
総合評価
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powered by ブクログ装丁もポップで可愛いし、坂木さんだし面白そう!おいしそうな豚肉料理がたくさん出てくるのかなぁ、とウキウキしてページをめくるとなんとびっくり。 出てくる料理たちは全く美味しそうじゃないのに、美味しそうで、各章に登場する男たちはどこか情けなくて、愛らしい。 そしてどの話も全部、面白かった! 特に「アメリカ人の王様」、テンポが良くてずっとにやにやしながら読み進めた〜 食の好みって本当に人によって全く違うから、自分と全く違う星からきた生き物みたいに感じる気持ち、すごく分かる。
0投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ読んでから時間たった今、ほぼ印象に残ってない 坂木先生大好きなんだけど、私があんまり短編集が好きじゃないのかもしれない
0投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログ「肉と男」がテーマ。坂木司さんのテンポよく展開されるコミカルな描写だけでなく、しんみりと切なく、じんわり心温まる展開もあり、幸せな気持ちになれる小説です。 特別な、大きな幸せではなく、日常の中に溶け込んでいる小さな幸せに気付かせてくれます。 日常系、ほんわか系ですが、内容は濃く、心に響くお話がぎゅっと詰まっていてとても面白かったです。
0投稿日: 2024.12.26
powered by ブクログ「武闘派の爪先」「アメリカ人の王様」「君の好きなバラ」「肩の荷(+9)」「魚のヒレ」「ほんの一部」お肉の部位にひっかけて、笑いあり、ブラックユーモアありの6話の短編集。和菓子のアンとはまた違った雰囲気の坂木さんが楽しめました。
3投稿日: 2024.11.05
powered by ブクログ表紙のお肉の部位図に惹かれて買っちゃいましたが… 読み始めてすぐに「うーん、なんか合わない」と本棚に戻すことに。 久しぶりに取り出して読んだけど、やっぱり「うーん、なんか合わない」 読み終わったけど「おいしくない」ってのが感想です。 あ~、なんか表現できないけど…「おいしくない」だなぁ。 食べ終わって、おいしくないお肉のベタベタな脂肪と、その臭みがしている… そんな印象が残りました。 『和菓子のアン』は、何度も読みたくなるのになぁ…。
0投稿日: 2024.10.23
powered by ブクログほんタメ!で紹介されたのをみて読んだ。 豚の表紙が良い! アメリカ人の王様良かった! 自分とは趣味が全然違うからと言って合わない、嫌いになるということではない。 アメリカ人と思う、王様だと思うことで他人を受け入れることができる。 でも歩道の真ん中で土下座はしないようにする笑 肩の荷(+9)も良かった! 上司との関係も、部下との関係も最高。 信頼し合えているのが伝わった。 正直に、誠実に、嘘はいつか返ってくる! ほんの一部も終わり方がオシャレだった。 ほっとできる短編でめちゃくちゃ読みやすかった。 鶏バージョンも読みたい。
2投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ坂木司さんの小説は好きですが、 こちらの本はあまり響いてきませんでした 悪口というわけではないけど、なんか腑に落ちない文章でした
1投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログ残念。。。 全然面白くなかった。(私はです) 坂木司さんの小説好きなのにな。 なんでだろう? 冗談?とかも全然響いてこず。。。 とにかく残念でした。。。
2投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
肉の部位の図を目次代わりに使う発想は面白い。 肉小説と謳ってはいますが、肉料理主体ではなく、それぞれの部位で様々な人間模様、人生観を描いた短編集でした。
1投稿日: 2023.09.28
powered by ブクログタイトルにひかれて図書館で手にとりましたが。最初の章でなんかなぁ…てな感じで読むのやめようかと思ったけど、次の「アメリカ人の王様」が面白くて笑いながら読みました。本を読みながら大笑いしたのはあまり記憶にないなぁ。熊谷達也の「ゆうとりあ」ぐらいかなぁ。結局最後まで読みました。もっともっと肉に関しての内容を期待していましたが、それでなくても面白い小説でした。
