がるのは未知の世界。 いわば、ゲームを極めた人間が、人物からモンスターからアイテムまでまったく新しいマップでふたたび大冒険を繰り広げるようなものですね。 果たして主人公はこの世界でどのような存在なのか。最強ものといえども様々な悩みが垣間見える(これは、主人公がまだアンデッドというキャラクターに染まりきっておらず、まだ人間の心を残しているということでもあると思いますが)のが面白いですね。ここからどうなるんでしょう。
0投稿日: 2015.08.10
powered by ブクログサービス終了を迎えるVRMMORPGに居座っていたらログアウトできなくなった。 一体どうなってるの?とあわてる主人公に話しかけてきたのは、本来自律行動をとることのないノンプレイヤーキャラクターたちで・・・ひょっとしてここはゲームそっくりの異世界なの?みたいなお話。 ぶっちゃけ、ソードアートオンラインの亜種。 主人公のキャラが人外、それもアンデッドモンスターであるエルダーリッチってところが特徴。 人外モンスターを率いるアンデッドの王、オーバーロードを主人公としたダークファンタジー。 挿絵もおどろおどろしく、骨太な世界がつづられる、と言うことになっている。 なかなか興味を引かれる設定なんだけど、残念ながら筆力が追いついていない。 表現力や文章力が若干不足しているようで、ちょっと背伸びした文章だなぁと感じる。 むしろ、コミカルで力の抜けたシーンの方が無理がなく、親しみやすい。 骨太なファンタジーを描ききる筆力があればかなり面白くなりそうな気配は感じたので、非常に惜しい。 それでも、続きはなかなか楽しめそうな気がした。 個人的な評価としては、転生したらスライムだった件、に近い。 文章力的に若干の不満を感じる点や、主人公がモンスター側ってところも転生スライムを髣髴とさせる。 まあ内容的にはずいぶん違うけれど。 ー追記ー 3巻の途中まで読んでから、原作であるweb版を軽く読んでみた。 どうも、書籍化するに当たってほとんど別物?ってレベルの加筆修正が加えられたらしい。 web版を下敷きにはしているが、大幅な設定の追加が行われている。 まず、web版には書籍版で重要な位置にいるアルベドがいない。マーレもいない。 書籍版では細かい設定も追加されたようだ。 特に、主人公の心象描写がかなり追加されているので、主人公や物語全体から受けるイメージも大幅に変わっている。 カルネ村でのイベントやエンリの扱い、戦士長との対話などもweb版と書籍版ではかなり違う。 書籍版でカルネ村に向かうのは主人公とアルベドだったが、web版にはアルベドがいないので主人公のみ。 おかげでイベントがかなり変更されている。 書籍版でのエンリはただの村娘としての役割しかないが、web版では主人公に雇われて帝国へ旅立つ。 全体的に、web版から書籍化するに当たって、細かい設定の追加、主人公の心理描写の掘り下げ、ラノベ的な萌えキャラ要素の追加が行われたのだろうと思われる。 主人公にべた惚れのアルベド、男の娘マーレ、シャルティアのエロゲ要素など、萌えラノベ的な成分が書籍版では増えている。 その分、web版のダークファンタジー成分が若干薄れているのに、イラストは本格的なダークファンタジーがイメージされているので、なんとなくちぐはぐな印象を受けたのかもしれない。 書籍版で追加された要素は面白いと思うんだけど、web版のほうがすっきりとまとまっていて好印象を受ける。 いや、書籍版の追加要素も面白いとは思うんだけどね。 なんかそのおかげで物語としての個性、とんがったイメージがマイルドになって特徴がぼやけちゃったのかな。 web版を踏まえて評価すると☆が一つ増える。
4投稿日: 2015.08.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
出版社が全く用意してなかったらしく尼での1-3巻までの在庫無しで絶望状態だったがアニメ3話までの視聴でなんとか1巻ゲット アニメのテンポおせーとか批判あったけどそれでも説明不足感拭えなかったが読んでみて納得のボリューム アニメの3話でアインズが助けた報酬でお金の頂きますといったあとの村長とのやりとりの描写が尺のせいかもしれんが周囲の地理と政治状況の説明だけってのはちょっとどーかと アニメ4話に当たる部分の盛り上がりはベタベタだけど( ・∀・)イイ!!
