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違国日記(11)【電子限定特典付】
違国日記(11)【電子限定特典付】
ヤマシタトモコ/祥伝社
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総合評価

49件)
4.6
35
4
6
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    漫画喫茶にて読破!若干駆け足気味で読んだので、抜けてるところがあるかも。 女性向けなのに恋愛描写が主でない作品は珍しく、それだけで何となく読み易く、特別感がある。 姪である“アサ”を通して、今は亡き姉をそして自分そのものと向き合う主人公(小説家)の話。 アサはアサで、思春期の同世代にまみれた学校という枠組みの中、精一杯悩んだり喜んだりしながら転げ回り、生きている。 結果、ラストも双方それなりに上手い感じの関係性に落ち着いて、互いの人生繋がりがあるまま仲良くやっていくんだろうなと、思わせる描写で〆。 楽しかったです。

    1
    投稿日: 2025.10.08
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    大人が読んでも正直難解で、ゆっくり時間をかけて読む物語だと思います。 ただ、読んでいくうちに、誰もが一度は感じている「生きる」ことについて、深く、深く考えさせられる。 年齢が違えば、感じること、思うことが変わって、「私」について時を経ても立ち止まり、考えさせてくれる物語だと思います。

    0
    投稿日: 2025.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他者との交流をテーマに、朝と槙生の共同生活を静かな筆致で描く長編。大きな事件に頼らず、言葉にできない感情の揺れや会話の行間で読ませるのが魅力でした。山場は控えめでも、ラストのやりとりが積み重ねを確かな温度で回収してくれます。 登場人物の関係性をじっくり見たい人、対話劇の余韻が好きな人におすすめ。 もっと詳しいエピソード解説や画像つきの感想はブログでまとめています: https://mangadake.hatenablog.jp/entry/841

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    全巻読み終わって。 自分から見ればうまくやってるように見える人たちも、それぞれの形の孤独を抱えて悩みながら生きているんだろうと思った。 家族であったって どんなに近しい友達であったって 自分とは別の人間であって、 自分とは違う物の考え方をしている。 その人の感じ方はその人だけのものであって、 誰も本当に理解することはできないし、 誰にも責める権利はない。 自分の当たり前 大多数の当たり前が当たり前じゃない人もいるんだということを意識できる人が増えると、 世の中はきっともっと息がラクにできる場所になるんじゃないかと。 自分はこれを高校生くらいの時に読みたかった。 いつ読んでも遅いということはないと思うけれど。

    1
    投稿日: 2025.05.27
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    一年前に初めて読んだ時に 心が救われた作品をもう一度読み直した。 人が抱える想い、感情は言葉では表現し難く、 ましてそれを他人が理解するなど到底できず、 だからこそ人は尊く その築きあげるものの儚さが美しい。 この作品の感想を一言で表すなんてことも 私にはできないので読んでもらいたい。 そして、各々の捉え方で考えてみてほしい。

    1
    投稿日: 2025.05.16
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    槙生と朝の関係性の変化、互いが大切になっていく描写に涙が出た。紡がれる言葉がどれも丁寧で美しい。どの巻も好きだったけれど、最終巻が一番胸を打たれた。これから何度も読み返したい。

    1
    投稿日: 2024.09.06
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    本当に大好きな漫画です でも、それでも、それでも、それでも と、 最後の詩で一番泣いた 余韻がすごい

    0
    投稿日: 2024.08.27
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    毎巻どこかしらで泣いてたけど、最終巻がやっぱり1番泣いた 正直なんで泣いてるのか分からないくらい、色んな人に感情移入して共感して、苦しくなったり救われた気持ちになったり、ほんの一言で情緒が揺さぶられたりした。 なんでこの人に共感したのか?この場面で苦しくなったのか?を突き詰めれば、自分のトラウマとか、生きづらさが見えてくると思う。なかなか直視したくないものでもあるけど。 私にとってはすごく救われる話だった。 出会えて良かった漫画の一つ。