0投稿日: 2023.09.12
powered by ブクログ豚肉が出てくる短編6編を収録。豚足、ロース、バラ肉、肩肉、ヒレ、ハムが登場。グルメ話とは違う。はじめは何の話かと思うが、ちゃんと肉の話で終わる豚肉絡みのヒューマンドラマ。
8投稿日: 2023.08.18
powered by ブクログお肉にまつわる短編集。たた、求めていたものと少し違った感じ。それはそれでいいかなぁと思えた。「ほんの一部」が一番よかった印象。
0投稿日: 2023.08.01
powered by ブクログ豚肉にまつわる短編小説集 課題本ではないけど読書会のために再読 前にも読んで感想を書いたはずが、記録が残ってない 何故だ? 収録は6作 ・武闘派の爪先 ・アメリカ人の王様 ・君の好きなバラ ・肩の荷(+9) ・魚のヒレ ・ほんの一部 あと、あとがきと近藤史恵さんの解説 ・武闘派の爪先 田舎でいきがりたいヤクザっぽい人 豚足が苦手だという 田舎には田舎でヤベェ輩がゴロゴロいたりするんだろうか? 私は豚足の食感は結構すきですけどね ボイルしただけのやつも、煮込んだのも美味しくいただけます ・アメリカ人の王様 上品か下品かという判断基準の男 結婚したい女性の態度はときに上品とは言えず、その親も…… まぁ、本人の気質もあるんだろうけど、読んでいて若干の嫌味に感じる部分がある それってあなたの好みなだけど、他の人がそれに合わせる必要ないですよね?という感じ それでも、最後まで読むと、彼女のお父さんとの共通点に言及されていて面白かった ・君の好きなバラ 微妙なお年頃の男の子 親との関係もそんな感じになるでしょうねぇ ましてや茶化してくる母親なんて ・肩の荷(+9) おっさんとホルモン 私はホルモンも結構好き 焼肉でも頼むし、もつ煮も作るし ってか、そんなに噛み切れないか? 私の歯が衰えてきたらまた考えが変わってくるんだろうか? ・魚のヒレ 若干のエロさを感じる 遺言のトリックwww まぁ、本当に料理上手な人って名前のつかない料理を作れる人ですからね あながち間違いではないと思うよ ・ほんの一部 エローいw 人によっては気持ち悪く感じるんだろうか? まぁ、これが酷くなると猟奇的になっちぁうんですけどね
2投稿日: 2023.03.27
powered by ブクログ食べ物をテーマにした心温まる短編集!とは真逆。でも読み終えるとお肉を食べた時のような満足感がたっぷり。 主人公は自己分析をして、あーだのこーだの考えているけど、読んでるこっちからすれば、そうじゃないんだよなあ、むしろそういうところなんだよなあ、と。そこがおもしろい。 作品に出てくる女の人がみんなステキで、男の子のしょうもなさをいい意味で諦めていたり、意地っ張りでツンとした冷たさの中にも可愛らしさがあったりする。 どの短編も、主人公が男の人というところでは共通しているが、年代も切り口も全く違っていて、それぞれで別の楽しみ方ができたように思う。 特に好きだったのは、「魚のヒレ」。大学生の男女のもどかしい雰囲気と、なんとも可愛げのある女の子。最後の展開には、まさにわたしも「ぐわっ」となった。
0投稿日: 2023.03.11
powered by ブクログ豚足、トンカツ、角煮、ホルモン焼き、豚のヒレ肉、ハムを中心にした物語が6篇だが、様々な食事風景が描写されており、それぞれ楽しめた.どれも旨そうな感じだが、角煮が特に賞味してみたい.フィレがヒレに変わったことを発見した「魚のヒレ」も意味深な展開が楽しめた.
0投稿日: 2022.11.20
powered by ブクログ肉を描いた小説って面白そう!とこの本を手にとった。 やっぱり面白かった。 私にとって肉って美味しいご馳走だけど、そうじゃない人もいるところが新たな視点だった。 不味そうに食べる描写も、何だか食べてみたくなるのが面白い。 豚足、食べたことないから食べたいな。 『アメリカ人の王様』と『肩の荷(+9)』と『魚のヒレ』が特に好き。 『アメリカ人の王様』は、お肉の味は変わらないのに主人公の意識は変わっていくのが面白い。 『肩の荷(+9)』は途中苦しくて読むのに躊躇する場面もあったけれど、読み進めていったらラストは気持ち良かった。 『魚のヒレ』は青春の甘酸っぱさが好み。 彼の必死さに対応するエピソードの強さが面白かった。 豚肉食べたい!となる作品でした。 そして食べたあかつきには読み返したいです!