0投稿日: 2015.07.26
powered by ブクログオンラインゲームのサービス. その最終日をゲーム内で過ごし感傷に浸りながら サービス終了による強制ログアウトを待っていたら 時間が来てもログアウトされない. それどころかNPC達がまるで魂を持ってるかのように 会話ができる,触れ合える. そんな雰囲気で. なかなか面白かったよ. これから世界征服に向けてどう動いて行くのか楽しみ. え? 世界征服? だってコイツ,骸骨姿だぜ? 配下に大量の魔物NPCも居るし.
0投稿日: 2014.03.16
powered by ブクログ主人公の価値観とまわりの反応の違いが面白い。 明らかに最強の軍団なのにより安全策をとるやり方に、温かく見守りたくなります(笑 キャラクターもみんないいキャラしてます。 ☆七個ぐらいつけたい作品。
0投稿日: 2014.03.13
powered by ブクログWebからこんにちわ。 ここ2ヶ月間ずっと小説を読もう!で面白い作品を漁っておった。 その中で最近遭遇したのがこれ。 本自体はみたことがあったので読んでみると面白い。 Webに比べるとそうでもないよ、というレビューもあったが現行まで追いついちゃったにで買ってしまった。 満足しておりますぞ。 アインズさんが人間じゃなくなっていく感じがいいですなぁ。 今回守護者たち単独での会話があるのもよい。 というわけで、今から2巻を買ってくる
0投稿日: 2014.02.11
powered by ブクログ悪い魔法使いバージョンなログ・ホライズンみたいな。 基本俺TUEEEEって事でサクサク読めて悪くはないです、ただ1巻だからある程度仕方がないとはいえ冗長さはやっぱ気になるかな。
0投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログ豪華なソフトカバーとカラーイラスト、Amazonでの高評価に興味をもち購入したが、蓋を開ければ今時の流行りのweb小説だった。MMORPGの世界に入り込んじゃいました、冷静沈着世界最強、慕ってくる美女もおり、部下全員から尊敬されている。なにやら荘厳な雰囲気を醸し出してはいるが、やってることは単なる厨二病だ。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログ最近この本の作者さんが、月姫のファンディスク『歌月十夜』のシナリオの一つ「黎明」を書いた人と聞いてビックリしました。web版とは思っていた以上に内容が違うし買ってよかったです。
0投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログ骸骨の不死者の王としてゲームをしていたが、ゲームの世界に…。 ギルド名アインズ・ウール・ゴウンのギルドマスター・モモンガの最強物。
1投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログちょっとだけ変わった最強物、なかなか料理が難しそうだけど、これからどうなるのかな? 書籍の方は読んでません、web上のを読んでいます。 圧倒的な力が丁寧に描写されているのは、嬉しいしおもしろい。 だけどワンパターンになったり、飽きが来ないか心配。
0投稿日: 2013.05.15
powered by ブクログ一言で感想を述べるなら、「読み進めるのが辛かった」。 ストーリーのテンポが良くないと感じるのは、説明的な表現が多いせいか。 主人公にはあまり感情移入できなかったし、脇役のキャラ設定(特にアルベドの二重人格的な性格など)も個人的にはあまり好みじゃないものが多かった。 様々なレビュー総じて評判が良かったので期待しすぎたのかも。 本の装丁とイラストは素晴らしい。
0投稿日: 2013.04.22
powered by ブクログゲームの世界がリアルとなり、現実世界に戻って来られなくなった男の冒険譚。最近非常に増えたパターンの話だけれど、この話の特色は主人公モモンガがPKありの怪物属性プレイヤーばかり集めたギルドのマスターであったというところ。ウィザードリイなら「ワードナの逆襲」タイプ。 現実世界ではダメダメな社会人が、いかに異世界の悪い大魔法使いを演じていくかというところがポイントです。
0投稿日: 2012.09.03
powered by ブクログ本棚に揃えたくなるすごいかっこいい装丁! 小説家になろうでも一線を画したボリュームでひきつけられましたが、書籍化にあたってさらに加筆と、嬉しいことだらけです Webとどう変わっていくのかが楽しみです
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
WEB版は案外冗長で山場に欠けるので 書籍版の方がすきです。 さて、WEB版とのズレは今後どのように膨らませて いくのでしょうか?期待期待。
0投稿日: 2012.07.30