    1
    投稿日: 2024.07.13
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    本当に大好きで、大切なシリーズです。 誰かを大切に思うこと、言葉を使うこと、孤独であること。 どれもみんな経験しているはずだけど、決して同じ形ではなく。 読んだ後には、 違って見えるようになりました。 違ってもいいんだと気づきました。 違いを愛せるようになりたいと思いました。 多くの人に、ぜひ、読んで欲しいです。

    3
    投稿日: 2024.06.24
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    両親を交通事故で亡くした15歳の朝を、死んだ母親の妹にあたる槙生が引き取り、2人の同居生活が始まるという物語。 あなたを愛せるかどうかはわからない。でもわたしは決してあなたを踏みにじらない。 槙生が放つこういった言葉に現れてるように、とにかくパンチラインの連打が続く「言葉」の作品。そこを際立たせるために、描き込みすぎておらず抜け感のある人物たちのタッチが重い言葉たちにスッと溶け込んでおり、大袈裟やけど「現段階の漫画における一つの到達点」みたいに思えた。 1, 2巻で特に心掴まれたのはやはり槙生。おそらく注意欠陥で発達障害である槙生が、人生において最も避けてきた人に対し愛情を持つという行為を、朝を引き取ることで否が応でも強いられるシチュエーションとなる。そこからの槙生は、変に肉親ぶるでもなくフィジカリーにでもなく、あくまで己のスタンスで「言葉」で朝と対話する。 本当にやりたいと思ったならどんなにつまんないことでもやりなさい。 誰のために何をしたって人の心も行動も決して動かせるものではないと思っておくといい。ほとんどの行動は実を結ばない、まして感謝も見返りもない。そうわかっていてなおすることが尊いんだとも思うよ。 ただここでどうしても気になる点が1つ、、、、 人への愛情や意思疎通にこれまで苦しんできたとされる槙生ですが、物語の中盤以降で、現代まで関係が続く学生時代の友人との戯れや、笠町くんというハイスペックな元恋人との、これまた現代まで続く関係性を知ったとき、 「なんか、めちゃめちゃ愛に溢れた、とても満たされた人なのでは、、?」 と思ってしまった。 もちろん、これだけの言葉の連打をライトに行う上では、ある程度キャラクターもライトに/愛され系に描かなくては重すぎる作品になってしまうというのは理解できるのですが、 ならば俺はいっそ小説という形態で、 もっととんがって、生き辛くて、息が詰まるような人物描写で言葉の連打を浴びたかったなぁ、、と感じてしまいました。 苦言失礼いたしました。 一方、サブキャラクターのキャラ立ちっぷりはホント見事の一言。特に好きなのは槙生の元恋人・笠町くんと朝の友人・エミリさん。 他にいくらでも「なっていい自分」はあったし、そんなチキンレースで自分の価値を試す必要なんてなかったのに。 もう絶対友達やめられないじゃん。 医学部不正入試問題、性的マイノリティ、発達障害、アダルトチルドレンと、 全11冊の中にこれでもかと、けれど決して無理のない設定やセリフで社会問題を提起し、そして同じく無理のない言葉で帰着させる。映画『怪物』を観た時も似たような印象やったけど、こういった作品がメインストリームで売れるというのは、特に若い世代にめちゃくちゃ大事なことやと思う。 最も重要な登場人物である槙生さんは映画では新垣結衣さんとのこと。個人的には『正欲』で新境地っぽい新垣さんを感じたし、予告を観る限り良い配役な気がするので、どこまで細かく描かれるか(個人的にはエミリの章は是非映画に含めてほしい、、)期待!