5投稿日: 2022.08.31
powered by ブクログ肉の部位と人生の瞬間。 本来交わるはずのないものが交わってしまった。 ニッチすぎるけど面白い発想だなあ。 美味しそうな豚肉料理とちょっと情けない人たちに焦点を当てた短篇集。 話によっては恐いものや笑えるもの、泣きそうになるものもある。 その中でも「ほんの一部」は、いろんな意味で“肉”小説にふさわしい。
0投稿日: 2022.07.19
powered by ブクログ豚肉の部位をモチーフにした短編集。 すべて男性(男児含む)が主人公だ。 印象にのこった話をいくつか。 「武闘派の爪先」 なんかこわい話。世にも奇妙な物語の、ホラー要素強めのやつみたいな。 美味しそうな料理が出てくるのを期待してたのにそうじゃないし、可愛い豚の絵の表紙と全然合ってないじゃないか、こういうこわい系の話が続くなら嫌だなぁ…と思った。 結果、こわい不気味はこの話だけだった。ほっ…。 「君の好きなバラ」 豚の角煮が美味しそうだったー。 一番、食べ物描写がたまらん話。 豚の角煮丼食べたい。 そんで、中学生男子にそこまで「お母さん」として妄想されて憧れられるおばさんってどんなだ?笑 私がパッと思いついたのは、西田尚美かなぁ。原田知世や石田ゆり子も綺麗で可愛らしいけど、彼女たちからは「この人が自分のお母さんだったら…妄想」は湧き立たないだろうな〜。 「肩の荷(+9)」 40代後半って、こんなふうに噛みきれない、硬いもの食べられないってなるのかなぁ。 今30代後半の私。あと10年くらいで食べる楽しみを感じられなくなるなんて、嫌だー! そして、老いについても、他人事とは思えないほどリアルな描写。 見た目を売りにして生きてないけど、自分の老いに向き合うって、結構つらいことなんだろうな、と思った。
4投稿日: 2022.07.10
powered by ブクログ表紙がかわいいし、グルメ小説が好きなので読んでみた。坂木司さんの本はあまり読んだことがないので、ドキドキしながら読んだ。 表紙の可愛さからは想像しなかった鳥肌がたつようなシーンもあったけど、独特でおもしろかった。
0投稿日: 2022.07.08
powered by ブクログさらっと、人の心情を表現できるのすごい。 違和感なく入り込んでくる。 「君の好きなバラ」の男子中学生の視点がすごく可愛かった
1投稿日: 2022.05.31
powered by ブクログ肉にまつわる短編6作 ・武闘派の爪先 ・アメリカの王様 ・君の好きなバラ ・肩の荷(+9) ・魚のヒレ ・ほんの一部 ・あとがき 会社の人間関係や、これから家族になろうとしている親子関係、40代の悲哀など、肉にまつわる話から、人間模様を描く。 先に鶏小説を読んでしまいましたが、こちらも秀作。
0投稿日: 2021.12.17
powered by ブクログ「武闘派の爪先」、「君の好きなバラ」、「肩の荷(+9)」、「魚のヒレ」、「ほんの一部」の5編。個人的には「君の好きなバラ」と「魚のヒレ」が好きかな。出てくる料理は、基本的においしく描かれていない。でも、その味覚が印象に残るようなよくマッチしたストーリーで、ある意味よい定食になっていると思った。
0投稿日: 2021.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本を読むより先に「鶏肉小説集」を読んでいたので、そして鶏肉小説集は個人的にとても爽やかな印象だったので、この本の最初のお話「武戦派の爪先」を読んだとき後味悪くてビックリした。 あれ!?!?あれ!?!?これなんか思ってたんと違うぞ!?!?!ってパニックになった。 でも「アメリカ人の王様」が明るくてとても楽しくて笑いながら読んだので、これこれ~~!!すごく好き~~!! と思ってからの「君の好きなバラ」でまたずーーーーんってなった。思春期の描写うますぎやろ。つらいんですが。でもめちゃくちゃリアル。つらい。 一番好きなのが「ほんの一部」かな。 「そんな露出の多い服着てるから男に狙われるんだ」と思う身勝手な気持ち悪さを小学生が持ってるのはすごく嫌だったけど、なんというか、その価値観を変える作業は本当に大変なことだと思うので。男を悪者にしないといけないからね。人のせいにできないのはツラいよね。でも彼にはその価値観を少しずつでもいいから変えていってほしい。 偏食小学生というのがすごく良かったな。ここでも思春期つら!!!しんど!!!!という描写は多々出てくるのだけど、でも好きな部分が多くて~~~!!! 太股を舐めるときの産毛の描写も好き…これは気持ち悪さと表裏一体なのかもしれませんが…すごく好き… そして彼女の血が自分の中に入ることで、「僕の身体のほんの一部は、あいつでできている。」というラストの一文!!!!!くそう!!!!!好き!!!!! なんかこう、後味の悪さが目立つものも多かったけど、やはり文章の書き方が好きだな~~~!!と思った。 完全に好みになるけど、鶏肉の方はオムニバス形式になってておもしろさ倍増って感じだったから好きなのは鶏肉の方だな。でも私は味としては豚肉が一番好きです。食べ物の話はほんとおもしろいな~~~!!!!
