
総合評価
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powered by ブクログ男爵令嬢との縁談を断った虎三郎。 でも、父親が言うように相性は悪くない感じ。 別の形でこれからも関わってくるのかな。 そして、決して意見の交わらなさそうな 鷹頭と日比谷社長との対立。 美術品の流出問題は難しい…。 たしかにあえて海外に持ち出して 価値を守るという考え方も一理あるしなぁ。 そして後半は、牛島の問題。 今回は表紙も飾った大番頭さん。 またひとつ潮目が変わる時がきたのでしょうか。
0投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ明治時代、日本美術が海外に流出し日本ブーム(ジャポニスム)が起こったが、このコミックでも今回はロンドンの日本美術商・鷹頭商会のことが描かれている。 架空の話ではあるけど、鷹頭定次郎はやはり山中定次郎がモデルなのかな 彼については朽木ゆり子氏の「ハウス・オブ・ヤマナカ」(山中商会)に詳しく書かれているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
14投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話の展開はハラハラが続く。 作中で「徳川幕府の瓦解」という言葉が出てきて、 改めて信頼できる物語だなと思った。 あれを維新だと言えるのは薩長側だけだし 江戸に住んでいた人たちは瓦解としか思えなかった。 実際多摩地方でも瓦解と呼んでいた訳で、 登場人物たちの背景や東京者としての矜持を感じる。 日本の芸術品を海外に流出させることは良くないというのも 明治維新後これまでの日本文化を壊してきた政府の元 金銭的にも困窮する中国内に残していても大事はされない それくらいなら海外に「預けておく」というのも どちらも間違いではないと感じた。 難しい問題だ。 ただ、敵ではないのだ。 だから流言で扱き下ろすようなことは否定する訳だ。 カメオのブローチのくだりが良かった。 購入したお客様も素敵な人だ。 自立のエピソードも素敵だし、分かる人だけ分かればいい、と購入するのが恰好良い。 どうしようもないことが多い時にこそ、心を助けるものが必要。 コロナ禍で散々不要不急とやり込められたことこそ 本当は必要なものだったのにと考えたことを思い出す。 正面入り口に女性客を意識した売り場を作ろうという案、 今でこそ一階入口は香水やアクセサリーなど女性用なのが大抵の百貨店で当たり前の作りだと思うと不思議な気持ちだ。 牛島さんのことは残念だし、新宿へも行かないのが 離れてしまう気がして寂しいが、きっと悪いようにはならないし いつか戻ってきてくれると期待したい。
1投稿日: 2025.05.24
powered by ブクログ意外と日越の当主も一人のおじさんって感じで感情移入しやすいキャラでびっくり。平瀬男爵もぐるぐる悩んで微笑ましい。 牛島のラストの行動は、牛島ならそうするだろうなぁと納得のいくものでした。 (印象に残ったのおじさんばかりでした)
1投稿日: 2025.05.24