    0
    投稿日: 2024.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この想像力に脱帽! 想像力をなくさない人間になろう! 誰かを送り出し常に優しさの眼差しで見守り微笑みを絶やさず背中をそっと押しだし両手であたたかく抱きしめてあげる変わらない存在になろう! 唯一無二の素敵な本です。 色々な刺激をもらえる本です。 ありがとう! ぜひ〜

    10
    投稿日: 2024.06.15
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    ある人が死んだことをきっかけに深く関わることになった2人は、死んだその人を通さないと繋がることができないと思ってた。2人がお互いを思い合うとき、どうしてもその人がちらつくのではないのかと思ってた。でも、そんなことはないと、2人は、2人だけで、お互いを大切に思えるのだと、『違国日記』を読んで思った。 他にも思ったことはたくさんあるけど、言葉がまとまらない。とにかく、出会えてよかった作品。

    0
    投稿日: 2024.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お姉さんとうまくいっていなかったからこそ、 彼女の遺児を自分なんかが大切に思って良いのだろうかと思う。 大人だからこそ現実的なことも考えなければいけないし 順当に行けば慎生ちゃんの方が先に死ぬ。 けれど、それを嫌だと言った朝に慎生ちゃんがショックを受けている姿に 自分も胸が苦しくなった。 愛している。それだけでは足りない。 でも、言葉にするなら愛しているにしかならない。 慎生ちゃんが泣きながら、しかし淡々と伝えようとする姿に涙が止まらなかった。 朝ちゃんたちの卒業式の日に更新されたコラムもとても美しかった。

    0
    投稿日: 2024.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人が家族になるまで 家族になれるまで はたまた 人間同士が歩み寄るということ が丁寧に向き合って描かれている。 どこかにこんな優しい世界があれば良いのにと、 涙が止まらなくなる。

    0
    投稿日: 2024.05.03
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    無料漫画アプリで途中まで読み、読めない部分からTSUTAYAで借りて読んだ。 本当にすごい漫画だと思う。 私は元々映画も漫画もドラマも好きな人で、昔は漫画や映画の方が好きだったが、年々小説に偏りつつある。 それは、小説の方が細かいところまで描写されていて、絵がない分、広がるからだ。 でも、この漫画、本当に好き。深い。漫画なのに小難しくて行間がある。 一気に最終巻までの4冊借りたが、やはり無料アプリで細切れに読むべき話ではないと感じた。 人が苦手な孤独を愛する、小説家のマキオちゃんと、姪の朝の話。朝はマキオちゃんが心から嫌いな姉の娘である。ある日、朝の目の前で、朝の両親が交通事故で死に、マキオが引き取るところから話が始まる。朝の、高校3年間の話。 最終巻、本当に涙涙で読んでしまった。 ガッキー主演で映画化されるとのこと。 きっと、ガッキーなら上手に演じてくれるはず。ただ、好きな話だけにがっかりするのがちょっと怖い。観るべきか観ないべきか… 漫画はいつか全巻欲しい。

    11
    投稿日: 2024.04.20
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    とりあえず最終巻だけ登録。 書店で初めての女性向けのコーナーの漫画をまとめ買い。 うっかり以外で迷い込むことは無い場所なので、いい歳のおじさんがドキドキしましたわー(笑) 映画化で知る→電子で試し読み→面白い!→全巻まとめ買い→1日一冊読破(良い時間でした♪)→全巻読破(イマココ)→2週目(明日から) 良い時間過ごせて幸せです。 この原作と出会うきっかけをくれた映画化は映画の出来関係無しに私的に大感謝なのです。(まだまだ公開全然前)

    1
    投稿日: 2024.04.14
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    全巻読了。最初の1巻目にデカい事件が起きた後は、さして波乱もなく、淡々と日常が続いていくままゴールしてしまった!それが地味にすごい。 ただ、登場人物の内面(主に対人への葛藤)だけはものすごく雄弁に語られる。そして、様々な登場人物の中で、朝だけが対人の悩みよりも自己を確立すべくもがいてるのが若者!って感じでいいなぁ〜。 全体としては結構良かったけど、私は作中のガールズトークはどうも苦手だ(そこがいいって人も当然いるだろう)