0投稿日: 2021.10.12
powered by ブクログまず装幀がめちゃくちゃかわいい。 そんな単純な理由で手に取りました。 お肉をテーマに紡がれる連作短編集。 表紙のぶたさんに書いてある番号、それぞれのお話でキーになるお肉の部位です(笑) 好きだったのは2本目に収録の「アメリカ人の王様」。 「僕」と性格が正反対の婚約者、その強烈な父親とのツーショット。これから義父になろうとする相手との会話の攻防の中で、 「義父(予定)」、「義父(確定寄り)」と、かっこの中で義父との距離が開いたり、縮まりかけたり、また開いたり(笑) 入り込んでいくうちに、にやにやせずにはいられませんでした。 でもなんだか他人事ではないような気もしてしまいす...。 やはり母娘、女性陣の懐の深さには勝てないのかもしれません。笑 鶏小説集もあるのでおすすめですよ!!
0投稿日: 2021.05.22
powered by ブクログこう言う感じなのね!? っていう肉食男子。いや、肉食は勘弁男子やら、肉食系女子とお付き合いする男子やらとにかく肉にまつわりつつストーリーが展開する短編集。 どのストーリーも共感できそうな出来なさそうな、ファンタジーのようなそうでもないような。笑笑 恋愛小説のようなそうでもないような。 この絶妙に人間関係が肉に調理されてる様子は、見て楽しむご馳走のようです。笑笑 短編なので、途中途中味が変わるのも楽しめる。読みやすいので、吉牛くらいの気持ちで入れます。
2投稿日: 2021.03.31
powered by ブクログ豚肉の部位をテーマに様々な男達が繰り出す彩りのある、そしていい味がする短編小説だった。どうしようもないお父さんから、エロティッシュな小学生まで幅広い内容で肉を食べるように最後まで飽きなかった。
0投稿日: 2021.02.09
powered by ブクログちょっとひねくれ気味の男のひと(男の子も!)が主人公の短編集。 見た目(タイトルとか表紙のイラスト)から想像するより、心の琴線に触れまくりです。 わざとグルメ小説っぽくして、期待を裏切らせたのかな? とにかく、お上手でした。 ああ、わかるなっていう、生きていく上でどうしても経験してしまう“みじめさ”とか“胸きゅん”とか、そういうのがぎゅぎゅっと生絞り。
0投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログ長い人生、時には自分の中で折り合いをつけてやっていかなくちゃいけないことなんていっぱいある。そんな時にでも、相手を理解しようとする器の大きさが欲しいし、それを前向きに楽しもうとする姿勢があれば尚良し。他人はみんな、どこかの国の王子様かお姫様と思えれば。
0投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログ出てくる料理があんまり美味しそうに見えない…ˊᵕˋ ; 個人的に、『鶏小説集』の方が共感できる部分が多かった…かな?