    0
    投稿日: 2024.03.26
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    巻き戻して読まないと自分がいま何を読んでいるのかわからなくなってしまうことがあった。わかりにくいという意味ではなく、そんなふうに大切に読んでいきたい作品だった。 大人になった子どもにあげられると良いかと思って買った10年日記が手元にある。ほとんど書けていないけど。とりあえず、捨てる、もしくは書き続けるとしても子供にあげるためではなく自分のためにしようと思った。愛しているとか大切に思っているという気持ちは、彼らにとって重くなりすぎない程度に日々の積み重ねの中で伝えていければいいや。伝わっても伝わらなくてもいいや。

    0
    投稿日: 2024.02.22
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    あーーーもう一回読む、この最終巻。 とてつもない愛と、希望。 --- なんか、ナチュラルにいろんなものを受け止めているよな、朝たちは。新人類だ。眩しい。 笠町くん、醍醐、弁護士先生、えみり、しょうこちゃん、みんなのちょっとずつのやさしさが巡り巡って大きな希望になっているなあ。関係性に名前なんてなくていい。 --- 私もきっと子を持たないので、若い子たちになにができるか、どこに遺せるかとかよく考える。やさしい世界を残したいよ。

    0
    投稿日: 2024.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今年1冊目の登録本。 11巻で終わるとは知らなかったので、手にとってびっくりした。 読めば読むほど、唯一無二の本。 孤独と向き合うこと、相手を尊重すること、相手を思いやること、自分を大切にすること、誰かを大切に思うこと、そして大切な人にあなたは大切と言葉で伝えること…。 その全てが共存して描かれている、大切な大切な物語だった。 漫画としてだけではなく、言葉を大切に選んでいることを感じる。 小説を読むように、描かれていない部分も想像しながら読んでいたような気がする。 ところどころ時間の経過の仕方が早くなったり遅くなったりして戸惑うこともあったけれど、そこも現実に体感する時間の流れのようなリアルさがあって、この作品のすごさを感じた。 楽しい時間はあっという間に過ぎたり、印象的な時間はスローモーションのように覚えていたり、毎日同じ繰り返しのことでも大切に思い出したり。 ラストまでの流れが圧巻で、この物語が11冊も続いていたなんて信じられない。 ラストページが終わると、もう一度最初から読み返したくなる。 この本を私の本当の本棚にお迎えするのが楽しみだ。 きっと私のそばになくてはならない本になるだろう。

    1
    投稿日: 2024.01.06
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    雑誌「ダ・ヴィンチ」の2023年Book of the yearでコミック部門1位だったので、軽く読んで見るつもりが、ガッツリハマった「違国日記」です。 11巻で完結してます。 交通事故で両親を無くし、疎遠だった小説家の叔母に引き取られた高校生の話。 でも、悲しい話ではなく暖かく、現実に誠実で厳しく、イイ感じです。 言葉のチョイスが素晴らしい。読むべし!読むべし!

    1
    投稿日: 2024.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お正月で全巻読み切りました 言及すべきエピソードが多すぎて、感想が自分の中でまとめきれてない… これからの人生で何度も読み返すと思うし、 歳をとってもっと深く理解して、体現できるようになりたいと思う物語だった 私は好きな人に『幸せに生きてほしい』と伝えがちだけれど、最終巻のマキオさんが朝ちゃんに伝える 『それでもあなたが幸せでいてくれればいい って言うと幸せでいなきゃいけないみたいだね ときどき不幸せでもいいよ』 が、私にはまだ到達できていない愛の深さだった。打ちのめされたなー、、、 夏の映画も観に行こ〜 2時間でどうまとめるねんという感じですが、主演のガッキーが正欲でかなり好演していたから、期待

    0
    投稿日: 2024.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    歴史的傑作 完結した今年中に読めて本当に良かった。 立ち会えてよかった。 最後は詩で、「わたしたち」という一人称複数形への帰着。だから(この)あとは、言葉を持たない者たちへのまなざしを追究してほしい。つまり、人間中心主義と言語中心主義(併せてヒューマニズム)の問い直し。 『日記』と銘打たれた本作が、根本的に、言葉を持つ者のなかで閉じてしまっているのは仕方ない。むしろ、その範疇でこれ以上ないほどに誠実で網羅的で倫理的な物語を紡いでくれたとは思う。 出生主義・生殖主義に関してはかなりいい具合に回避出来ているほうだと思うが、当然に完全ではない。 あとは、なんやかんや言って、東京近郊の、都会に住むという点で恵まれた人たちの話だから、次作ではちゃんとそこの出身・居住地の特権性そのものも告発してほしい。もちろん、都会の人間だからこそリベラルな思想を内面化し易いというリアリティはあるので、この作品内部での整合性は高いのだけれど。だからこそ、田舎から都会へ上京してきた『呪術廻戦』の釘崎野薔薇さんのような表象が重要なんだろうな(彼女自身の個人主義、マクロで政治的な視点の欠如という限界も含めて非常に見事な造形である。) 朝の父親の話についてあのように決着させるんだ、という意外性。(いや、もちろん”決着”するような問題ではないし、決着させているつもりもないだろうけれど。) クライマックスが「詩」であるというのは、一見、本作が漫画であることの否定とも捉えられかねないが、全くそのようなレベルにない。ともすると物語の内容や登場人物たちの造形・関係・”思想”などばかりが取り沙汰されて賞賛されるかもしれないこの物語は、しかし”漫画”としても極めて優れていたと言わざるをえない。『違国日記』の漫画表現について、”わたしたち”はもっと積極的に語るべきだ。その思想や物語面と同じくらいに。

    1
    投稿日: 2023.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終盤に向かうにつれ、ふたりの感情がよくわからなくなってしまった。言葉が美しすぎるわりに表情がポーカーフェイスだから、素直に染み入るよりも、本当にそう思ってた?と違和感のほうが優ってしまった。 たくさんの人に影響を与える作品だと思うし、総じて良い作品だということは揺るがないのだけど、個人的に絵がハマりきれなかったのだと思う。

    2
    投稿日: 2023.12.31
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    数冊前から毎巻泣いてる気がする 笑 今回も胸に刺さる言葉がとても美しくて愛おしかった。人を思うこと、人に思われることは尊いものですね。

    1
    投稿日: 2023.10.20
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    個人の尊厳にかかわる色々なことについての、問題意識を可視化したような作品だったなと思う。毎日なにげなく生きていてもふいに"否定された"と感じる瞬間はあるし、周囲の"普通"になじめず辛さやもどかしさをずっと抱えている人もいる。 一人は寂しいのか?愛したり愛されたりしなければならないのか?女だから、男だから、という鎖は一生外れないのか?今ある社会のカタチに合わないなら涙をのむしかないのか? そういったこと一つ一つをすくい上げ、だれかに当てはめて言葉にして伝えてくれる物語。 自分とは"違う"と感じる相手を、自分の解釈にはめようとするのではなく、ただそのまま認めることは、初手ではとても難しい。でも、朝がえみりを知っていったように、笠町が槙生を知っていったように、不可能なんかじゃない。 私は"普通"というのは多数派という意味で確かに在るとは思っていて、でも普通の中にも差はあるし、一人の人間の中にも、普通の面と変わっている面はあるだろう。両親を亡くした朝は、性格的にはきわめて普通のように描かれているが、本人が"親が死んでるんだから普通じゃない、非凡なものがあってもいいはずなのに"と思うところは印象深い。普通というくくりの持つ曖昧さをあらためて思わされる。この言葉をなくすことはできないと思うけれど、人は是非に二分されるものではないということ、違いを認め合うということ、を物語の中ではずっと表現している。 しかし、槙生は朝に対して、"あなたとわたしは違うんだよ、それを知って"という想いを繰り返し言葉にして伝えてきたけれども、そんな保護者や大人は現実にどれだけいるものだろうか・・・。親子、夫婦、友人、近しい間柄であっても言葉にするのは容易なことじゃない。だからこそ、こうして"物語"が必要なのかもしれないな、と思う。