0投稿日: 2020.10.22
powered by ブクログ心温まる短編集のかたまり。 こんなハートウォーミング。 ずるい。。 文章化しない。 あえて語らない文章の使い方が秀逸。
3投稿日: 2020.08.17
powered by ブクログ豚の部位に応じた料理が毎話出てきますが、人間模様を主軸とした短編集かな。 冒頭の「武闘派の爪先」では豚足が出てきます。私も主人公同様どうも苦手なので、どういったところがダメなのか共感できましたね。話の内容はかなりブラック… 個人的には「肩の荷(+9)」が好みでほっこりしました。
1投稿日: 2020.08.14
powered by ブクログ2020/7/2読了 お肉をテーマにした短編集。美味しそうな料理に期待しながら読んだらちょっと違ったかなぁ。 紹介文にの「魚のヒレ」の話が読みたくて購入したが、それ以外の話も面白かった。(でも、魚のヒレが一番面白かったなぁ) 小学生、中学生、中年など幅広い年代の男の子が主役となつていたが、特に小中学校の時の反抗期は読んでいて胸が苦しくなった。こんな時もあったなぁと…。 心温まるような良い話が多く、あっさりと読むことができた。
0投稿日: 2020.07.02
powered by ブクログ豚肉をテーマにするという斬新な短編集。 食に対する個人的なこだわりや記憶の数々は、同意できなくても理解できるものが多く、面白く読むことができました。 少しシニカルだったりセクシーだったり、普段の坂木作品とは少し違うテイストが新鮮でした。
1投稿日: 2019.11.29
powered by ブクログ坂木先生。本当に面白いです。 肉が出てくる短編小冊。一つ一つ面白くてまた暖かい。読んでいて最後ににこっとなるそんな短編。 すっごくおもろー。 ただ、連続短編や長編と違うので、読みやすい反面もっと深く読みたい!!って感じます。 とにかくおもろー。再読はずっと先。たぶん。
0投稿日: 2019.10.17
powered by ブクログ豚肉を織り込んだ、6人の男性のお話。 6人は、年代も個性もいろいろ。豚肉も部位により、個性いろいろ、料理法もいろいろだものね。 私は女性なので、これは私的にはなし、これはわかるなぁとか、思いながら読了。 一番お会いしてみたいのは、脇役だけど、「アメリカ人の王様」に出てくる、加賀の城下町で暮らしていた主人公のおじいさま。ちょっと難しいとこがあるかも知れないけど、素敵な老紳士であること、間違いなし。
0投稿日: 2019.08.24
powered by ブクログ2019年、20冊目は、坂木司の短編集。六編収録。肉小説集ですが、より具体的には、豚肉小説集です。 今回は、部位と料理を添えた一言感想を。 武闘派の爪先:豚足、スライスと沖縄おでん コレがツカミなの?何かズレまくった主人公の、どこまでも的外れな、ドタバタ系ヴァイオレンス喜劇。 アメリカ人の王様:ロース、トンカツ コレは大真面目に喜劇。オチはホッコリ系。自分、揚げたてのトンカツは、辛子だけで食べますが……。 君の好きなバラ:バラ、角煮+豚バラ炒め+豚バラキムチ炒め 坂木司が描く、厨二病。理想(妄想)と現実。 肩の荷(+9):肩肉、バーベキュー料理・カレー他 タイトルが凝ってる(最初気付かなかったけど)。上手くまとめて、最後オトすトコも好き。 魚のヒレ:ヒレ、豚ヒレ肉のトマトソース煮込みピザ風 言葉遊びの与太話。それを軽妙なタッチで読ませちゃう。ラストはベタな終わり方だが、洒落てる。 ほんの一部:腿肉、ハムサンド 主人公は小学六年生。厨二病の手前のこの感じ。甘酸っぱい、エロス展開。自分には、甘酸っぱ過ぎなトコあるが、匙加減が絶妙。 あくまでも、美味しい肉料理がメインの話達ではない。出てくる料理が、美味しそぅだとは限らない。それでも、それが日常。好みのモノが、毎日食卓に並ぶ訳でもなければ、食の好みが合わない上司、先輩との会食もある。それらも含めて、上手いこと調理されている。 六編それぞれ、年代の異なる男性主人公で描かれているからか飽きはこないし、各話の言葉のチョイス、会話回し、テンポ感も自分の好みのタイプ。それでも全体評価が伸び悩んだのは、隙間読書用でも良かったかな?と、突き抜けるインパクトを残せるモノがなかったという点。
0投稿日: 2019.07.31