    5
    投稿日: 2023.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最終回にしては、もうちょっと物足りない気がするけど、日常のことだし、そんなへんな事件が起こるわけないし。だけど、あの最期の詩は、とても心に響く。

    1
    投稿日: 2023.10.06
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    何度も読み返そうと思う一冊。 言葉の一つ一つがとても丁寧で、ハッとする事がたくさん。 自分の価値観を中心に考えないように、と自分へ向けて。

    0
    投稿日: 2023.09.30
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    最後まで最高でした、本当にありがとう、、 理屈で考えがちな私は、槙生ちゃんの言葉や思考に共感したり憧れたりする。 朝やえみりや同級生たちのフレッシュで傷つきやすい柔らかな感性へは、羨望とそれを失ってしまった(あるいは当時も持てずにいた)ことへの寂しさ。 本巻での、笠町くんの『衛星みたいに誰かを見てること』という言葉が光る。衛星みたいに遠くから誰かをずっと静かに見守っていられるのは素敵なことではないか。 でも、話の続きのように、それは衝突を避けた距離なんだろう。誰かに関わるということは、衝突することとほぼ同義なのかもしれない。 離れてしまう方が怖いと思えるくらいの誰かとの関わりが羨ましく、衝突も覚悟の上で人と関わることへの憧れ。 ラストの詩が本当に良くて、本当に良くて(二度言った)、“わたしたち”として“夜明け”を送る人になりたいと、切に思う。

    5
    投稿日: 2023.09.23
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    分かり合えない他者と共に生きるということ。 物語が終わる寂しさでなかなか読めなかったけど、素晴らしい最終巻でラストは涙がとまらなかった。槇生ちゃんの言葉にいつも勇気づけられ、この作品からたくさんのものを受け取った。 思い返しては胸に込み上げるものがある。 衛星のように近づいたり離れたり。 人と人は違うから、分かり合えず傷つけ合い打ちのめされることを繰り返す。それでも、大切な人とはその隙間を埋めるように対話を重ねていきたいと思う。これからもずっとこの作品を大切に繰り返し読んでいく。素晴らしい作品を描いてくれてありがとうございますという気持ちでいっぱい。 最後の詩で号泣。

    4
    投稿日: 2023.09.17
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    終わっちゃった。 最初から、最後まで、 言葉を噛みしめるように、味わって読んだ漫画だったな。 今まで味わったことないような、 漫画であり、小説であり、詩集であるような。 言葉に浸らせてもらえる、 絵に浸らせてもらえる、 読みながら、「そういえば私は...」って考え事を 始めてしまう、それも心地よくて、 また、何度も、読み返したい作品。 出会えてよかったな。

    0
    投稿日: 2023.09.16
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    愛するとはどんなこと。生きていくとは何をすること。槙生ちゃんのたどり着いた答えは、朝への最大限のエール。

    0
    投稿日: 2023.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きな異国日記が終わってしまった。最初から最後まで、言葉が、色んなことへの捉え方が、それぞれの関係性が、本当に素敵で心の奥の奥まで刺さる話だった。 槙生が朝に、自宅へ迎えたときをなぞるような言葉で、でもあの頃とは全く違う気持ちで、ずっといていいよって言うところ、朝のダイブのところでめちゃくちゃ泣いてしまった。どんなに言葉を尽くしても足りないくらい大事なんだよね。 本当に好きで好きでたまらない作品なのに、自分の拙い語彙力ではこのキラキラした感情を表しきれないことが、悔やまれてならない。

    1
    投稿日: 2023.08.27
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    私のなかでは全然終われてない。 ・最終巻だと思わず読んでいたので口があんぐりした。(鳩に豆鉄砲的な。 ・金言が多い、ヤマシタさんの思考?語彙量とか価値観とかどうなっとるんだろうか。はっとすることだらけ。 まだ飲み込めてないからもう一度読む。

    1
    投稿日: 2023.08.26
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    終わってしまった! 漫画を読んで泣いたのは 久しぶりかもしれない。 「軌道を逸れて離れてしまうほうが 衝突よりも怖いんじゃないか」 「与えたのと同じものが 返ってこなくていいとか 少し離れてその人に関わっていたいとか、衛星ってのはそんな感じだ」 笠町くん、素敵だ! 読む度に気づける作品 何度も読み返したい! 最後の 「あの日、あの人は群れを はぐれた狼のような目で わたしの天涯孤独の運命を退けた」 槙生と朝どちらにもあてはまるなと感じた 感想を書いていて 自分の語彙力、文章力の無さに 倒れそうだょ(汗) 笠町くんへの 槙生のこの返しが好き、笑った →「まみま?」「まみも?」

    24
    投稿日: 2023.08.23
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    完結! 全体を通して、言語化が見事で心に寄り添ってくれる素敵な作品だと思う。 大切な人の愛し方には、尊重だったり、保護だったり、共感だったり、傾聴だったり、嗜めることだったり、一緒にいる未来を想像することだったり、気持ちを言葉にすることだったり、色々な方法があるんだと思った。 槇生さんが、最後の詩でお姉さんの言葉を引用していて、2人両方の朝への愛を感じた。

    0
    投稿日: 2023.08.21
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    終わってまった… この綺麗で絶妙な言葉達への感想が自分の語彙力だとめちゃくちゃ陳腐になってしまうのがもどかしい 国語もっと頑張ってれば良かった 映像とか音とか空気がそのまま体感出来そうなお話だったなぁ 何度も読み返して自戒したり心に刻んだりするんだろうな

    0
    投稿日: 2023.08.15
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    とってもすてきだった! 言葉で伝えきれない思いが空間から伝わってくるような不思議な感覚。とってもすてきな作品でした。

    0
    投稿日: 2023.08.14
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    もどかしくなるような愛の物語もついに完結。大人になっても、変わることができる、大切なもののために心から祈ることができる、と思い出させてくれる物語。最初からもう一度、何度でも読み返す予感。

    2
    投稿日: 2023.08.14
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    違国日記11 完結 良かったな… 刺さるなぁ。 初読後のフレッシュな感想。最初から通して読むとまた違う感想が出るかも。またゆっくり読んでみたい。  昨晩読んで、最後はぼろぼろ泣いた。やさしさに。わたしは人の親だけど、槙生が朝を思うように子の選ぶ人生を送り出したいなと思ってる。そして、わたし自身も、そうやって、送ってもらってたんだって思えて。心を砕いて、砕かれて、今があるんだって。    人の心は孤独で、それぞれ違っていて、重なったりすれ違ったり離れたりする。  自分の生き方に迷わない人なんていないし、人間でいる以上は誰かを傷つけて傷ついてしまうものだし、それでいいよと言ってくれるのも人間。  人を思うようにしたいとか、同じ存在になりたいとか、違う考えを許せないとか、自他の境界が甘い人や社会を見ると疲れてくる。気を抜くと自分も境界が滲んでしまう。  でも、人が煩わしくて怖くて、距離を取りすぎて、自分から関わりを失ってしまうと、朝の父親のようになってしまうのかなと思った。閉じた孤独に。彼の、あなたの好きなようにしなさい…という、やさしさに擬装した愛情の薄さに、自分を顧みて苦しくなった。あの作品の登場人物で自分にいちばん近いのが、朝の父親だと思えたから。彼も怖かったんだと思う。人間が。たとえ家族であっても。  手を繋ぐことを求められた時に、逃げないで、ありのままの手を出せるようになれたらいいと思う。そして、その手が熱いとか汗ばんでて気持ち悪いって振り払われても「そっか、それでいいよ」て、思える強さが欲しい。