powered by ブクログ「肉」および肉料理と、ぱっとしない男、 が二大テーマの短編集。 肉料理も、登場するものは「おいしくない」もの多し(^ ^; ゆえに「グルメ小説」ではない。絶対に(^ ^; 特に連作になっているわけではなく、 一作ごとのテーマもシチュエーションもバラマラ。 でも坂木氏の軽妙な文章による統一感はあり、 圧倒的リーダビリティで一気に読了(^ ^ 最後に収録された作品は、とても官能的。 小学生が主役で、直接的なエロは登場しないが、 それでも「背徳的なエロス」に満ちあふれている。 解説にある「そう言えば性欲のことを肉欲とも言う」 の一文に納得。「肉」小説という時点で、 性的なニュアンスを内包していたのか... と思うと、一作目の「武闘派」の話は 全くもってエロとは無縁のスラップスティック(^ ^ 作者の奥行きの深さに舌を巻くばかりである(^ ^
0投稿日: 2019.03.29
powered by ブクログ短編集だが、どれもストーリーが似ていなく、そこが良い。共通点は、物語のバイプレーヤーに必ず肉料理があることのみ。タイトルに惹かれて読んだだけだが、大当たりだった。
0投稿日: 2019.01.07
powered by ブクログ最初の短編、結局どうなっちゃうのか気になる。コメディタッチの話なのでさくさく読めてよかった、頭使いたくない(けど本よみたい)って時に読むと楽しめるかなあ
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「肉小説集」という名前ですが美味しそうな料理が出てくることはなく、それどころかマイナスイメージが付きそうな描写もあります。さすが坂木司。
0投稿日: 2018.09.08
powered by ブクログ料理がテーマの作品で、その料理が食べたくなくなるというのは、なかなか希少な経験でした……面白くないわけではないのですが、登場人物の誰にも共感できなかったのと、読んでいて胸やけがしてきたのでこの評価; 白米とお新香が恋しくなりました(笑)
0投稿日: 2018.02.02
powered by ブクログ肉と男性をテーマにした短編集。1話目だけちょっと怖い終わり方ながら、それ以外はさっぱりしだ読後感。脂っこいもの好き家族と結婚する、アッサリ好きデザイナーの話が一番面白かったかな。
0投稿日: 2018.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
和菓子のアン以来の坂木司さんだけど、すごく読みやすくて面白かった〜〜! 本屋さんでなんとなく惹かれてかったけど、あたりでした。 和菓子のアンみたいにほんわかしてる話だと思ったら、最初の話でまんまと裏切られる! 読んだらお腹が空く短編集だと思ったけどまったくそんなことなく、むしろ不味そうでそそられない(笑) 武闘派の爪先とアメリカ人の王様がすっごい好きだな〜 君の好きなバラは仄暗い! 肩の荷(+9)はハッピーエンドでほっとした(笑) 魚のヒレもほのぼの。失恋した後にすぐ次の人が現れるのいいな。 ほんの一部はなんか耽美でした。エロい。タイトルが繋がると一気に耽美さが増す。 あー面白かった!鶏小説も文庫化されたら買おう! 2018.01.06
0投稿日: 2018.01.07
powered by ブクログ共感できない ウヘェ(´Д`) なのに読み進めてしまう。 面白さは共感のみではない。 すごくいい。好き。 肉も人もw
0投稿日: 2017.12.26
powered by ブクログあらすじ(背表紙より) 凡庸を嫌い「上品」を好むデザイナーの僕。何もかも自分と正反対な婚約者には、さらに強烈な父親がいて―。(「アメリカ人の王様」)サークルで憧れの先輩と部屋で2人きり。「やりたいなら面白い話をして」と言われた俺は、祖父直伝のホラ話の数々を必死で始めるが…。(「魚のヒレ」)不器用でままならない人生の瞬間を、肉の部位とそれぞれの料理で彩った、妙味あふれる傑作短篇集。
0投稿日: 2017.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