    3
    投稿日: 2023.08.11
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    しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて最終巻はリアルタイムで入手。 終わってみれば、朝が中学卒業から高校卒業までの長いようで短い3年間の物語だった。独り身の大人なら3年なんて一瞬だけど(そして親戚や他人の子は急に大きくなるけど)、そばに子どもがいるとたった1年でも子どもの表情や場面とともに刻まれていくのだよね、と思った。笠町くんの「衛星」というたとえはいいなあと思った。 このデリケートで尊い作品がどういう映画になるのか、楽しみなような、こわいような。

    1
    投稿日: 2023.08.09
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    泣いた… それじゃ足りない。 映画も楽しみだな。 ガッキーは意外だったけど、彼女の演技は信頼できるので。

    1
    投稿日: 2023.08.09
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    槙生ちゃんが恐怖に打ち勝って朝に思いを伝えるシーンで号泣してしまった。出てくる人々がみんなやさしくて一生懸命生きてて大好きでした。

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    投稿日: 2023.08.08
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    わー!終わってしまった! 本当だ、帯に完結って書いてる! ずっも続いてほしい漫画だったから、ちょっと終わってしまってショックーー。 でも本当に良かった。 槙生ちゃんの感情と朝の感情の爆発が泣いてしまった。 一言では言い表せないなぁ。 読むと毎回、うんうんそうだよなと共感でき、自分なりの言葉を探しながら、何度も読む大好きな漫画。 登場人物も、みんなそれぞれあって、それぞれ抱えて生きていみんな大好きだ。

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    投稿日: 2023.08.08
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    完結してしまった。一言では足りない、複雑に入りくんだ感情を持ちながら、二人の関係性はゆっくりと育まれ、いま胸の中にはあたたかい気持ちが流れている。それを作家として昇華させた文章には泣けた。若い人たちへ自分は何をしてやれるだろう。

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    投稿日: 2023.08.08
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    なんかよくわからなかったけど、泣けた。槙生さんが人に対する感情を持ったのは、彼女の創作にとって良いことなのか悪いことなのかとか、本筋と関係ないことを考えてしまいました。

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    投稿日: 2023.08.08
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    登場人物みなが自分の気持ちにしっくりくる言葉を探していて、その丁寧な姿勢・生き方がよかった。 ラストの槙生ちゃんの詩は、朝へのエールであり、自分のあとを続く女性たちへのエールのようで泣けた!

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    投稿日: 2023.08.08
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    #違国日記11 ──だから夜明けよ   あなたがどうか   ただ訪れ   ただ新しく   ただいつでも そこにありますように 最終巻出てた。最終話で1話目冒頭と同じ始まり方をするとか、最終話の冒頭と締めが同じ場面とか、そういうのが美しくハマりすぎていて泣きそう。 父からついぞ愛してるを貰えなかった。 繰り返し描写される母の日記から愛を感じていただろうか。 この3年で、朝はまさに「天涯孤独の運命」から遠ざけられたのだなというお話だったのだろう。 3年間の朝との暮らしは、槇生が「あいしてる」を言えるようになった年月だったが、これを成長と呼びたくはない気がしている。他者との関わりが変化をもたらして、「しんどい努力」をしようと、朝を大切にしようと思ったことは、人生のステージの変化であっても成長という言葉はしっくりこないなーと思うものです。 「……そのしんどい努力をしなきゃいけないんじゃないの…それがさ それが 心を砕くっていう言葉のとおりなんじゃないの」 挿入されるいろんな人達のエピソードが、人生の一部って感じで好きです。

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    投稿日: 2023.08.08
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    「私は岸に残り舟を押そう」それが私と子供との関係だ、と思えた。最後の詩にはとても共感できた。 生きづらい人が大事に思える人と暮らし、お互いに影響しあって日常を生きていく過程がとても胸にせまった。姉妹の憎しみ多めの愛憎を越えていく様がよかった。 何度も読み返すと思う。

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    投稿日: 2023.08.08