肉を前にして人は冷静にはいられない。だからドラマが生まれる。肉欲は、ぬめりと生温かさのある物語を生む。 肉って食べると、自分の体の一部になるって感じがある。そういう、カニバリズム的発想にはエロスとか罪悪感とか、そういうネガティブな感情がかかわってきて、だから古来から物語のモチーフとして用いられる。 でも現代のぬるま湯のようにゆとりあふれる日本では、ゆるい肉欲の小説が生まれる。そんな感じ。 ① 豚足の話 豚足のグロテスクさにピッタリのグロテスクな話 ② ロースとんかつの話 とんかつはソースで食べるほうがうまい!いや、塩で食べるのが至高である!そういう濃い味と薄味のイデオロギー闘争が肉料理にはある。そういう人間関係のはなし。味付けって、人間性出るよね。 ③ 角煮の話 井の中の蛙が悶々とする物語。硬くて薄いバラ肉の炒め物に辟易する中学生は世の中にうんざりしてる。それは自分にうんざりしてるってことなんだろうな。若者よ。角煮のように箸で崩れるくらい柔らかい心を持てるようになるといいな。 ④ 肩ブロックの話 中年になり切れないおっさんの苦悩。上司としてうまく振舞えない、老いてきた体にイラつく、なんだかなぁ。豚の肩肉は一番動く赤身だから筋張っている。マジメなおじさんに似ているね。圧力なべで煮込めばおいしくなるよ。 ⑤ ヒレ肉の話 えろい。ダジャレの嵐。でも、肉欲って感じで一番肉小説だなって思う。粋だねぇ。 ヒレ肉ってのは腰のお肉。腰の肉付き…。えろい。 でもさ、この面白い青年ってのは、おじさんに寄りかかるタイプの女には…。僕としては、甘酸っぱい小説に見えて、血なまぐさい物語だなって思った。K血のにおいがする。 ⑥ もも肉のハムの話 人間みんな「君の膵臓を食べたい」と思っているのかもしれない。いや、うそ。 でも、食べたものは自分の体の一部となるということは事実である。だから、君を手に入れたい、独占したい、そういう時、人は肉を欲する…。 「打ち上げ花火、横から見るか、下から見るか」そういう作品と同じ、何にも知らない子供だからこそ味わえる、頭で理解できないドキドキのおはなし。
0投稿日: 2017.12.02
powered by ブクログさまざまな人生の瞬間を、豚肉の部位と料理で綴る肉汁あふれる短編集。 工夫がなされているのはよく分かるが、登場する料理が何とも美味しそうに感じない。折角の企画モノなので、食欲をそそるようなのを読みたかった。
0投稿日: 2017.11.25
powered by ブクログ肉をテーマにした短編集。 最初の頃に出て来る短編の主人公は、独りよがりで、好きになれないし、結構嫌な気分にもなるけど、作品を読み終わった時には、何だか優しい気持ちになれるから、不思議… タイトルが「肉小説集」だから、いろいろな肉が出て来るのかと思ったら、豚肉のみ。あとがきによると、作者が関東人だから「肉=豚肉」なのだそう。確かに、同じ関東人の私も豚肉のイメージが強い。登場する料理は、凝った物もほとんどなく、実際に作ってみたくなる作品。
2投稿日: 2017.11.11
powered by ブクログ初坂木。タイトルからして美味しい料理が出てくるであろうと思い、買ったんだが——不味そうでイマイチ。ただ最後の“ほんの一部”のエロさで、評価(多少)回復w 星二つ半。
0投稿日: 2017.11.05
powered by ブクログ今回の短編集は、最初は「ナンジャコリャ」 なんて思いながら読んでいたけど クスッと笑えて、他にはない肉料理だった
0投稿日: 2017.11.05
powered by ブクログお仕事小説シリーズは面白いのに、この小説集は苦手です。特に一話めが無理でした。食べ物小説は食べたいと思わせてなんぼじゃないのか、と思ってるので、奇をてらったものは苦手です。
1投稿日: 2017.11.03
powered by ブクログ視点がすごいというか自分には気付きそうにないところばかりでいつも感心する。基本、氏の作品は読後はチョットシアワセな気分になる。
0投稿日: 2017.10.24
powered by ブクログ肉、がテーマの短編集。 語り口は全て男性で、小学生男児から40代後半男性まで幅広いけれど、みんな一癖ヒネたところがあってかわいい。 肉食女子とも違う、ガツガツしたザ・男性とも違う。だけどどこか非現実的なエロティックさがあってそわそわする。
0投稿日: 2017.10.23
powered by ブクログ豚の部位を目次に始まる肉と男の話。 肉小説集と言うからにはさぞかし美味しい料理が出てくるのだろう、と思ったら、 初っ端からマズいって言っててウケました。 グルメ小説ではなくやっぱり青春だなぁと。 (あ、1話目は違うか?) 30代会社員から40代中間管理職、 男子中学男子生に小学生。 あらゆる男たちが鮮やかにかき分けられてて、 流石だなぁ。
2投稿日: 2017.10.18
